香港で寿司と言えばサーモンだった

先日、エレメント(エアポートエクスプレスの九龍駅のところ)の稲庭うどんやで、冷やしたぬきうどんを食べたら、たいそう高かったが、これが美味しかった。
元々、稲庭うどんはあまり好きではなかったのだが、それ以来、急に、冷やし稲庭うどんが食べたくて仕方がない。

家の近くの梁山泊という日本料理屋っぽいところ(日本料理屋にしては不思議な名前だ)に、冷やし稲庭うどんがあるのを思い出し、昼食に行ったが、昼はざるそばしかないとの答え。
やむを得ないので、ざるそばを頼む。

3香港ドル追加すると、寿司が付きますがどうですか、と言われたので、これも頼む。

そうすると、出てきたのがサーモンの寿司3個。
「あ~、そうだよなぁ、香港で寿司と言えばサーモンだぁ」と確認を怠った自分を恨む。

ただ、食べてみると、意外に(僕が嫌いなサーモン寿司の割には)美味しい。
3ドルならまあいいか、という感じ。

ざるそばを食べて55ドル程度。

今一つ不完全燃焼になったので、ジャスコに出向き、冷凍うどんを買い込んだ。

ワンチャイのカジュアルなイタリアン

久しぶりにFAの木津さんと会食をした。
開業1年を記念して、ごちそうしてくれたもの。
よく考えれば、一周年なので、こちらが招待すべきだったか!?
ともあれ、木津さん、会社の順調な立ち上がりおめでとうございます。

場所は、ワンチャイのイタリアン。
数か月前に発見した店だが、落ち着いてなかなかよいみせだ。
他にブログで紹介している方もいるようだが、日本人社会にあまり広まるのも・・・
という事で、木津さんに場所を書かない様にお願い。

アンティパストとムール貝。

ここはパスタが美味しい。
今回頼んだのは、エビ入りのアーリオオーリオスパゲティ。

エビなしのシンプルなのも美味しい。
パスタだけ数種類頼んでも良いくらいだ。

そんなこんなで、適度に食べて、適度に飲んだ。
快適な晩餐であった。

焼酎は体に合わないようだ

先週金曜、上海の「こ熊や」で会食した。
評判は聞いていたが、初めて行く店だった。
自家製豆腐がチーズの様な濃厚さで素晴らしく美味しく、また、僕の好きなふかひれ梅肉もあった。
そんな訳で、是非、もう一度行きたい店である。
接待の席だったので、写真が取れなかったのは残念だ。

因みに、現在、ダイエット中。
香港にいる時は、単に、毎日5KG走るだけという、ダイエットと言うか、運動するだけ。
ただ、上海は、ジムの会員になってないので、1日1食ダイエットを敢行した。
これは、本当に、1日1食しか食事をしない(ただ、その食事は好きに食べてよい)というもの。

そんな訳で、「日本酒を飲むと、酔うといけないからやめておこう」という意識が働き、焼酎にしたら、あっさり酔ってしまった。
やはり、1日1食ダイエットはやめた方がよい。

あと、過去を振り返ると、「酔わない様に焼酎にしよう」と考えると、必ず酔っている。
どうやら、焼酎は本当に体質に合わないようだ。

そんな訳で、焼酎も控えよう。

そんな事を考えた1夜であった。

いたって平和な一日

香港の部屋の窓からの景色

いたって平和な日曜日であった。
10時前まで寝て、デリバリーで食事。
午後にホンハムで1時間だけ会議をしたけれど、部屋に戻ると、まだ午後3時なので5Kmほどジョギング。
あとは、ソファに転がって読書をしながら缶ビール。
夜も同じ場所でデリバリーだったので、食事的には味気ない一日だったが・・・

起業2年で、まあ、のどかな週末を送れるようになったのは、順調と言えば順調だ。


今年の福建省行きは

8月に廈門に社員旅行に行く事となった。
香港、上海、広州の拠点が全て黒字になったお祝いと、社員が各地に散らばっているので、顔合わせの意味を兼ねての旅行である。

しかし、人の縁とは不思議なもので、1989年に初めて福建省(福州)に住む事になった時は、嫌で仕方がなかったし、それ以上に、日本のガイドブックには、まったく情報が載っていなかった。
1990年に福州を離れる時は、もう二度と福州を訪問する事はないだろうと思っていたが、今となっては、故郷の様な感覚になってしまい、1年に1度は訪問したい場所になっている。
今回も、1日早く福州に入り、一泊してから廈門に移動し、皆と合流する予定。

まあ、無事に社員旅行ができる会社になったし、部下が頑張ってくれているので、僕の仕事も随分楽になってきた。
2年間の道のりをかみしめつつ、廈門で海鮮を楽しもう!

バーYuzenのハンバーグ

全然関係ないけれど、(最近写真がないので)良く行く香港のバーの一つ、Yuzenで食べたハンバーグ。
なかなか美味しかった。

新加工貿易マニュアルの内容は

新・加工貿易マニュアルの執筆を完了して、出版社に原稿を送った。
10月下旬頃には出版ができるであろう。

今度の加工貿易マニュアルは、来料加工廠の外資企業転換実務から、転換後の運営(資金調達、増値税コスト比較、転廠対応、その他)までを書き下ろした。
他にはちょっと無いぞ(かなりニッチだぞ)、と満足。

前回の加工貿易マニュアルを書いたのは2006年後半だったけど、10年弱の間に、かなりの制度変更や、僕自身の研究があったので、前回の加工貿易マニュアルとは全く違う内容になった。

例えば、4年間の制度変更。
① 保税港区、総合保税区等の新しい保税区域ができ、保税物流中心中心B型も認可が開始された。
② 輸出加工区に物流機能が付与され、物流園区的なオペレーションも、法制度的には可能となった。
③ 物流園区・保税物流中心B型の一日遊が、当然の機能として認知された。
④ 加工貿易保証金制度が変わった。
⑤ 外注加工制度が緩和された。
⑥ 加工貿易製品の国内販売が実務的にも認められ、実例が増加した。
⑦ 来料加工を巡る環境が、大幅に変化した。
⑧ 香港の位置付けが、多方面で変化してきた。
⑨ 増値税改革により、無償提供設備の制度に大きな変更があった。
などなど。

更に、僕自身の研究が進んだのは、転廠に関わる増値税課税。
思えば、転廠に関わる増値税課税は、2003年頃からいろいろ研究してきたけれど、7年がかりでやっと理解できた気がする。

そんな訳で、各パターン(輸出、国内調達・販売等が入り混じった各種形態)において、転廠する場合の増値税計算の解説も行った。
まだちょっと時間がかかるけど、請うご期待、という事で・・・

13年の流れの中で

昔から(前職から)、僕が提供させて頂いているコンサルティングは会員制で、非会員の方からのスポットはお受けしない。
一方、会員になって頂いている方には、電話・E-mailでのご質問は、会費の範囲で回数制限なくお受けしている(個別調査を要するものは別だけど)。

会員制に僕がこだわるのは、日々のやり取りが、信頼関係の構築に繋がるし、また、ご相談を受ける事が、一つの情報ソース(ネットワーク)にもなるため。

ただ、この制度だと、なかなか休めない。
ふと疑問に思ったら、すぐに知りたいのが人情で、ご質問は、曜日・時間を問わない。
例えば、昨日~今朝は、最後のご質問は0時であったし、最初のご質問は朝7時半であった。
深夜2時、3時にご質問がある場合もある(E-mailだけど)。
可能なものは、極力早くお答えしようと思っているので、移動中もブラックベリーは手放せない。
こんな感じで、日々数十件のご質問に対応している。

コンサルティング業というのもやりだすと大変だが、好きな事だから僕も部下もできるのだろう。
あと、僕のお客様は、本当に、熱心で良い方が多い。

コンサルタント不要論者の方(そこらのコンサルタントより俺の方がよく知っている、と言って憚らない方)が、複数僕の顧客になって頂いているのも嬉しい。

良い方々に囲まれているので、こういった生活もこなせるのであろう。


今日は、香港返還記念日。
1997年7月1日の返還は、僕が香港に赴任して2ヶ月半の頃で、まだ業務になれず、残業続きで疲れ切っていたころ。
返還式典は、疲れの反動で、ベッドに寝っ転がって、スーパーで買ったシャンパンと持ち帰り寿司を食べながら、TVで見たものだった。

あれから13年が経過した。
いつも疲れているのは変わってないが、確実に、良い方向に、人生・生活が動いている。
まだまだ走れる。

あと2カ月で、起業2周年だ!

本の出来栄え

中国・外貨管理マニュアルQ&Aの著者贈呈分を、まず1冊もらった。
NNAから出版する本は、「加工貿易マニュアル」・「保税開発区マニュアル」と、高額本(15000円)が続いていたけれど、今回の本は、読者層が厚いので、久々に3000円台の価格設定。

ビジネスマンがデスクに置いて、電話をしながら確認する事ができる様な本、というイメージを僕自身が持っていたが、それにぴったりのサイズと装丁。

良い感じに仕上げて頂いたと思う。
本を書くのは僕だけど、商品に仕上げてくれるのは出版社。
表紙のデザインも、装丁も、一切口を出さずにお任せしたが、「良く仕上げてくれた」と感じる出来栄え。

本を出すのは、改定版も一冊と数えれば17冊目。
そうすると、本が出ても、特段の感慨も無くなってしまっていたけれど、今回は、丹精込めて編集・製本頂いたので、手にとって出来栄え確認する事しきり。

ちょっと嬉しい。

帰属意識が薄いのか・・・

先のブログにも書いた通り、早稲田大学で講演を行った。
早稲田大学は母校だし、好きで入った大学なので大学に行けば懐かしい。

だから、早稲田を訪問するのは嬉しいのだが、校歌を歌えと言われると、「46歳になって、こぶしを振り上げて、都の西北を3番まで歌うのもねぇ・・・」と考えてしまう。
つまるところは、帰属意識が薄い人間なのか。

僕は、「人」に対しては、強い思い入れを持つ人間だし、いままで出会った人たちは大切にしていきたい。
ただ、そう言った人間関係を考える時に、大学がどうとか考える事は全くない。

僕の様な人間だと、学閥ってのは、絶対縁がないだろうなと思う。

でも、いろいろな形で人が結びつき、また、めぐり合う事ができるのは素晴らし事だと思うし、大学というのが、そのきっかけの一つになるのであれば、それはまたそれで良い事なのだろう。

そんな事を考えた、講演後の懇親会であった。

早稲田大学でミニ講演

6月26日(土)は、早稲田大学で講演をした。
香港稲門会の日本支部(逆輸入だ!)の創立10周年記念講演というのを引き受けたもの。

香港稲門会自体、一度も参加した事がないのだが、それを飛び越しての日本支部。
小じんまりした会であったが、大学関係者の方も参加し、応援団も派遣されるなど、昔懐かしい気分にはなった。

会の趣旨からして、あまり詳しい話はしない方がよいだろうと思い、人民元の話と、香港の位置付けに付いて、小一時間講演した。

講演後の懇親会で、香港人の留学生から、「香港の金融機能が上海に抜かれるという報道が多いのですがどうでしょう」という質問を受ける。
現時点で、金融分野を規制している中国本土と、自由な資金を受け入れている香港では、歴史・ノウハウに大きな差がある。
中国の金融自由化が一気に実現する事もなかろう故、少なくとも金融分野に関しては、近い将来香港が上海に抜かれる事は、あり得なかろうと回答。
他の学生からも、中国関連の質問を受けた。
留学生の真面目な姿勢に好感を持つ。

因みに、懇親会では、早稲田ビールが供されていた。
アサヒスーパードライのラベルを変えただけのものの様だが、珍しいので記念撮影。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ