給食の思い出

昨日、会食時に小学校の頃の給食の話題となった。
この話題は、年齢によってずいぶん印象が異なる。

僕の世代は、給食がまずかった。
僕は一回転校しているのだが(愛知県江南市⇒横浜)、小学校1~2年を過ごした愛知県の給食が特にまずかった。

何がまずかったかと言うと、「冬に出てくる脱脂粉乳」、「給食のおばさんが、よく焦がす」という事で、灰の浮いた給食を、かなしい気持ちで食べたものだ。
毎月1~2回焦げていた気がするので、確実におばさんの技術不足(手抜き?)だ。

あと、小学校の頃は、あまりご飯が食べられない子供だったので、冬は、おかずを(食欲旺盛な同級生に)あげる事を条件に、脱脂粉乳を飲んでもらったりしていた。

あと、子供のころはバナナが食べられなかったのも問題だった。
一度、(残すと怒られるので)食べ残したバナナをランドセルに入れて帰ったら、下校時に友達と遊んだこともあり、中でぐちゃぐちゃに。

ノート(昔なつかし、ジャポニカ学習帳)が、バナナでドロドロになっていて、「困ったぞぉ」と思ったものだ。

バナナぐちゃぐちゃ事件の数日後、本来は、クリスマスケーキが出るはずだったのに、工場の関係で、ケーキがでなくなり(という説明だった)、代わりにみかんとバナナが出た事がある。

みんなは、「やったー」と喜んでいたが、僕は、「またバナナだよ」と、「とほほ」という気分で暗くなった記憶がある。
今度は手に持って帰った気が。

そんなこんなで、小食だった子供時代の僕には、給食に対して良い思い出が無い。

今の給食はずいぶん美味しくなったとか。

うらやましいなぁとしみじみ思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です