華南の移動は結構ハード(18時間ぶりの食事はワンタンスープ)

食堂車のワンタンスープは泰国製

今週は香港華南滞在。

香港華南滞在時は、電車・タクシー乗り継ぎの移動が大変多く、移動が大変。
どうにもきつめのスケジュールを組みがちなので、香港華南滞在時は、まともに昼食をとる時間がないのが通常。
結果として、駅の付近にあるマクドナルドで簡単に食事を済ます事が多い。
ここ半年間で、ずいぶんマクドナルドを食べたものだ。
これだけ食べると、さすがにうんざり。

今日は、朝の仕事をこなすと、深圳(羅湖)経由で東莞の石龍鎮に。
ここでお客様を訪問した上で、広州に。
広州到着は午後3時。

移動続きでまたもや昼食を食べる時間がない。
前日の夕食は午後6時だった。
朝食を食べていないので、18時間くらい固形物を胃に入れておらずふらふらだ。

さすがに辛くなったので、石龍から広州東駅の25分間は、食堂車で過ごす事とする。
食べたのは18元のワンタンスープ。

上海ワンタンと銘打たれた泰国産品。
国際的だ。

18時間ぶりの食事には足りなかったけれど、味はまずまず。

桜色の激安?

桜色の激安というのは海老天巻の事だったか

香港でオフィスの近くを歩いていたら、元気寿司がビラ配りをしていた。
香港で有名な回転寿司屋で、昼時にはいつも行列している。
亀一が香港に来た時、たまに連れて行くと、「うまいっすわ」と喜んでもくもく食べる。

寿司ネタは、日本と同じのもあるが、ちょっと趣向が違うものも少なからずある。
例えば、海老フライ巻とか、とんかつ巻とか、生サーモンを山葵マヨネーズで和えた軍艦巻とか。
なんか、こういうものだと割り切って食べれば、それはなかなか美味しい。
香港の回転寿司屋では、こういうものを主流に食べていた方が、安くておいしい気がする。

そんな感じの元気寿司のビラ。
「桜色の激安」
海老てんぷら巻きの様だ。
一皿HK$6は安い。
期間限定の様だけど。

因みに、香港では、平仮名の「の」というのは、すでに中国語の仲間入りをしている感がある。
そこらの看板に、当たり前のように平仮名の「の」が使われている。

かなりお得に見受けられる3品セット

もう一枚。
「午後の自選三食」
寿司 ⇒ 4個入り5種類の中から1種類
料理 ⇒ 小海老フライ、鳥から揚げ、蟹子さらだの中から1種類
汁もの ⇒ おでん、シジミ汁、うどんから1種類

これでHK$ 39というのは、かなりお得だ。
これも期間限定プロモーションの様だが。
でも、写真で見るに、ちょっと小さいかな。
追加しないと、満腹にならない気がする。
でも、誇大広告じゃないから(たぶん)良心的でいいか。

でも、寿司のオプションが、サーモンに偏重しているのは少々難だ。
マグロの人気が徐々に出てきているとは言え、まだ、香港の人はサーモン好きなんだなぁ。

などなど考え、ちょっとビラに見入ってしまう。


スタバでドーナツを食べながら税務動向の解説を書く

美味しいが濃厚なドーナッツは1個(小)食べると満腹

昨日は、目が疲れて神経が疲れて・・・
という状況だったので、仕事を午後6時半に終わらせジムで走る。
ジムが空いていたので、のんびり走ってサンドバッグ。
家に帰ってビールを飲むと、比較的早めに就寝。

今日は、朝9時半に目覚ましをかけたが、結局、お昼近くまで寝てしまった。
週末は、本当に目があかない。
一週間分の疲れが本当に襲ってくる感じ。

昼食を食べて(冷やしぶっかけうどん)、午後2時から会報作成作業。
2009年は、非居住者課税を強化する(非居住者の納税方法確立元年にする)と、国家税務総局が指針を出しているので、やっかいな弁法、通知が年初からいくつか出ている。
ちょっと遅れたけれど、その内容を解説しようと思ったもの。

家で書き始めたがいまいち筆が進まず。
近くのスターバックスに移動。

甘いものが食べたかったので、チョコレートオールドファッションドーナツ(HK$17)を頼んで食べる。
濃厚でおいしいが、日本人(の酒飲み)にはくどいなぁ。

やっぱり、ミスタードーナッツとかの方が、遥かに美味しく感じるのは日本人だからか。


インフルエンザとSARSのじわりと迫る恐怖の思い出

インフルエンザ報道の華やかな中、香港⇒北京⇒上海⇒香港と移動した。
若干、体温検査や健康情報報告が面倒なものの、総じて大きな混乱はない様な気がする。
今日乗った機内の乗客が、半分マスクをしていたので、SARSの頃を思い出したが。

ただ、2003年にSARSを経験した身としては、今回のインフルエンザの状況は、さしたるものではないと感じてしまうのもやむを得まい。
何しろ、あの当時は、毎日死者が増加。
それが、刻一刻と報道されていたものだ。

出張極力自粛という事で香港華南に留まっていた。
病原菌が詰まった部屋に閉じ込められる様な恐怖。
そんなものを感じながら、日々を過ごしていた。
公共の場所(電車、エレベーター等)では、(マスクをしている事もあるが)人々は口数が少なくなり、どんよりとした雰囲気。
でも、恐怖と、逃げ出してたまるか!という意地の両方が胸にあった。

乗客が少なくなるので、飛行機の便は少なくなり、空港はがらがら。
たとえば、香港・台湾便は、通常は30分おきに便があるので(他の航空を含めればもっとだ)、チケットさえ買えば、好きな時に行って、一番早い便に乗せてもらえるのだが、その当時は一本のがすと、数時間次の便がない状況であった。

今のこの自由な中華圏で、こんな感じで行動の制限が行われるというのは、予想だにしない事だった。


2003年と言えば、僕のコンサルティングビジネスが、立ち上がりかけた時。
2001年に準備を始め、2002年に最初の商売が入った様な感じだから、1年でSARSが流行した事になる。
出張者もなく、進出案件も暫定的にストップ。
「せっかく立ちあがりかけたビジネスを、こんな病気ごときで駄目にされてたまるか」と悔しくて、仕方がなかった。
これに屈して、オフィス内に身をひそめることは、心情的にできなかったので、会ってくれる方がいれば、深圳でも東莞でも行ったし、連載の取材で広東省にも行った。
大々的に告知して、無料コンサルティングを受けたりもした。
その行動が正しかろうがどうだろうが、ともあれ、せめてもの抵抗だった。

今回のインフルエンザは、そんな怖さとは次元が違っている感じがする。
ただ、感染すれば報道にさらされ、症状の程度に拘わらず、(語弊ありと言われるのを承知で言えば)さらし者にされる恐怖がある。
そちらの方が怖いな。
SARSは病気が怖かったが、今回は人が怖い。
そんな気がする。

相次ぐ通信不良の後はへぎそばで一杯

飲み終わって記念写真

ここ数日、機器関係のトラブルが続出。
中国携帯  :壊れたので買い替え
香港携帯  :落として、声が出なくなる。要買換え
会社E-mail :サーバー問題にて繋がらず。復旧作業中
PC :買った時からいまいち問題あったが、ウェブにインプットする時、漢字変換が殆どできなくなる。Google, yahoo等を使うとき非常に不便。
BlackBerry :会社E-mailが使えないので、使えず。

という事で、通信関係の問題が一気に噴出。
何かに祟られてるのか!という状況で、これだけ問題がおこると、もう嫌になる。

買い換えるものは買い替えて、一刻も早く復旧しよう。
いらいらの限界だ。

そんな状況なので、職場の人々(上海の会社はNNAの建物の中に入っているので、NNAの方々と、という意味だが)と飲みに行く。

昨今、宴席が続いているので、そばとちょっとしたつまみで、しみじみ細々と酒が飲みたいと思い、水車屋という店に行く。
僕は初めて。
新潟のへぎそばというのが有名な店だそうだ。

4人で八海山を1.2升飲み、へぎそば、だしまき、冷奴、あと何故かカレーコロッケとフレンチフライを食べる。
皆なほぼ同年齢なので(僕が45歳で一番年上だけど)、まずまず話が弾み、昔懐かしのネタで盛り上がる。

ついでに、2日連続、名古屋弁は4声では収まらない。
8声くらいに分類できてもおかしくない。誰か分類してくれないか。
というネタ。

ともあれ食べ終わると、何故か店の出入り口に米が置いてあったので、皆で米を持って記念写真。

久々の大吉でしみじみと・・・

大吉の外観

月曜日(5月18日)の夕方より、E-mail、会社のHPが不通となっています。
現在復旧作業中ですが、その間、E-mailを頂いた方で、お急ぎの方は、別途お電話頂ければ幸いです。

さて、昨日(19日)の夜は茂名南路の焼き鳥大吉で会食。
上海の生活基盤が、すっかり虹橋に移ってしまっているので、なかなか以前の生活圏(花園飯店、衡山路付近)に行く機会がなくなっている。
ただ、昨年9月の香港の会社設立以降、数ヶ月は、茂名南路の漢庭ホテル(ビジネスホテルチェーン)に泊って、上海法人の立ち上げ準備をしていた。

漢庭ホテル自体は、ビジネスホテルにしては、なかなか居心地が良かったけれど、ビジネスホテルだけに部屋も簡素で、週末に泊まる時は、なんとも侘しい思いをしたものだ。

大吉は、ここから歩いていける店。
店の方は(日本語が流暢な)中国人の方が経営しており、日本人はいないのだけど、不思議に落ち着く店で、一人でも行きやすい。
週末上海滞在で、侘しい時には、一人でここに出かけて酒を飲んだ。

元々、時事通信の宗澤さんに教えて頂いた店なのだけど、週末一人で店に行った時にばったりお会いして、励まして頂きつつ、ご馳走になった事もあった。
そんな事が懐かしかったので、久々の時事通信さんとの会食で、大吉を指定。

たかが半年前だけど、そんな思い出もあり、なんとも懐かしい大吉であった。
良い日本酒がないのが残念ながら欠点だけど、焼酎(黒霧島)を飲みながら楽しく会食。

酒飲みには、狭い店内がなんとも居心地が良い。


メンタルがいまいち低調だ~

今は上海。
最近、ちょっと疲れ気味なためか、メンタルの調子がいまいち。

おまけに、E-mailも不通になるし、ここ数日、PCの調子が悪く、インターネット接続していると、漢字変換ができなしいという問題が起きている。
PCの前に座るのがちょっと憂鬱。

そんな訳で、ブログ更新する気にならなかったが、まあ、土曜日の谷垣君と会食した藍屋の様子でも・・・

北京から上海に到着したのが、夕方5時。
ビジネスホテル到着は6時。

一人で食事をしているのも寂しいので、かつての同僚谷垣君を呼び出す。
「もつ鍋を食べよう」と僕が行ったのであるが、「暑いから嫌です」とあっさり却下される。

では、ちゃんこ鍋(同じです、とあっさり却下)
居酒屋(暑いから、爽やかなとこに行きたいですと却下)
というステップを踏んで、沖縄料理に落ち着いた。

海ぶどうと島らっきょうの天ぷら

沖縄に行った事がない僕であるが、数年前に、香港にENグループができて、沖縄料理屋が増えているので、料理に結構詳しくなっている。
上海では、藍屋とナビィというところに行った事があるので、ビジネスホテルに近い藍屋に行く事にする。

取りあえず、海ぶどうを食べる。
量が少なくてちょっとがっかりだったが。

それから島ラッキョウの天ぷら。
ゴーヤチャンプル。

長崎ちゃんぽんがおいしかったな

最後は長崎ちゃんぽんを二人で分ける。
沖縄料理ではないが、長崎ちゃんぽんがいい感じだった。
店にいたのは1時間ちょっとだったが、疲れてる僕と、明日の朝がゴルフ、という谷垣君のニーズがぴったり合い、夜8時前には散会。

久々の北京から慣れた上海へ

北京から上海に移動。
今回の北京は、14日(木)の夕方5時空港着。

2泊3日で、面談4件。
会食3件(夜 x 2, 昼 x 1)。

比較的ゆったりしたスケジュールにする筈だったが、やってみると意外に時間がなく、天安門すら見られない状況。
一度、ゆったりと北京訪問したいものだ。

上海以南で仕事・生活をしてきたので、たまに北京に行くとそれはそれで面白い。
タクシーの運転手の多くが、体が大きく、顔も怖く、怒るような声で、親切な事を言うのが面白かった。
言葉がわからなかったら、怒られてると思ってビビるだろうなぁ。
今回の出張で出会った人は、運転手からホテルのドアマンから、総じて親切だった。
話し方は怖いけど。

上海到着は午後5時。
ビジネスホテル到着6時過ぎ。


1年ぶりに北京到着(場所が変わればいろいろ違う)

地下鉄に乗る時、手荷物検査があるので驚く

北京到着。
北京は1年以上来ていない。

久しぶりに来ると、空港がでかい。
街もでかい。

地図を見て、「これなら歩けるかな」と思って歩き出すと、大変な事になる。
地下鉄に乗ろうとすると、駅で手荷物検査がある。

場所が変われば習慣も変わって、面白いものだ。

ともあれ、初日は、NERAの鈴木さんと軽く打ち合わせをして会食。
手配して頂いた、マリオットホテルに宿泊。

思えば、こんな感じの、ホテルらしいホテルに泊まるのは久しぶりだ。

亀一とできたて(たぶん)の屋台村で打ち上げる

講演会が終わって、部屋でちょっと急ぎの要件を対応すると夕方6時45分。
亀一とささやかに打ち上げる事とする。

以前、広州出張時は市長大廈に泊まっていたが、亀一が昔住んでいたマンションの一部(4階)がビジネスホテルになっており、税サ込みで、300元で泊まれるので、最近はここを利用している。
湯船がないという難点はあるが(あと、床が滑りやすいので、うっかり転ぶと頭を打ちそう)、それを除けば、居心地は悪くない。
安くてまずまずのホテルも探せばあるものだ。

昨日、ホテルの隣のコンビニに行く時に、隣に「屋台村」という看板があるのが目に入った。
かなり興味をひかれて、亀一に「知ってる?」と聞くと知らないとの答え。
できたてだろうか。
ともあれ、早速そこに。

店はゆったりしてるし、自然光で明るいし、なかなか感じがよい。
メニューも豊富だ。

焼き鳥、串揚げ、ラーメン(豚骨、醤油)、お好み焼き、ご飯もの、一品もの・・・
この大衆的な感じがなんとも惹かれる。
ラーメンにたいそう魅力を感じつつも、取りあえず、牛たん、レバニラ。

そして串揚げ。
途中で、ビールを缶チューハイに切り替え。
亀一が先に頼んで、氷入りのコップと缶が出てくる。

それから15分ほどして、僕が同じものを注文。
缶とコップを持ってきた若い女性の店員さんが、亀一のコップを見るなり、「すみません」と言って、来た方向に飛んでいく。
「どうしたんだろう」と思っていると、コップを氷入りの太めのものに変えてきた。
恐らく、この注文が初めてで、氷を入れる事を知らなかったのだろう。
が、間違いを一瞬でわかって、すぐ対応する姿勢はたいしたものだ。
「こういう子が、あと数年すると、すごく成長するんだろうなぁ」と、亀一と感心する事しきり。

焼きそばが美味しそうなので、塩焼きそばを食べて、ついでにネギ焼き。
亀一は、「広島焼きがないのが残念ですね。ネギだけのお好み焼きなんて、わびしいからやめましょうよぉ」と抵抗するが、油断している隙に頼んでしまう。

さすがに、ラーメンには行きつけない。
でも満足した。

講演も無事終わったし、ほっとするひと時。


中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ