ラーメンを食べて香港に移動

上海から香港に移動。
今日は土曜日で、一応休日ではあるが、午前10時から打ち合わせがあるので、副総経理の胡さんと一緒に出勤。
一時間ほど面談の上、浦東空港へ。
ただ、時間がちょっと早かったので、ラーメンが食べたくなり、タクシー移動中に目に飛び込んだ西龍というラーメン屋を試してみる。
醤油ラーメンとミニチャーハン。

香港に付くと、久々の蘭桂坊の「なお膳」でクライアントの方の歓送迎会。
楽しく会食。

明日は一日寛いで、来週火曜日の講演会に備えよう。

人民元決済の試験的な解禁

コンシェルジュの締め切りが迫っており、何を書こうかと頭を抱えてネタ探し。
連載が経済記事の解説なので、新聞や情報誌でネタを見つけて書かなくてはいけない。
当然、書きやすい記事があるかどうかに、執筆の難易度が大きく左右されるので結構大変。
E-mailで送信してもらった、NNAと時事速報の記事を、1ヶ月分一つ一つ探す事1時間。
人民元の試験的対外決済解禁、という時事速報の記事を取り上げる事にする。

記事自体は、4月9日のものなのでちょっと古いが、上海、広州、深圳、珠海、東がんの5都市で、人民元の試験的な対外決済を認める方針が、国務院常務会議で決定されたというもの。
外貨管理がずい分柔軟になってきた中国であるが、人民元は依然として対外決済通貨ではなく、一時期、人民元高が継続した時は、輸出企業が為替リスクのヘッジが困難で、悲鳴をあげていた。
2003年からは、貿易取引の建値を人民元建てにする事は認められたが(送金時のレートで外貨換算した上で決済する事が義務付けられる)、現段階では、それが限界。
香港の中国返還で、香港・本土では人民元決済ができると誤解している方も一部にいるが、一国二制度で、通貨は切り離されている為、これは間違い。

ただ、2004年のCEPA導入に際して、若干の試験的な措置が香港・本土間では取られており、同一人口座間の少額人民元送金、香港の銀行での人民元換金などが認められている。
また、香港は外貨管理自由なので、香港に入った人民元の流通は認められる。
つまり、香港は、人民元受け入れの環境は、他地域と比べると進んでいるという事だ(中国側で制限している状況なので、これは、あくまでも相対比較で、という意味だが)。

上記5都市での試験的な開放であれば、人民元のハードカレンシー化は意味しないので、中国外で人民元の流通・換金が実現する事にはならない。
とすれば、相対的な環境が整った香港が、貿易決済(人民元)窓口として、しばし位置付けられる方向にあるのではないか。

20代の頃に台湾に1年住んだ身としては、中国本土と台湾の商流(物流・資金の流れ)は、個人的には感慨深いが、これにより、香港の地位・機能の相対的な低下が取りざたされているのも確かで、これは少々さびしい事だ。
それを踏まえると、今回の動きは、先ず、香港の金融センターとしての地位向上に繋がる動きであるし、5都市中4都市が広東省というのも象徴的だ。
試験的に解禁される決済の内容がどうなるか、まだ不明ではあるが、それでも、香港としては、朗報と言えるのではなかろうか。

眠れぬ夜にバーで気分転換

テンションの波はあるものだ。
宴席2件かけもちで、深夜の激論を交わした翌日は、いまいち低調。

午後6時半に仕事を終わらせ、軽く食事をし(カレーうどんとおにぎり)、夜7時には帰宅。
酒を飲まずに寝るつもりで、0時過ぎまでTVの前でボーっとする。

ただ、こういう状況になると、若干メンタルが弱くなるので眠れない。
おそらくこのまま布団に入っても、ひと晩寝れなかろうと、気分の転換を図る。
タクシーに乗って、バー(アンタッチャブル)まで。
深夜1時に到着し、寝酒のウィスキーを一杯。

直ぐに部屋に戻り今度は安眠。

こういう時に、落ち着けるバーはありがたい。

強面kazuさんの結婚祝い会食(橙屋でカレー鍋)

最初は久保田を飲みながら串揚げ

先日のアモイ出張で、kazuさんの結婚式に出席できなかったので、お祝を兼ねた会食。
巨漢で強面で、鉄パイプを握っていると似合いそうなkazuさんだが、根は面白い人間だ。
彼は、僕の事をアニキと呼ぶ。
彼が言うと、その筋の人間の様だ。
ただ、最近は、子供の写真や動画を嬉しそうに見たり見せたりしている。
怖い顔をニコニコさせて、子供の写真を見る姿は、それなりに可愛いものだ。

会食の場所は、最近よく行く橙屋。
この店も、かなり怖い顔をした松園君が紹介してくれた。
僕の周りには強面の人間が多いのは何故だろうか。

Kazuさんとは食事をするのも会うのも数か月ぶりなので、「お久しぶり~」の挨拶から。
前回会ったのは12月。
その時は、二人で一升瓶を一本空けた。
まあ、その時彼は、奥様・子供さん連れだったので、いつもより飲む量が少なく、僕が7合くらい飲んだのだが・・・

今日も、生ビールを一杯飲むと日本酒に。
久保田の千寿があるのでそれを飲む。

料理は、シーザーサラダを食べて、串揚げ数本(ハムカツ、うずら卵、ぶたシソ)。
それに、野菜のオムレツ。

僕が好きなカレー鍋。最後はうどんを入れて。

この店で、僕が必ず食べるのがカレー鍋。
これは不思議と病みつきになる。
オリジナルは、魚と豚肉が入っているが、僕は、魚抜きで作ってもらう。
カレーには肉の方が合いそうなので。
最後はうどんを入れて。
カレーうどんは大変おいしい。

今日は、生ビール1杯と、日本週は二人で8合。
まずまずの量だ。
食事を終えると10時半くらい。
そのまま帰宅。

香港キャセイラウンジの麺を食べて移動

坦々麺の味はまずまず

お昼の便で上海に移動。
香港でも上海でも、空港がちょっとものものしい。
まあ、2003年のSARSを経験しているので、それと比べるとさほどのものではないが。

3連休は、執筆続きだったのと、最後の日は会報を書いて配信していたら、午前2時半になってしまい、更に、深夜にやっていたら神経が高ぶってしまって、朝までほとんど眠れなかったので、ちょっとしんどい移動である。
ただ、中国ビジネス投資Q&Aの改訂に興が乗ってきたので、飛行機でも執筆。
ともあれ、僕の執筆は、エンジンがかかるとすごく早い(かかるまでに若干の時間がかかるが・・・)。

ともあれ、昼の移動なので、食事は空港のラウンジで。
キャセイのラウンジで麺を食べる。
ここの麺は、坦々麺、ワンタン麺、日本風(味噌・醤油)がある。
坦々麺は、決して美味しいという訳ではないが、ラー油を入れればまま食べれる味だ。

味噌ラーメンは悲しくなる味

問題は日本風ラーメンがまずい事。
味噌を頼んだが、全然味噌の味がしない。
麺はいつ食べても似すぎでごわごわぼそぼそだし。
只だからしかたないけど、まずいなぁと悲しい思いで食べる。

麺を二杯食べ終えると、ボーディング。
ビジネスクラスにアップグレード。
こんな事なら、麺食べるんじゃなかった・・・


良く文章を書いた3日間だった

3連休は、結局、(執筆を仕事と呼ぶならば)仕事ばかりしていた。
その内、1日は、本の執筆。
半日は連載原稿(時事通信1回分、NNA3回分)。
そして最終日の午後からは、ユーザンス規制の緩和。

通知は、4月16日付の通知で、即日施行。
影響の大きい内容だけに、早く配信しないといけないなぁと考え、意を決して、自分で翻訳を始める。
通知は、邦訳後が2000字くらい。
ただ、保税区域操作ガイドというのが添付されていて、かねてより、「保税区域が絡む取引のユーザンス登記、前受け・前払い登記はどうするんだ」というご質問が多いので、これは訳したい・・・と考え、しばし考えた後に、これも翻訳開始。
操作ガイドを訳していたら、「これは解説付けないと分かりにくいだろうなぁ・・・」と考え、解説も加える事にしたら、結局、4500字。
会報の本文も加えると、1万字くらいになった。
翻訳は2時間程度(途中で飽きた)。
なかなか慣れてきたものだ。
結局、2日間で2万字くらい書いた事になる。


会報は、自分で配信。
Mizuno Consultancy groupの会報は、僕が書く1~2週間に1本の解説レポートと、法律の邦訳(毎週配信)。
法律は、亀一が、HPの運用会社に頼んで自動配信。

僕は、自分でE-mailしている。
何十回かに分けて配信するので、配信するだけで1時間以上かかる。
配信を委託すれば楽になるのであるが、「自分の手で届けたい」、「自分が打つE-mailで配信した方が、ふと返信(質問)しやすいのではないか」という気持ちがあって、自分で配信している。
自分の思い入れだけで、実際は同じなのかもしれないけれど、送信する時に相手の顔が浮かび、会社立ち上げ早々の苦しい時に契約してくれた事の感謝を感じるから、初心を忘れない意味では、それはそれで重要な気がする。

もう暫くすると、時間的に対応が苦しくなる(自動配信に切り替えざるを得なくなる)と思うのだけど、できるところまでは、アナログの拘りを持ってみようかと思うのである。

耳かきと信頼感

数年前に、深圳でマッサージをしてもらっていたら、耳かきをしないかと言われた。
いらないと言ったら、気持ちいいから是非やれという。
20~30元の話だったので、面倒だから「いいよ」と言って、やってもらったら、棒を耳に突き刺され、かなり流血した。
あれはまいった。
ホテルの部屋に帰ってからも、血が流れてきたから。

それ以降、耳かきには警戒していて、めったにやらない。
やる場合でも、専門の担当者がいる場合だけだ。

最近、上海でたまに行く足マッサージ屋は、大変上手な耳かきの人がいる。
確かに、うまい人間にやってもらうと気持ちいいな。
と感心する。
危険と隣り合わせのところがよいのか!?
しかし、この店の難点は、マッサージは、うまい人間がいないという事だ。

耳かきの為だけにマッサージ屋に行く気にもならないし・・・

3連休はのんびりと・・・

労働節の3連休だ。
まあ、土日があるので、一日祝日休みなだけだけど。
ただ、香港も中国本土も休みというのはなかなかない機会だし、おまけに日本もゴールデンウィークだ。
精神的にのんびりできる。

とは言え、どこに行くではなく、金曜は残務整理。
土曜は連載原稿の執筆。
日曜は本の執筆。

という事で、全然休みはないのだが、それでもゆったりした気分になる。

昨年10月からのユーザンス規制も、遂に規制緩和が実施されたので(昨年末の規制緩和に引き続く、2度目の緩和)、連載原稿のネタ探しも不要でありがたい。
まあ、この通知は、出た瞬間から、「無理な内容。数か月以内に、必ず反故になる」と思ったし、連載原稿にもそう書いていたのであるが、本当にそうなった。
出さなきゃいいのに。という感じの通知だったな。


〆の火鍋は出前一丁入りが香港流!

二次会では港南中学や上永谷談義

広州からホンハムに着いたのが午後4時前。
オフィスで打ち合わせを2件して会食。

先ずは、日本人倶楽部のさくら。
昨年、丸紅退職時に、一旦、メンバーシップを返上しているから久しぶりだ。
広州から香港に戻ると、さすがに日本料理が美味しいと思う。
日本人倶楽部の料理も、ずい分レベルが上がったな。
トイレに行く時に、警備のおじさんに、「久し振り!」と声をかけられ握手したり、子供のプレイルームを眺めて、自分の子供が小さかった時を懐かしく思い出したり。
久々の日本人倶楽部は懐かしい。

食事の後は二次会で、思いつく80年代の洋曲を歌いまくる。
なんでこんな事になったのかな?と思い返すと、ミュージカルのママミアの話題で盛り上がったからだ。
出張者の方は日本で、僕は2年前に上海で見た。

あと、出張者の方が、僕とほぼ同年代で、僕の実家と近所。
そんな訳で、僕が行っていた中学校(港南中学校)とか、上大岡の話でもりあがった。
香港でこんなローカルネタは珍しい。
学校の話題も、高校までは遡る事はあるが、港南中学、日野小学校まで行くとは思わなかった。
これまたノスタルジックな雰囲気。

火鍋屋で最後のビール

二次会が終わると、久々に〆の火鍋。
よほど盛り上がらないと、〆の火鍋は食べないので、久しぶりだ。
僕がよく行く寧記火鍋に。

僕の好きなものだけを入れた鍋

僕の好きな、魚の皮の揚げたの、油揚げボール、湯葉、烏賊団子、そして出前一丁!
日本でいう〆のラーメンが、こちらでは、〆の火鍋(僕の場合はそう)。

ラーメンに比べてスープが脂っぽくないので、ラーメンよりヘビーでなくてよい。
魚の皮の揚げたのを、一瞬鍋に入れて、たれをつけて食べるとこよなく美味しい。
たれをつけた油揚げボール(生根)が、口の中でぐにゅっといくのも素敵だし。
そして、生麺ではなく出前一丁がなんとも嬉しい(勿論、生麺も頼めばある)。

さんざん飲んで散会。
明日は労働節のお休みだから!と心地よく帰宅。

香港・広州で感じる回転すしの高級感?

広州の料理店とすし盛り合わせ

1泊二日で広州。
東莞、深圳日帰り出張はしょっちゅうであるが、広州に泊まる頻度ががくっと減った。
ただ、広州は、僕がコンサルティングを始める切っ掛けとなった場所の一つであり、好きな場所であるのも確か。
広州法人も営業開始するので、もう少し頻度を上げなければならないか。

ここ数日、華南の日系企業の方々とお話していると、「やっと在庫調整も終わった様で、荷動きがでてきました。回復は思ったよりも早かったです」という発言を多く聞く。
表情も数か月前よりずい分明るくなってきている。
景気の後退基調でも、伸び基調でも商売が取れるのが僕の仕事だけれども、やはり、前向きなご相談の方が、気分もよい。
ちょっと元気づけられる今日この頃。

広州から香港行きの電車に乗る前に、オフィスの近くで、広州副総経理の麦さんと食事をする。
日本料理が食べたいと僕が言うと、「広州人の客が多い(日本人客は殆どいない)店ですが、人気のあるところです」と言い、東京という店に連れて行ってくれる。
高級なコンセプトの店である。

お好み焼きと蟹子サラダ

寿司の盛り合わせ、お好み焼き、蟹子サラダの3品を頼み、二人で分ける。
これで390元なのでかなり高い(麦さんの交渉で、350元くらいにしてもらった)。
それでも客でいっぱい。
引き続き、中国人の消費力を見る思いだ。
まあ、座席がゆったりとしていて、のんびり出来たので、雰囲気料という感じもあるかな。
VIPカードを作ると安くなるようだけど。


面白いのは、入口に回転寿司カウンターが二つ有る事。
先日、香港で連れて行って頂いた日本料理店(主たる客が香港人の高級店)も同様の作り。
高級店に回転寿司、というのは、完全に日本人の感性には合わないけれど、中国では、回転寿司が随分市民権を得ているものだ。
香港の店は内装がかなり凝っていて、回転寿司カウンターも中々良さそうな具がまわっていた。
西洋人も沢山いて、ちょっとしたバーの雰囲気であったが。

麦さんの言。
「座席で定食や麺を食べるより、回転寿司の方が高いから、別に安いイメージはないですよ」との事。
そういう考え方もあるか。

発想変えれば、見方も変わるということかな。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ