浅草あれこれ
先日浅草に行った時の事、朝9時前に到着してアサヒビールの本社ビルを眺める。
この眺めも久しぶりだ。
確か僕が新入社員だった頃、アサヒスーパードライが販売されて、アサヒビールの快進撃が始まったのが記憶に残っている。
今はサッポロビールが一番好きだが、あの当時は、スーパードライが非常に鮮烈で、その後、台湾研修に行った時(当時台湾では日本のビールは手に入らなかった)、一年間スーパードライが飲みたいと言い続けていたものだ。
バブルの頃。
懐かしい。
そして神谷バー。
ここはまだ入った事は無いけれど、大学時代に、神谷バー名物のデンキブランを有楽町のガード下で何度か飲んだ。
強い酒で、これを飲んだ人間は、必ず酔いつぶれた。
本場神谷バーで今度飲んでみたいものだ(一杯でよいが)。
そして研修会場付近の浅草寺。
いたるところで北京語が聞こえてきた。
時代を感じる。
こんな感じで、浅草風情を楽しんだひと時であった。
浅草で研修会
大東区民会館で研修会の講師をする事になったので、昨日の朝浅草に行った。
浅草に行くのは久しぶりで、2年ほど前に浅草ビューホテルに泊まって以来。
杉山君と一緒だったので、研修会(12時終了)が終わると、浅草を散歩して昼食を取った。
鰻や天麩羅を売りにしている店が多いが、僕個人は、鰻には特別の思い入れはないし、天麩羅屋はどこも満員だ。
あれこれ考えて入った店は、鰻、天麩羅、刺身など、一通りなんでも食べられる店。
売り物のランチセットを注文した。
容器はかなり大きいので最初はびっくりしたが、ほとんどの部分が空洞なので、食べるとそれほどではない。
一通りのもの(刺身・天麩羅・出し巻・煮物など)が入っているので、その意味では満足したが、食べ終わっても空腹だ。
せめてもう少しご飯がほしかった。
散歩中に、おでんや甘酒を売っている店を見つけたので、そこを試してみる事に。
おでんの店はこんな感じ。
僕たちが外の椅子に座って食べていると、それなりに興味をひかれて店に入っていく人もいる。
久々に訪れる浅草は、風情があってよい街だった。
昼から空いている飲み屋もたくさんあって、みんな楽しそうに飲んでいたのでうらやましくなる。
旧正月中にもう一回講義があるので、次回はそこを試してみるかと杉山君と画策する。
業務効率
これがひどく時間がかかる。
比較的空いていて、15分で時間が回ってきたのは良かったが、手続に1時間15分かかった。
この1時間15分の作業内容が問題だ。
窓口担当の業務効率も良いとは言えないのだが、僕のパスポートのコピーなどを取る(入口付近でぶらぶらしている年配のおじさん)の効率が超人的にひどい。
ひどいというより、やる気のかけらも見られない。
パスポートを受け取ってから15分雑談し、それからおもむろにコピーを取り始め、紙を詰まらせ、また雑談をはじめ、更には。コピーする箇所を間違え取り直し。
たかだか5枚のコピーを取るのに、45分時間をかけた。
2つしかない窓口のうち一つが、僕の手続の1時間半ふさがりっぱなしだ。
何でこんな人間を置いておくのだろうか。
最近、テキパキと業務をこなす若者が、中国の社会にあふれているのを考えると、恐ろしく非常識な事である。中国銀行以外なら、まだ多少は良い、という人が数人いたが、香港なら10分程度で終わる手続が、上海で1時間15分。
上海が国際金融センターを目指すなら、もう少し業務効率を改善すべきであろう。
30年の顔の変化
年が改まると
正月番組は嫌いで、初詣もあまり積極的ではなく(年が改まる瞬間に夜空に誓いを立てる程度)、こたつは小学校3年生の時以来使用していない。
メディアが、年が改まった事を過剰に意識させる事に対して反発感があるのかもしれない。
とは言え、無意識のうちに、年が改まれば気持も変わる。
昨年末は、(開業3年半しか経過していないが)過去最高利益という事でゆったりした気分であったが、年が改まると、瞬時に緊迫感がわいてきた。
オフィス移転による家賃増加と人員増が、プレッシャーの主要因であるのだが。
昨年末は、講演会は4月まで控えると言っていたが、現時点では、「四の五の言わずに、全力で契約を取ろう」という気になってきた。
やはり、緊張感を持たなければ会社の成長も無い訳で、その意味では、年を区切るのも、それなりに意義があるのであろう。
しかしながら、障害を一つクリアすれば、次のハードルが出てくる。
会社経営というのは、息が抜けないものだ。
引き続き、自分にプレッシャーをかけて頑張ろう。
日本の週末
5日~9日は日本滞在。
昨年の12月31日は上海で社内忘年会(上海・広州合同)があったし、香港は1月3日から営業開始で、4日には新オフィスの賃貸契約を締結。
そんな感じで、年末年始忙しかったので、ちょっと遅れて日本移動となったもの。
5日(木)夜日本着。
事前に時事通信の原稿を書く。
深圳で、昨年末より来料加工廠に増値税一般納税人資格登録が要請されているので、この背景と今後の見通しを解説。
6日(金)は横浜オフィスで仕事をしたが、まだ学校が休みの為か、珍しく(平日にしては)ワールドポーターが人でいっぱいだ。
学生が、アイスクリーム一つで長時間楽しそうに話しているのを見ると、「自分にもこんな時代があったなぁ」と懐かしく思う。
今だと、すぐに飽きそうだ。
7日(土)はNNAの原稿書き。
外商投資産業指導目録が久々に改定されたので(2007年以来)、その概要を解説。
その後、裏山を2時間歩きリラックスする。
山歩きの人が随分多い。
中には、かなり高齢と思しき人で、忍者のごとく山を走り回っている人がいる。
大変感服する。
横浜市主催で講演会
無料公演ではないのですが、横浜市内企業1,000円、市外企業2,000円と安価ですので、是非、お越しください。
詳細・お申し込みはこちらまで。横浜企業経営支援財団のURLです。
日時:
2012年1月24日(火)
講演会 14~17時 企業交流会17時半~19時
場所:
横浜シンポジア(横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル9階)
講演内容:
第一部
中国でのマーケッティングと販売戦略
松本健三(水野コンサルタンシー・シニアアドヴァイザー)
第二部
外貨・人民元管理、税制、加工貿易制度の最新動向
水野真澄(水野コンサルタンシー)
上海のオフィス移転
上海の新オフィスが入居するビル
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1月より上海のオフィスを古北路x仙霞路に移転した。
また、香港は2月1日に、チムサッツイに移転予定。
昨日賃貸契約にサインしたので、一両日中に内装を開始する。
香港・上海が移転、広州が拡張と、年初からハードルが高くなった。
また、全力で契約を取らないといけない。
プレッシャーがないと言えばうそになるが、これを刺激として頑張ろう。
昨年の大晦日は、上海と広州オフィスのスタッフの合同忘年会を開催した。
場所はレンガ家。
いま、低炭水化物ダイエットをしている。
炭水化物さえ押さえれば、あとはどれだけ食べてもいいと経験者から言われ、この日も焼肉を満腹になるまで食べる。
昨日気づいたのであるが、一週間経過しても体重が変化していない。
いくら炭水化物を抜いても、とんかつや焼き肉を人一倍食べていては効果なしか。
あれだけ食べて体重が変わらないというのは、それだけでも大したものだと思うべきであろうか。
ちょっと食事量を抑える必要はあるのだろう。
因みに、これが忘年会の状況。
広州と上海の人事採用は、双方の総経理に一任しているのであるが、今のところスタッフは大半が女性という状況。
もう少し男性を増やさねば、という事で、広州では若手男性社員を募集開始した。
さて、良い人材が見つかるか。
昨年は、社員全員が頑張ってくれ、順調な決算ができた。
このご褒美で、今年の社員旅行は北海道という事になった。
今年は昨年以上に頑張って、より良い一年にしたいものだ。
新年
本年もよろしくお願い致します。
12月19日の講演会が終わるまでは、夜眠れない、胸が痛いという様な状況であったが、その後は、一転してくつろいだ数日間であった。
夜も安眠できた。
過去5~6年で、これほどストレスの無い時間を過ごしたのは初めてだ。
2005年頃から、何時でも仕事のプレッシャーと戦ってきたのが、ちょっと一息ついた気がする。
今年は年初から、上海、香港のオフィス移転とスタッフ増員が待っている。
軌道に乗ったと思うとハードルも上がるので、会社経営は稼ぎと経費の増加の追いかけっこだ。
明日からまた全力で走りだそう。