若いころ

昨日日本から上海に移動。
今回もお馴染みになった東方航空の格安チケットを使用するので、香港⇒上海⇒日本⇒上海⇒香港の経路で移動。
日本は3泊と短い滞在であった。

ただ、キャセイ・ドラゴンのGold Tierステイタスを維持するために、6~8月末の3ヶ月で8回キャセイ・ドラゴン(若しくは、JAL)に乗らないといけない。
Gold Tierだと、72時間前までに予約すれば、エコノミーの座席保証という特典があって、「どうしてもこの日に移動したい!」という局面で、大きな威力を発揮する。
この更新は絶対事項なので、暫く東方航空とはお別れだ。

話変わって。
空港に行く前に入った食堂で、森田公一の青春時代がかかっていた(ラジオ)。
僕が小学校時代の歌なので、随分昔懐かしい歌だ。
それを聞いて、中学時代の英語の先生が、「青春時代が夢なんて~というのは、本当によく言ったもんだ。自分がその最中に在る時は辛いばかりで、過ぎ去ってはじめて、あの頃は良かったなぁと思うもんなんだよ」と言っていたのを思い出した。

確かに、僕自身、学生時代は、何時も悩んだり焦ったりしており、辛かったし満足感は無かった。会社に入って、数年後(入社4~5年目になって)に、それなりに楽しい気分も出てきたが。
そんな訳で、学生時代はあまり懐かしくなく(戻りたいと思う事はなく)、生活や仕事の満足度・充実度は、おそらく、今が一番だろう。
学生時代とは比較にならないくらい充実している。
今後は、充実・満足度がさらに増していくのであろう。

その一方、齢を重ねるごとに、将来の選択肢が少なくなる事は確かなので、この意味で、息苦しさや辛さを感じる事もある。
若手時代は、その逆だ。
何時も鬱々悶々としていたが、可能性と選択肢は無限にある気がして、目の前の景色が、すごく明るく透明に感じた。
それがいわゆる青春時代ってやつなのであろう。

まあ、時計を戻せない以上、今、そして将来の満足度、充実度を、上げていく事しかできない訳で、昔を懐かしんでしかたがないが。


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