大阪(大阪で仏山市の誘致セミナー)

朝起きて、読売新聞の取材を受ける。
昨日も、亀一と酒を飲んだので、ちょっと顔がむくんでいるのが恥ずかしい。
たくさん写真を取って貰ったが、使えるであろうか。

その後、1時半にニューオータニホテルに行き、誘致セミナーにジョイン。
つつがなく進行し、終了する。
仏山市は、広東省で、自動車関連の国内販売主体の生産型企業を作る場合には、最適の場所というのが僕の意見。
どこがいいかというと、立地(広州へのアクセス)、コスト、人材確保、インフラなど、総合的な面でのバランスの良さ。
そんな訳で、誘致セミナーに参加した次第。



参加したこと自体は、仏山市政府との関係強化という意味では良かったと思うけれど、僕の性格からすると、誘致セミナーは合わないなぁ〜というのが実感。
やはり、基本的には儲けぬきで講演会を引き受けている(勿論、講演料は貰うけど、本来取るべき金額から比べたら、嘘の様な金額で引き受けている)のは、大勢の方と触れ合って、質疑応答で、真剣勝負をしたいから。
この真剣勝負に勝てたら(会場の皆さんを満足させられたら)、コンサルティング会員になってくれる訳で、ふれあいの場+営業の場+僕に緊張感を与えてくれる場所が講演会。
誘致セミナーは、その場所の事(その開発区の特徴、良さ)に質問が特化してしまうわけで、Q&Aに刺激が無い。
Q&Aが僕の講演の売りだと思っているので、これが弾まない講演は辛い。
あと、もう一つ重要なのは、今回は、僕自身が本当に仏山が良いと思っているから、仏山が良いと発表するわけだけど、誘致セミナーの場でそういう発言をしても、聞き手からすると、(会の趣旨からして、誉めて当たり前なので)結局、頼まれたから言ってるんじゃないか、とか、水野は頼まれたら誉めるのか、とかいう誤解を持たれるのではないかと感じてしまう。
考えすぎなのかもしれないけれど、純粋な誘致セミナーで発言するのは初めてなので、こんな違和感をついつい考えてしまった次第。
やはり、コンサルタントは、誘致セミナーに出るべきではないな。
外で中立的に発言すべきだ(誉めるにしても)。
よって、すごく良いところでも、誘致セミナーの参加は、暫しサスペンドしよう。

そんな事を考えながら、講演会は終了。
その後は、丸紅大阪支社の付近でイタリアンを食べる。
期待してなかっただけに、大感激の夕食であった。


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