翻訳規定販売サービスを開始

夜8時15分発の飛行機で、上海から香港に移動した。
香港到着は夜11時。
幸いな事に、便ががらがらだったので、離陸前に席を移動して、後ろの席(かなり空きが目立つ席)に。
4人がけの席をまるまる独占できたので、枕と毛布を貰って横になる。
やはりこんな感じで移動できると、疲れ方が違う。
香港到着時も、それほど体に負担は無し。


全然話が違うが、3月より、NNAさんと共同で、規定の翻訳販売を開始する。
1月と2月にプロモーション版を配布するが、初回(1月)の配布で、既に良いペースでご契約を頂いている。
ありがたいと感謝すると同時に、「狙いが当たったぞ」とほくそ笑む。

これは、外貨管理、通関、会計税務、会社設立・廃止、労務など、分野を問わず、読んでおいた方が良い規定は、徹底的に翻訳して、隔週で(印刷物として)お届けしようというもの。
毎月数十本翻訳しているので、かなりの分量になる。
これは、十数年前から、僕が実務をするに当たり、矢継ぎ早に公布される中国の規定のフォローアップに頭を痛め、「こんなもんがあったらよいのにな」と思っていたのを実現させたもの。

M&Cのコンサルティング会員の方には、E-mail&HPのデータという形で提供していたが、今回、印刷物の形で配布することにした(邦訳・中文の見開きというレイアウトも僕のこだわり)。



他社でも、注目度の高い規定を、月に数件選んで翻訳し、無料で提供しているようなケースが多いが、僕のサービスの売りは網羅性。
「訳すべきものは全部訳す」というのを、ポリシーにしている。

分社前に、社内の関係者(現地法人主管者など)から、「銀行や弁護士事務所が、無料でレポートを配信しているのに、規定を有料で買う人がいるのか」とか、いろいろ言われたけれど、僕から言わせれば、全く分かってない。
(分社の時に、社内の人間からあれやこれや言われて、結構悔しかったので、改めて反論すると)必要なものを全部訳すのと、部分的に訳すのでは価値が全然違う。
これは、僕の実務者としての感性。

そんな感じで、思い入れが有るサービスなので、大当たりするといいな。
という事で、ご興味の有る方はこちらに!

上海(若者二人と酒を飲み悩みを語る)

20代の男の子二人と酒を飲む

ホームページの改定に当たり、手伝ってもらっている若者二人と春夏秋冬で酒を飲んだ。
二人は26歳という事でずいぶん若い。
自分の26歳の頃というのは、福州で実務研修をしていた頃だ。
悩み多き年頃だろう。
と思ったのであるが、比較的健やかなトークの二人。
悩みを幾つか語ってくれるのであるが、年相応に苦労を重ねた僕からすると、それ程の悩みでもない様な気がしてしまう。
どうやら僕の方が悩んでいそうだぞ。

「水野さんはブログを見るだに悩んでいる(落ち込んでいる)様ですね」という若者1(松島君)の意見。
「たいへんっすね、水野さん。僕よく効く薬を持ってます。50元の精力剤ですが、これ凄く良いですから差し上げますよ!」。
う~ん、気遣いはうれしいんだけど、そんな50元で解決するような浅い悩みじゃないんだけどなぁ・・・
という事で、悩みを言い合う会は、かみ合わないまま終わったのであった。

最後は、精算を終わった僕と若者2(宮野君)がトイレに行っているうちに、僕の分のかばんも持って、タクシーを捉まえてくれた松島君。
営業マンだけあって、なかなか気が利くようだ。

タクシー乗り場で、「僕のかばんは?」と松島君に問いかける宮野君に対して、「甘えるな。自分のかばんくらい自分で持てよ。お前の座席においてあるに決まってるだろ」と冷たく答える松島君。
「ひどいよ~」と3階に走る宮野君であった。

悩み交換会はかみ合わなかったが、最後は体で笑わせてくれた。
天然の気遣いには感謝しよう。

人生相談には向かないけど、コントには向いてるかもしれない。

因みに、これは、レストランで出てきたコロッケ。
中に丸ごと一個のゆで卵が入ったアイデア賞。