新聞記事にかつての恩人をしのぶ

前々回のブログで、M&C設立時(2006年)に、幾つかの新聞で紹介して頂いた、という話をしたが、それに当たっては、当時の丸紅の広報部副部長のご協力を頂いた。
この方は、昨年、若くして他界されたのだが。

丸紅で勤務していた時、広報面では、この方に随分お世話になった。
M&C立ち上げの時も、取材の段取りをつけて頂くと共に、「現地で取材を受けた方がいい。その方が大きく取り上げられるから」とのアドバイスを頂いた。
更に、「水野は自由に話して構わない。新聞社の方には、僕の話した事は、全て丸紅広報部の確認済です、と言っていい」と言って頂いた。

その一言で、「この人には絶対迷惑をかけられない」と強く思った。
亡くなるまでの数年間、この方に頂いた助言・サポートには、いまでも感謝している。
懐が大きな方であった。

人は、人から信頼されて、初めて人に尽くそうと思うものだ。

ただ、部下を信じられない上司もいる。
リスク管理は必要であるが、全ての根底には、信頼がなければいけない。
これができずに、社内で魔女狩りの様な事をやっている人間も少なくない。
心が無い厳しさは上司の怠慢であり、品格の欠如だ。
リスク管理と聞こえの良いセリフを吐いているが、単に、人を信じる器、活かす器がないだけだ。

人としてどう生きるか、上司としてどう生きるか。
それは自ずと問われるものだし、その人間の品格として表れる。


結局、そんな事が起きて、僕が丸紅を辞める事になったのだが、外れくじを一個ひくまでの間、何人も、懐の深い上司、同僚に出会えた。
これだけ、良い上司に何人も出会えたのは、やはり感謝すべき事だろう。
そして、そんな方々に対しては、その信頼に答えようと頑張ったつもりだ。

権力には立ち向かうが、人の信頼には全力で応えたいと思う。
長いものに巻かれる事ができない僕の性格は、損でもあるし、賛否両論生むだろう。
それでも、沢山の方々が、理解してくれた。
他界された広報部長もその一人。

何もお礼が言えないままになってしまったが、一緒に仕事ができた事に、この場を借りて、改めてお礼がしたい。

有難うございました。

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