部下の紹介写真

おにぎりのような亀一写真(本人はお気に入りの模様)

昨日紹介した時事通信の連載は、水本・亀一・浜田の3名に基礎文章を書かせるのであるが、そのとき使う写真がこんな感じ。
亀一は前にもブログで紹介したこれ。

妙に顔が大きくて、おにぎりみたいな顔に写っているのだけれど、本人は気に入っているようで、ザ上海に引き続いて、時事通信でもこの写真を使うようだ。

これは危ない稼業の人みたいで怖いよ水本君

水本君はこれ。
これはこれで、危ない筋の人の写真みたいで、なんか怖い顔だなぁという印象。

何で、みんなこんな怖い顔になっちゃうのだろう。


これを見ると、この時の二人の顔がどれだけ明るかったかというのが分かって頂けるであろう。

人気?カリスマ?中国は軽課税国?

今日から時事通信の連載が隔週で始まる。
そのため、時事さんが、1ヶ月前から、「カリスマコンサルタント水野真澄の連載が開始!」という宣伝を流してくれている。

押し付けがましくないコンサルティングを身上とする僕(と言い切ってよいのか!?)なので、自分的にはカリスマ、ってのはあまりイメージがつかめないけど、まあ、肯定的な表現なので、喜んでおこう。

あと、4月早々に出版予定の、「コンサルタントができるまで」のタイトルが、「これだと漠然としすぎていて売れない」という流通の意見で、「人気中国ビジネスコンサルタントができるまで」というのに一旦決定。
ただ、「半生記を出すのに、自分で人気、と謳うのは、さすがの僕でもいやみな人間みたいでどうも・・・」と修正お願いし、「中国ビジネスコンサルタントができるまで」に落ち着いた。

コンサルティングを始めて6年。
営業戦略に乗った感じではあるが、カリスマ、人気と呼ばれるようになったというのは、喜んでよいものか・・・


さて、そんな感じで始まる時事通信さんの連載は、亀一、水本君、浜田さんの3名に交替で書かせて、僕がワンポイント解説をするというもの。
第一回目は水本君で、タイトルは「中国が軽課税国に」というタイトル。
企業所得税の改定に伴い、税率が25%に引き下げられば、日本のタックスヘイブン税制の対象まで下がってしまうというのが原稿の趣旨。
勿論、中国で実態の無い会社を作る事はあまり無いが、制度のアヤで、「(本質的な意味で)実態があっても、制度の対象になる場合がある」というのが困ったところ。
二免三減の打ち切り、15%という優遇税率の打ち切りばかりが話題になるが、25%という税率は、世界的に見ても決して高率ではない。
また、M&C上海の様なサービス企業は税率が33%なので、標準税率の引き下げは、税支出の引き下げに繋がるので、ありがたい動きである。
こんな感じで、恩恵を受ける会社も少なからず有るはずであるが、この辺、バランスの取れた報道が望まれるところであろう。

そんな事を考えていたら、日経ビジネスさんの取材依頼があった。
「ネガティブに断定する記事の材料に使うんなら受けませんよ。客観的に事実を言いますから、使うんなら言った通りに書いてくださいね」といって、1時間ほどの取材あれこれ制度の動きを説明した。
税制改正もその一つ。
メリットが有る場合と、デメリットを蒙る場合の状況を、淡々と説明した。


亀一上海で働き食べる

上海側のビジネスがありがたい事に大変順調で、その結果、マンパワーが足りなくなったので亀一を急遽応援に呼んで、上海で作業をしてもらった。

昨日(日曜日)も文句を言わずに働いてくれたし、3月末頃NNAから出版する、「中国加工貿易マニュアル」の資料編の手伝いもしてくれたので、昨夜は利久で寿司をおごる事となった。
利久は、去年の年末に大変豪華な食事をして大満足した店であるが、今回はまったく期待外れ。
鯛めし無し。サザエは小さいのが一個だけ。日本酒の十四代無し。うに無し。
あとは、何が無かったか忘れてしまったけれど、食べたいものがことごとくないという事で、なんともがっかり、という会食であった。


今日も引き続き仕事をしてもらう。
夜はNNAの三井さんを交えて会食。
会食に出かける前に、フリーペーパーを見た亀一が、「上海にホストクラブが出来たんですか。ほほう、ホスト募集と書いてありますよ。18~30才だ。水野さんはだめですね。僕はいいですけど。まあ、今年で30才になる事事態ちょっとショックですけどね」と、仕事をしている僕の神経を逆撫でするような発言を行う。
結果として、亀一が食べたい食べたいと言っていた焼肉を、夕食の候補からあっさり除外する。

会食は、鉢泉という和食。
「今日は酔いましょう」という三井さんはたくさん飲む。
僕や亀一もたくさん飲む。
酔った三井さんから、「水野さん。6千円のパスタなんか食べてちゃいけませんよ!」と怒られる(3月8日のブログの内容)。
いやぁ。知ってて店に入った訳ではないんですが・・・

因みに、日本酒でふらふらになって、食欲が落ちてきた僕を尻目に、揚げ物を頼みまくる亀一。思わず胸焼けで気分が悪くなる。

そんな感じで、夜の11時頃にはへべれけになって帰宅。

金曜日の夜!という行動に出る

今週末は上海で、明日・明後日共に出勤。
特に、日曜日は、広州から亀一をわざわざ呼び寄せて、結構、大変な作業に入る。
そんな感じで、週末も仕事を余儀なくされた僕ではあるが、それでも、明日(土曜日)は11時くらいまでは寝ていられるので楽なもんだ。

という訳で、金曜の夜!という行動、つまるところは、「軽い二日酔いになるまで飲む」という行動に走ってみる事にする。

先ずは、焼肉。
上海と違って、香港だと日本風の焼肉屋が少ない(意外に本格的な韓国料理屋になってしまう)。
その為、日本風の焼肉を久しく食べていない。

良い店があると連れられた日本テイストの焼肉屋で激しく食べる事にする。
「こんな感じの焼肉を食べたのは久しぶりだ~」と満足しながら食べる。

ついでに、にんにくのごま油焼も頼んで、にんにくもたくさん食べる。」

食べていたら、昔、松戸に住んでいた時に、「七輪」という居酒屋チェーンがあって、たまに行ったのを思い出した。

ここは、焼き物を頼むと、本当に七輪を出して焼かせてくれる、安い割にはなかなか良い店で、にんにくのオイル焼を売り物にしていた。
これは、特製容器にオイルと大量のにんにくを入れて七輪にかける料理で、食べ終わると店員さんが残った油に卵を入れて、玉子焼きを作ってくれるものである。
ここでも同じ事をやってみようかと一瞬思ったが、コンセプトがすばらしい割にはそれ程感動が無い味だった事を思い出して思いとどまる。


その後はバー。
オンザロックで、ジョニーウォーカー青、マッカラン25年、ワイルドターキーを飲む。

最後はラーメン屋。
締めのラーメンなんてのをやったのは、何ヶ月ぶりだろう。
これをやるというのは酔っている証拠だ。
店でもビールを飲んで、福島ラーメンを美味しく食べる。

メンタルが戻ってきたら、急に生活が激しくなってしまったが、まあ楽しいから良いだろう。
金曜日の夜にふさわしい一夜だった。

たいへん満足。

慌しい日本出張であったが、最終日は食にこだわる

2泊3日。
滞在時間にして48時間弱の日本滞在であった。
今回は本社関連の打ち合わせが主流なので、本社ビルを上から下までどたばた走って打ち合わせる。
ところどころで、フジサンケイビジネスアイに軽いエッセイ(チャイナウォッチングの事)を書いている人ですねと声をかけられる。

最終日は、最後の打ち合わせ(午前中)が東京駅であったので、その付近で昼食を取ろうと思い立つ。イタリアンが食べたくなったので、どこにしようかと探した結果、丸ビルの36階によさそうな店があるのを発見したので早速行く。
高い。
前菜1品8000円!?
これだけ高けりゃキャビアも使うわな、という感じ。
コースは一人11000円なので、こちらの方がはるかにお得であるが、定食・コース嫌いが災いして、アラカルトを頼んでしまう。
前菜2品は美味しかった。これはたいしたものだ。
パスタは、率直に言って美味しくなかった。6000円のパスタの味ではないな。
出来るパスタも少なくて、イカ墨リゾットはあるけど、イカ墨パスタはだめ。
ペペロンチーノ無し(金取れないパスタ作らないんだろうな)という事で、メニューのものしか作らない作戦を取られてしまう。

まあ、サービスを売りにしている店のようで、客一人に2名担当が付くという豪華なフォーメーションはさすがであるが、いまいちとってつけた感があるので、ホストクラブで食事をしている様だ。行った事無いけど。

それから、成田にいって飛行機に。
エコノミーを楽しむ為に、酒やら美味しいおにぎりやらを持ち込む。
日本酒は久保田の万寿が空港においてあったので4合瓶を取得。
CAさんに「美味しそうですね」と言われながら、自分で持ち込んだ酒・食事を味わう。
「エコノミーの旅を楽しみたくば、食事と飲み物は自分で持ち込め」というのが、最近、行きついた結論だな。
そんな感じで、大変優雅に上海到着。

因みに、精神状態回復。完全復調。
これから攻めます!

香港から上海に移動して寒さに震える

香港から上海に移動。
香港がすっかり暑いので(日向だとTシャツでよいくらい)、上海もそこそこ暖かくなっているのではないかと考えた。
持って行くジャンパーも薄手のものにしたのであるが、上海に着いたら大変寒い。
機内アナウンスでは5℃という事であったが、明日は更に、1℃くらいまで下がるという話も。
あ~寒い。
この時期の、上海と香港の温度差は大変不便だ。

昨日、お昼に生ビールを飲んで物思いにふけったら、メンタルはちょっと改善した気がする。
お昼のビール(特に、海辺)は精神に良いようだ。
この話を、本社に帰った谷垣君にしたら、「僕も昔はよく香港の公園で一人でビールを飲んだものです(怪しげ)。それを思い出して、週末は、小金井公園でビールを飲む事にします」という返事が返ってきた。
海辺のパブでビール vs 公園でビール
ちょっと雰囲気が違う感じが。
お花見ならなかなか風情があるものであるが。

上海到着後は、戦闘モードが6割方戻ってきて、あくせく仕事をこなす。
なかなかたくさん仕上げたぞ。
こんな感じで、のぼり機運で行こう!

昼にビール片手に物思いにふけった

最近、心労がたまっているので、昼だけどビールでも飲んでみるかという気になった。
太古坊(Taikoo Place)というところに、ちょっと感じのよいパブが何件かあり、外で飲める店もある。
ビルの陰になって海は直接見えないが、それでも、海風が吹いてくるようで、ちょっとリラックスできる場所である。
一人でぼんやり外に座って、ドラフトビールとフレンチフライをゆっくり味わう。
目の焦点をぼんやりさせて、通りを行過ぎる人を眺めて、昔のことを思い出す。

台湾での語学研修生の頃、研修から帰って早稲田で一人暮らしをしていた頃、週末の昼に、一人でビールを飲んで将来を考える事があった。
早稲田には、大学時代の友人の釜口君も住んでいたので、二人で将来の夢を語る事があった。
彼は、不動産鑑定資格を取って独立したいといい、僕は、いまいち夢が定まっていなかったけど、経理をやっているから税理士の資格を取って独立するかと考えていた。
中国語ができるので、横浜で、中華系の会社を顧客にしようかと、そんな事を考えていた。
まだ二人とも資格も取っていなかったし、なにより20代で、先がどうなるかさっぱり分からなかった。

その後、彼は希望通りの道を歩んで独立し、僕は、税理士は部分合格のまま香港に赴任したので、資格が取れないままだけど、当時思い描いていたより良い自分になっていると思う。
本を出せるなんて、20代の頃は考えてもみなかったし。
そんな風に考えれば、あの時語っていた夢は、お互い、途中段階としては想像以上に上手くいっている事になる。


今まで、20代の頃に戻りたいと考えた事は一度もなかった。
10代、20代の自信の無い自分が好きではなかったから。

それでも、一人、ドラフトビールを片手に考え事をしていると、しがらみが無かった20代にふと戻りたくなった。
そんな事を思ったのは、今までではじめての事だけど。

週末の昼下がり、たまには一人でビール片手に物思いにふけるのもいいものだ。


これはぼやきだな

3日前から腹痛。
その為、昨日は夕食食べられず(その割には酒だけ飲んだが)。
メンタルの落ち込みが体に来た模様。

その状態で、週末は書籍のゲラ校正と連載原稿の執筆。
おまけに、会社の予算時期で襲い掛かるプレッシャー。

精神状態は1~2ヶ月前と比べると格段に良くなってきたけれど、睡眠不足のボディーブローに打たれ続けた感じで、顔はやつれが隠せない。

体と精神に良い状況がない中、満身創痍で、不定期に襲ってくる腹痛に「う~」とうめくここ数日。

辛いもんだね。
開き直って、憎まれっ子になったら楽になるもんかなぁ、とか思う。

久々の香港で弱肉強食を味わう

夜10時に香港到着。
実質的に2週間振りの香港だ。
香港に着いた途端に暑い。
まあ、今の季節は、暑いというよりは、湿気が強いがなかなか心地よい気温という感じ。
やはり、10年住んだので気候にも慣れている。

機中では、きりきりする腹痛にうなされ、かなりやつれきった感じで空港に降り立つ。
あまりにしんどいので、タクシーで家まで帰ることにする。
ところが、タクシー乗り場が混乱していて、タクシーがいない。
人が喧嘩している。
怒鳴るわ、机叩くは蹴るわの大騒ぎ。

どうやら、先に止まったタクシーが逆走したとかなんとかで、交通整理の人ともめており、次ぎのタクシーが全然呼ばれていない。
タクシー待ちの人も、(香港空港のタクシー乗り場の構造上の問題もあり)誰が先に来たかが分からない。
タクシー待ちの人たちも、大部分は状況に対応できず、黙って見ている。
中には、意味も無くタクシーの運転手と議論を始めている人もいる。

そうしている内に、また、腹がきりきり痛み出し、我慢ができなくなったので、「タクシー自体はたくさんいるんだから、口論は別で処理して、先ずはタクシー誘導しなよ!」と、群衆の中で、
身振り手ぶりつきの大声で主張する僕。

2回ほど叫ぶと、車の誘導の人が来て、ささっとタクシーを呼んで入れてくれる。
まだまだ混乱は続いているようであるし、僕が一番先に乗り込んでいいものかどうか、よく分からなかったが、まあ、苦しい状況だからいいかと納得し、一人混乱を後にする僕。

やはり香港と言うところは、主張した者勝ちなところがあるな。
まさに、弱肉強食社会だ。
恐るべし香港。

西島君さようなら

1ヶ月弱、研修という事で仕事を手伝ってくれた溝呂木君(なんとなく、西島洋介山を思い出すので、西島君と呼んでいた)が、27日で最後となるので、ささやかに送別会を開いた。

何を食べたい?
と聞いたら、「ちょっとよい感じの居酒屋みたいな所で、から揚げとか、たこわさとか置いてありそうなところ」という希望であった。
でも、「白木屋レベルは嫌で、東方見聞録クラスのところ」という、既に、日本を離れて久しい僕には、よく意味が分からない事をいうので、希望はあっさり無視して、藍屋(沖縄・長崎料理)に行く事にした。
初めてであるが、なかなかリーゾナブルでよいところであった。
将来の夢や方向性などを聞く。
20代中盤ではあるが、すれておらず真面目な若者である。
まだ発言もかわいらしいが、これから世に揉まれてたくましくなっていく事であろう。
僕にもこんな時代があったかなと思うと懐かしい。

スパーリングを試す

食べ終わったら、Big Echoにいく。
西島君は、サザンオンリーという事で、最初から最後までサザンを歌っている。
ついでに、総合格闘技・フルコンタクトカラテをやっているという事なので(須藤元気と同じ車に乗った事があるらしい)、軽くスパーリングをしてみるか、と構えを取ってみる。
1年半前に、酔って寸止めをし損ねた元上司(少林寺三段)に、左目を殴られ眼底出血したという手ひどい目にあった僕は、ちょっと慎重になっているので、「寸止めにもせずに反応するだけ」という約束にしてみた。
本当は、これもやらないほうがよいのであるが・・・

酔った西島君

因みに、酔った西島君。
いままで、怖い顔しろ!と何度言っても、人の良さが顔に表れ全然怖い顔にならなかったものだが、酔っ払えばそこそこ怖い顔もできるようだ。


中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ