1日がかりでカンボジアに

5月18日は朝8時半の飛行機でホーチミンに移動。2時間のフライト予定であったが、ホーチミンの天候が悪いとの事で、3回ほど着陸をやり直したことから(車輪の何度も出し入れしていた)3時間ちょっとの飛行であった。やたらと揺れたが、機長の「天候悪いが、あと数分したらもう一度着陸をトライしてみる」という落ち着き払ったアナウンスが良かった。こまめな状況報告は非常に重要だ。
CXビジネスクラス
ホーチミン空港では4時間待機。ここまではキャセイなので、各種便益が享受できたが、これから先はラウンジも使えない。アウェー感が漂うが、ホーチミンの空港は意外に充実している。まず足マッサージを45分(US$35は空港価格だ)。そして、いつも使用しているFin Barで、インターネットを使いながら仕事。
足マッサージFINbar餃子
餃子が、damplingでもJiaoziでもなく、Gyozaと表記されているのが面白かったが、写真が焼き餃子なのに出てきたら揚げ餃子だったので驚いた。さらに、その後、春巻きを頼んだが、餃子と同じ味だったのでもう一度驚いた。ただ、味は悪くはない。満足した。

そうこうしている内に、4時間は経過。ベトナムエアでプノンペンに。
ホーチミン空港ベトナムエア
プノンペンまでは45分のフライトなのであっという間だ。
到着時は雨。ホテルまで1時間以上かかった。タクシードライバーが、渋滞を避けようとあれこれ策を練るのだが(前方が混雑していると、取りあえず曲がってみる、という技を繰り返していた)、それが完全に裏目に出ていたような気がしてならない。ホテル到着はカンボジア時間で夜7時。香港の家を出発したのは朝6時半なので、1日がかりの移動であった。
空港より

在香港のベトナム領事館

5月14日(土)に日本から香港に移動。15日(日)は疲労困憊でぐったり。16日(月)は広州日帰り出張。17日はベトナム領事館でビザを取得し、18日(火)にベトナム経由カンボジア。という日程であった。
部下は何度も行っているが、僕自身は初めての在香港ベトナム領事館。チャーターハウスの向かいのビルにこじんまりとオフィスを構えている。
ベトナム領事館
朝一番で駆け付けたので、順調に手続が終わった。
早めの行動がポイントの様だ。

卵の思い出

日本から香港に戻る折、卵を3パック、長ネギを6本買ってきた。
香港では最近、日本産のネギが手に入りにくい。日本製の卵は買えるのだが、海外輸出向けは消毒が強いのか、(それが殻の中に入り)生食するとちょっと違和感を感じる場合がままある(3回に1回くらいの割合?)。という訳で、卵好きな僕としては、日本出張の際に卵を調達する事になり、冷蔵庫の中に豊富にあると、心が安らぐ。
卵

高校生まで、生卵を食べる事はまずなかったのだが(高校の学食で月見そばを見て驚いたくらい、生卵を食べるという意識が無かった)、大学時代、合気道の合宿で出てきたことから、栄養補給の観点より食べるようになった。
その後、福建省の福州に実務研修し、当時(1989年)の環境では日本食を食べる事が全くできず、それに伴い日本食に対する思い入れが強くなった。特に食べたくなったのは、何故か卵かけご飯とざる蕎麦だ。
蕎麦は日本から郵送してもらい、他に冷やす術がないので、バスルームの洗面所の水で冷やして食べていた。
生卵は、スタッフに買ってきてもらい、「日本の卵じゃないから生では食うな。前の研修生はそれで病院に運ばれたんだぞ」と必死に止められるのを振り切って、50個ではきかないくらい食べ続けた。
いま思うと呆れるほど乱暴な事をしていた20代だったが、運良く1度も腹を壊さなかった。
当然の事ながらいまではもうやらない。香港でざる蕎麦や冷や麦を作る場合は、買ってきた蒸留水で冷やしているし、生卵も当然日本産のものだけだ。
当たり前と言えば当たり前だが、自分も落ち着いたものだと感じ、また、若き日の自分は無鉄砲だなと呆れる。

対外借入制度の変更

5月14日(土)に日本から香港に移動。その週(先週)は、全般的に不眠に悩まされ、身体も疲れ切っておりぐったりとした状態で移動。その中で、NNAの連載を必死で書く。
2003年の外債管理弁法施行より外資企業に適用されていた投注差管理、つまり、国外からの借入枠が、2016年5月3日より変更されたので、その解説を2回に分けて行った。どう変わったかというと、企業(不動産、リース、投資性公司は除く)は、従来の投注差管理と、前年度の純資産をベースとして一定の調整を加えた管理手法の何れかを選択できる様になったというもの。
また、投注差管理に付いても、一律残高管理になるという重要な変更が有る。つまり、今までは、外貨の中長期借入や、期間を問わないクロスボーダー人民元借入は累計額管理であり、返済しても残高が復活しなかったのが、これからは投注差も一律残高管理となるため(純資産ベースも残高管理)、返済すれば枠が復活する。
ただ、残高管理への移行は、2に規定されているもの(上海の人民銀行と外貨管理局に確認したが、外貨でもクロスボーダー人民元でも全てが残高管理に移行しているとの回答)。つまり、自由貿易試験区に関する法的根拠であり、その他の地域に付いては、若干不透明な部分が有るので、今後の展開に注意を要する。
1.全範囲クロスボーダー融資マクロプルーデンス管理の拡大に関する試行通知(4つの自由貿易試験区に新制度の適用を認めるもの)・2016年1月25日施行
2.全範囲クロスボーダー融資マクロプルーデンス管理の拡大試行に関する外貨管理操作手引(2016年4月15日に外貨管理局が公布した1の実施細則)
3.全国範囲で全範囲クロスボーダー融資のマクロプルーデンス管理を実施する事に関する通知(新制度の全国展開)・2016年5月3日施行

香港帰任のJAL便でも、日本酒は獺祭であった。4月の搭乗時は、上喜元が積んであるのを見つけてもらってそちらを飲んだのだが、今回は残念ながら無し。獺祭を2本飲みながら移動。獺祭に縁が有った今回であった。
機内獺祭機内食

居酒屋で講演会の打ち上げ

5月13日の14~17時に僕のパートの講演。今回は、個人所得税と組織上の肩書に付いて。
純粋な税務の話し加えて、法定代表人とは何か、股東会と董事会の関係はどうか、等々のテーマを講演。以前は、4時間程度の講演なら、立ったままでも全く平気だったが、最近は体にくる。
特に、足の指がつりそうになるのが辛い。来月の6時間の講演が少々心配だ。 ともあれ講演が終了し、30分程度の質問対応が終わるとくたくた。関内の居酒屋まで歩いて3人(松本顧問、杉山さんと僕)で会食。
三人
外で食べられる明るい店が良かったので、3年ぶりだが縁日・馬車道店という場所を予約。思った通り良い感じだ。
杉山焼鳥三人前たけのこしらす刺身厚揚げ
完全な居酒屋だが、刺身の鮮度が結構良い。また、勧められた竹の子が非常に美味しかった。
日本料理を食べるのであれば、当たり前かもしれないが、日本で食べる満足感がダントツだ。上海、香港と比べて価格も安いし。日本の方が香港・上海より安い、と感じる時がこようとは、数年前までは想像もしなかった事だ。

横浜での講演会の前に

5月13日は、横浜情報文化センターで講演会。
5月13日と6月17日に、各6時間で「2日間でマスターする中国ビジネス実務特別講座」と題した講演会を行うのだが、その1回目。詳細はこちら
6月17日は一人で6時間話すのだが、この日は王隠弁護士と3時間づつ。僕は午後のパートなので、午後一は2階のカフェでレジュメを読んでいた。
ラテ窓
僕が独立起業をブログに書いた時、色々な方からサポートの御連絡を頂いたが、横浜市と香港貿易発展局に講演会のお声がけを頂いたのもその一つ。その時は、1階のカフェで、外の景色を見ながらレジュメを読んでいた。その時の気持を思い出す。
その後、横浜に事務所を作り、会社も8拠点に拡大した。
あの時が有って今が有る。
支えてくれた方々がいるから今が有る。
そんな事を考えたひと時。

日帰り豊橋出張

5月11日は豊橋日帰り出張であった。
若干余裕を見て朝10時に家を出て、豊橋到着は午後2時頃。昼食は新幹線内で食べようと思ったが、やはり駅弁は、どれもご飯が大部分を占めているので、節制中は食べにくい。東京駅構内のGranstaで、迷いに迷って焼き鳥4本(軟骨2、砂肝1、皮1)と春巻き1本を購入し昼食とする。
焼鳥
豊橋到着すると、相談企業に直行して1.5時間ほど面談。その後、車で蒲郡まで。
小学校2年まで名古屋、江南に住んでいたが、思えば豊橋で降りたのは初めてだ。
海
ちなみに、名古屋で酒を飲むと、だいたい尾張と三河の対決で1時間は費やされる。その様な戦いが、今宵も名古屋の居酒屋で繰り広げられる事であろう。
面談2件が終わると豊橋駅前で会食。魚で日本酒。ここは大アサリというのが特産の模様。ハマグリとしか思えない大きさのアサリを食べる。
料理1料理2料理3料理4料理5料理6
そして夜8時半発の新幹線で東京に。
慌ただしく夜はふけた。新幹線内でハイボールを飲みながら移動。帰宅は0時近く。成果は有ったが、身体は大変。ただ、これも日常生活だ。
豊橋駅ハイボール

羽田空港の中華

昨日日本より香港に移動。明日(月)は広州日帰り出張で、その後、ベトナム(ホーチミン)、カンボジア(プノンペン)に移動する予定。また、更新が遅れていますがご容赦ください。

5月7日に上海から日本に移動。
僕は三角移動(香港⇒上海⇒日本⇒香港)が比較的多いが、今のマイレージステイタスだと、マイルは倍付き、アップグレードは半分のマイルですむ。そのため三角移動を一回すると、1回ビジネスにアップグレードできる公算になるので、それを香港・日本便に充てている。
いつもビジネスクラスですね、と言われる事が有るが、真相はこんな事。また、エコノミー移動の時はわざわざ写真を撮らないだけだ。
今回の上海⇒日本移動は、何時もの様にエコノミーで、機内でビールは2缶飲んだが、料理はほとんど食べず。空腹なので、到着すると羽田空港の中華料理に直行した。日本では中華を食べがち(一方、中国では和食が殆ど)な僕らしい行動。
置いてある日本酒は獺祭一種類。人気が高い酒だが、僕の好みにはいまいち合わないのでちょっと残念ながら、中華料理で日本酒。
獺祭焼売焼きそば
料理は上品な味で美味しい。45分後のバスチケットを買ったのだが、腰を据えて楽しんでしまったので間に合わず。その次のバスに駆け込む。ダメもとでチケットの変更が可能か聞いたら、快く変更してくれ喜ぶ。

上海の街も

先週の事。上海もすっかり夏めいてきた(まあ、まだ夏ではないが)。
ほぼ同じ場所で、3か月前の写真と今、とても同じ場所とは思えない。
冬夏っぽい
今は日本。今日は、豊橋日帰り出張からの帰りでくたくた。
今日は、簡単ながらこんなところで。。。

スーパーの雲丹

スタンレーからの帰り道、金鐘のパシフィックプレイスに寄って夕食を買う。時間が遅いので、品ぞろえが限定されている中、ふとウニに目が止まる。この分量でHK$300弱(4,000円ちょっと)なのでどうしようかと考えた。ただ、思えば、香港駐在して20年間、幾度となくどうしようかと考えて、高いからと断念を繰り返してきた。一度くらいは買ってもよかろうと思い切ったが、結果としては買ってよかった。
外目からは分からなかったが、2~3重になっているので思ったより分量が有り味も良い。アジは、見切り品(値引き品)だけあって鮮度が落ちていたのが残念だったが(アジはHK$70程度)、日本酒と刺身でまずまず幸せな夕食だった。
まあ、ウニ・あじ・日本酒の3品でHK$600(8,500円)なので、見た目は質素だが、その実贅沢な自宅飯となったが、外国で和食の食材・日本酒をそろえるとこんなもんだろうと割り切る(普段は豆腐生活なので、さほど自炊に金はかかっていないが)。
うにアジ
最近、香港では自炊が非常に多い。一人で外食するのはまだよいが、そのあと家まで帰る道筋がなんともわびしく、また億劫になってきたためだ。
まあ、一人で自宅で食事をするわびしさと、外食してから家に帰るわびしさとどちらを取るかという問題で、どっちもどっち(慣れの問題)という気もするが。ともあれ、次回は、ウニといくらを揃えて日本酒の肴にしよう(下の写真は、別の日にイオンで買ったイクラを醤油漬けにして食べたもの。イオンで買えば価格も良心的)。
家刺身