中国人ルール発売開始

八重洲ブックセンター1階(一般書売り場)にて

2月9日から、「知りたくなくても知っておかなきゃならない中国人のルール(明日香出版)」の全国販売が開始された。
という訳で、亀一をつれて、早速、八重洲ブックセンターに行ってみる。

ビジネス書籍の階にも置いてあるが、1階(一般書売り場)にも、こんな感じで表紙を向けて、2冊分並べて置いてある。
なかなか良い扱いだ。
昨日、神保町三省堂で買って頂いた方からも、平積みしてあった、と教えて頂いた。

最初の本を出版したのが2002年。
ビジネス書コーナーには、すぐ並んだが、一般書籍売り場には9年かけて、やっとならんだ。
なかなか、長い道のりだった。

ただ、近場で写真を撮ろうとすると、僕の本の前で、(他の本を)立ち読みしている人がいる。
早くどかないかなあ、と思って見ているのだが、30分たっても微動だにしないので、思わず地団太を踏む。
立ち読みで読破しようという勢いだ。
思わず「亀一、はたきではたいてこい!」と口走る。

結局、よいアングルでは写真は取れず。
少々残念だ。

尚、昨日は日経ビジネスの取材、今日は小学館(週刊ポスト)の取材、来週月曜日は産経新聞の取材。
中国人のルールが出版された事もあり、取材依頼もいろいろと頂き楽しい。

やる気

いつも同じようなテンションで走っていければよいのだが、やる気がみなぎる時があれば、しんどくて仕事ができない時もある。
この様な波は、自分でも分からないので大変だ。

勿論、根詰めて走りすぎると、その反動で何もできない状況に陥るのは必然だ。
例えば、昨年の8月~12月は、極限まで自分を追い込んで仕事をしたので、ひと段落した12月末は、法律を読んでも頭にしみこまない、文章を書こうとしても、文章がまとまらないという状況であった。
1月1日・2日に完全に休んだので、この状態は早々に脱したが、貪欲なやる気(自分を追い込む気持)というのが、ちょっと湧いてこなかった。
4ヶ月強、自分を追い詰めすぎたのだろう。

いつ回復するか、と案じていたが、旧正月休みが明けたら、急にやる気になってきた。
ある意味、自分でも一安心だ。

こんな感じの波は、スポーツ選手だけでなく、ビジネスマンでもあるものだ。
スポーツ選手は、体力の限界、気力の限界というのがあると引退するだが、ビジネスマンの仕事寿命は長い。

70歳現役を標榜する僕としては、まだ長い事走り続けなくてはならない。
この点、気力の維持とペース配分が必要になるのだろうな、と思う次第。

70歳を過ぎても、20代の好奇心と気力を持ち続けたいものだ。

会社を辞めると言った時の反応

丸紅時代にお世話になった先輩が、今月末をもって退社する事になったので、昨日の昼食は、ささやかな壮行会を開いた(二人だけ)。

その際に先輩が言っていたのは、「会社を辞める事にした」と親しい人間に言うと、反応は3種類に綺麗に分かれるという事だ。
①僕など既に会社を辞めて独立・転職した人間からは、「おめでとう」というのが第一声。
②社内の人間からは、「何故」とうろたえられる。
③既に定年退職している方からは、「頑張ってくれ。あと、よい仕事があったら僕にも紹介してね」という返事。

という事であった。
何となく分かる。

やはり、まだ日本の社会では、転職というのは少数派だし、収入の良い企業を自発的に辞めると、「何故!?」といわれるのが普通だ。
会社を辞めるというのも、一つの経験なので、経験が無い人からすると、「何故辞めるの!?」という反応になるのは自然な事だ(僕も1回しか辞めてないので、えらそうに言う程のものではないが)。

転職した結果、成功する事もあれば、成功しない事もある。
ただ、成功と言うのは、本人の価値観次第である。

起業・転職したての時は本当に辛いけど、それを乗り切って、胸を張って生きていければ、それが満足と自信になる。
そして、その結果に自分が価値を見出せれば、それは成功なのだと思う。
仮に、収入が減っても、自分が目を輝かせて仕事ができるならば、それは成功だ。

いま僕は、「独立して良かった」と心から言える。
最初の1年間は、泣きたいくらいの不安と大変さと戦ったけれど、それを抜けた今、そう感じる事ができる。

ときどき、「あのまま辞めないでいたら、酒を飲むとき、愚痴ばっかり言ってただろうなあ」と考える事がある。
自分が信じた道を行けない事、信義を貫けない事は、本当に辛いものだ。

いまの僕は、自分の夢を実現していく事、自分が伸びていく事しか考える余裕が無い。
だから、酒を飲んでいる時、愚痴なんて言う暇がない(部下は、僕の愚痴を言ってるかもしれないけど・・・)。

やりたい事をやり、未来を見据えて走っていける。
それも、一人ではなく、たくさんの方々と一緒に走っている(クライアントの方、パートナー、部下 etc.そして、元の会社の人たちも)。
こんな充実感が、僕が会社を辞めて手に入れたものだ。

決して、会社を辞める事を僕は勧めない。
会社に残るのも辛いかもしれないけど、転職するのもすごく辛いからだ。
特に、家族や周りの人に迷惑をかけない覚悟がないのであれば、絶対辞めるべきではない。

でも、夢を見て、自分の信念に忠実に生きていく人達を。
その上で、自分の選択に、しっかりと責任が持てる人を、僕は応援したいと思う。

この春、僕の周りの人たちが、何人も新しい道を行く選択をした。
そんな人たちを応援したい。
勿論、僕自身、まだえらそうに人を応援する余裕はなくて、「一緒に走っていきましょう」という感じの応援であるが。

そんな訳で、
一緒に頑張りましょう!

静岡の相談会

2月4日の静岡相談会では6件面談。
子供の頃は、新幹線で横浜と名古屋をよく往復しており、静岡を通過するたびに、「やっと半分過ぎたな」と思っていた。
静岡というと、数年前まではそんな印象だけで、仕事の関係も殆どなかったのだけれど、起業してから、静岡県国際経済振興会のご紹介もあり、静岡のクライアント企業様が増え、また、ここ1年間で4回国際ビジネス相談会を開いて頂いた。
こんなこんなで、急に身近な場所になった気がする。

今回の相談では、面談の方からお土産を頂いたり、食事に招かれたりしたので、美味しい海鮮が食べられたし、お土産を一杯抱えての帰途となった。

親切な方々にたくさんあった一日だった。

写真は、やはりお土産に頂いた、いちご(紅ほっぺ)。
傷まないよう、その日のうちに食べた。

中国人のルール販売開始

「知りたくなくても知っておかなきゃならない中国人のルール(明日香出版)」が完成。
八重洲ブックセンター、日本橋丸善等の大型書店でのテスト販売を先行させて、2月9日から全国販売開始の様です。

書籍の紹介はこちら

初めての一般書籍と言う事になるので、どんな反響になるのか気になりますが、是非、ご一読下さい。


因みに、2月4日は静岡市で国際ビジネス相談会。
中国のビジネス制度がアドヴァイスの主流だけれども、中国の企業との交渉の仕方の相談もあった。
交渉の仕方というのは人それぞれ違うし、僕の交渉の仕方が必ずしも正しいとは言えないのだけれど、中国ビジネスに20年強関わっている立場でアドバイスをした。

日本の国際ビジネスが深化するなかで、中国企業との付き合い方に付いてご相談頂く機会が増えている。
ただ、僕自身は、日本人と中国人という国籍の違い以前に、同じ人間同士。必要以上に構える必要はない、と考えている。

僕が交渉に臨む時の基本は、「にこやかに礼儀正しく、でも、主張ははっきりする」という事。
あとは、落しどころをしっかりイメージして交渉する、という事であろうか。

これは、人それぞれだと思うけど。

静岡で1泊おでんの夕食

窓からの夜景とセブンイレブンのおでん

先週の浜松に引き続いて、4日(金)は静岡市で相談会。
朝9時半までに静岡駅に到着すれば間に合うので、日帰りにしようかどうしようか迷ったが、最近、寒さの為新幹線の遅れが見られるので、大事を取って1泊する事にした。

いつもの一休で、静岡市でフィットネスジム付きのホテルを検索したら、予算に関係なく該当なし、と出てしまった。
致し方ないので、フィットネスはあきらめ、駅前のセンチュリーホテルに泊まる事にする。
窓からの夜景もきれいだし、サービスもいい。
フィットネスが無い事を除けば良いホテルだ。

到着すると夕食の時間だが、前日、ダイエット中とは思えないほど食べてしまったので、本日の夕食は、セブンイレブンのおでん。
おでんは非常に便利なダイエット食だ。

こんにゃく2個、しらたき2個、大根3個(1個は食べられず)、厚揚げ豆腐1個、こんぶ1個という夕食。

ビールのロング缶を1缶だけのんで、10時には就寝。
旧正月の関係で、相談が少ないのでたまにはのんびり。


3月の講演会は

ただ今日本。
東京を駆け回っているところ。
とは言え、旧正月で若干相談が少ないので、ちょっと落ち着く状況。

3月の出張時の講演会が、以下の様になった。
3月8日(火) 大阪商工会 ⇒ 3月9日から8日に日程変更
3月11日(金) 日中投資促進機構
3月15日(火) 財団法人企業研究会

二週間に3回の講演会と、ちょっとタイト。
テーマは未定だが、8日と11日は、非居住者課税、P/E認定その他をやる予定。
15日は外貨管理に付いて、4時間かけて講演。

詳細が決まってから告知しますので、是非。

捨てなきゃよかった

1年前に引っ越しした時、30代で着ていたスーツを殆ど捨ててしまった。
香港赴任当時の56Kgという体重は、(ボクシングをやっていて絞っていたので)極端として、30前後の体重は58~59Kgくらい。
それが、香港に赴任して62Kgになり、徐々に増え続けて、ピーク時には68Kgになってしまった。

そんな訳で、30代前半のスーツは、10年間袖を通さず(通せず)仕舞ってあるだけという状態で、1年前の引っ越しの時は、「どう考えても、体がこのサイズになる事は、二度とあるまい」と考えて、捨ててしまったものだ。

それが、昨年7月から一日7Kmのランニングをしたら63Kgまで落ち、ここ数日で食餌制限を行ったら、60Kgまで体重が落ちた。
ここ数年、目指していた水準に、なんとか到達だ。

2着残してあったスーツを着てみたら、問題無く着られる。
そうなると、1年前に威勢よく捨ててしまったのが悔やまれる。

1年先に何が起こるかというのは、本当に分からないものだと実感。