コンサルティングを始めて変わったこと

2001年にコンサルティングを始めた。
誰からも言われず、自分がやりたいから始めた。
結果として、それまでとは色んな事が変わった。

しんどい事も多い。
毎週来る連載の締め切り、講演会の準備、質問への回答、などなど。
ここ数年は、しんどい事の方が楽しい事よりはるかに多かった。

でも、始めてよかった。

始めて何が一番変わったか。

出会える人が格段に増えた。

1997年に現地法人の経理課長として赴任したけど、経理だけやっている数年間は、名刺の年間交換枚数が50枚くらいだった。
200枚作った名刺が、3年たってもなくならない!
おまけに毎週の面談アポは、メモを取らなくても覚えられた(週に1~2件しかない訳だから、記憶力の問題ではなく、誰でも覚えられる)。

それが、今の仕事を始めて、名刺の交換は、年間1000~2000枚になった。
講演会の後で、100枚弱交換したりすると、顔が分からなくなって失礼してしまう事が有るけれど、ともあれ、出会いは出会い。
次に声をかけて頂いた時にはしっかり分かる。

そんな風に、出会える方の数が格段に増えたのは財産だ。

ここ3ヶ月、社内外の方々から、色んなコメントを貰ったり、気にかけてもらったりした。
先週は、社内の年長者からかけてもらった言葉・気遣いにぐっときた。

社外もしかり、社内もしかり。
この3ヶ月間。思い悩んだ3ヶ月間に、本当に色々な言葉を貰った。

感謝の思いが強いし、だから、やる気がまたみなぎってきたんだと思う。

「いい人生」ってやつだな。
少なくとも、あと20年経ったらそう思えるだろう。

勿論、色んなところで食べ歩き、飲み歩きしてるのが楽しいってのもあるんだけど・・・