絵を買い焼肉を食べる

親戚に北川純という画家がいるので、絵を書いてもらう。
週末に絵をピックアップした後、近所の焼肉屋で会食。

9、10日は、両方鎌倉を散策。
裏山を10Km、15Kmと歩いた(運動した)ので、焼肉を食べてもよいか、と割り切る。

北川君と僕は、幼い頃、比較的近所に住んでいたので、当時はそれなりによく遊んだが、二人で飲むのは初めてだ。
僕と彼とは、仕事、生活している場所がまったく違うので、話を聞いていると興味深い。
また、子供時代の色々な事を思い出した。
僕は、遊びに行っても、他の子供とは遊ばず、押し入れに入って、ずっと彼の家の本を読んでいた様だ。
変わった子だなあ、と思われていたとか。
確かに、子供の頃から本を読むのが大好きで、友人の家に行っても、そこの本を読みたくて仕方がなかった。本を読むのは昔の方が好きだったかも。
本を読むと、その世界に引き込まれる様に感じたものだ。
すっかり忘れていた事を思い出した。

香港投資ガイド発売

2月14日に、明日香出版からシンガポールと香港のことがマンガで3時間でわかる本が出版されます。
僕は後半部分(香港のパート)担当。
タイトルからも分かるように、完全な初心者向けの書籍で、出版社からの依頼も、「香港返還後、中国との間にボーダーがなくなったのではないかとか、香港ドルではなく人民元が流通しているのではないかとか思っている方を想定して書いてください」というもの。
通常の僕の本とは読者層が完全に違う。
その分、間口は広いので、「香港、シンガポールの事は良く知らないが・・・」という方は是非ご一読を。
経済動向、税制、会社設立制度なども、簡単に、エッセンスを書いています。

さて、これから、中国外貨管理マニュアルの改訂作業に力を入れねば。

アジアの風収録・鎌倉散策

9日(土)は、朝9時過ぎから、BSジャパン「アジアの風」の収録。
10日前(1月29日)には、プラスティック素材の香港・中国展開に関する収録を行ったが、今度は、漆。
前回と比べて、商材的に、判断がなかなか難しい。
事前準備のために、香港(僕自身)、上海・広州(部下経由)でヒアリングをしたが、上海・広州の調査で少々問題が発生。
漆の中国での認知度、ステイタス、将来性を調査する様依頼したのだが、中国語では、漆と通常の塗料の区別があいまいだ。
油漆(ペンキ)、噴漆(ラッカー塗装)など、漆という字が、塗料一般として使われる。
今回の商材であるUV漆と、同じ漢字を使用する商品が中国にあるが、意味するものは全く違う。
この様な誤解に基づく回答が含まれているので、それを調整・排除していかなくてはならず、時間の制約(準備期間は2日間程度)がある中、手間取った。
同じ漢字を使う国であるが故に、こういった誤解が起こり得る。

収録に3時間程度を要したが、12時過ぎには終了。
急ぎの仕事は終わらせたし、9~11日は、日本、中国本土、香港が全て休日という、稀有の3日間。
疲れもたまっているので、仕事は切り上げ、鎌倉を散策する事にした。
鎌倉を3時間ほど散歩。
そして、鎌倉宮の休憩所で、おでんとビールを頼む。
3連休の割には、それほど人が出ておらず、のんびりと街を楽しめた。
疲れが癒されるひと時。

都内で仕事(辻・丸紅元社長と会食)

8日(金)は、旧正前の最後の営業日(仕事納め)。
9日(土)の午前中に、BSジャパン「アジアの風」の収録が有るので、8日の午前中には、スコアシートを出さなくてはならない。
ただ、「漆」という難しい商材なので、かなり頭を悩ませ、2時間がかりでまとめ上げる。

その後、都内で面談数件。
丸の内、日本橋、秋葉原と訪問する。
秋葉原に行くのは数年ぶりだが、学生服やメイド姿のビラ配りがたくさんいるので驚く。
寒風吹きすさぶ中、あの恰好ではさぞかし寒かろう。

夜は、辻・丸紅元社長に会食をお誘い頂いたので、秋葉原でも面談が終わると人形町に。
人形町で食事をするのは初めてだが、風情がある街だ。
美味しいふぐを食べながら、ビジネス談義を拝聴する。
人格的にも経営者としても、本当に立派な方で、何度お会いしても、色々な事を学ぶ気がする。
丸紅を退職しても、こんな風に交流を持たせて頂いているというのは、本当に幸運な事だと思う。

外貨管理マニュアル改定

日本到着。
明日の講演会は問題なく対応できる。
一安心。

今日のJAL便(満員)では、搭乗後、1時間眠り、あとはずっと、外貨管理マニュアルの改訂作業をしていた。
現在出版されている外貨管理マニュアルは100個のQ&Aで構成されいるが、この数は固定する予定。
重複している部分もあるので、これを削れば問題なく調整できる。
ただ、全文修正があまりに多く、改定というよりは、書き直しに近い状況。
機内で食事もとらずに、一心不乱に執筆していたけれど、4個進んだだけ。
中国の外貨管理の流れの速さを実感する。
辛いが、2月中には、何とか原稿を仕上げたい。
今週末が勝負だ。

暑い香港から降雪の日本に

一昨日の夕方6時に上海から香港に到着。
本日午後16時の飛行機で東京に移動。
48時間以内に、気温2~3度の上海から、25度の香港に(香港は暑くて冷房が必要)。
そして、香港から雪の降る東京へという移動なので、体がおかしくなりそうだ。
ただ、明日横浜で講演会なので、今日の飛行機が飛ばないと大変な事になる。
ドキドキしていたが、先ずは、無事チェックインができたので、ひとまず安心だ。
本当は、講演会の前々日(昨日)に日本に移動している事が望ましかったが、香港での業務の関係上、このタイミングしか移動できなかった。
今日は、大事を取って(キャンセル、ディレイが有った時に、対応ができるように)2時間半前に空港に到着していたので、先ずは、ラウンジで仕事する事にする。
マルコポーロ(キャセイ)のゴールドカードなら、JALに乗る時でも、キャセイのラウンジが使えると教えてもらったので、今回はJALだがキャセイラウンジを使用。
香港のキャセイラウンジ(特に、改装した、1番ゲート付近のラウンジ)は大変すばらしい。
キャパも広いし、麺、点心、フルーツ、サンドウィッチ等が充実している(羽田、成田のJALラウンジも立派だと思うが、香港ではやはりキャセイだ)。
空港に到着する前に、軽く食事をしてしまっていたので、取りあえずは、スパークリングワインと軽いサンドウィッチを出してもらう。
搭乗前まで仕事だ。

うな丼と麦焼酎

数日間、ともかく忙しくて、仕事をしながら食べられるカップ麺やハンバーガーばかり食べていたが、昨日(土曜日)の夕方6時に手持ちの仕事が殆ど片付いたので、「いば昇」に鰻を食べに行く。
実は、鰻自体にあまり興味はないのだが、以前、美味しいという人がいたので、興味は持っていた。
肝焼き、うな丼等を食べる。
ここ数日、粗食続きだった事もあるかもしれないが、たいそう美味しく満足する。
久々に美味しいものを食べた!という感じだ。

日本酒は丁度良い銘柄が無かったので、しばし考えた結果、玄海をボトルで注文する。
焼酎、特に麦焼酎は本来飲めないのだが、大学時代に、玄海をよくコンビニで買って飲んでいたのを思い出し、注文してみる。
不思議と(僕が焼酎を飲めない割には)抵抗が無く、美味しく飲んだ。
つかの間幸せなひと時であった。

常駐代表処という組織

クライアント様の質問に対応しつつ、講演会のレジュメ作成に追われるここ数日間。
昨日は、2月7日のチェイスチャイナの講演会のレジュメの作成をやっとの事で終わらせる。
現時点で、今年の上半期で、以下の通り10件の講演会(ジェトロの講演会は、1日2本x2日なので、それを考慮すれば12件)の講演会が決まっているが、まだ増えるはずだ。
講演会は、中国ビジネスをしている方の声を直接聞けるチャンスでもあり、非常に重要な機会。
ご依頼があれば、前向に対応したいと考えている。

<現時点で決まっている講演会>
2月7日(チェイスチャイナ・横浜)、13日(日中投促・東京)、23日(蘇州日本商工会)、3月1、4日(ジェトロ・東京)、7日(商工中金・上海)、5月16日(日経新聞・東京)、21、22(MCH自社主催・香港、広州)、6月20日(みずほ総研・東京)

話変わって、常駐代表処という組織に付いて思う事。
常駐代表処というのは、日本でいうところの駐在員事務所だ。
営業行為ができないので、日本人の感覚では、現地法人より格下という意識が強く、丸紅在籍時代も、常駐代表処から現地法人への格上げ(逆は格下げ)という表現を、当たり前のように使っていた。
現地法人を駐在員事務所に格下げすると、スタッフのモチベーションが下がる懸念がある、と心配する人が多かったし、僕も、丸紅厦門会社を厦門駐在員事務所に組織変更した時(兼任ベースで主管者をしていた)、「社長から所長に格下げになってしまったよ」と感じたものだ。
ただ、何人かの中国人の方の意見を聞くと、中国での受け止め方は、必ずしもそうでないようだ。
というのは、「常駐代表処は本社直結組織だが、現地法人は子会社に過ぎないので、当然、常駐代表処の方が各上というイメージ」と発言する人が多いため。
感性は人それぞれだろうが、こういう考え方もあるのか、とちょっと驚いた。

因みに、中国で常駐代表処を作るのは難しい(難しくなってきている)という噂もあるようだが、どうしてこんな噂が流れたのだろう。
規制業種は常駐代表処を作る事も難しい場合が有るが、これは、現地法人でも同じこと。
メーカーや商社等の常駐代表処開設は問題ないし、僕の会社自身、ここ数か月でも、常駐代表処の開設をお手伝いした実績は何件もある。
ただ、2010年から、規模的な制限はつけられている(外国企業の常駐代表機構の管理の一層の強化に関する通知、工商外企字[2010]4号)。
常駐代表処に駐在する外国人は、代表登記証を元に、居住許可を取得する。
従来は、この人数に制限はなかったが、2010年から4人以内に制限されてしまった。
つまり、駐在員は4人以内とする事が強制された訳だ。
開設地域の立場からすれば、常駐代表処は税金(企業所得税、流通税)が取れない、若しくは、経費課税方式で、少額の税金が取れる程度。
「規模がそこそこ大きくなってきたら、(税収に繋がる)現地法人にしなさい」という実利から来た規制であろう。

大学時代の公園ビール

一昨日、上海に移動したが、昨日・今日は忙しく、昼・夜、仕事しながらカップ麺、マクドナルドを食べる、という状況だった。
ちょっとわびしい気分になってしまったので、明日は良いものを食べに行こう。
ただ、マクドナルドを食べていると、ふと、大学時代を思い出した。
大学4年生の頃、ゼミが終わると、仲間とビア樽&ハンバーガー各自一個を買って、公園にしゃがみ込んで、延々とバカ話をしていた事がある。
ゼミが終わってどこに行くかは、一番所持金が少ない人間の懐次第となっていたが、いつも金に困っている友人が数名いたので、基本的には安い居酒屋。
特に、金が無い状況の人間がいると、公園でビールという事になるのであった。
今だと侘しかろうが、大学時代は、そんな酒でも楽しかった。
2時間でも3時間でも、延々と話し込んでいたものだ。
あれが若さというものだったのだろうな。
思い出すと懐かしい。

アジアの風放映日・園区遊補足

数日前に収録した、BSジャパンアジアの風の放送日は、2月16日(土)との連絡があった。
今回は早い(防音材の様に、収録後数か月かかったものもあるので)。

話変わって、昨日書いた保税物流園区遊の原稿が、何故か、途中で消えてしまっていた。
不思議だ。
という訳で、以下、補足。

保税物流園区遊は、非居住者が中国国内商流に関与できる例外的な方法だが、写真を見ても分かる様に、トラックが狭い場所に入って出るだけで、原則不可の非居住者の中国国内商流が、可能になってしまうのは、感覚的に割り切れない、という意見を持たれがちである。
では、この取引は合法か(白、黒、グレーの何れか)と言うと、白(合法的)であり、却って、税関は、保税物流園区の活用を奨励している。
何故かと言うと、香港、外国に輸出してから再輸入すると、輸出価格と再輸入価格を税関がマッチングする事ができず、アンダーバリューの管理がしにくいが、保税物流園区遊だと、入区価格と出区価格を管理できるので、この様な問題を回避できるためだ。
そのため、保税物流園区遊を行う場合、(価格を変える事はできるが)入区価格>出区価格となるような価格設定は、原則として認められない。

では、保税物流園区の中で、非居住者が売買をする場合(複数の非居住者が所有権移転をする場合が有る)企業所得税は課税されないのか、というご質問を受ける事がある。
つまり、中国の保税物流園区遊で、日本企業Aが、100で引き取った貨物を120で売れば、20の売買益生じるが、これに対する課税は行われないのか、という点である。
この課税の有無は、PE(恒久的施設)認定の問題である。
日中租税条約第5条には、日本企業の中国内での、単純な商品の保管引き渡し(更に、そのための商品と保管、設備の使用)は、PE認定を受けない事が規定されている。
同じく第7条には、日本企業の事業所得は、中国にPEが無ければ課税されないという原則(PE無ければ課税なし)が定められているので、原則は、企業所得税課税を受けない事になる。
つまり、PE認定されれば売買益に対して課税されるが、PE認定を受けなければ、企業所得税課税は受けない事になる。
細かい注意点はあるのだが、長くなるので、ご興味がある方は、弊著中国におけるPE課税の理論と実務を一読下さい。



一方、租税条約非締結国の企業が園区遊を行う場合、理論的には課税の懸念はあるのだが、実務上、少なくとも現時点では、課税された実例は聞いていない。
やはり、保税区・保税物流園区は、この様なオペレーションの誘致のために設置した施設であり、ここでPE認定をすれば、誰も使わなくなる。
この様な実情が、関係しているのであろうか。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ