IT活用あれこれ

僕のデビュー(?)が上海エクスプローラー、NNAだったので、ITに強そうな印象を持たれがちだが、実は大変苦手だ。
とは言え、ブログは2004年から書いているし、10年前からインターネットを活用した情報配信をし、今では、チェイスチャイナというインターネットでの情報配信会社を持つ様になっている。
それ以前に、僕は字が下手で書くのが遅いから、ワープロがなかったら、仕事全般に苦慮していたであろう。
そんな感じで、苦手にも拘わらず、ITの恩恵を多分に受けている事になる。
これも身の回りにITに強い人々がいるおかげだ。
持つべきものは頼れる仲間だ。

因みに、googleで、「水野真澄」と検索すると9万件程度ヒットする。
これを、「水野真澄の」とすると、170万件のヒットだ。
前はもっと差が顕著だったので、ブログの名前をはじめ、コーナーのタイトルを変えてみたり(調べてみると、2001年から僕が受け持つもののコーナーは、全部、「水野真澄の~」だった)、ITに極めて強い斉藤さん(用語集の共同執筆者)に対応をお願いして、やっとここまできたもの。
ヒット数が同じになればよいのであるが、水野と入れるとまず出てくる水野真紀が120万件程度。
水野真紀の件数を抜かすというのは、常識論からいうと不自然なので、今くらいが自然かなという気はするが。

ただ、ヒット数が上がったり、検索順位が上がるとビジネスにつながるか、というと、個人的にははなはだ疑問だ。
結局、僕の会社と契約して頂く方は、僕の本や講演会で、僕の事を理解してくれている方である。
検索順位が上がった事で、僕を知らない方が、顧客になるとはあまり思えない。
一時期、中国ビジネスという項目で、トップに出てくるような状況があったけれど、その際は、「何々(商品)の代理店になってくれる」とか、「無料で教えてくれ」とか、必然的にお断りせざるを得ない様なE-mailが多かった。

googleが検索ロジックを変えて大騒ぎ、と言う様な記事が最近あったけれど、少なくとも、僕自身は技巧を凝らして検索順位を上げようとは思わないし、あまりビジネス上の効果も期待できない気がする。

脈絡はないが、先日の日本出張で食べたラーメン。
日本にいる時が一番忙しい。
今回も昼食は、立ち食いソバかラーメンであった。

これは花月のラーメン。

そして渋谷駅前で食べたつけ麺。
あわただしい出張の、あわただしい食事であった。

また明日から日本。
それでも日本出張はちょっと嬉しい。