若手時代に心掛けた事

先日(人生相談はしないけれど)の続きだが、若手の頃に何をすべきか。専門性を付けるべきか、幅広く業務をすべきか。という質問を受けての僕のコメント(経験談)。

確かに経験は重要で、経験が土台になって、そこから自分の仕事の軸を作っていく。
僕の場合は、経理・税務を軸に、その他の部分に広げていった。
ただ、狙ってその経験を積む場合もあるだろうし、僕の様に、社命でその仕事に着き、最初は嫌だったが、結果それが正解だったという場合もある。
そんな訳で、何が正解だったかというのは、後から分るものなので、若いうちは、焦るだけ焦って突っ走ればよい。
現実は、それだけ焦って、やっと自分の夢に追いつく感じで、最初からペースをコントロールしたら、絶対に間に合わない。

また、昨日の話(覚悟を見せる事)に繋がるが、人より一歩努力する事だ。
若手時代を思い出すと、配属当時、誰も仕事を教えてくれないので、本を読み、それだけでは、社内ノウハウが分らないので、休日出社して人が個人で作ったマニュアルを盗み読んだ(この行為の良し悪しはさておき)。
いままで配属された課の過去ファイルは、どこでも膨大な量になるが、可能な限り全て読んだ。
これは過去十数年の経験の蓄積なので、即効性のある知識になったし、その時得た知識は、いまだに役立っている。
そして、社内でも、人に相談する時、教えを乞う時は、電話で済まさず足を運んで聞きに行った。
(嫌われない限り)しょっちゅう顔を出す人間には親近感がわくし、電話やE-mailなら必要最低限の事しか教えなくても、わざわざ足を運べば、それ以上の事を教えてくれる。
この少しの差の積み重ねが、人間関係・信頼関係の構築にも、知識の集積にも役に立つ。
前に上司から、水野は隣のデスクの人間にもE-mailを打つからなあ、と言われた事があるが、これは、指示を出した(受けた)時間とその内容を、明確に記録に残すためであり、その様なE-mailを打つ以前には、しっかり顔を見て話をする。
使い分けの問題だ。

これは、大局的な話ではなく、日頃の心がけというところだが、少なくとも、日頃の行動でも、他の人間とちょっと違う、と思わせる努力をすべきであろう。

そんな話をしたのであった。

外貨管理講演会のお知らせ

今年8月1日より、貨物代金決済ルールが根本的に変更される事になります。
これは、輸出核銷制度の廃止、という形で報道されたのですが(国家外貨管理局公告2012年第1号・匯発[2012]38号)、実際には、現在の貨物代金決済のルール、更には、ユーザンス、前受・前払いに関するルールを、根本的に変える大改革です。
これにより、貨物代金決済方法、クレーム金の支払い、三国間取引、ユーザンス・前受前払い、増値税の輸出還付方法などが、大きく変わる事になります。
また、クロスボーダー人民元決済の制度も大きく変化(法整備、規制緩和等)しており、先月には、海外からの人民元貸し付けに関する制度が公布されました。

7月31日(火)に、企業研究会主催で、外貨管理セミナーを開催しますが(東京・青山アイビーホール)、丁度のタイミングで、これらの大きな変革が打ち出されましたので、元の講演内容を変更して(元の講演内容に、今回の変革をを織り込んで)解説したいと思います。

詳細・お申し込みはこちらです


<元の講演内容>

1. 輸出入・国内取引上の外貨決済と注意点
  1.貨物代金決済の原則(真実性の確認と外貨核銷手続)  
  2.輸入核銷手続の変更
  3.クレーム代金の支払と輸出入代金の受け払いに過不足が生じた場合の処理
  4.債権債務の相殺
  5.三国間取引に関わる代金決済

2. ユーザンス、前受・前払取引制限
  1.輸出ユーザンス  
  2.輸入ユーザンス 
  3.輸出代金前受け金
  4.輸入代金前払金

3. 配当・フィー・ロイヤルティ送金の手続
  1.配当金の対外送金(外資企業・内資企業) 
  2.コンサルティングフィー、技術指導料の対外送金
  3.ロイヤルティ等(無形資産の譲渡・使用対価)の対外送金
  4.コミッションの対外送金
  5.非貿易項目の対外送金に関わる税務許可

4. 人件費送金とP/E認定
  1.中国内の外貨給与受け取り可否
  2.日本で払われる給与の精算
  3.国際間の人件費の送金とP/E認定の関係
  4.国際間の立替金決済の規制緩和

5.人民元対外決済試行措置の現状
  1.人民元対外決済の状況                     
  2.人民元建てユーザンス取引と総量規制の関係       
  3.非居住者の人民元口座開設       
  4.人民元による対中投資
  5.国際間の人民元建て融資

会場:アイビーホール(東京・表参道)
聴講料:
企業研究会会員31,500円(本体 30,000 円)一般:34,650円(本体 33,000円)

人生相談はしないけれど

最近、若手から、人生や仕事の仕方、起業・会社経営に付いて質問、アドヴァイス願を受ける事が多いが、これには、「アドヴァイスはないけど、僕の経験談と考え方なら話しましょう」と言って応じている。
僕のやっているビジネスコンサルティングは、法律と実務で、何が正しいか、何が正しくないかが自ずと決まってくるのに対し、人生というのは、明確な回答(正解)は無く、僕の回答が適切である保証はない。
だから僕の話の中から、聞き手が必要と思う部分だけを選んで参考にすればいいし、仮に、全部自分に合わない様であれば、切り捨てればいいだけだ。
そして、切り捨てたとしても、数十年後に、自分で経験した結果、「あの時、水野が言っていたのは、そういう事だったのか」と分る時もある。
人生の回答というのは、自分でもがきながら探していくしかない。
年長者が、高圧的に指示したり、方向づけたりするものではない。

最近、起業の時期(何歳ごろに起業すべきか)に付いて質問され、「最初の一年は、爆発的なパワーがいる。それに負けない意思と体力を持つことが大切。それが持てるのであれば、起業に年齢は関係ないと思う」と回答した。
僕の場合、起業して最初の4か月間は僕一人だけだったので、半年間、コンサルティングは当たり前として、講演会、面談、契約書の作成、請求書の作成、封筒のあて名書き、郵便局での投函、経理記帳、出納管理など、全てを僕が一人でやった。
半年後には、顧問先が50~60社になっていたので、一番大変な時は、2~3時間の睡眠が5日間続いて、激しい頭痛がする中、片手で頭を押さえながら、深夜に仕事をしていた事があった。
また、最初の2か月間は収入が無かったし、部下の受け入れはコミットしていたので、資金面でのプレッシャーも大変だった。
こんな話は、起業した人間は誰でも経験する事で、そんなプレッシャーや物理的な忙しさを、意地ではねのけ、ねじ伏せていく覚悟が必要になる。
勿論、これは、起業に拘らず、会社員でも同じ事で、人は、相手に覚悟を見る事で、信頼するし、一緒に仕事をしようと思うものだ。
僕が大会社の社員でありながら、コンサルティングを行っていた時、自分では十分な覚悟と責任感を持ってやっているつもりであったが、やはり、安定収入がある事に対して甘えがあったのだろう。
起業後、(今では)顧問先が前よりも増え、クライアント・提携先の方々だけでなく、前の職場も応援してくれるのは、会社を辞めて(安定収入を捨てて)も、筋を通したところに、覚悟を感じ取ってくれた、というのが一つの要素かもしれない。

よく働いた休日

昨日は、若干風邪気味(前夜寝る時クーラーをきかせすぎた)の為、仕事が終わると、オフィスの近くのBarバトラーに行き(夜7時半頃)、2杯飲んで帰宅。
体調が思わしくないので、早々に寝た。

そうすると、今日は、休日なのに、朝6時に目が覚めたので、7時から仕事。
E-mailを整理し、NNAの連載原稿2回分執筆。
貨物代金決済改革、クロスボーダー人民元融資の規制、増値税輸出還付規制の変更等、久々にネタはたくさんあるので、その意味では助かる。

これから顧客と会食。
と言っても、丸紅時代のきやすい人間なので、友達飲みの延長だが。

では、そんな事で・・・

外高橋保税区と講演会

8月2日(木)、久々に外高橋保税区(上海総合保税区)と講演会を開催します。
定員は300名。
無料講演会ですので、是非お越しください。

外高橋保税区の税関、検疫局、保税区管理委員会なども参加し、最近の、通関・検疫・貿易等の状況に付いて解説します。
また、僕は、政府発表の解説、最新の、税務・外貨管理動向などに付いても、質問に回答する形で解説する予定です。

【開催時間】2012年8月2日 午後1:30~4:30 (12:45受付開始)
【開催場所】上海国際会議中心(濱江大道2727号)
【講演者】
上海総合保税区管理委員会、外高橋保税区税関、外高橋保税区検験検疫局、
外高橋国際貿易運営中心有限公司
水野コンサルタンシー(水野真澄)
英必諾企業管理諮詢上海有限公司
【使用言語】日本語、及び、中国語

【講演内容】
1.外高橋保税区の機能と活用方法(上海総合保税区管理委員会)
2.外高橋保税区に関する通関・検疫政策(外高橋保税区税関・検疫局)
3.国際貿易モデル地区建設と同地区の政策・機能(外高橋国際貿易運営中心有限公司)
4.Q&A質疑応答(外高橋政府各部門、水野真澄)
【参加費用】無料。
【申込方法】以下のアドレスに、E-mail、FAXでお申込み下さい。

✤ お問い合わせ: 上海市外高橋国際貿易営運中心有限公司 沈祎(中文)
薛松山(日本語対応可能)
✤ Tel: 50484313(中文) 50460656(日本語) Fax:51119702
E- mail: shenyi@itoc.com.cn(中文) xuesongshan@itoc.com.cn (日本語対応可能)
貴 社 名 WEB : http://
ご芳名(1)   E-mail:
会社TEL Fax No:
携帯TEL お役職:
ご芳名(2)   E-mail:
会社TEL Fax No:
携帯TEL お役職:

✤セミナー当日、講師がご質問に対し回答・解説致します。
テーマについてのご質問などございましたら、ご質問を記入ください
(当日時間の関係で回答できない場合は、後日の回答となります)。
質問:


深夜に香港到着

香港⇒上海⇒大阪⇒上海⇒香港と移動して、昨夜0時に香港到着。
大阪は、温泉のあるシティプラザホテルに泊まったので、温泉につかり、ジムで走り、のんびり過ごす事ができた。
ホテルの近くに弁当屋が2件あり、疲れていたので、これを持ち帰って夕食にしたりしたが、たまにはそういうのもよい。
また、まったく手が付けられていなかったPE本のゲラ構成も、やっと終わらせることができた。


そんな感じでの日本滞在で、疲れが取れてよかったが、次の上海では大忙しで、すっかり元に戻ってしまった。
2週間くらいまとめて休みを取らないと、本当の意味で疲れはとれないものだと実感。

話変わって、先日、広州でJETROの相談会をやっていた時に、「ブログでは、食事の話が続いたり、仕事の話が続いたりするのですが、何か、このタイミングでこれを書こうとか決めているのですか」というご質問を頂く。
実は、この様なテーマは無くて、ブログに関しては、完全に行き当たりばったりだ。
ただ、メンタルのブレというのは、誰しも必ずあるもので、それが、記事にも影響を与える。

では、どういう時がどうかというと、仕事の話などを書いている時は、比較的疲れている時、元気がない時、煮詰まっている時が多い。
一方、食事の話などを書いている時は、仕事が充実している時、気合が乗っている時が多い。

反対に思われるかもしれないが、元気がない時は、「自分が何食べようが、読者にとっては知ったこっちゃないよな」という様な気がしてしまい、中身のない話題を書くのをヘジテイトしてしまう。
気力が充実している時は、「面白かった事、美味しかったものを、他の人にも話したいな(そして、興味を持ってもらえるのではないかな)」という気になるものだ。

遊べるときは働けるとき。
という感じかな?

講演会前は9Kmのランニング

講演会のため大阪到着。
いつも宿泊するシティプラザホテルに宿泊。
小雨も降っているし、講演会準備もあるしで、外出する気にならなかったので、夜8時半まで仕事をして、あとは、ジム→大浴場→同じフロアの日本食という感じで移動。

最近、移動続きで、あまり運動ができておらず、走ったとしても5~6Kmという感じだったのが、9Km弱走ってしまった。
ジムのランニングマシンが、消費カロリーに相当する食べ物を表示する形式なのだが、選択が絶妙で、走っても走っても、ボリュームがある内容が表示されず、むきになって走ったため。
500mで飴玉一個はいいものの、2km走ってシシャモの塩焼き。ホットケーキ(ちょっと多そうな感じで喜ぶ)→チーズケーキ→ショートケーキと進み(増えているのか!?)、ビール→餃子→ラーメン。
8Kmのところで、ハムエッグトースト(朝食ではないか!)。
それからやっとロースカツが表示されたので、「次はなんだ。もう一息頑張ろう!」と走っていると、8.6Km地点でカレーライスになったので、がっくりして走るのをやめてしまった。

それはさておき、そのあと大浴場に行き、30分ほど使ってから食事。
のんびりビールを飲みながら、一人で食事というのも悪くない。

食事中、1年半前に食事をした時の写真が、ブラックベリーの中に残っていたのを偶然発券したが、たこぶつと小籠包が違うだけで、あとは同じものを食べていた。
人の思考というのは変わらないものだ。


最後にうどんを食べて〆。
講演会準備もできたし、運動もしたし。
それなりに充実した1日であった。

中国・ベトナムのM&Aと独禁法セミナー

一昨日(7月1日の日曜日)は、上海から香港に移動して、香港で打ち合わせ&会食。
昨日は、広州日帰り出張で、JETRO相談会5件。
今日は、午後3時半発の便で上海に移動して、空港からクライアントの方との宴席に直行。
という感じで、移動があまりに多くて、アタフタする数日間。
まあ、いつもながらと言えば、その通りであるが。
ただ、いろいろな方と会う事、話す事、食事をする事は、それだけで自分の世界を広げる事にもなる。
そんな訳で、時間の許す限り、たくさんの方とお会いしたいと思う。


さて、講演会の告知を1件。
7月24日(火)に、子会社(チェイスチャイナ)主催で、曾我法律事務所開業記念講演会を開催します。
曾我法律事務所の3名の弁護士と、曾我貴志代表が、中国・ベトナムのM&Aと独占禁止法を解説します。
僕も応援講演という事で、中国・香港の組織変更に関する税務上のポイント(特殊性税務処理等)を解説します。
内容は以下の通りです。
是非、ご参加ください。

「中国におけるM&A」 曾我貴志 弁護士、大峽通生 弁護士
① 中国進出を巡る状況
② M&Aの関連法制
③ M&Aの実務問題
  
「施行5年目を迎える中国独禁法の運用状況」 曾我貴志 弁護士、今井崇敦 弁護士
① 税務独占合意規制のガイドラインと実務における運用状況
② 市場支配地位濫用規制のガイドラインと実務における運用状況
③ 経営者集中規制の禁止・制限事例と実務における運用状況

「ベトナムにおけるM&A及び独禁法実務」 曾我貴志 弁護士、粟津卓郎 弁護士
① ベトナムにおける競争制限行為及び優越的地位の濫用
② ベトナムにおける経済集中規制
③ ベトナムにおけるM&Aの関連法制及び実務問題  

「中国(香港を含む)における組織統合・買収の税務上のポイント」 水野真澄 代表取締役社長
① 買収・組織統合に関する譲渡価格の設定
② 非課税組織変更(特殊性税務処理)の申請と実際の適用可能性
③ 香港を投資拠点とする場合の組織変更時の注意点と活用上の注意点

詳細はこちらをご参照下さい。

保税区あれこれ

本日(7月1日)は、香港の中国返還記念日だ。
僕が香港に赴任したのは1997年4月なので、返還の約3ヶ月前の事。
返還記念の休日は、慣れない仕事を馬車馬の様にこなした反動で、どっと疲れが出て、一人部屋で朝から晩まで寝ていたものだ。
あれから15年の時間が経過したというのは感慨深い。

昨日は、毎週恒例のNNAの原稿書き。
実は、最近、流通税改革(役務に対する増値税課税)の増値税還付計算の実施規則が公布されたり、8月より貨物決済改革(輸出外貨核銷手続の撤廃)に関する通達が出されたり、更には、増値税輸出還付手続の規制緩和が実施されたり等、重要な動きがバタバタと起こっている。
ただ、これらは、法律を読み込まないといけないので、解説はもう少しあとの話になりそうで、やむなく、洋山保税港区に関する増値税輸出還付の規制緩和に付いて解説する。
これは、数日前のNNAにも、まま大きく取り上げられたので、書く事にしたのだが、実際はかなりの小ネタで、現時点では、たいした影響はない。
武漢、青島の2港を選んで、特定の船舶で洋山保税港区に船積みをしたら、船積み地で輸出還付を認めようというもの。
僕をはじめとする保税区域マニアには、興味深い内容かもしれないが・・・

話変わって、お知らせを1件。
8月2日に、上海で、外高橋保税区と共同講演会を開催する予定です。
ただ、政府機関の講演会だけに、保税区側が主催して、僕が講師として招かれる形になると思われます。
保税区政府側からは、保税区政策の発表。
僕は、外資企業を巡る最新動向に付いて解説しようかと思います。
詳細決まり次第告知しますが、無料公演でもありますので、スケジュールは空けておいてください!

TV出演

TV出演の件ですが、詳細は以下の通りです。

BSジャパン アジアの風(日経スペシャル)
6月30日(土)昼12時半~
詳細はこちら
ご興味のある方は是非。

思い返してみると、NHKの経済最前線に出演していたのが、2002年11月~2003年6月なので、9年間もTV出演していない事になる。
3年前に、ガイアの夜明けの取材を受け、放送直前まで行ったのだが、重要な一コマの撮影が取れないのが原因で放送直前でお蔵入りになった。
これは、リーマンショック後で、韓国企業などの夜逃げが問題になっていた頃、撤退関連の相談を受けている絵が欲しいという希望があったが、さすがにこれは撮影してもらう訳にはいかなかった、というのがお蔵入りになった理由。
そんな訳で、僕の紹介で使用している、「新聞・雑誌での連載、書籍の執筆、TVなどで活躍」という文章の、TVという部分は、ちょっと使い辛くなってきたなぁと思っていた頃なので、タイミングとしては良かった。

さすがに、10年前とは違い、TV出演に対して、僕自身それ程強い興味はなくなっている。
ただ、今回は、コンサルティングをしている状況を、そのまま撮影するというものなので、僕自身も抵抗なく受けられた。
次回以降の出演がいつになるかは未定だが、ともあれ、楽しく初回の収録が行えた。

因みに、9年前に出演した経済最前線は生中継で、初回は極度に緊張して、NHK香港支局前の歩道橋の長い階段から転げ落ちそうになったり、リハーサルで絶句してしまったりした。
ただ、何事も慣れとは重要で、2回目はさほど緊張もせず、3回目からは淡々とこなすことができるようになったし、収録物はまったく緊張もしなかった。
生まれて初めてのTV出演が生放送、というのは過酷な体験だったが、一度経験すればあとは楽だったので、良い経験だったと言えるのだろうか。


中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ