福岡到着翌日から雪が降り始める。寒い。
そんな中、丸紅時代の同僚と会食をする。慶州というもつ鍋やで有名人もよくいく店だとのこと、
ただ、この日は胃の調子が悪く、食欲がない。酒も飲めない。雲仙ハムカツはうまかったが、それを食べたら満腹になり、他の物を食べる気力がなくなってしまった。何かないかと頼んだのがオックステールの塩焼きで、これが完全に認識不足。こんなに脂っぽいとは思わなかった。体調が良いとき食べれば美味しいのだろうが、胃もたれ時のオックステールは苦行であった。
そんなこんなで、ちと後輩にも迷惑をかけてしまったのであるが、体調万全の折に再チャレンジしよう。
月別アーカイブ: 2022年12月
若手弁護士と会食
福岡到着の翌日、若い弁護士さん2名と会食した。ビジネスマンの方々だけでなく、専門家との付き合いも大切だ。
有難いことに、専門家(会計士、税理士、弁護士など)で、僕のファンになってくれている方が多く、支えられる事もある。そんな訳で、自社主催講演は当然同業者歓迎だし、他社主催の場合も同じような記載をしてもらっている(同業者歓迎)。
そして若い世代というのも重要なポイント。クライアント企業様を見ると、役員クラスが僕の年代になっている。と言うことは、あと数年すれば、僕より若い世代に入れ替わるということだ。
今までは、上の世代の方々に支えられてきたが、今後、若い世代の方々とのアクセスが重要になってくる。とはいえ、あれこれ考えても仕方ないので、ただ、真摯に自分の仕事をこなし、楽しく会食するだけだが。
店は、全く地の利がない中で、食べログで適当に選んだ店。男女のカップル客ばかりで、男三人の我々は、少なからず浮いていたが、まあ良しとしよう。1名は酒は原則不可(頑張ってビール一杯飲んでいた)、もう1名はワイングラス2杯ならOK(と言いながら、頑張って4杯飲んでいた)という、酒に弱い方々なので、ワインはボトルを頼まず、グラスでつなぐ。そんな感じで、会食相手の頑張り(?)も有り、楽しく笑って会食した。
料理はこんな感じ。まずまず満足できた店だ(デルマールという、中洲のイタリアン)。
中国のコロナ入国撤廃制限
2023年1月8日から、中国入国に際しての隔離・入国時の空港でのPCR検査が廃止される。また、入国時に健康に異常を感じ、検査の結果陽性でも、軽微な場合は自宅に行ける。本格的な入国規制緩和措置。国務院の通知を粗訳したのでご参考まで(部下が忙しそうなので自分で訳して、点検してもらっています。正規版は、会社から出すのでしばしお待ちを)。
中外人員の往来に関する暫定措置の通知
各省、自治区、直轄市、及び新疆生産建設兵団新型コロナ・ウィルス感染共同防疫組織(指導部・指揮部)、国務院新型コロナ・ウィルス感染共同防疫組織各構成単位:
党中央、国務院政策決定部門の意思決定を貫徹するため、ここに、新型コロナ・ウィルス乙類乙管後の中外人員往来暫定措置を制定し、2023年1月8日より実施する。
関連事項を以下の通り通知する。
一.国外での検査
中国入国者は、出発48時間以内にPCR検査を受けねばならず、陰性者を訪問可能とする。中国の在外大使館・領事館に健康コードを申請する必要はなく、入国後税関健康申告カードを記載するものとする。陽性者は、陰性になったのちに、訪中するものとする。
二.入境検疫
入境者に対して全員PCR検査を実施しない。健康申告が正常であり、税関での通常検疫で異常がない者は、入境が認められる。
健康申告で異常が有る場合、発熱が有る場合は、税関で抗原検査を受けるものとする。結果が陽性である場合、重症ではない場合、無症状感染者、軽症者の場合は、自宅、住居での隔離、若しくは、自己看護を採用できる。それ以外の場合は、迅速な医療機関での診断・治療が推奨される。結果として陽性者の場合は、税関は「国境衛生検疫法」などの法律に照らして、通常検査を実施する。
三.国際旅客便
五の一、一国一策、客席率制限などの国際旅客便の本数制限を取り消し、段階的に旅客便数を増加し、路線配分を適正化する。飛行場での入境フローを合理化し、飛行場の運行効率を上昇させ、主要都市のフライト受け入れ能力を強化する。各航空会社は機内の衛生管理に努め、乗客はマスクを着用しなくてはならない。
四.訪中ビザ
商務、留学、親族訪問、集合等外国籍の人員が訪中するに際してのビザの利便性を向上させ、業務・生産を向上させる。
五.港湾運行
一連の管理措置を合理化し、各種港湾の貨物輸送を、感染病前の水準に戻す。陸上入出境拠点の貨物管理政策を調整し、総合的な評価の基礎に基づき、段階的に陸上入出境(辺境住民の往来を含む)を回復させる。
水上港湾入出境を段階的に回復させる。国際クルーズ船に対しては、先ず、試行措置を実施し、段階的に開放していく。中国・外国籍乗務員が中国内で乗り換えのために、一層の便宜を図るものとする。
六.国際旅行(国外旅行・国外からの旅行者受け入れ)
国際的な感染状況と各方面のサービス保証能力に応じて、試行措置の選考を原則として、秩序を以て中国公民の国外旅行を認める。
国务院应对新型冠状病毒感染疫情
联防联控机制外事组
2022年12月27日
久々の日本オフィス
帰国3日目に日本のオフィスに。
起業独立(2008年9月)直後はオフィススペースがなく、その後、各地にオフィスを持つようになってからも、年間70~80回飛行機に乗る生活だったので、必然的にオフィス外で仕事をするようになった。このため、各地の管理を、総経理に任せ、僕から総経理には、遠隔管理をする方法を採用してきた。そんなことが、新型コロナで役に立った(僕がオフィスに行かなくても、各組織が回っていく)のだから、面白いものだなと思う。
久々のランドマークタワー。この20階がオフィスだ。この日は晴天であった。2020年に、コロナの影響でランドマーク内のショップが閉鎖されていたころを思い出す。時間の経過を感じる。
オフィスで会議をこなすと帰宅。
馬車道十番館で業務昼食
日本帰国の3日後は、馬車道十番館で業務昼食であった。この方は財閥系総合商社のOBで、2004年頃「うちの会社に来ないか?」と声をかけられたことが有る。実は、就職活動の時、その財閥系総合商社が第一志望、丸紅が第二志望だったが、最終面接に近い段階で落とされ、悔しくて「将来、丸紅には水野がいるから、中国関係では丸紅に勝てないと、その財閥商社に言わせてやる」と心に誓った、青臭い思い出が有る。そんな経緯が有ったので、「その言葉を待っていました。でも、僕は丸紅でもっと大きくなります」と小生意気な断り方をしたが、不思議なもので、その回答が気に入ってくれて、その後、色々と気にかけてくれている。人の縁とは不思議だし、僕は良い出会いに恵まれている。。
さて、馬車道十番館。最初に行ったのは大学時代だと思う。ここは、一階が喫茶。二階が英国式パブ。三階がレストラン(四階・五階は宴会場)という構成で、今まで行ったことが有るのは一階と二階。レストラン訪問は初めてだ。
赤煉瓦とステンドグラスが特徴的な店。大正時代を感じさせる。本当は、山手十番館に行きたかった(そちらの方が、よく行ったので思い入れが有る)が、おじさん二人では浮いてしまうなと考えこちらを選んだ。
なかなか料理が旨い。特に、このポタージュスープは安心できる日本の洋食という感じ。
ついついデザートまで完食してしまった。1時間半程度、香港の状況、中国のコロナ管理、その他を語り会食を終えた。
前日に引き続き、横浜の風情を楽しんだ昼食であった。横浜は、東京に比べると規模が小さいし、レストランの選択肢も少ない。とはいえ、横浜独特の良さが有るし、比較的のんびりした気分を味わえる。良い街だと思う。
中華街から山下公園
時系列は狂ってしまったのですが、帰国翌日のお話です。
帰国の翌日は、クライアント様と面談、会食が予定されていた。山下町のクライアント様なので、実家から近い。1時間前に石川町に到着したので、のんびり散歩しながら目的地に向かう。この一帯は、本当に懐かしい。小学校3年生から、毎月一回中華街で家族で食事をしていた。この日の中華街は、平日なのに結構な混雑していた。
そして山下公園に抜ける。高校が山手駅にあったので、石川町まで歩ける距離。中間・期末テストが終わったときなどに、散歩してここまで来たものだ。
山下公園は、手をつないで歩いている老夫婦が何組かいた。こうした光景は良いものだ。
そして県民ホール。これも小学校高学年から、よく来てコンサートを聴いた。中学時代に、小澤征爾の第九を聞いた後、楽屋口に並んでサインをもらった。まだ若々しい頃で、ダウンジャケットをを来て軽快に登場。笑顔で、気さくにサインをしてくれて感激したものだ。
これは北欧料理のスカンディア。1回しか行ったことがないが、風情が有るレストランでまた行きたい。
そんなことを思い出しながらクライアント様を訪問し、1時間ほど会議。その後は、日本酒の飲める店で会食と相成った。昔を思い出し、久々の横浜を堪能した帰国翌日の午後と夜。
早稲田大学で講義
2022年12月20日に、予定通り早稲田大学で講義した。合計2時間で、第1部が中国のコロナ管理、第2部が香港の位置づけと一国二制度、第3部が日本企業の取るべき判断の指針。
18時に到着が必要だが、余裕を見て17時に早稲田到着。プランタンでコーヒーを飲みながらレジュメ整理。定刻に教室入りする。
夜の大学。なかなか風情が有る。自分が学生の頃は、軒並みぼろい校舎であったが、改装が進んでおり別の大学の様だ。
会場は大隈タワー(26号館)。僕の卒業後にできた建物だ。立派な教室に満席の聴講者の方にお集まりいただく。現在・過去に縁のある方々のご参加が多く、懐かしい気持ちで話をした。いままで歩んできた道、出会った方々に、改めて感謝する気分だ。
講義はこんな感じ。休憩なしで、2時間一気に話した。対面式の講演は、実に2年半ぶり。オンライン講演は便利で気に入っているが、対面式は聴講の方の反応がダイレクトに伝わるので、それなりの面白さが有る。
そして懇親会にも15名近くの方々にお集まりいただき、日本酒を飲みながら楽しく話した。幸せな一夜であった。
皆さま、有難うございます。
日本一時帰国
2022年12月11日に日本到着。約2か月の滞在だ。予約段階では、上海・日本便は(日本のエアは)ANAだけ。それも、週一便しかないので、それなりに早く手配したのに、12月中盤以降と1月のチケットは全く取れなかった。結果、かなり長い滞在となる。
3時間前に浦東空港到着しようとしたが、車で移動する途中、約1時間のディレイが有ることを知った。結果、出発4時間前の空港到着となる。今年の1月に浦東空港を利用したときは、ひっそりと静まり返っていたが、人がそれなりに増えている。活気を取り戻す傾向がみられた。という印象で、あと一息だ。
かつて頻繁に飛行機に乗っていた時(年間70~80回飛行機に乗っていた時)は、ワンワールドアライアンスを集中利用していたので、ANAは全くステイタスがない。今回はエコノミーなので、ラウンジも使えず、有り余る時間を持て余すかと心配していたが、レストラン(数か所だけ開いている)の居心地がまずまずで、さほど気にならなかった。
レストランを仕切っているおじさんが、甲高い声で、張り切れば張り切るほど空回りっぽくなっていたが、一生懸命さは評価せねばならない。そして、牛肉麺は、思ったよりも美味かった。
その後は順調に日本到着。日本は、ファストトラックの事前審査を終了していたので、空港ゲート到着が18時半。預け荷物を引き取って(出てくるまでに、結構時間がかかった)、外に出たのは19時と、コロナ前の様な順調さに軽く驚いた。
コロナ管理の本格な規制緩和開始
2022年12月7日に、国務院対新型コロナ肺炎防止管理総合組より、「新型コロナウイルス感染症発生状況の予防・制御措置の実施の更なる最適化に関する通知(聯防聯控機制総発[2022]113号)」が公布され、本格的な規制緩和に動き始めました。概要は以下の通りです。
1.リスク管理対象単位
建物、棟、フロア、世帯に基づいてリスク地域を管理し、マンション、社区、街道(郷鎮)などの区域に任意に拡張してはならない。一時的な封鎖管理は、いかなる形態でも採用しない。
2.PCR検査・陰性証明・健康コード
行政区域単位の全員PCR検査は実施しない。また、PCR検査範囲をより狭め、頻度を減らす。
養老施設、福祉施設、医療機関、保育機関、中小学校などの特別な場所以外は、PCR検査陰性証明の提供を要求せず、健康コードも確認しない。地域間で移動する人員に対して、PCR検査陰性証明、健康コードの確認が撤廃され、到着検査を実施しないものとする。
3.隔離
無症候性感染者、及び軽症感染者は、通常在宅隔離を採用するが、希望により集中隔離治療を選択することもできる。
在宅隔離期間中は健康モニタリングを強化し、隔離後6、7日目に2回連続でPCR検査を実施し、Ct値≧35の場合は隔離を解除。病状が悪化した場合は指定病院に移送して治療する。
在宅隔離条件に該当する濃厚接触者は、5日間の在宅隔離を採用する(変更前は、5日間の集中隔離+3日間の在宅隔離)が、希望により集中隔離を選択することもできる。5日目にPCR検査が陰性であった場合、隔離を解除する。
4.その他
① 5日連続で新規感染者が出ない高リスク地域は、封鎖を解除する。
② 解熱剤、咳止め、抗ウイルス、風邪治療などの市販薬のオンライン・オフライン購入を制限しない。
③ 高齢者の新型コロナウイルスワクチンの接種を加速する。
④ 消防通路、地域単位の門、マンションのゲート等を閉鎖することを厳禁する。
⑤ 感染者がいない学校は、通常のオフライン教育活動を行う。感染者が存在する学校は、リスク区域を正確に確定し、そ れ以外は通常の教育を実施する。
当通知で注目される点は、最後の部分に「当通知要件を執行し、単純化、画一的対処、健康コードの重複要求などの管理方法を断固として是正し、形式主義、官僚主義に反対し」と、強いトーンで記載されていることです。
中国では、上意下達が徹底されていることや、下部組織がより保守的な対応を取ることが多いため、確実に状況変化を求める場合は、この様な強い記載が行われます。本件も同様で、本格的な規制緩和に動き出すことを、明確に意思表示したものと理解できます。
尚、具体的な実施時期は、各地域が決定できることになっていますが、上海市、広州市では即時に通知に基づいた方針採用が実施されています。
<上海市の場合>
上海市では、国務院の通知に基づく規制緩和を、2022年12月8日0時より実施していますが、地方通達には、地域特性を考慮し、以下の様な補足を行っています。
① 静黙管理(ロックダウンを意味する新語)は採用しない。
② 7日間PCR検査をしない場合でも、健康コードを黄色に調整しない。
③ 上海到着5日未満の場合の「上海到着5日未満」という健康コード表示を廃止する。
④ 密閉娯楽場、飲食店での陰性証明確認を廃止する。
<聯防聯控機制総発[2022]113号全訳>
新型コロナウイルス感染症発生状況の予防・制御措置の実施の更なる最適化に関する通知
公布時間:2022-12-07
聯防聯控機制総発[2022]113号
各省、自治区、直轄市及び新疆生産建設兵団における新型コロナウイルス感染症発生状況対応の共同予防・制御メカニズム(リーダーシップグループ、指揮部)、国務院における新型コロナウイルス感染症発生状況対応の共同予防・制御メカニズムの各メンバー機関へ
最近では、各地の各部門は党中央委員会及び国務院の意思決定と部署を徹底的に実施し、第9版の予防・制御スキームを遵守し、20条の最適化措置を確実に行い、健康コードの重複要求問題を継続的に是正し、前向きな成果を挙げている。現在の感染症発生状況とウイルス変異状況に基づき、より科学的かつ正確な予防・制御を行い、予防・制御業務における顕著な問題を効果的に解決するために、感染症発生状況の予防・制御措置の実施に関する事項について、以下の事項を通達する。
1.リスクエリアを科学的かつ正確に分割する。建物、ユニット、フロア、世帯によってハイリスクエリアを区切り、住宅団地、コミュニティーと街道(郷鎮)などの区域に任意に拡張してはならない。また、一時的な封鎖管理はあらゆる形態如何なる形態でもとらないものとする。
2.PCR検査をより一層最適化する。行政区域に応じて全員のPCR検査を行わず、PCR検査範囲をさらに縮め、頻度を減らす。感染発生予防業務の必要性に応じて、抗原検査を実施することができる。ハイリスク職場の従業員とハイリスクエリアの人員は関連規定に従い、PCR検査を実施するものとし、その他の人員は要望によって検査を実施する。養老施設、福祉施設、医療機関、保育機関、中小学校などの特別な場所以外は、PCR検査陰性証明の提供を要求せず、健康コードも確認しないものとする。重要機関、大型企業及び一部の特定の場所は、所属地方によって、予防・制御措置を自ら決定することができる。また、地方間で移動する人員に対して、PCR検査陰性証明と健康コードの確認要件が撤廃され、到着検査を行わないものとする。
3.隔離方法を最適化し、調整する。感染者は科学的に分類され、治療され、在宅隔離条件を有する無症候性感染者及び軽症確定例は、通常在宅隔離を採用し、または要望によって集中隔離治療を選択することができる。在宅隔離期間中は健康モニタリングを強化し、隔離してから開始後6、7日目に2回連続のPCR検査のCt値≧35の場合は隔離を解除し、病状が悪化した場合は適時に定点病院指定病院、かな?に移転して治療する。在宅隔離条件を有する濃厚接触者は、5日間の在宅隔離を採用し、または要望によって集中隔離を選択することができ、5日目にPCR検査が陰性を検出した後、隔離を解除する。
4.ハイリスクエリアにおいて「素早く封鎖、素早く解除」を徹底する。5日連続で新規感染者のないハイリスクエリアに関しては、タイムリーに封鎖を解除する必要がある。
5.基本的な医薬品購入ニーズを民衆に保証する。各地の薬局は正常に経営するものとし、任意に営業停止してはならない。また、解熱剤、咳止め、抗ウイルス、風邪治療などの市販薬のオンライン・オフライン購入を制限してはならない。
6.高齢者の新型コロナウイルスワクチンの接種を加速させる。各地は接種すべきものはなるべく接種させる原則を徹底し、60~79歳人員の接種率の向上に注目し、80歳以上人員の接種率の向上を加速化にし、特定な取り決めを行うものとする。高齢者のためのグリーンチャンネル、一時的な予防接種スポット、移動予防接種車の設定などの措置を通じて、予防接種サービスを向上させる。また、予防接種の禁忌判定の研修を段階的に展開し、医療従事者にワクチン接種の禁忌を科学的に判定するよう指導する必要がある。さらに、科学の普及を細分化し、高齢者の予防接種の動員に社会全体に力を集めて参加させ、各地は高齢者の予防接種のインセンティブを高めるために、インセンティブ措置を設けることができる。
7.重点人員の健康状況の把握と分類管理を強化する。基礎医療衛生機関の「ネットボトム」と家庭医師の健康「ゲートキーパー」の役割を果たし、所轄区域における心臓・脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、慢性腎臓病、腫瘍、免疫機能障害などの疾患を有する高齢者とその新型コロナウイルスワクチン接種状況を把握し、レベル別・分類別管理の実施を推進する。
8.社会の正常な機能と基本的な医療サービスを確保する。非ハイリスクエリアにはでは、人員の移動を制限したり、作業や生産や経営を停止したりしてはならない。医療従事者、公安、交通物流、商業スーパーマーケット、供給保障、水道・電気・ガス・熱供給などの基本的な医療サービスと社会の正常な運営を保証する人員を「ホワイトリスト」管理に組み入れ、関係者は個人的予防保護、ワクチンの予防接種と健康モニタリングを行い、通常の医療サービスと基本的な生活必需品や水道・電気・ガス・熱供給などの供給を確保し、通常の生産作業の秩序維持に最善を尽くし、民衆が提起した緊急な難題と肝心な問題これは適切な難しいですが、緊急、且つ、重要・困難な問題、という感じ?をタイムリーに解決し、感染症発生状況の対応中に民衆の基本的な生活ニーズを確実に満たすものとする。
9.感染症に関する安全保障を強化する。消防通路、ユニットドア、住宅団地ゲートをあらゆる方法でブロックすることが厳禁され、民衆の受診や緊急避難などの外出通路のスムーズな通過を確保する。また、コミュニティーと専門医療機関とドッキングメカニズムの構築を推進し、一人暮らしの高齢者、未成年者、妊婦・産婦、身体障害者、慢性疾患患者などの受診に便利を提供する。さらに、封鎖されている人員、患者、最前線の従事者などに対する関心保護と心理的指導を強化する。
10.学校における感染症発生の予防・制御をさらに向上させる。各地の各学校は科学的かつ正確な予防・制御の要件を断固として実施し、確定例のない学校は、通常のオフライン教育活動を行い、キャンパス内のスーパーマーケット、食堂、スポーツ会場、図書館などを正常に開放する必要がある。確定例がある学校は、リスクエリアを正確に確定し、リスクエリア以外は、通常の教育、生活などの活動秩序を確保しなくてはならない。。
各地の各関連部門は政治的意識をより一層高め、思想と行動を党中央委員会の意思決定と部署に統一し、第9版の予防・制御スキームを遵守し、20条の最適化措置を実施し、当通知要件を執行し、単純化、「画一的対処」、健康コードの重複要求などの管理方法を断固として是正し、形式主義、官僚主義に反対し、克服し、各予防・制御措置を厳格に実施し、人民の生命と健康を最大限に保護し、感染症発生による経済と社会発展への影響を最小限に抑える。
国務院における新型コロナウイルス感染症
発生状況対応の共同予防・制御メカニズム統合グループ
2022年12月7日
(情報開示形式:主動的公開)
関連リンク:『新型コロナウイルス感染症発生状況の予防・制御措置の実施の更なる最適化に関する通知』の解読と問題回答
原文URL:
http://www.nhc.gov.cn/xcs/gzzcwj/202212/8278e7a7aee34e5bb378f0e0fc94e0f0.shtml
3回目のワクチン接種
3回目のワクチン接種に病院に行く。日本の入国に際して、WHOが認可したワクチンを3回以上接種していればファストトラックが使用でき、陰性証明も空港での検査も不要になったので打ちに行ったもの。本当は、もっと早く打ちたかったのだが、上海では、外国人の3回目接種が認められたのが今年2月(だったと思う)で、その時は日本に一時帰国していた。更に、2月下旬に中国帰任し、隔離が明けて上海にた途端にロックダウンになってしまったため、打つタイミングを逸してしまった。
アプリで予約して定刻に訪問(それ以前に、PCR検査は済ませてきた)。きれいだし、病院の人も親切で良い病院だ。英語だけではなく、日本語表示も有る。
ワクチン接種して、早速日本のファストトラック申請。アプリも使いやすいし、審査も早い。大したものだな日本、と感心する。日本関連で感心したのは、最近のサッカーを除けば久しぶりだが、こういった改善努力は良いなと思う。これで後は、飛行機に乗るだけ。だんだん楽しみになってきた。
ワクチン接種後、2日間は酒を控えることにする。1回目、2回目は副作用が結構あったので用心のため。あと、ワクチン接種後48時間はPCR検査をしない方が良いという人がいるので、そうなると3日目は飲食店に入れない(最近、上海ではレストラン飲食などは、72時間ではなく、48時間以内の陰性証明が必要)。
難儀だなと思いながら自炊。明太子パスタと、前日の白菜鶏鍋の残りを利用して作った味噌ラーメン。味噌ラーメンは豆板醤を使ったらなかなか美味い。
ここにきて、顔を合わせる中国人の人たち(タクシーなど、初対面の人たちを含む)が、「そろそろ規制緩和するだろうね。そうしないと経済が回っていかないよ」と発言するようになってきた。インターネットの論調も微妙に変化してきた気がする。例えば、最近は、新型コロナの重篤性は弱まっているし、日本は感染者は多いが、ワクチン接種率も高く、集団免疫もできてきているから、あまり大きな問題ではないんだ、という論調。これを見ると、中国のゼロコロナ方針の転換も、あと少し(来春?)のところに来ているのかなという予感もする。まあ、この点は、医学素人の当たるも八卦当たらぬも八卦の予測ではあるが、一応、長年中国を見てきた人間の潮目の変化の体感(トレンドの読み方)でもある。