ベトナム屋台

〆に行ったベトナム屋台

日本出張中に祝日に当たった(11月23日)。

さて、こんな時はどちらのカレンダーで動けばいいのだろうと一瞬思ったが(関係ないが、日本滞在中の亀一は、どうやら中国カレンダーで仕事をしている節がある)、面談アポも取れないので、こんな機会に休養する事とした。
一日中まったく仕事をしないのは久しぶりだ。
ただ寝てただけだけど、随分身体は楽になった。

24,25日は、二日間で9件面談なので、よい事前骨休めだったなと思う。

そんな訳で、今日も仕事開始。
日本の寒さが身にしみるが・・・

全然関係ないけど、一昨日行ったベトナム屋台。
〆のフォーを食べた。

ビールは、555、シンハ、タイガー等があり面白い。
料理は中華もありで、麻婆豆腐などが食べられる。

次はここで食事というのもよいかもしれない。

ゲストハウスの様な部屋ではあるが

見た目の割りに居心地のよいホテルであった(しかし日本のホテルは高い)

三軒茶屋で会食があったので、渋谷に宿をとった。
ホテル到着は夜7時で、すぐ外出。更に翌朝チェックアウトという、まさに寝るだけなので、一休、じゃらん、楽天トラベルで安い順にホテルを探す。
ただ、三連休の真ん中であるためか、澁谷で1万円を切るホテルが全くない。

なんとか、渋谷のニューワシントンホテルというところが、9900円でとれた。
東京のホテルは高い。

部屋の写真(特にベッド)などは、チムサッツイのゲストハウスを彷彿とさせるとの噂もあるし、ネットでも設備の割りに高いとか不満も書かれていたが、その実、意外に居心地が良かった。
部屋が広くて、ビジネスホテル特有の圧迫感がないし、ベッドの固さも丁度よかったので安眠できた。

まあ、プライスは渋谷の相場なのだろう。

そんな訳で、まずまず満足。
暖房付け忘れて寒さで目が覚めた事くらいがまいった点だ。

南沙保税港との打合せで感心した事

先日、夜の11時まで、南沙保税港区と打合せをしたのだが、感心したのは、保税港区の特徴と、誘致対象を明確に分析している事。

局長と部下との会話で、
局長「保税港区と保税区の違いは」
部下「増値税還付」
局長「保税港区の物流園区の違いは」
部下「加工機能がある事」

ここらは、当たり前の話で、誰が語っても同じ事を言うのであるが、そこからの局長の会話が、
だから、目前の誘致対象は大きく二つ。
① VMI+部材調達+加工貿易の委託者の機能をする地域統括会社
② 貿易会社

理由は、「香港にできる機能は、制度上自分たちにもできる。その機能に特化した誘致を先ず行う」というもの。
この点、誘致対象の分析と選択が、非常に明瞭に行われている。

今年5月に共同講演会を行った広州物流園区は、その後、無事に軌道にのり、園区遊等は、極めてスムーズとの評価を得ている。
その意味では、高く評価できるのであるが、広州物流園区には貿易会社は受け入れない(広州保税区に作らせる)という政策は、明らかに間違いだ。

保税区企業の場合は、加工貿易の外国委託者になれない。
保税区法人が、加工貿易貨物を引き取り、貨物代金決済をしても(進料加工の場合)、加工企業側で、その受取は増値税輸出還付の要件を満たさない外貨受領と位置付けられてしまうからだ。
この点、物流園区企業であれば、この機能を果たせる。
この様な点を考えるのであれば、物流園区こそ販売会社を受け入れるべきだ。

保税港区は、物流園区・保税区双方の機能を持っているので、それをどう位置付けるか、そして誘致対象を決定するか、というのが判断のポイントになるのであるが、上記の選定は、非常に納得性が高い。
僕が言うのも僭越ではあるが、大変明瞭な分析を行っている。

その上で、「他の地域ができて、自分の地域ではできない事はなくしたい。だから、貿易会社の資本金制限も行わないし、オフィスの制限もしない。その他の要求があれば、具体的に行って欲しい」という発言があった。

この発言通りに、話が進むのであれば、これは、将来大きく発展する可能性があるし、サポートしたいという気持にさせる。

今回の南沙保税港区セミナーにやる気が出てきたのは、こんな理由によるものだ。
さて、本当にその通りの展開になるか。

その先ず第一弾の確認は、12月2日の講演会で、感じてみて下さい。


サッカー観戦(日本代表vs日本)

若干遠くて性能の悪いカメラでは役に立たなかった

先日、サッカー観戦に行った。

香港・上海にいる事で、小沢征爾、B`z、アンディギブのコンサートにも行けたし、FCバルセロナの試合でロナウジーニョやデコも見れた。
日本にいたら行けなかっただろうと思うと、ちょっと得をした気がする。

サッカー経験が無い僕であるが(少年サッカーのコーチをした事があるが、僕自身は無経験で、単に出席率のよさをかわれただけ)、生で試合を見ていると、臨場感があって面白い。
更に、中村俊輔は、本当に上手いんだ、というのが、素人でも分かる。

あと、周りの香港人の観戦(やじ)が、意外に笑えてよかった。
あまり相手チームを非難しないで、自国チームがミスすると、「阿呆!」という感じで笑って叫んでいるのは平和的。
この点が、民度というものであろうか。

また、隣のグループは、明らかに香港人なのに、日本がゴールすると、皆でガッツポーズをして喜んでいた。
何でだろう!?
負けず嫌いで、勝ち目の高い方に肩入れするグループなのであろうか?

ともあれ、寒さの中ではあったが、オープンスペースで開放感があり、楽しい雰囲気の中の観戦であった。


最近のご相談の傾向

キャセイラウンジ

いま、香港空港。
キャセイラウンジで飛行機待ち。

今回は所要があるので、日本の三連休に出張し、連休明けに8件面談をこなしてから上海に移動するメリハリのきいたスケジュール。

最近、ご相談をよく受けるのは、組織再編(来料独資転換を含む)、社内管理体制の整備、ビジネスモデルの構築等であるが、また、進出案件も増えてきた。

ご相談に乗っている進出案件として、インターネット関係、医療関係などが増えている。
規制業種の典型的なものであるが、相談をたくさん受け、経験をこなしていると、いろいろなノウハウが付いてくるものだ。

こうして考えると、中国のサービス業に対する外資の進出状況は、ここ数年で急激に変化している。
5年前ちょっとまでは、外資の販売会社すら原則認められていなかった訳だから(今は、外資販売会社の設立はまったく難しくない)。

時代の流れとともに、コンサルタントも成長していく(いろんなノウハウが付いていく)様な気がしてちょっと嬉しい気もする。

さて、ボーディングの時間。
昨日は香港・マカオを1日で2往復したので、大変しんどいが、機内で寝よう。

日本で頑張ってくるか。

まずい店選定チャンピオン

2年ほど前、元部下の蘆君に、上海で接待の為の日本料理屋を選んでもらった。
その折に、「日本料理屋はあまり知らないと思うので、電話掛ける時、置いてある日本酒の銘柄を聞いて、○○とか○○しか置いてない店はだめ。例えば、○○とか○○とかが置いてある店を選んでくれ」と指示を出す。

僕の考えでは(単なる主観で調査もしていないので、当たっていない可能性もあるが)、日本酒は保存が効きにくいから、仕入コストがかかる。
よって、良い日本酒が置いてある店は、回転も速いだろうし、料理に気を使っている可能性も高いという理屈。
まあ、単に僕が日本酒好きというのもあるのだが。

その時、蘆君は、何件も電話をかけて探してくれた様であるが、何故か、選んだのが、僕がダメ出しした、○○と○○の二種類しか置いてない店。

提携先の総経理も、「日本酒の味は分からないから何でもいいですよ」と言っていたのに、日本酒に手を付けたら、顔が曇り、急に酒が進まなくなってしまった。

結局2時間で、その店は他の客はゼロ。
おまけにそこそこ料金は高い。
更に、クレジットカード決済は、慣れていないのか、理由も言わずに何度も切らせる。

すごい店であった。

上海中探しても、なかなか見つけられないほど悪条件が重なった店。
という訳で、蘆君は、「まずい店選定チャンピオン」の称号(?)を授けられる事となった。
今では懐かしい思い出だ。

その宴席のあった年の冬(宴席から2ヶ月後くらい)、当時社長を務めていたM&Cの予算達成が確定した時に、「お祝いに、美味しい店連れてってあげるよ」、と言って蘆君と二人で食事に行ったのが、アイヌランド。
その店も今はない。
人は去り、会社は変わり、店も変わり、そして新しい縁ができる。

時の流れを感じ、そして縁は不思議と感じる。


スタバのクリスマスケーキ

下の方のケーキに強く惹かれた

スタバに行ったら、クリスマスっぽいケーキがたくさん並んでいた。
こんな時にクリスマスムードを感じる。
思わず食べたくなったが、カロリーを気にして我慢。

並んでいると、前の女性が、ケーキを皿とってもらい、チョコレートクリームで皿にちょっとデコレートしてもらっったのを受け取って、「Perfect !」と声を出して大喜びしていた。

気持は分かる。
ちょっと大げさだけど。
ただ、こんなところにも感じる季節。

香港も急に寒くなってきて、使い捨てカイロを買った。


サラリーマンは楽じゃない

先日、日本に帰った時に、いろんな人と酒を飲んで話して思ったのであるが、サラリーマンは大変だ。

僕は、22年半会社勤めをした上で独立したので、両方の気持が分かるのだが、若手社員の頃(20年前)と今を比べると、会社勤めをする事の精神的な圧迫や、肉体的な負荷が、格段に上がっている。

「家族から、仕事の大変さを分かってもらえない・・・」という悩みも良く聞くが、確かに、会社員は、苦労している割には、自動的に給料が振り込まれるという印象を持たれがちなので不利だ。
また、社内結婚だと、奥さんが知っている会社の状況が、10~20年前くらいのもので、今とは格段にプレッシャーが違う時代だから、誤解されている場合もあろう。

更に、会社員でいると、対外的な情報発信もしづらいので、会社を辞めた人間の主張のみが外に出がちだ。
ただ、辞める正義もあれば、残る正義もある。

プレッシャーを受けながらも、組織に踏みとどまって頑張っている事が、結果、世の中を動かしているのも事実。
そんな意味では、起業家も会社員も、共に体を張って頑張っている仲間(頑張ってる人は、だけど)。

苦労の方向は違うけど(会社員の頃の苦労は、組織の軋轢だったり、上司の無理解だったり、内部の悩みのウェートが大変)、ともあれ、真剣に頑張る人間同士であれば、共感を持って仕事ができる筈だと思う。
その意味で、共感を持って仕事ができる仲間を大事にしたいと思う。


深夜のATMトラブル(残高減るがお金は出ず)

広州のATMで、夜に現金を引き下ろす。
僕が口座を持っている中国銀行が見当たらなかったので、工商銀行の機械を使うと、残高は減るが、お金は出てこない。
ATMの脇に置いてある電話で状況説明。
「明日来て下さい」との回答。

翌日出直し、銀行で状況説明。
申請書を書いたり、状況説明をしたりして、一応、受理される。
後日、連絡の上処理するので、という事で待ちとなった。
結構面倒。

銀行員(若くて感じの良い男性行員)から、「これは、個人的な助言なんですが、深夜0~3時頃は、中国銀行からの情報が伝わらないケースがままあるので、この時間は中国銀行カードの使用は避けた方がいいです」との事(他行も同じ?)。
これは危険だ。

感じのよい対応が受けられてよかったが、事が起こると、外国語での対応は大変。


中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ