香港(一週間を振り返り)

何やら慌しい一週間であった。
日本出張に出ると、ろくにE-mailを見る暇が無いので、その皺寄せが帰任後にでる。更に、財布を無くして、ID・カード再発行など、余計な手続でバタバタしており、てんてこ舞いという言葉そのものの一週間であった。
週末でなんとかもとの状態に戻ったが、こうなると、日本出張がちょっと怖くなる。やはり、僕が動くとビジネスに繋がる(動かないと取りにくい)、但し、纏まった期間出張に出ると、日常業務に支障が出るというジレンマがある。
このビジネスを始めて4年経ったので、部下も随分育ってくれているが、やはり、人材の育成にはそれなりの時間がかかる。僕が完全に安心して出張にいけるようになるには、まだ暫く時間がかかりそうだ。
業務提携などを含めた対応策を、早いうちに検討する必要があるかもしれない。

全然話は違うが、先週、本社に出張した際には、僕の風貌が随分会社員離れしている(単刀直入に言えば怪しげ!?)ので、打ち合わせに行く先々で、大体、1〜2名は、若手社員が興味深げな顔をしてこちらを見ていた。国籍・年齢不詳の人間が、いきなり部長席や役員席に行って、なれなれしく話し出すので、何者だと思った事であろう。やはり、会社に入って20年弱経つと、自分が若手社員だった頃、話しやすい中堅社員だった人たちが部長や役員になったりしており、時の流れを感じる。と共に、日本を離れて長いことより、ちょっと異邦人になった様な感覚もある。では、それがどうなのか、という点はさておき、いろいろな違和感を楽しんだ本社との打ち合わせであった。一応、気持の余裕が出てきたので、そんな事を思い出して笑ってしまった。

今週末は、それなりに執筆作業がはかどった。
やっとの事で、増値税輸出還付税率の整理を完了させたし、HPのコンテンツの準備、NNAの原稿も書き上げた。増値税の輸出還付率の整理は、関税率表をにらみながらの作業となったので、思った以上に苦労し、こんな複雑な制度にした国家税務局を恨めしく思ったが、ともあれ、一両日中に、会員の方々に配信できる。

今週は、またまたイベントの多い週で大変そう。
深セン物流園区の視察、中山市長との会食、マカオ政府との面談など盛りだくさん。どんな1週間になるのか、日常業務が無事にこなせるのか、いまからちょっと不安である。