本日は上海で講習会

昨日上海到着。
今回は、ピークシーズンで飛行機の料金が高いため、東方航空の格安チケットを使用。
昨日は1時間のディレイだが、上海便である事を考えれば、まず定刻と考えてよかろう。
揺れもせず、まずまず快適。
隣の席(2人)は偶然日本人であったが、相手は僕を日本人とは認識していない様であった(こちらも執筆に専念していたので、話しかけず)。

今日は、上海でクライアント様向けの講習会を開いた後、松本顧問と焼き鳥を食べる予定。
講習会では、国家税務総局公告2013年第30号の解説もしようと思う。
これは、一義的には、増値税輸出還付制度の改定であるが、ユーザンス取引やクレーム代金処理に関する制度欠陥の解決(昨年8月1日に、核銷関連の外貨管理文書が数百件失効となった事により、制度欠陥が生じている事例が多数ある)という意味で、意義があり、なかなか面白い公告だ。
ただ、2009年以降、US$3万超の非貿易項目の対外送金に関して税務局の許可が必要となったが、今回は、クレーム処理に関しても、税務局で審査が行われる様になった(従来は外貨管理局)。
この意味では、税務局の権限・影響力が、年々強くなっている気がする。