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共同執筆の本が完成します!
「中国投資・ビジネスガイドブック」(初めて気付いたけど、なんか、僕が最初に出した本のタイトルに似ているな!?)。
馬成三、筧武雄、菱村千枝、白戸茂雄、工藤敏彦、梶田幸雄、孫光、遠藤誠という各位との共著。
実は、他の方々で執筆が決まっていたのだけれど、僕が独立の報告をしたら、「水野も最初は金に困るだろうから、仲間に入れてやろう!」という遠藤さんの好意で(恐らく)、突如共同執筆者に加わった本。
そんな感じで仲間に加えてもらったのに、締め切りがいきなり開業早々の修羅場の時期で、4万字くらいの原稿がなかなか書けず、散々迷惑をお掛けした。
原稿が書けずに足をひっぱったのは、初めての事だ。
いつもは堤出は早いほうなのに・・・
時事通信さんで一回原稿を落してしまい、大反省したのもこの時。
本当に修羅場だった・・・
青息吐息で書きあげてから数ヶ月。
遂に完成。発売間近!
あと、ここ暫く、仕事・生活がやっと元にもどってきた。
税制(企業所得税・流通税)も会計も、免税制度も何もかもが変わったのに、2006年から改訂できていなかった、「中国ビジネス・投資Q&A」も改訂作業を開始した!
これが書けたら、「加工貿易マニュアル」、「保税区域マニュアル」に続く、次の一手の執筆を開始予定。
内容はまだ秘密だけど、「これは便利だ!」という本になると思う。
書く前から楽しみ。
そんなこんなで、やっと執筆をする余裕がでてきてよかった。
久々に朝食を食べて優雅な気分になる
家を出たのがちょっと早く、最初の打ち合わせまで時間があったので、HABITUで朝食を食べる事にする。
僕は大学卒業まで実家に住んでいたので、朝食は毎日食べていた。
ただ、新入社員の時の寮が、ちょっと遠めだったのと、残業が多く朝早い部署だったので、少しでも睡眠が取りたい。
そんなこんなで、徐々に朝食をとらなくなった。
最初は空腹に耐えかねたので、豆腐とかトコロテンを買っておき、これをちょっと食べて会社に行った。
それがしばらく続くと、朝食をとらなくても平気になった。
今は普通食べない。
食べたい時は食べる。
体が欲するままにしている感じ。
朝食を食べるべきだ、食べないべきだ、両方とも説があって、本も出ているが、まあ、体に聞けばよいのであろう。
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のんびりと朝食を食べるのはひさしぶり
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ただ、久々に朝食を食べると、何となく優雅な気分になる。
のんびりとカフェラテを飲んで、食事をして、今日の打ち合わせの内容を咀嚼する。
こんな日が続けば、スマートな社会人という感じがするのだが・・・
香港の日本料理屋
昼食を食べて、ブログを更新したらすぐまた昼寝。
再度目が覚めたら午後5時だった。
そんな感じの休日。
半年ちょっと、極限の極限まで体を酷使したけど、やっと生活も元に戻り始めている。
夜11時間。昼4時間寝たので、さすがに疲れもとれた。
今日は仕事やめようかなぁ、と思ったけど、NNAの連載は書かないわけにはいかないので、ネタ探し。
国家税務総局より出た、保税物流中心B型と輸出加工区での物流オペレーションに関する税務の通知(国税函[2009]145号)を解説。
「何で今のタイミングでこんな通知が出たの?」という感がある通知だが・・・
話変わって、昨夜は12年来の知人(年齢は一回り上)と会食。
店を決める時に、「●●に行こう」とその人が言って歩き出す。
途中まで一緒に歩いたが、「そこって高くありません?」と質問。
前の場所にあった時、僕は数回行った事があるが、定食しか食べていない。
ただ、他の知り合いが、「あそこは注意した方がいいですよぉ。良いのあります、って言われて、じゃあ出して、っていうと、一人HK$ 2,500 ~ 3,000は必ず取られますもん」と言っていたのを思い出したのだ。
と、「確かにぼるな。前に、その店に一人で行った時、俺あなご好きだから焼いてくれ、っていったら、勝手に10匹も焼かれてHK$ 2,000取られた」との答え。
「やめましょうよぉ、そんな店。奢ってもらうんでも、道義的に行きたくないですよ」と言って軌道修正。馴染みの店に落ち着く。
しかし、そんな店でも、両方の人ともリピートしている様だ。
他にも高いと言われる店はあるが、それなりに生き残ったりしている。
けれん味なく高く取れば、(不味ければさておき)それはそれで認知されるのであろうか。
香港の日本料理の世界は摩訶不思議である。
まあ、良心的な店も多いし(こんな店はごく一部だし)、香港は家賃が高いから全体的に価格が高めになるってのは致し方ない事だけど。
僕自身は、ここ暫く高い店には行かなく(行けなく?)なってしまったのであるが、たまに高い和食屋に行くと、香港人で満員だ。
明らかに日本人より金を落としている。
上海でも似たような光景を目にする。
日本での中国の報道は、景気停滞で大変なことになっていて、というものが多いが、こちらで生活をしている実感は、そんな報道とは随分ギャップがある。
この点、如何なものだろう。
ブログ事始めと5年の雑感
大薗さんから、「うちでもブログを始めるのですが、書きませんか」と声をかけられたのがきっかけだった。
丁度、ホリエモンのブログが話題になり始めた頃で、数か月前に、ブログという言葉を知ったばかりだったので、(どんなリアクションがあるか良くわからないので)ちょっと怖い気もしたが、興味もあって始める事にしたのであった。
タイトルは、最初、「水野日記」にしようとしたのだが、そのタイトルを(他のサイトで)既に使っている人がいた事と、僕の安直な対応を見透かしたかの様に、大薗さんから「ブログのタイトルは、できれば複数の単語を組み合わせて、安直になりすぎない様にして下さい」というE-mailがオンタイムで入ったので、今のタイトルに落ち着いた。
あと、最初は写真を入れていなかったが、これまた大薗さんから、「なるべく写真入れてください」という指導が来るので、いつしかカメラを持ち歩くようになった。
ネタがない時は、食べ物の写真さえ撮れば、何らか記事になるので便利だ。
ただ、美味しいものを目の前に出されると、焦って食べてしまい、途中で「しまった!写真撮り忘れた」という感じで思い出す事が多く、不完全な写真になる事が多い。
他のサイトで、ヒット数の多いブログを書いている人は、食べ物でも、鮮明な写真を何枚も違う角度から撮ったりしており、努力の跡が伺える。
やはり、注目を獲得する人は、何事も努力しているもんだな、と感心する。
なかなかできない事だ。
上海エクスプローラーのブログでは、僕のは第一号か第二号くらい(立ち上げ早々)なので、最初の頃は使い勝手が悪かった。
写真枚数が4枚に限られていたし、普通に改行キーを押しても改行にならなかったし(改行する場所は、記号を打ち込んでいかなくてはいけなかった)、登録するとき、簡単な内容でも(字数オーバーとかタイトル入れ忘れ等)、打ち込んだ文章が全て飛んでしまった。
あと、コメントが消せなかった(コメント削除キーがあったが、試してみたら機能していなかった)。
まあ、他の筆者で、コメント削除が出来る事を知らない人もいたが・・・
そんなこんなの使い勝手の悪さもあったが、大薗さんに言うと、すぐに改良してくれるので、徐々に使い勝手も良くなった。
ブログを始めた一番の理由は、「僕の本、連載は、内容が難しくならざるを得ない(仕事で関係ある人しか、間違っても読む気にならない)ので、軽い文章を書いて、違う層の方にも読んでほしい」と考えたから。
という訳で、内容はひたすら軽く。
ヘビーな文章は、仕事がら嫌でも書かないといけないので。
気をつけていることは、なるべく更新する事と、人の事を悪く書かない事、なるべく気軽に読める内容にする事くらい。
そんな訳で、今までにずい分更新した割には、ストレスが溜らない。
ここ一年は、今までの半生で一番しんどい時期だったので、なかなか更新できない日々が続いたが。
やって良かった事はいろいろある。
お客様や、初対面の方に、「ブログで見てますけど、頑張ってますね(大変そうですね)」とか声をかけてもらったり、音信不通になっていた方と再開できたり、親とか、なかなか会えない方への近況報告ができたり、これがきっかけで友人ができたり、亀一が妙な知名度を獲得したり(杉山という実際の性を知らない人もいる)。
あと、講演会の告知には使っているし。
困った事は、別にない。
いつも食べ歩いている人間だと思われるくらい?
まあ、そんな感じで、これからもマイペースで書いていく事だろう。
今年の11月で、ブログ開始5周年だ。
だからどうしたという訳ではないが、さすがに10周年には、なにかお祝いしようかな。
まだまだ先だけど・・・
講演会あれこれ
有難うございます。
定員は150名様ですので、まだ余裕があります。
是非、お申込みをお願い致します!
実は、広州は比較的講演会の集客が難しい場所。
この点、広州、東莞、香港から人に集まっていただける深圳の方が、比較的集客がやりやすい。
その上今回は、テーマが広州物流園区と限定されており、更に、有料セミナー(会員様100元:会員以外の方200元)。
そんなこんなで、集客に一縷の不安があっただけに、大変嬉しい。
お申し込み頂いた方に感謝!
ただ、広州物流園区の運用は、昨年末より、広東省で数か所認可された、保税港区、保税物流中心B型等の指針にもなる。
税関、国税、保税管理局がスピーカーとして参加してくれ、Q&Aにも対応してくれる今回のセミナーは、今後数年で変化する広東省の商流・物流の行方を占う意味で意義のあるものになると思うしそうしたい。
良いセミナーにする様頑張ろう!
そんな事を考えて香港ポストを読んでいたら、亀一の連載、「塞翁が亀」に、セミナー運営の事が書いてあった。
講演会主催の大変さを、つれつれと書いており、久々に真面目な内容だと思っていたら、
「いつも塞翁が亀を読んでいますなんてご挨拶を頂ければ、こんな嬉しい事はない。もちろん、私が起きていればの話だが」というセリフで締めくくっている。
当日亀一が寝ていたら、思い切り蹴りを入れてやろう。
髪を短くすると
これは小学生の頃からだ。
父親も髪が長いので、遺伝(?)だろう。
嗜好は自然と似るものだ。
父親は、よく「芸術家ですか」と人に言われていた。
僕も日本人、中国人問わず言われる。
髪が長い人を見ると、とりあえず「芸術家」というのは、万国共通か?
ただ、そんな僕でも、2年に1回くらいは、長い髪が鬱陶しくなって、ばっさりと切ってしまう。
ジェルをつけて上げると、別人の様になる。
前に短髪にした時、講演会が終わってから、「途中まで本人だと気付きませんでした。忙しくて部下の方を代理に出したとばっかり思ってました」と言われた事がある。
ちょっとした変装と気分転換には丁度良いようだ。
ただ、僕はちょっと見が若く見える方なので、髪を短くすると、幼く見られる。
部下からも、「髪が短いと貫禄ないです」とよく言われた。
それも長髪にする理由になっていた。
ただ、最近ふと気付くと、顔が歳相応になってきた気もする。
ここ数年苦労したからなぁ、と鏡を見てつくづく思った。
そろそろ髪を短めにしてもいいかな?などと思った。
浦東空港で夕食(久々の第二ターミナル)
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随分塩辛い生ハムだった
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夜便で上海から香港に移動。
一週間、宴席が多く飲みすぎ。
楽しい宴席続きだったけど、ちょっと疲れた。
日本から出張のお客様と、空港に行く前に打ち合わせ。
お互いの都合の接点で、リニアの龍陽路駅近辺で1時間半打ち合わせ。
企業買収の価値算定のご相談で、空港に行く直前、喫茶店で財務諸表を点検して、純資産の再評価をしたり、NPVを弾いたりして企業の現在価値算定をする。
打ち合わせが終わると空港に。
今回はドラゴンなので、第二ターミナル。
8月末までに、ドラゴン・キャセイにあと25回乗らないと、ゴールドステータスが維持できない。
シルバーでもラウンジ使用には支障がないが、72時間以上前に予約した場合の、エコノミー席確保が使えなくなるのはちょっと残念。
あとは、しばしドラゴンの使用がベースとなろう。
暫く、東方航空(第一)が続いていたので、第二ターミナルは久し振り。
やはりこちらの方が奇麗でいい。
久々にイタリアンで生ビールを飲み生ハムを食べる。
ただ、生ハムは塩辛くて失敗。
まあ、ゆったりした気分で生ビールを飲んだから良しとしようか。
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キムチラーメンは思った通りの味だった
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出国手続を終わるとゲートの近くでキムチラーメンを食べる。
まあ、褒める事はできない味だが、空港で食べる食事と考えれば満足しよう。
前から写真が気になっていたので、味を確かめられて良かったと思おう。
今日は昼食(鳥照り焼き丼)も、味が濃すぎて失敗だったし、食事には恵まれない一日であった。
ただ、一週間美味しいもの続きだったので、バランスを取る意味ではよかろう。
こういう日も有るさ。
明日からまた、美味しいものにありつけます様に。
最近東方航空によく乗る
感心したのは、客室乗務員(CA)サービスが非常に良い事である。
サービスというより、気遣いという言葉の方がしっくりくる感じ。
着陸態勢に入る寸前まで熟睡していたら、目を覚ました時に、何も言わないのにコップの水を持ってきてくれたり、「(着陸態勢に入るので)食事ができなくて申し訳ないので、機内食を包んで持って帰れる様にしましょうか」と言ってくれたり。
この方だけではなくて、何回か乗った結果が、全般的に感じがよいので、サービスの水準が上がっているという事だろう。
最初に中国に行った時(25年弱前)には、中国にサービスという言葉はない、といってもよい状況だったので、中国のサービスもここまで来たか!と驚く事しきり。
ただ、チェックインカウンターのサービスは、香港、上海共に劣る。
他が空いてるのに、わざわざ3席ぎっしりの真ん中の席にされたり。
今日は混んでる?と質問すると、「結構込んでますが、非常口の席にしてあげましょう」と言われ、搭乗すると座席ガラガラ。非常口のところだけぎっしりだったり。
まあ、毎回、CAの方に、「席変わりますね」と言って、すいている場所に変わってしまうので被害はないが。
それにしても、機内と地上のサービスがこれだけ違うのも珍しい。
友人と再開 福建省里帰り(?)の旅
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アモイでは知る人ぞ知る店で食べた茶沙麺
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2泊の短い福建省滞在も終わり。
午後2時半の便で上海へ移動。
丸紅アモイ時代の同僚の、陳君と呉君がホテルに来て、空港まで送ってくれる。
昔の同僚と、こんな感じで友人関係が保てるのは嬉しい事だ。
丸紅香港在籍の11年半で、随分多くの人の繋がりができたものだ。
因みに、日本語が達者な陳君は、僕のブログを読んでくれていて、近況をよく分かってくれていた。
ちょっと早いので、アモイ名物茶沙麺を食べに連れて行ってもらう。
行ったのは、アモイで一番美味しいと、陳君が絶賛する烏糖沙茶面。
僕はこの店は初めてだが、インターネット検索していると、ブログで紹介している人がいて驚く。
朝~午後1時までしか営業していないそうで、陳君がオーナー(老板娘)に尋ねたところ、あくせく働きたくない(昼寝もしたいし、マージャンもしたい)ので、チェーン展開もしなければ、遅くまでもやらないらしい。
それはそれで、一本筋の通った生き方だ。
小さな店で、スープは一種類で具をトッピングする。
容器は使い捨て。椅子はスチール椅子。
簡素な店だ。
僕は、煮卵、海老、魚団子をトッピング。
真っ赤なスープだけど、アモイの料理なので、辛くはない。微辛。
食事を終えると、アモイ大学から海辺を回り空港に。
雨で、金門島はまったく見えない。
景色の良い場所なので、ちょっと残念だ。
金門島は、僕の研修生時代は、外国人は訪問する事ができなかった。
それが、台湾側から行けるようになり、遂に外国人でもツアーに参加すれば、アモイ側からも行けるようになった。
フェリーで60分の距離の様だ。
是非行ってみたい。
(雨で遅れが懸念されたが)上海行きの飛行機は、ちょっとの遅れで出発。
陳君、呉君ありがとう。
またアモイ行くから、一緒に飲もう!






