香港(追加講演会+亀一ブログの評判)

2月13日に、東京で日中投資促進機構主催のセミナーで講師をする事は、前のブログに書いたけれど、講演会一つの為に帰国するのももったいないと思い、NNAに頼んで、同日の午後にミニセミナーを企画してもらった。
ミニセミナーにした理由は、それくらいの方がゆっくり話せる、というのと、(僕の思いつきでお願いしたので)告知期間が2週間しかなく、どの程度の方に参加頂けるか、自信がなかったため。
という事で、定員30名の場所でこじんまりとやります。
是非、ご参加下さい(申し込みはこちら)

テーマは、(NNAから依頼のあった)商業企業の話、あとは、最近のビジネスネタ(会社法改定、外資企業の常駐代表所設立禁止の動き、技術指導に関するP/E認定、外資企業の借入制限の結果)。
商業企業に関しては、関連規定(邦訳)一式、手続の流れ、必要書類などの資料を含んだマニュアルを準備。
また、各種形態(新設・保税区企業の経営範囲の追加)のメリット・デメリットの比較と注意点、認可実績等も説明するので、参加費用分の価値はあると思います。
⇒僕自身、商業企業の新設+保税区企業の経営範囲追加は、両方とも何件か認可取得しているので、自分の経験を踏まえて、細かい実務の話・裏話などを紹介します。


さてさて、亀一が快調にブログを更新している。
●「実は、ブログを書くのは嫌だったが、水野に無理やり書かされた」とか、
●「忘年会の間、水野がカメラを持ってネタを探していた」とか、
舞台裏を明かしだしている。
これから、どの様な舞台裏が明かされるかと考えると、少々心配である。

ブログを彼に書かせたのは確かに僕で、昨年の秋に桑畑君・杉山君に、「君たちは営業なんだから、先ず知名度を上げなくてはいけない。金はかけられないのでブログをやりなさい」と指示したもの。
ところが、暫くして、桑畑君に「ちょっとお話があります」と会議室によばれ、何かと思えば、「僕は裏方が好きなのです」と断られ、亀一も一向に始める様子が無い。
そこで、亀一の直属上司の広州会社社長にお願いして、「業務命令として取り組め」とプレッシャーをかけてもらったもの(業務命令でブログを書かせる上司も珍しい)。
ともあれ、亀一ブログはそこそこ評判が良く、「あんな無愛想な顔と、不思議な敬語を使う割に、文章は面白い」という読者(谷垣君)の声。

亀一と言えば、成瀬さんであるが、彼女を採用したのは、以前のブログに書いた、佐野元彦という、歌手の様な名前の僕の同期。
彼と、別件でE-mailをした際に、「成瀬さんは面白い人間だね」と書いてみたところ、「販売力は未知数ですが、その面白さに賭けています」という回答が返ってきた。
やはりそういう狙いか。

因みに、亀一と成瀬さんをパッケージで売り出すと面白い、というのが僕のアイデアであるが、亀一としては、「自分を手なずけるなどと言っている人間とコンビにされるのは嫌だ」と思っているようである。

香港(亀一ブログを始める)

丸紅広州会社コンサルティング部に入社以来1年半、無口・無表情さと、どこかおかしい敬語で、不思議な注目を集める亀一が、ブログを始めた。
杉山竜一のコンサルティング部下日記というもので、僕の部下として、こき使われている日常を日記にしたらしい。
ブログを初めて1週間が経過した様であるが、実弾(銃)を打って世界の成和を訴えたり、成瀬さんから手なずけると宣言されて憤ったりという、亀一らしい日常が綴られている。
ご一読を。

香港⇔マカオ(ビジネスネタを二つ)

今日は朝一からオフィスでバタバタ業務をし、11時にオフィスを出発してマカオへ。
顧問をしているインキュベーションセンターの董事会に出席し、午後4時に再度マカオ出発。
午後5時半に香港帰任して、あとは残業という慌しい一日。
まだ残業中ながら、ちょっと気分転換。
純粋なビジネスネタを二つほど。
一つは、外資企業の常駐代表所開設禁止の動きに関する続報。
もう一つは、管監倉庫を活用した加工貿易二次加工(以下の形式)の禁止。
● 加工貿易一次加工⇒(輸出手続)⇒輸出管監倉庫⇒(再輸入)⇒加工貿易二次  加工⇒輸出というスキーム

先日のブログで、広州で外資企業の常駐代表所の開設登記を認めないという公告が出されたという内容を書いた。
その時は、地域的な動きかどうか不詳という話を書いたが、その後、他地域の状況を調べてみると、同様の動きがあるようである。
まだ、華南地域・華東地域しか調べていないが、全国的な動きである可能性がある。
ともあれ、広州の工商行政管理局の説明である、「会社法の改定」という根拠は、(会社法には、外資企業の常駐代表所開設に付いては触れていないのは確かだが)会社法の当該条文(第14条)自体に変化が無いので、少々信憑性に欠ける。
税収確保が目的であろうか(常駐代表所は非課税単位なので⇒外国企業の常駐代表所は見做し課税の対象となるケースが多いが、外資企業の常駐代表所はならない)。
ともあれ、既に開設している外資企業の常駐代表所、特に、保税区法人の区外常駐代表所の扱いがどうなるかが心配である。


話変わって、もう一つ。
国家税務総局より、「保税倉庫及び輸出管監倉庫から搬出する材料・部材に関する税収処理方法に関する回答(国税函[2005]1153号)という通知が公布された。
これは、上海市税務局よりの質問に対する回答として出されたもので、増値税の規定というよりは、加工貿易全般に関する通知(関税・増値税双方に関連する内容)で内容は以下の通り。
● 中国内の企業が、国外の外国企業から仕入れ、保税倉庫から搬出して税関で進料加工手帳手続を行う材料・部品に対しては、進料加工の免税証明を発行する事に同意する。
● 一方、中国内の企業が、輸出管監倉庫から搬出する材料・部品に対しては、進料加工の免税証明を発行しない。

この通知に基づけば、中国内で来料加工 or 進料加工をしたものを、一旦、管監倉庫に入れて(輸出手続を取り)、それを再度中国に戻して加工貿易形式の2次加工をする事はできないという事になる。
加工貿易企業間で、一次・二次加工が行われる場合、通常、転廠(深加工結転)形式が使われるが、転廠形態だと、加工貿易企業間で価格がバレバレになってしまう。
これを嫌って、一旦、香港に出して、再度、中国に入れるというケースが少なくない。
ただ、華南はさておき、華東の場合、香港を使うのは時間的なロスに繋がるので(それでも結構採用されているが)、物流園区、保税区、管監倉庫等を代替案として採用するケースが有る。
その内、管監倉庫は、このスキーム上、採用不可だと言うことが明確になったもの。
この通知が、税関総署ではなく、国家税務総局から出されている点(一応、税関総署に確認したという記述は有り)、若干、引っかかるが、ともあれ、管監倉庫を使った中国再輸入スキームは、考慮の対象外とした方が安全ということは言えよう。

北京⇒広州(小出さん久々の登場)

昨日の夕刻に北京入り。
今日は朝8時半から10時迄大事な打ち合わせをすると、そのまま飛行場に向かい、広州へ移動。
北京支店経理部長の佐藤君も広州に同行。
佐藤君は、エアチャイナのプラチナカードを持っている(年間90回位乗らないと貰えないらしい)ので、ついでの僕も、チェックインは楽だったし、車で飛行機まで運んでもらえたりしたので楽だった。
あと、2人とも、非常口の隣の席にしてくれたので、(広くて)くつろげてよかった。
なかなか有用なカードらしい。
僕も、旧正月明けから、毎週上海・香港を往復するので、単純計算上は、毎月8回飛行機に乗ることになる。
良いカードがもらえるかな?
写真は広州(新白雲空港)到着の佐藤君。
コートを着ているのが、北京の人っぽい。


広州出張の目的は、広州会社の董事会(決算承認)と忘年会。
ともあれ、予算達成したので、皆な安心して歳を越せる(旧暦)という感じ。
忘年会の様子はまた明日。
忘年会には、元広州会社経理部・コンサルティング部で仕事をしてくれていた小出さんも、ちょっと顔を出す。
出産・育児という事で、惜しまれながら退社をしたのであるが、数年して、育児が楽になったら復帰をして欲しいもの。
でも、まだ数年かかるだろうな。
因みに、忘年回があまりに騒々しいので、子供さんは怯える事しきり。
これだけ酔っ払いがいるというのも、情操教育に悪いだろう。
取りあえず、子供さんと一緒のところを一枚(これ以上怯えさせないように、フラッシュを焚かなかったので、大変くらい写真になってしまった)。

広州⇒香港(昨日の忘年会・亀一たじたじとなる)

忘年会は、毎年異様な盛り上がりを見せる。
ついでに、駐在員の誰かが潰されてヘベレケになる。
今年はどうなるか、興味半分・怖さ半分で参加。
うちの会社の場合、香港華南会社のアニュアルディナーは醒めているのに対し、広州・深セン会社の忘年会はかなり盛り上がる。
うちの事例で判断してはいけないが、ドライな香港人のメンタリティと、盛り上げようとする内地人のメンタリティの差が出ているような気がする。
香港華南会社からは、社長・副社長・谷垣君+水野が出席。
僕は広州会社の兼任辞令も持っているので、どっちの立場(当事者?ゲスト?)か微妙なところであるが、ともあれ参加。
一昨年は、審査のO部長も参加したが、その際、りんご運びリレー(棒にりんごを引っ掛けて運ぶゲーム)で、酔って手元がおぼつかずうまく運べないので、やけを起こして地べたに座り込んみ、りんごを食べてしまった。
このアナーキーさが妙に受けた様で、広州会社のスタッフより、不参加を惜しむ声が強かった。
広州会社の高橋社長も、いつもは健康上の理由から酒を控えているのであるが、この日は率先して盛り上げようと乾杯を繰り返しており、少々心配になる。


先日のブログで紹介した、前世は異星人と思われる成瀬さんは、ラッキードローで良い賞品があたった様でご機嫌。
「日本の友達と話して初めて知ったんですが、水野さんは、中国ビジネスでは有名なんですねぇ。そうと知っていたら、あしたのジョーの話なんかしないで、ビジネスの話すべきでしたよ」と挨拶される。
酒が強い様で、酔ったそぶりも見せず、色々な人間と乾杯している。
2次会になると、「水野さん、次は誰を潰してきましょうか!」と目を輝かせて指示を仰いでいた。
相変わらず興味深い人材である。
彼女は、「今年の目標は、半年以内に亀一さんを手なずける事と、水野さんを酔い潰す事です」と、野心を語っていた。
亀一を手なずけるのは問題ないが、僕を目標に加えるのは止めておいて欲しい。
最後に、「私の事をブログに書くなら、成瀬は回線売ってます(よく知らないが、日経企業向け通信回線販売の仕事らしい)、海鮮ではありません!と書いておいてください」と、20代とは思えないギャグを飛ばしてご満悦であった


2次会はカラオケ(外に、広い公共スペースがある店なので、そこを貸切にした)。
自然発生的に、乾杯が繰り返されている。
酒が弱い亀一も、同僚の女性から乾杯を迫られたじたじとなっている。
⇒ 乾杯させられるのが辛い様で、そのあとこっそり帰宅してしまった。


ともあれ、酒が飲めない西村君(広州会社経理部長)が、知らない内に乾杯させられ潰れていたりとか、谷垣君が、同期のI君(広州の事業会社出向中:少々酒癖が悪いようだ)に酔って首根っこをつかまれ、あまりに痛くて怒って帰ってしまったり、僕がホテルに戻る時に乗ったタクシーが車に追突されたり、という様な悲しい事件はいくつか発生したものの、ともあれ、一応、無事に会は終了したのであった。
因みに、自動車事故は、横から追突されたので、軽く中央分離帯に突っ込んだが、すぐリカバーできて(乗客の僕は)問題なし。
運転手は喧嘩していた。

香港(お好み焼きを食べる)

引き続き、業務と締め切りに追いかけられる毎日で面白い事無し。
明日からの北京・広州出張に期待をかけよう。
仕事を終わらせると、最近できた鉄板焼き屋で会食。
鉄板焼き屋とは言っても、売り物はお好み焼き+焼きそばなので、庶民的。
参加したのは、生保の現法社長と銀行の方+谷垣君。
両氏は谷垣君の親友で、仲良し3人で会食をしようということになっていた様であるが、急遽僕がJoinしたもの。
僕は月曜日の酒がきいていて(三日酔い?)、殆ど酒を飲まず。
広島焼き、オムそば、生ハムの生春巻きが美味しかった。
僕はそば好きだから、お好み焼きよりも焼きそばの方が好き。


話は変わるが、広州市の工商行政管理局で、「会社法の改正に伴い、外資企業の常駐代表所は開設できない。分公司にせよ」という公告が出された。
とは言え、会社法の改正は、外資企業の常駐代表所には触れていないはず。
確かに、会社法第14条に、「外資企業は分公司を設立できると書いてある(一方、常駐代表所の事は記載されていない)」が、これは以前から同様の規定であり、今回、改定が行われたものではない。
「地方の運用か?」と聞いたら、「国家の動きだ」と言われたが、広州の工商行政管理局は、一昨年も、「国家の動きだ」と言って、保税区企業の国内取引を規制してきた(立ち消えになったし、実は、局地的な動きであった)ので、鵜呑みにして良いかどうか、現状では不明。
1年ほど前に、江蘇省・浙江省で、やはり、外資企業の常駐代表所は不可(分公司にせよ)という動きがあったが、これと同様のものであろうか。ちょっと、他地域を調べて見なくてはならない。

広州⇒香港(たまったブログを一気に書く)

朝、広州東駅に到着すると、電車のチケットが買えず、1時間半ほど駅で時間を潰す事に。
駅の喫茶店で、コーヒーを飲みながらたまっていたブログを一気に書く。
またまたバッテリーがなくなったので、電車の中では、高木彬光氏の刺青殺人事件を読んで時間を過ごす。
本当に暑い。外はTシャツで十分だ。
持ってきた皮ジャン、セーターが恨めしい・・・

話変わって、数日前につくづく感じていたのは、「歳と共に自分もたくましく(ずうずうしく?)なったもんだ」という事。
思い起こすと、子供の頃、僕は、かなり気の弱い方であった。
小学校に入学した時は、トイレの場所がわからなくて、最初の二日間はトイレに行けなかったし、二年生の頃は、授業中にトイレに行きたいと言えなくて、漏らしかけた事がある(顔面蒼白になった。たいへん苦しかった)。
大学入学早々の時も、レストランでウェイターの人を呼び止めることがなかなかできず、当たり前の様に呼び止めている友達が羨ましかったり。
それから(大学入学早々から)、合気道を始めたり、言葉もわからないのに一ヶ月中国旅行に行ったり、会社に入社してしごかれたり、中国歴が長くなったり、色々な出来事を経て、徐々に図太くなってきたような気がする。
小学校の時の繊細さは、もうかけらもないな。
子供の頃は、気弱な自分が嫌で、事ある毎に自己改革をしようとしていたので(授業中手が上げられない子供だったのが、意を決して学級委員に立候補したり)、この様に図太くなったのは、希望通りという訳であるが。
何事も経験。
性格も変わるものである。

上海⇒広州(広州は春の陽気)

雨はやんだが、上海は曇りで、厚い雲に空が覆われている。
そんな訳で、飛行機はかなりの数が、Delay かキャンセル。
僕が乗る予定の飛行機(東方航空)も、飛行機が到着していないという事で、チェックイン時に他の飛行機(上海航空)に変えてあげようと言われる。
変更手続に若干のトラブルが有ったので、虹橋空港の端から端を、何回か往復する事になったのであるが、総じて真面目に対応してくれ、15分で変更できた。
空港の待ち時間に、締め切りを大きく過ぎた「華南シフト(コンシェルジュ香港用)」の原稿を書く。
今回は、僕が実地を見に行き、その後、桑畑・亀一コンビが取材に行き、下原稿を仕上げる。
それをベースに、僕が原稿を書くという、初の試み(いつもは僕が、最初から最後まで全部やっている)。
(政府機関だけでなく、進出企業の声も含めて)思ったよく取材してくれた。
何だかんだ言って、彼らも成長したものだと思いながら、文章を書いていると、PCのバッテリーが切れて、舌打ちをする(PCのバッテリーが1時間半くらいしか持たないので何とかしなくては)。


飛行機に乗り込むと、どうせ(PCのバッテリーが切れて)仕事が出来ないので、いきなり寝る。
途中で起きると、「用があったら呼んでくれ」というシールが座席の前に張ってある。
機内食は要らないので、そのまま本を読んでいたら、スチュアーデスの人がやってきて、「申し訳ないが、寝てたので起こさなかった。食事をしないか。飲み物も有るよ」と言われる。
「要らない、要らない」と感謝して答える。
中国の飛行機のサービスも良くなってきたものだと感心。


広州に到着すると、24℃という機内アナウンス通り大変暖かい。
上海も、今日は少々寒くなり、空港では吐く息が白くなる状況だったので、温度差に驚くばかり。
結局、もって来る服を完全に間違えた事に!
広州では、社内打ち合わせをして、夜、高橋社長+亀一+新人(女性)の成瀬さんと会食。
高橋社長が、事前に、「今度入った成瀬さんのキャラクターには驚くよ」と言っていたが、確かに、年齢差だけではなく、違った空間に生きているような雰囲気を感じる人物である。
前世は異星人に違いない。
成瀬さんは、「亀一さんは、(愛・地球博の)モリゾーに似ています」と暴言をはいていたが、言われてみれば確かに似ている。
亀一は、この一年間で7Kg太った様で、確かに色が緑ならモリゾーだ。


会食したのは、初めて行った(たしか、「いろは」という)店。
期待以上に美味しかったので、選んだ亀一を誉めてあげる。
会食後は、1時間マッサージ。
昨日、清水さんに「当分、一日おきにマッサージに行った方が良い」と言われたので行く事にしたもの。
結果として、かなり下手で、全然良くならず。
これでは、安かろう悪かろうだ!とがっかりする。

上海(上海の雨は難儀)

夜が明けると雨。
小雨ではあるが、ただでさえタクシーがつかまらない上海では、雨が降ると致命的にタクシーがつかまらない。
朝一番のホテル前は問題なかったものの、その後は、移動のたびに大変な思いをする。
午後3時に茂名南路でつかまえようとしたときには40分かかって服がびしょぬれ。
午後5時に旧森ビル(匯豊大廈)の前では55分待ちで、目的地の虹橋にたどり着くまで2時間。
非効率な事この上ない。
上海に会社を作る時でも、最初はタクシーでいいやと考えていたが、考えを改めざるを得ない模様。

仕事を終わらせ、夜7時から会食。
目的は、数ヶ月前から興味津々だった忍者屋敷。
二度行くかどうかはさておいて、一度は行かねば!と考えていた店。
雰囲気はなかなか(面白くて)良い。
料理は、当たり外れは有るが、当たりのものは美味しい(鶏ささみの串揚げが気に入る)。
食べ+飲み放題(メニューから好きに選べる)で、2人で340元弱というのは、コストパフォーマンス的には良いと思う。
ともあれ、忍者の格好(赤忍者だな)の服務員が、「いらっしゃいませでござる」とか、「料理を間違えました。ごめんなさいでござる」と本当に言っているのを確認して、大変満足。
グルメ向きではないが、従業員の感じもよいので、宴会用にはよい店であろう。

その後は、同行の清水さんご推薦の、新しく出来たバーに。
確かに、僕が好きな長いカウンターに、いろいろな酒が置いてある。
雰囲気も良く、悪くない。
マッサージ修行中の清水さんが、好意で喉の状況を見てくれる。
喉のリンパ腺が腫れている。
首筋と肩も恐ろしいほどこっている。
恐らく、「眼+腕のこり⇒首・肩⇒喉のリンパ腺⇒喉の痛み」ときているのであろう、という見立てで、該当と思しき個所を丁寧にもんでくれた。
おかげで、翌日は、生まれ変わったような喉の軽さ。
やはり、持つべきものは、一芸ある友人である、と大変感謝する。

香港⇒上海(金さんと会食+打ち合わせ)

朝の便で上海へ。
寒いだろうと身構えて、厚い洋服をたくさん持っていったら、暖かい(12℃)ので拍子抜け。
上海へ着くと、タクシーで嘉定に直行。
新会社設立に絡む相談に乗る。
打ち合わせが終わると、虹橋賓館に。
何時も泊まるホテルが高いので、もう少し安いホテルを探さねばと初めて泊まったホテルであるが、まだ高い(香港ほどではないにせよ、上海のホテルの高さには泣かされる)。
もう少し安い(でも、清潔でインターネットが使える)ホテルを探すのが次回までの目標。
ホテルに到着すると既に夜。
人事・労務コンサルタントの金さんに、ホテルまで迎えに来て頂き会食に。
金さんは、以前、虹橋賓館に長期滞在していたとの事で、「懐かしいですねぇ」と言っている。

金さんと知り合ったのは2002年の事なので、既に3年半経過しているが、殆ど仕事を一緒にした事がなく、ただの友達状態であった。
「そろそろ一緒に仕事をしますか!」というのが、今回の打ち合わせ(翌日)の主目的。
その前に、「先ず、飲もう」という事になったもの。
連れて行っていただいたのは、HANASENNという炭火焼の店。
焼き鳥好きの僕としては、かなり満足。
お互い、生ビール3杯+梅酎ハイ5杯程度飲む。
それからバーに。ここでも、お互いウイスキーを3杯位飲む。
という事で、翌日の打ち合わせ写真では、少々顔がむくんでいるような。