軍隊チゲの会を開いた(在秘苑)

ハイトビールに前菜で全員集合を待つ

軍隊鍋(ブデチゲ)の会を開いた。
場所は、香港バンク・オブ・アメリカビルのGFにある秘苑だ。

僕が軍隊チゲを好きなのは以前書いた通りであるが、その中でも秘苑のものが一番好きだ。
僕的には、かなり完成系に近い軍隊チゲを出してくれるところという感じ。
ともあれ、余分なものが入っておらず、必要最小限のものだけだ(ソーセージ、ランチョンミート、ネギ、にんにくに辛ラーメン)。
これがいい。
具だくさんがいいというものではない。
あと、辛ラーメンがいい。
生麺では軍隊チゲの良さが出ない。
次回は、韓国もちもトッピングで入れてもらおう。

軍隊チゲに備え、朝食を抜き、昼食はパン一個。
ジムで走って会に臨む。

先ずはハイトビール。
グラスを冷やしてくれるのも嬉しい。
前菜でビール。
空腹と運動で全員揃う前に酔いが回り始める。

初めて食べたけど蒸した豚肉は美味しかった

軍隊チゲがメインなので、肉は焼かない。
ジョンの盛り合わせ(これはちょっと想像と違っていて、僕としては外した)。
蒸し豚(これは大変おいしい)。

最初の様子 透明なスープがだんだん赤く染まっていくところが良い

そして軍隊チゲ。
段々と赤さを増していくスープが刺激的だ。
演出もよい。

最初の透明な状態を見ると、何の具が入っているかよく分かる。

辛ラーメンが素晴らしい 生麺では出せないチープな美味しさ

辛ラーメンを入れて出来上がり。
本当はこれをご飯と一緒に食べるとよいのだが、今回は、ご飯はパス。

ともあれ美味しい。
空腹なので、美味しさが倍増だ。
大がHK$350、小がHK$250。

これは価値があると思う。

マッコリの甘さと軍隊チゲの辛さが丁度よい。
ただ、マッコリが品切れで追加注文できなかったのが残念だ。

そんな感じの楽しい会食だったが、軍隊チゲを食べたあとは大変臭くなる。
翌日、人から「こんな臭い水野さん初めてです~」と言われる。

これでは、面談コンサルティングに差支える。

軍隊チゲの最大の難点は翌日の匂いだ。
曜日限定の品だな。

次は休日前に食べに行こう。

会社は誰のもの?

会社は誰のものか。
そんな事を思う機会が増えた。

例えば会社の純資産を、Net WorthといったりShore Holder’s Equity(株主資本)と言ったりするが、株主資本という呼称は、如何にも米国的な感じがする。
この感想正しいかどうか分からないけど。

最近の金融危機以降、米国流のやり方に批判も集まっているけれど、バリバリの資本の理論を信じる米国人だって、資本の理論だけで全てを語れると思ってはいないだろう。
少なくとも、有能な人間は。
資本の理論だけで全てが解決できると思うのは、「聞きかじりの資本論者」とでもいうところか。

会社は株主のもの。
それは事実の一つである。
ただ、よく言われるけれど、会社は生き物であり、そこにいる従業員、経営者、取引先の思いがつまっている。
僕が一生懸命育てたM&Cを手放した時、それが非常によくわかった。
そういった人の思いを無視しては、会社の経営など成功しない。
資本の理論は、そういったものを考慮した上での管理手法の一つである筈だ。
資本さえ取れば、全てがコントロールできると考えるのは、あまりに思慮が浅い。
会社をコントロールするというのは、人を掌握する事。
そしてそれは、人を安心させる事。人に夢を持たせる事。
人に評価される事。そして、信頼される事。
資本以前に、そんな努力が必要で、その前提あって(もしくは、その気構えがあって)こその資本関係だろう。

ジムの付近の夜景

会社を辞めるかどうか思い悩んでいた時、元ライブドア宮内氏の書いた「虚構」という本を何度も読んだ。
何もない中、利益を伸ばしていく過程で、あの様な行為に走った心情は非常に良くわかった。
ただ、行きついた結末も必然だった様な気がする。

会社は誰のもの。
結論を出す必要はない。
従業員のものであり、取引先のものであり、株主のものであり、そして社会のものでもある。

そして、会社を成長させて行くには、近道を安易に求めず信頼関係を築いて行く事だ。

今の僕は、そんな古典的な考え方をしている。

話変わって。
実は、昨日まで香港はイースターの4連休だった。

中華圏のイースター休みというのは、(香港以外では)全然認知されず、誰も休日だと思ってくれないので、困った事が過去に何度も。
今回は、仕事で忙殺されており、そもそもイースターを忘れていた。

そんなこんなで、4日とも家で仕事。
ただ、ジムには毎日行った。

いままで、運動をする時間がなかなか取れなかったので、うっぷん晴らしだ。

ジムを出るといつもの夜景。