広東語読みすると変な苗字

ホンハム(香港)のサービスアパートの生活も、3ヶ月経過したので慣れてきた。
GFに下りると、ランドリーサービスがあるので、香港にいる時は、2日に一度は行っている。

僕の名前(水野)の広東語発音がおかしい様で、僕が行くと、「水野が来た、水野が来た」とおばさん達が楽しそうに騒ぐのが恒例となった。
因みに、水野の野(YE)は、広東語の「物」の意味の単語と発音が同じなので、水野の発音は、北京語の水貨(密輸品)と同じ様な意味になる。

最初、MIZUNOと英語で名前を書いていた時は、見向きもされなかったが、漢字で書いた途端、急に人気者になったのがおもしろい。

広州の市長大廈(ホテル)でも、僕がロビーに入っていくと、手続をする前に、フロントの人たちが、「水野san来了!」と言ったりする。
1997年から使っているから、随分顔を覚えてくれてるんだな、と思っていたが、意外に、ここでも名前が受けているだけなのかもしれない。

北京語では問題にならない名前が、広東語だと変な名前になってしまう。
まあ、名前だけで覚えてもらえるなら良しとするか。

鈴木さん三井さんと会食

NERAの鈴木さん、NNAの三井さん、伊東さんと久々に会食した。
場所は音。
端午節前の日曜日出勤の夜だったので、僕はちょっと疲れて参加。
他の方々は、気力充実して参加。

明るいイメージに転換計画を続けている鈴木さんは、二次会でやはり「寿司食いねえ」をうたっていた。
他のしぶがき隊の歌を、僕もついついはもってしまったが。

因みに、記念撮影は音で。
暗くて上手く撮影ができず。

CI5でモヒートを飲む

上は店の様子 下はモヒート

本土は、週末(土・日)出勤日とは言え、日本・香港は休みだし、本土でも休みの方がそれなりにいるのか、比較的E-mailも少なく、のんびりムード。

残務を片付け、18時にオフィスを出る。
2時間全身マッサージをしてもらった後、2夜連続でCI5に行く。

昨晩(12日)は、食事もCI5でとる事にした。
食べたのは、うどんと油揚げピザ。
なかなか美味しかった。

そして、シャンパン、ウィスキーと飲んで、最後は、皆が飲んでいるモヒートに。
CI5で一番、(客側に立てば)コストパフォーマンスが良いドリンクとの事。

「これを一度飲むと、次回も必ずこれを頼むので、カウンターに並ぶモヒートの数が、日に日に増えている」と隣のお客さんが言っていた。
それを聞いて、僕も最後に飲んでみる事に。

確かに、習慣になってしまいそうなドリンクだ。
ブログで書いていても、また、飲みたくなってきた。

モヒート・バーに変更か!?

経営者と出資者

数日前に、知り合いから唐突に、「出資者と経営者に軋轢が生じるのはなぜでしょう」という質問を受けた。

典型的なのは、短期利益を求める出資者の意見と、経営者の理念(信念)に衝突が起きる場合であろう。
社会の信用を得ているが多額の利益は期待できない活動と、根本のとなる活動の信用を損なうかもしれないが、リターンの大きな取引の二つがある場合、どの様な対応をするか、という場合等にこの問題が典型的に現れる。

オーナー企業の最大の欠点は、オーナーの一存に会社の経営が左右されるという点であるが、一方、上場企業の弱さがあるのも確か。
出資者が全て自己の短期利益を求めだしたら、会社経営は適切な軌道を外れるであろう。

僕が前職を辞める直前、「コンサルティングは利益が薄いから、顧客相手に物を売れ」という指示をされて困ったものだ。
コンサルティングを辞めた時点で顧客は維持できないという、簡単なロジックも理解していない人間の発言であるが、こんな常識を疑う意見でも、出資所管部長の声となれば、従わざるを得ないのが資本の世界であり会社組織。

出資者が多ければ、こんな突飛な意見は薄まるのであろうが、上場企業の株式を買う人間の目的は、通常キャピタルゲインであるため、必然的に短期利益の追求が主目的となる。


過去には、上場会社の社長になる(自分で作った会社を上場させる)のが夢、という発言をしていた事もあるが、今では決して上場したくない(子会社の上場はさておき)。
MCH本体への出資者は、もう一人も増やしたくない。
出資者は、僕、社員、起業時(まだ、成功するかどうかも分からない時)に出資をしてくれた方だけで良いと思う。
よけいな声に左右されず、堅実で信念に基づいた経営を続けていきたいからである。

オーナー企業の弱さであり強さであるのは、会社の品格・未来が、オーナーに大きく左右される事。
この点は、肝に銘じて、自分を律していきたいと思う。

話がコロッと変わって・・・

先日、香港の力寶軒で炒飯を食べた。
僕は炭水化物好きなので、麺、ご飯がともかく好きだ。

この時食べた麺は外したけれど、炒飯は凝ってて美味しかった。
レース状のたまごで包んだ炒飯。
名前も力寶炒飯なので、このレストランの売りではないか。

レンジで作るカレー・麻婆豆腐・ご飯を買い込む

移動日を含めると、12日間の日本滞在であった。
その間、北海道にもいったので、ちょっと長め。

日本の生活は、便利でもあり不便でもあり。
本土はさておき(好きだけど)、香港での生活が大変便利で、これにすっかり慣れてしまったので、日本滞在のありがたみも、ちょっと薄れる感は否めない。

ただ、3月に引っ越した香港のサービスアパートメントが、便利だけど、買い出しや食事にはちょっと不便。
まあ、15分おきに出ているシャトルバスかタクシーに10分くらい乗れば目的地に付けるのだけど、香港の尺度で考えると、それでも面倒くさい。
施設内のフードデリバリーは、ピザ、ハンバーガー、スパゲティ等の様な軽食しかないし。

そんな訳で、今回は、レンジで調理できるインスタント食品を幾つか買った。
ご飯(お米)は7食分。

あとは、蒙古タンメン中本の即席麺(これはすぐれもの)、麻婆豆腐、カレーのLEEの30倍。
まあ、こう書くと、また、読者の方から、「体に良いものを食べて下さい」と叱られそうなのだけれども、飽くまでも数ヶ月分買いだめしただけで、たまにしか食べませんのでご安心を・・・

そんな訳で、食品を買い込んで、香港に出発。
月末再度、日本に戻るまでは、香港、上海、広州を動き回る予定。

条約あさり

金曜日の宴席の酒はほどほどにして、昨日は朝から、コンシェルジュの原稿、NNAの原稿を書き上げた。
今週は、北海道・東京の飛行機の中で、時事通信の原稿、6月23日の講演会の原稿のレジュメ、三井住友コンサルティングの原稿も書いたし、今週は、まあ順調に執筆が進んだと言える。
外貨マニュアルも、僕の役割は終了(出版を待つだけ)。
加工貿易マニュアルは、改定に向けて、作業を開始した。

バリバリと執筆が進み、ノルマを仕上げていくのは気分が良い。
とは言え、書いても書いても締め切りに追われている感はぬぐえないが・・・

尚、昨日書いたNNAの原稿は、半年前に出た通知なので、ちょっと古いのだけれども、Treaty Shopping(条約あさり)規制に関する国家税務総局の通知の解説。
これまた、10数年前に欧米で騒がれた国際税務の動き。
中国の、欧米を意識した税務制度作りの一環と言える。

ここ数年で相次いだ、各地の税制改定の結果、香港経由の対中投資の税務メリットが際立ってきた。
ただ、租税条約の適用のみを目的に、ペーパーカンパニーを経由した強引なフォーメーションを組むと、この規制にひっかかる可能性があるので注意すべきだ。
やはり、ビジネスは税務メリットありきで進めるのではなく、ビジネス上の必然性を優先すべき。税務フォーメーションの構築(税務メリットの追求)は、その範囲ですべきであろう。
そうでないと、本末転倒になってしまう。
この通知は、それを再認識させてくれるものだ。

NNA連載も397回。あと3回で400回だ。
連載300回記念があったのは、僕が丸紅を退職した直後(2008年9月)だったから、それから100回近く書いた事になる。
時の立つのは早いものだ。


ネコの親子

上海のオフィスの窓から外を眺めると、よくネコが、塀や隣の家の屋根の上を歩いているのが目に留まる。

先日、やはり外を眺めていると、親子連れになっていて、親ネコが尻尾をパタパタさせて、子猫がそれにじゃれついているのが目にとまった。
10分ほど時間を忘れて眺める。
あぁ、癒される。

遠くて、写真に殆ど入らなかったのが残念だが、ともあれ、ネコやら、ピグミーマーモセットやら、小動物(や、その動画)を眺めるの事が多くなった今日この頃。

日本上陸は・・・

日本法人設立準備を徐々に始めている。
とりあえずは、オフィス物件探し。

先月に引き続き、今月も横浜みなとみらいを視察した。
良い物件あり、入居条件を打合せ。
大丈夫そうだが、今、物件に空きがなく、しばし待ちという事になった。

そんな訳で、年末~来年という感じの会社設立となるのかな。
みなとみらいの観覧車を見て、起業早々を思い出した。
これに乗って、みなとみらいを眺め、「やるぞ!」とこぶしを固めたものだ。

改めて、「やるぞ!」

逆向きのコンサルティング対応

僕の顧客は、現在のところ、100%日系企業。
日系企業の中国ビジネス展開のサポートという事なので、顧客は日系・パートナーは中国系というのが基本的な形。

数年前から、中国企業の日本進出、企業買収、不動産買収等の対応をすべし、と人に言われていたが、僕は、「企業文化が分からなければ、コンサルティングはできない。中国企業の文化が、体で分かっていない以上、この対応は安易にはできない」という意見を持っているので、焦らず、数年がかりの対応を考えていた。

ただ、世の流れは速く、そうも言ってはおられず、比較的早い時間軸で体制を作る必要がでてきた。
今回の北海道出張は、その一環。
初回の訪問にしては、それなりの効果があったと思う。

そんな感じで、2日の午後便で東京に移動。
最後に、ホテルの近くの寿司屋で、うに、牡丹えび、いか刺しを食べた。

寿司屋では軽めにしておいて、飛行場に向かう電車の中では、鮭いくら弁当を食べる。

使命感の様に、いろいろ食べた北海道初出張であった。

これが時計台か

札幌到着。
旭川はちょっと寒かったけれど、札幌は随分温かいので驚く。

宿泊は、札幌駅から歩いて5分のクロスホテルというところ。
一休ドットコムで、大浴場付きのホテルを検索したらでてきたホテル。
時計台のすぐ近くなので、まずは、時計台を見てからチェックイン。

ここを見るとがっかりする、と本にも書かれれていたし、人からも聞いていたので、どの程度がっかりするか興味があったのだが、確かにこれはがっかりだ。
その意味では、期待を裏切らないがっかりぶり。

しかし、観光名所だと言われなければ、まったく分からないだろうな。
規模が小さい。
入場料200円取っていたけれど、中には何があるのだろうか。

ちょっと興味はあったが、時間がなく入らず。