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大阪(日本出張を振り返る-その1)

24日(火)の朝10時発便で大阪に出発。
毎週、最低一回の足マッサージをノルマにしている昨今の僕なので、香港空港内で足マッサージを20分やってもらう。
若い男性だったので、技術がちょっと心配されたが、結果はまずまず。
合格。
飛行機に乗り込み、「中国コンサルタントのできるまで」の第2作を執筆。
これは、かなり前から書き始めているが、前作と比べて、どたばたが少ないので(コンサルティング業務をどの様に開始していったかという記録なので)、なかなか筆が進まない。
やっと第一章を終えたところ。

関西空港には定刻通り到着し、ラピートで市内にでて、大阪本社に顔を出す。
タクシーの運転手さんがにぎやかな人で、「そうですか!香港にお住まいですか!それはお見それいたしました!!」という感じで会話が続いたので、なんとも楽しかった。
大阪本社での打ち合わせ後、ひょんなことから神戸で会食をすることとなり、(初めての神戸なので)右も左もわからないまま電車に詰め込まれ移動。
MeiHuaという、ジャズ系中華料理の店に行って、懐かしい味(中華街の味って感じかな)の中華料理をたくさん食べる。
大阪では2泊して、打ち合わせ数件、あとは、新聞社の取材を数件受ける。

大阪でも2回マッサージ屋に。
どうも、マッサージが止まらなくなってきたようだ。
そのうちの1軒で、職人的なおじさんが担当してくれ、これが大変当たりであった。
何もいわないのに悪いところを見つけ、40分間、悪い筋3箇所だけ揉み解してくれた。
これで、腰の軽い痛みが直り、のどの圧迫感が少なくなった。
PC、運転などで指先を恒常的に使う人は、腕から喉にかけての筋が張り、喉が圧迫されるという説明であった。
「これはめったにないほど筋が固まっている」と驚かれながら、揉み解してくれ、さすがに喉は完全には治らなかったがちょっとよくなった。
クイックマッサージでこれほど技術がある人がでてくるとは、嬉しい誤算だ。
また行きたいけど、次の大阪はいつだろう!?

ハノイ⇒香港(久しぶりのベトナムの印象)

午前11時発の便で香港に。
飛行時間は正味1時間20分程度なので、ハノイ⇒ホーチミンより短い。
順調に飛行機は飛び立ち、定刻に香港到着。

昔の訪問時には、滞在中は米ドルを使ったので、現地通貨であるドンは、殆ど手にしなかったが、今回はドンを使って生活した。
ドンが、随分綺麗な紙幣になっているのは感心したが、額面が大きいのでまったく金銭感覚がつかめず苦労した。
何しろ、1万ドンが70円くらい。
コーヒー一杯3万ドン、ビール一杯5万ドン、空港税22万ドンという感じで、桁があまりに大きくなる。
500香港ドルを両替したら、100万ドンになってしまう。
面白くない冗談を言うおじさんの例として、50円を50万円という人が引き合いに出されたりするが、まじめにそんな冗談を言っている錯覚に陥る。
これは、生活していたら慣れるのであろうか。
大変なぞである。



あと、ホーチミンで行ったホテルのバーはこんな感じ。
西洋人が多い、フィリピンバンドが入っている、窓が開け放たれている、雰囲気が明るくのんびりしている、という事で、いかにも南国という雰囲気。
ベトナムも変わったなぁと感じたひと時。


ホーチミン⇒ハノイ(NNAのベトナム支局長と合流する)

朝8時半発のフライトでハノイへ。
約2時間という飛行時間は、香港・ホーチミンと変わらない。
ベトナムの国内便だから、飛行機は小さいのではとの想像していたら、思いのほか大きく立派な機体。
ほぼ満席だったが、なぜかスムーズにチェックインも終了。
中国の国内線だと、だいたいチェックインカウンターがごった返して、割り込みが多くて嫌な気分になる事が多いが、何故、こんなにスムーズなのだろうと、少々不思議に思う。
人も総じて柔和(攻撃的でない)ので、結構、快適にハノイ到着。
到着後は、丸紅ハノイ支店に直行し、1時間ちょっと打ち合わせ。



ベトナムの概況と、今後のビジネス展開に関して意見交換する。
因みに、ハノイ支店は、昨年前、開業時と同じふるい一戸建てのオフィスを使用していたとの事(僕が13年前に行ったときと同じ場所)。
オフィス・住居問わず、不動産事情が悪いようで、散々探した末に、やっと見つかったのが現在のオフィスとの事。
外国人用のマンションは、60〜100?で、20〜30万円程度の家賃という事で、価格は上海並み。おそらく、物件の内容を考えれば、それよりも高いのであろう。



それからホテルに行き、NNAのベトナム支局長と合流。
住友商事が運営する、タンロン工業団地に直行。
タンロンは、空港と市街地の途中にある工業団地で、キャノン、ヤマハなどの規模の大きい工場が整然と並んでいる。
ここは、(JETROとの企画だったと思うが)広東省の東莞の工場から、陸路で貨物を運ぶ実験をして、2日で到着できる事を確認するなど、話題に事欠かない工業団地で、僕も、前から見てみたかった。
現段階では195hと、敷地面積が突出して大きい訳ではないが(二期迄完成・完売しており、来年に第三期79hが完成・販売予定)、進出企業の規模・インフラ・誘致部門の対応など、総合的な面で、さすがと思わせるものがある。
中国の整備された工業団地に比べても見劣りしないと感じる、今回、唯一の場所であった。
勿論、その分価格も高めであるが。


視察が終わり、会計事務所との面談を終えると18時半。
夕食を食べ、メトロポールホテルのバー(13年前に泊まれず、プールサイドバーだけ使ったホテル)に行き、水割りを2杯飲む。
改装されたという事であるが、プールサイドは昔の名残がしっかり残っている。
落ち着いて感じの良いホテルなので、できれば次回泊まってみたいなぁと思う。
高いようだがいくらするのかな。

ホーチミン(3つの工業団地を訪問する)

午前は、タンツゥアン輸出加工区とロテコ工業団地。
午後は、アマタ工業団地と日系銀行を訪問する。

タントゥアン輸出加工区は台湾系の工業団地で、最も早く開発された外資系の開発区である。その為、立地も良く(市街地に近く)、ほぼ満杯の状況。
残っている面積は、一般企業用8万平米と、ハイテク企業用30万平米で、拡張予定は無いらしい。そのせい(積極的にセールスする必要がない)か、2041年までの土地使用権、つまり、いまから35年有効のものが、US$108/?と、極めて高い値付けがされている。
この価格だと、?あたり約860元となり、期間が短い事(中国の場合、購入以降50年)を併せて考えれば、上海外高橋保税区よりも高い。
その割には、保税地域のゲートも可愛らしい、こじんまりした開発区という印象。
ベトナムでも、中国と同様、工場単位で保税許可が取れるので(中国の来料・進料と同様の制度)、他の開発区は、殊更、保税開発区の許可を取っていない様であるが、タントゥアン輸出加工区は、数少ない保税開発区である。
ただ、名称は、輸出加工区であるが、サービス産業の受け入れも行っている事や、輸出比率の義務が明確になっていない事を考えると、その位置づけは、輸出加工区というよりは、保税区に近い。



ちょっと興味を引いたのが、2002年末から、この輸出加工区内に、国内流通・広告・建設など、区外では禁止されているサービス産業の外資企業を設立する事が認められている事。
その試みは、中国の保税区企業のモデルを踏襲したもののようだ。
これらの、サービス企業用のビルも建築中で、来年中に完成予定との事。
とは言え、現段階では、政府の方針決定はされているというが、法整備ができておらず、このモデルを採用した企業は少ないようだ。
しかしながら、民間の工業団地に、この様な優遇措置を与えると言うのは、ベトナムの対応が柔軟という事もできるが、どちらかと言えば、かちっとした法整備ができていないが故と判断したほうが正解であろう。



その後は、双日が60%出資をするロンビン・テクノパーク(LOTECO)と、アマタ工業団地(タイのアマタコーポレーションが56%出資。伊藤忠が間接持分を所有)を視察。
双方、インフラの整った工業団地と見受けられるが、残念ながら殆ど空き地は残りわずか(LOTECOは空き地なし)。
アマタ工業団地に付いては、拡張準備中のため、現在でも商談可能との事。
アマタ工業団地は、よく整った工業団地であったが、視察直前に、デジカメの調子が悪くなり、写真が撮れなかった。
大変残念である。



夕食は、ととや(魚屋)という日本料理に行く。
昨日の夕食はイタリアンだったし(僕の希望)、夕食にベトナム料理を食べなくて良いのか、という一縷の疑問もあったが、実は、僕はあまりベトナム料理が好きでもない(嫌いではないが、積極的に食べたいとも思わない)ので、「まあ、昼にフォーを食べたからいいや」と自分を納得させ、居酒屋系の店に行った次第。
魚の干物の種類が多く、またこれがおいしい店であった。
13年前は、ベトナムで日本料理など、殆ど望むべくもなかったが(1〜2件、それっぽいのが無いことはなかったが)、現在では、ホーチミンだけで数十軒の日本料理屋があるらしい(聞く人によって、30〜50軒と数字のブレが大きいので実際の件数は分からず)。
ここは、一方通行で、道の反対側にしか自動車がつけられないのであるが、道は、すさまじいバイクの大群である。
走るスピードが結構速いので、中国より道を渡るのが怖い。
そこで、この店は、「道路の渡らせ人」とも呼べるおじさんがいて、バイクの大群を魔法の様にひょいひょい抜けて、道の反対まで迎えに来て誘導してくれる。
これはすごい技術だ。
道を渡るのが苦手な僕には、敬服に値する存在だ。
今回のベトナム出張で、一番感動したのは、このおじさんかもしれない。

食後は、宿泊のカラベルホテルのバーでビールを飲む。
なにやら南国、という感じ。
あまり緊張感を感じない国になったものだと感心。


香港⇒ホーチミン(久しぶりのベトナムで感じた事)

13年ぶりのベトナムだ。
朝5時半におきて空港に向かう。
7時半にはチェックインして、9時過ぎには飛行機が離陸した。

香港からホーチミンまでは2時間。
これは、香港から上海までの飛行時間と一緒だ。
香港からハノイまでは、もっと近くて1時間くらい。
これは、廈門までと同じような距離になる。
海を越えるかどうかをさておけば、ベトナムは、香港から大変近い場所である事を、改めて実感した。

空港に到着すると、比較的順調にパスポートコントロールに到着した。
順番待ちの人数は少ないものの、一人一人の時間がかかっているようで、なかなか外に出られない。。
僕の順番が回ってくると、職員がパスポートをじっくりと見ている。
何を考えているのかと思っていたら、「香港の出国スタンプが無いね」と言われた。
「僕は香港永久居民なので、IDカードだけで出国できるんです」といって、IDカードを見せたら、税関職員は、「そうだろうそうだろう」と満足げにうなづいていた。
なにやら、まじめに調べるようである。



久しぶりのベトナムは、「昔の面影を残したまま、小洒落た町になった」という感じ。
13年前に比べると、明るく、綺麗に、安全になったという感じであるが、昔の面影はかなり残っている。
見違えるような発展と活気を想像していた僕にとっては、ちょっと拍子抜け。
どことなく、おっとりした街というイメージ。
その分、治安は良さそうだけど。

街の繁栄ぶり(便利さ)とイメージを、中国の街と比較すると、「珠海、中山水準」というのが僕の感想。
まだ、上海、広州には比べるべくも無い。
住み易そうな感じはするが。

今日は、VSIP(ベトナムシンガポール工業園)、KPMG、丸紅ホーチミンを訪問した。
まずは、丸紅が入っているサンワタワーに到着。
ここは、丸紅が1/3出資しており、更にその1/3を丸紅香港華南会社が出資している(つまり、全体の10%程度が丸紅香港の出資)。
そんな縁で、丸紅香港の経理部長であった僕が、ここの経理面でのお手伝いをしていた過去がある。長い間、計数だけを見てきたが、やっと実物を見る事ができて満足。
一等地にある綺麗なビルで、現在、フルオキュパイの様だ。
順調で何より。
面談をこなし、いろいろ方に、親切に説明を頂く。
特に、KPMGの大塩さんには感謝。



まだ、もらった資料、受けた説明の咀嚼ができていないので、中国との相対比較はできていないが、今日一日の視察で、ベトナムの投資環境に関して、ざっと受けた印象は、以下の通り。
● ベトナム進出企業の工業規模は、中国のそれと比べるとまだまだ小さい。
● ベトナム土地代は中国より高い。
外国人居住用の住居費(マンション)は、上海並みなので決して安くない。
● ベトナムの人件費は中国より安い。
● 税制(法人税)は、中国と比べると一長一短。タックスホリデーはベトナムの方が中国より有利であるが、優遇措置の有利不利は、進出形態・場所によりケースバイケース。
ただ、もともと法人税の税務優遇は多い国(双方とも)なので、あまり有利不利を論じるのも何かなと言う気がする。
個人所得税は概ね同水準(システムは違うが、総じて同水準の税額に落ち着く)。
● 外貨送金は、中国の方が総じてシステムができている。
ベトナムは原則として自社で外貨バランスをとらないといけない(中国は、送金可能な項目であれば、保有外貨が無ければ銀行で外貨購入可能)。
● ベトナムは設備機械の輸入免税はとり易い(関税・VATがかからない)。

という事で、一長一短あり、必ずしもベトナムの方が優遇があるとは言い切れない。
ただ、中国は、先月の制度改定により、加工貿易禁止項目が大幅に増加され、「中国で加工貿易ができなくなってしまった項目が多い」。
この対象に入るものは、他国にシフトを余儀なくされるが、ベトナムが有力な候補であるのは確かであろう。

ともあれ、明日は、工業団地を3箇所回るので、もう少ししっかりしたイメージがつかめると思う。


香港(久しぶりのベトナムだ)

明後日から久しぶりのベトナムだ。
何分、前回のベトナム訪問は1993年だったので、実に13年ぶりである。
当時のベトナムは、短期の滞在でも個人的には辛いところだった。
1989年に、福州で1年間過ごした僕が、もう来たくないと思ったくらいだから。
さぞかし、様変わりしたことだろう。


ビジネス開始の下準備なので、面談、取材も多く、慌しい出張であるが、どれだけ変わったか興味深い。
楽しみだ。

香港(香港の日本料理食べ放題って採算どうなんだろう)

前も書いたのだけれども、いまは7つの連載があって(その内一つはお休み中)、スポットの依頼もコンスタントにあるが、以下の様な感じで分野は分かれているので、何とかこなせる状況である。
● エッセイ
  毎日新聞、フジサンケイビジネスアイ
● カチカチのビジネス制度解説
  NNA、上海エクスプロラ
● ちょっとやわらかいビジネス解説
  コンシェルジュ(上海・北京)
● 開発区の紹介
  コンシェルジュ(香港)
● 半生記エッセイ(今は第二作目を書く谷間)
  香港ポスト

まあ、数年前までは、誰もエッセイを書かせてくれなかったので(ビジネス物以外は断られた)、こんな感じでバランスよく書かせてもらえるのは大変うれしいし事だ。

とはいえ、今月からエッセイが月5本になったので、ネタ探しの努力が必要になってきた。
やはり、出張や宴会があるとネタも探しやすいが、オフィスワークに追われていると、ネタに詰まる事もあるし、ともあれ、ボーっとしているとすぐ締め切りが来てしまう。
そんな訳で、いざという時に困らないよう、常日頃からネタを考える癖が付いてきた。



いま考えているネタの一つは日本料理の食べ放題。
上海では、食べ放題・飲み放題が、一つの主流になっていて、一人100元程度(飲み放題も付けるともう少し高くなる)で、メニューの食べ物を自由に注文できる店が多い。
僕は比較的食が細いので(思い付いたようにたくさん食べるときも有るが)、好きなものを少し選んで食べれば十分。だから、食べ放題の店は苦手。
酒も、若い時に悪い酒を浴びるほど飲んだら、その反動で、今は、ある程度良い酒を飲みたい(その分、飲む場所や飲む量は控えめに)。
だから、飲み放題に乗る酒はパス。別料金で良い酒が置いてあればよいが、無い店は困る。
そんな感じで、上海でも、食べ飲み放題の店に行く事は殆ど無い。
まあ、選べば良い店があるようであるが、食べ物の無駄が出そうな制度(無駄とは言わなくても、必要量以上のものを食べてしまうような)が、気分的に苦手。

ただ、しばらく前に香港にできた、食べ放題の日本料理店がちょっと気になっている。
先日、折り込み広告が新聞に入っていたが、これを見ると、月〜木の夜9時半までは一人HK$168、それ以降はHK$128と書いてある(金曜・祝祭日はもう少し高い)。
香港は上海に比べて、家賃・人件費が高い(特に、人件費が高い)。
香港で日本料理を食べようとすると、控えめに食べて(高いものは食べない。量も食べない)、ビールをちょっと飲んで、HK$300ちょっと。
この店の食べ放題料金は、飲み物は入っていないようなので、控えめに食べる人ばかりであれば、採算あうのであろうが、数少ない(もしくは、他には無い)日本料理食べ放題の店なので、食べ盛りの若者が連日押しかけてきたらどうなるのであろうか。
そんな場合でも、日本人は酒を飲みながら食べるケースが多いので、酒代で稼げるであろうが、香港人は、食事の時に酒を飲まない場合が多い。
それで食べまくられたら採算が合わなくなるのではないか。
そもそもどんなメニューがあるのだろうか。
種類は多いのであろうか、味の水準はどうであろうか。
折込ビラを見て、いろいろ考えてしまった。

来月のエッセイのネタにしたいので、ここらを確認するために、一度行ってみたい。
とは言え、食べ放題の店は嫌いだし、雰囲気とかどうかな。
そんなこんなで、ちょっと迷っているが、やはり、誰かを付きあわせて行ってこよう。


上海⇒香港(どうした訳か善人顔に写った亀一)

朝からアポを3件。
午後4時まで仕事をして、空港に向かう。
いつものように、午後6時半発の飛行機で香港に移動(いつものように30分ほど遅れ、実際には7時に発)。
夕食はシャロンでカツどん。
昼食にカレーうどんを食べたとき、隣の席の人がカツどんを食べていて、ちょっとうらやましく思ったのでついつい頼んでみたしだい。

機中では、機内食も食べず(もう飽きたので食べたくない)、酒も飲まず(今日は休肝日)、仕事もせず(原稿もしばらく分書き溜めたし)、寝たり、軽い本を読んだりに終始。
飛行機が結構込んでいるので、ちょっと窮屈。
夜の9時過ぎに香港着。
この時間に飛行機に乗ると、必ず、体がむくんだ気がして気持ち悪くなるので、タクシーに乗る気がしない。
エアポートエクスプレスと地下鉄を乗り継ぎ帰宅。



因みに、先日の焼酎バーで成瀬さんが撮った亀一の写真。
7月18日のブログでは、大変凶悪な顔をしていたのに、すっかり善人顔で写っている。
写真というのは、面白いものだ。
ただ、これは本当の亀の顔ではない。


上海(華南モードが伝染する事もあるようだ)

昨日は酒をビール小瓶一本しかのまなかったので、体調はなかなかよい。
打合せをたくさんこなして、よく働く。
ただ、張り切って働いている傍から、当社の村上さんから、「水野さんは、今回は華南から来たせいか、なにやら荒っぽいです」とずーっと言い続けられる。

ともあれ、仕事をこなすと19時からクライアントさんと「うどんすきの河村」で会食。
ここは、前回来て味も良いし、雰囲気もよいので気に入った店。
全部で4人の会食なので、こじんまりした座敷に通される。
しばし雰囲気に浸っていると、なにやら「ことこと」と音がする。
外に「鹿おどし」が有るようだ。
ただ、音が妙にはやい。
コト!コト!コト!コト!とせわしない。
どうやら、水が出るのが早すぎるようだ。
一度、気になるとどうにも落ち着かない。

やはり、こんな感じのソフト面は、教育が難しいようだなぁと感じる。
料理は美味しかったし、店の人の感じも良かったのでよしとしよう。

今日のゲストの方は、半年前まで香港・華南で一緒に仕事をしていた方。
ついつい、来料加工専用の工業団地の話などで盛り上がる。
やはり、華南といえば委託加工だ。
3人(一人は酒を飲まず)で、焼酎1本と生ビールを6杯空ける。

軽く飲もうという事で、花木蘭に4人で移動。
一時間ほど飲む。

飲んでいると、隣の席の方々が、「来料加工といえば!」と大きな声で盛り上がっている。
ゲストの方と、「上海で、来料加工で盛り上がっている方は珍しいですねぇ。どうやら、我々の華南モードが伝染したようですな」と話し合う。

ともあれ、適度に飲んで、0時前には散会。


広州⇒上海(最近、上海に着くとほっとするようになってきたよう

朝一番で広州経済技術開発区に行き、クライアントの方と面談。
思ったよりも早く終わったので、亀一と開発区内で喫茶店に行く。
まだ10時前に入ったので大変すいている。
二人とも牛肉麺と鉄観音茶を飲む。
店の人の感じは良いが、お茶は大変まずかった。
牛肉麺は、紅焼ではないのでちょっと変な感じ。
まあ、おなかさえ膨れればよいかと思い10時半に店を出る。

それから新白雲空港に。
新白雲は広くて(まだ新しいので)綺麗であるが、なんとなく好きではない空港。
大きすぎるのと、レストランが軒並み高くて不味いのが理由。
あと、空港のせいではないが、割り込みが多い。
チェックインカウンターで並んでいると、割り込みの人間が大変多く、係員にすごい剣幕で怒られている。
もうすこしマナー守ってくれよな、と思うが、ともあれ無事チェックイン。
空港内で、紅焼牛肉麺を食べてから搭乗。
上海へ。
飛行機はゆれもせず大変順調。
2時間後には上海虹橋空港到着。

最近の生活は、香港・上海、その次日本、という感じで、広東省にいる時間があまり取れていない。
そんな理由で、広州、深センから上海に到着すると、ほっとするような感じになってきた。
やはり、長く時間を割いている場所に愛着が出てくるものだ。
数年前までは、広州に着くと落ち着いた頃もあったものだが・・・

仕事をして、軽く直時(スペイン料理)を食べて就寝。
前日の酒が残っているので、酒は殆どのまず。