上海(パーティーは穏やかに進行)

+++実際の日付は26日です+++

講演会が終了すると、隣の錦江ホテルの敷地内でパーティー。
僕が前から書いていたけれど、イメージは「結婚式の二次会」のような雰囲気が目標。
何故、意固地にこのイメージに固執したかと言うと、以前の嫌な経験を反面教師にしたため。

いやな経験とは、僕が以前に参加した、あるメディアの開業式典。
これはどういうパーティーだったかと言うと、参加者が飲み物も配られないまま、宴会場に押し込められ、ずーっと立ったまま、本社から来た方の挨拶・紹介、招待した政府関係者の紹介と、彼らに対する感謝の言葉を聞かされたもの。
僕は開会30分(それでも、開場からは1時間)で、腹を立てて出てきてしまったけれど、このプレゼンはまだまだ続きそうな気配であった。
また、開場前(既に、人は十分集まっている状況)も、主催者側が、「ここは、来賓の方々のスペースだから!」と大声で話しながら枠取りをしている。
来賓と言うのは、中央からきた政府関係の事で、どうやら、呼ばれた大半の人間は来賓ではないらしい。
これではいかん。
「そんな事なら、事前に言ってくれよ。出ないから」というのが正直な気持。
この時感じたのは、「結局、今日の主催者は、自己満足の為に、参加者を使っているだけだな」という事。
その印象が強くて、「仮に自分が主催するとしたら、参加者軽視のパーティーはやるまい」と心に誓っていた。
ただ、考えてみれば、会社の記念式典というのは、程度の差こそあれ、そんな傾向になりがちだ。
だから、参加してくれた方が、純粋にくつろいで頂けるパーティーをやりたかったし、その為には、通常の会社の記念式典と、まったく違った企画にしたかった。
それが、結婚式の二次会の雰囲気という言葉になったもの。

先ずは、開会の挨拶。
「会社を作った喜びとか、作るまでの苦しさとか、いろいろ有りますが、そんな事は話しませんから。ともあれ楽しんでいって下さい!」という短い挨拶で開会。



あとは、大西さん・金さんとのトークショー。
「大連で大西さんはアンディラウに間違われたと言っているけど、実はバリーマニローの方によく似ている」という話を紹介。
大西さんと金さんは、17年来の付き合いなので、もっと話したい事があるようであったが、「暴露大会になってはいけないから」とかなり自制されていた。



後半には、花木蘭の大内さんとのトーク。
花木蘭は、僕が行きつけのバーであるが、オーナーの大内さんは、男性・女性ファン共に多い様なので、集客を期待して助っ人を依頼。
功を奏した(と思う)。



そんな感じで、和やかに2時間は過ぎていった。
香港の懇親会の時もそうだったけど、会が終わっても(中締めが終わっても)たくさんの方が帰らずに、酒を飲みながら話をしていてくれたのが嬉しかった。
楽しんでいただけたという事だから。
パーティーに参加頂いた方は160名。
大勢の方の参加に感謝。
今日は、僕が上海に根付いた(根付く)記念日という事にしよう。
上海の皆様、ありがとうございました。

因みに、亀一も広州から参加。
一応、道案内はしていたが(とは言っても、プレートを持っていただけ)、会場では、食べているだけで、何も働いていなかったと領家さんが暴露していた。