免税輸入制度打ち切りと無償提供設備

昨日、Mizuno Consultancyの会員様には、奨励分類外資企業が国内購入する設備の増値税免除措置打ち切りに関する法規の邦訳と解説をお送りしたばかりであるが、ワンテンポ遅れて、免税輸入制度打ち切りに関する公告が公布された。

政府機関のHPにアップされたのが今日付けで、公布は2008年12月25日付。

結果として、2009年1月1日より奨励分類外商投資企業の免税輸入制度打ち切り(これは予定通り)。
ただし、原規則の範囲内で、関税は引き続き免除。

注目されていた加工貿易の無償提供設備も、同時に打ち切りが決まった(関税は引き続き免除可能)。

確かに、設備購入に関わる増値税が控除可能になるので、輸入段階の増値税を課税しても文句は言えまい、という理屈はわかるし、ある意味その通りなのだけど、増値税が免除されている来料加工の場合は、(ぶつける販売増値税がないので)純粋なコスト増になる。
これはきついなぁ、という感じ。

ともあれ、短い公告なので、ささっと訳して解説と共に会員様にまた配布せねば!

上海だ!と意気込んだら寒くて辛い・・・

ヌードルバーのワンタン麺と坦々麺

上海に移動。
明日(5日)の朝から外回りだ。

若干早く空港に着いたので、ラウンジのヌードルバーでラーメンを食べる。
特に美味しいという訳ではないが、ただなのでありがたい。

ヌードルバーの麺は、坦々麺とワンタン麺と、日本式ラーメン。

日本式ラーメンはあまり美味しくないのでパスして、まずは坦々麺。
次にワンタン麺を頼もうとしたら、両方出てきてしまった。

広東語で、ダンダンミン(坦々麺)とワントンミン(ワンタン麺)は似ているので、担当のお兄さんが毎回間違えずに出してくれるのが不思議である。

そんな事を考えていたら、つたない広東語だし、丁寧に補足をしよう!と余計な事を考えてしまい、「フンドゥンミエン(北京語)⇒ワントンミン(広東語)」と二重に言ったら、ワンタン麺と坦々麺が両方出てきてしまった次第。

う~ん、なんだかよくわからないが、ともあれ両方食べて満腹だ。

上海到着。

上海エクスプロラの天気予報に4~8度と書いてあったので、「まあ、余裕かな。前回はマイナス5度だったし」と思っていたが、思いのほか寒い。

10日ちょっとで香港の温かさに慣れきってしまってしまったからであろうか。

ぶるぶる震えながら、ブログ更新中・・・

社章を作るか作らないか?

2008年2月までは、頻繁にジムに通っていたのだけれど、それから丸紅退職に至るまでの数ヶ月で、精神的にくたくたになっていたので運動できず。
退職⇒起業してからは、あまりに忙しくてやはりジムに行けず。

そんなうっぷんがたまっていたので、この一週間は、ほぼ毎日ジムに行って、走り、サンドバッグを蹴った。
仕事もし、運動もすると、何やら自信がわいてくるので不思議だ。

なまりきっていた体が、運動に反応してくるのも嬉しいし。

という訳で、爽やかな年末年始であった。


全然関係ないけど、1月1日よりMizuno Consultancyにジョインした亀一との会話。

亀:
水野さん。社章を作りましょう。

水:
社章って、会社のマークのバッジかい?
君も若い割に古風なこと言うね。
僕、堅苦しい事嫌いだし、丸紅の社章だって、22年間勤めたけど、入社式の1回しか着けなかったぐらいだからね。

亀:
いやぁ。憧れてたんですよ。
一回も着けたことないし。
ひし形に水野のMとかのマークでどうでしょう。

水:
ひし形にMじゃあ、丸紅と同じになっちゃうじゃない。

亀:
あ、そうなんですか。
知らなかったなぁ。じゃあ、漢字の「水」をデザインしてもいいし。

水:
まあ、もうかったらね。
まだ作らなくていいや。

な~んて会話があった。

ただ、ロゴはそろそろ作らないといけない(今のロゴは、PCで作ったものだし)。
総務事項でやることっていっぱいあるなぁ。というのが実感。

良い総務担当がいるってのは、会社にとって有難い事だというのが、起業してみると良くわかる。

新年に思う事と今年の目標

明けましておめでとうございます。

元旦は、当初の計画通り、仕事をしない1日でした。
昼まで寝て、ジムに行って走ってサンドバッグを蹴って、帰ってきたらビールを飲んで本を読んで寝る。
1日全く仕事をしなかったのは久しぶりなので、休まった気はしますが、今一つ落ち着かないのも確かです。
やはり、仕事の不安は、仕事を人より頑張る事でしかぬぐい去れないというのは本当ですね(前に本で読んだ言葉ですが)。

そんなこんなで元旦もあっという間に終わり、普通の日が開始。
ただ、新年でもあり、今年の公約を書いてみます。

先ずは、香港、上海法人に引き続き、広州法人の設立と日本拠点の開設。
そして、2008年に新聞等の記事にして頂いた内容以上の仕組み作りをする事。
あと、当然のことながら、会員の皆様に、しっかりとした情報提供とコンサルティングを提供する事。

杉山竜一(亀一)も、1月1日付でMizuno Consultancyに移籍しました。
移籍第一号です。
今年は、僕が育てた信頼すべき人間が戻ってきますので、活動範囲も広げられます。
これからの活動を注目して下さい!

話変わって、NNAの中国ビジネス解説は、年の終わりはその年の総括と翌年の予想を書いているのであるが、今回(2008年12月22日掲載分)は、予測として、以下の内容を挙げた。
① 加工貿易の規制は今後数年行われない。
② 2009年内に、ユーザンス輸入規制の緩和、不動産取引の減税に関する通知が出る。
③ 増値税と営業税の統合は、将来行われるべきであるが、あと数年は時間がかかる。

まあ、思いつくままなので、あまり系統だってはいないけど・・・
実は、②の内容は、2009年前半に出る、と一旦書いたのだけれど、ちょっと気弱になってしまい、2009年中としたもの。

そしたら、2008年末にもう出てしまった!
ユーザンス輸入に関しては、割合を10%から25%にするもの。
不動産取引減税は、短期保有の個人住居の売却に関する営業税の規制緩和。

勿論、特に不動産取引減税に関しては、これだけでは終わらないと思うので、暫くの期間を置いて、また減税措置が取られるのではないかと思うが。

ともあれ、2009年末には、(2008年末にした)予測のレビューをする予定だったので、早々にそれなりの結果が出たのは精神衛生上良いが・・・

ともあれ、こんな意味でも良い1年のスタートと考えよう!

今年最後の仕事

今日は大晦日だ。
今年最後の仕事。

今年頂いた質問は極力年内にお答えして、それから宇津木で遅めの昼食。

2002年以降、大晦日で仕事納めの日の昼食を宇津木で食べると翌年運勢が良い、という僕のゲン担ぎで、先週から決めていた行動。
今日の昼はここでビールを飲みながら食事ができるように、というのを目標にして仕事をこなしてきたが、無事に食事にありつけた!

取りあえず、達成感を持って食事。

今年1年は激動の年でしたが、皆様に支えられて、無事に年を越す事ができそうです。
皆様に支えて頂き、信頼して頂き、自分がやってきた事は間違ってなかった、という自信が持てました。

有難うございます。

来年は飛躍の年になるよう頑張ります。

皆様にとっても、来年が良い年になりますように!

今年最後の出張だ

落馬洲駅の様子

深センを出張と言ってよいかどうか疑問であるが(先週木・金、今週火が深セン日帰りだったし)、ともあれ、今年最後の出張は深センであった。

中国・香港は旧正月で祝うので、皆な、大晦日まで働いている。
年始も元旦明けから働いたりする。
日本で働いていると、香港は休みが多いとか文句を言われがちであるが、香港で働く人間は、日本企業が休んでいる時に、こうして働いているのである。
(自分はもう関係ないけれど、香港駐在員になり替わり、ちょっとアピールしてみる)。

ともあれ、自分は起業したてなので、年末・年始は無いけれど、お客様もよく働いているなぁと最近実感する事しきり。
負けてはいられない!

今日は深センでビジネスランチを含めて3件面談。
最後は福田保税区での面談だったので、車で5分(歩いて20~30分)の落馬洲の駅(福田口岸)から香港に。
ここは新しいし、人も少ないので快適。
最近、福田のお客様も多いので、利用頻度が増えてきた。


セントラルの夜景(ジムの近く)

さすがにちょっと疲れたので、電車の中では熟睡。
香港についたら夜7時。

残業はあるけれど、ジムで軽く汗を流してから仕事。

今年は良く頑張ったし、ご褒美代りに、大晦日の午後と元旦だけは仕事を休もうかな、と考える。

無事に年が越せて(1日早いけど)よかった。

皆様のお陰です!

師走ってやつだな

24日に上海から香港に移動すると、25日・26日と日帰り広東省出張。

25日は、会食終了が0時過ぎだったので、羅湖ボーダーはすでに閉まっており、皇崗ボーダーから香港に。
家に到着したのは午前2時。

今日は、ぎりぎり羅湖ボーダーに間に合い、最終電車に飛び乗った。

そんな感じの慌ただしい日々。

師走って感じだ~

とは言え、昨日今日の華南は暖かいを通り越して暑いって感じ(今週前半の上海と今日の華南では、20度くらい気温の差が有る)。

師走気分はあまりないのだが・・・


上海から香港に移動

7日間滞在して香港に移動。
一週間交代の上海・香港だ。

クリスマスイブで飛行機が混んでいるかと思ったが、機内はガラガラ。
ドラゴンエアのお兄さんも、「便を早めましょうか?前の方がいいですか?後ろの方が空いてますがそちらがいいですか?」と、色々と聞いてくれる。

便を早めてもらったので、ちょっと時間がタイトになったのだが、飛行場でカルボナーラと生ビールと思い、イタリアンに直行。
時間計算を間違えたのと、カルボナーラが出てくるのがちょっと遅かったので、ボーディングに間に合わなくなりかける。

既に出てきたカルボナーラを前に、「70元を無駄にするのはもったいない」と思い、「持ち帰るので包んで下さい。急いで」とお願いする。
中国は持ち帰り文化が定着しているので有難い。

なかなか持ち帰りが来ず、「時間がかかるなぁ」と思っていると、味千ラーメンの袋で出てきた。
隣のラーメン屋まで行って、持ち帰り準備をしてくれたらしい。
プラスティックのどんぶりに箸でカルボナーラを食べるのもおつなものだ。
ここは、味千ラーメンから走って持ってきてくれた店員さんに感謝。

そんな感じで慌ててのった飛行機が、40分ほどディレイ。
機内で手持無沙汰なので、待ち時間中にカルボナーラを早速食べる。

あとは熟睡。

着陸30分前に目を覚ますと、乗務員のお兄さんが「食事は?」と聞くので「いらない」と答え、お茶だけもらう。

お茶を飲み終わる頃、「メリークリスマス」と言って、ハーゲンダッツのバーとチョコレートをくれる。
カルボナーラでお腹いっぱいだったけど、気遣いは嬉しいので、チョコバーを半分食べる。

そんな感じで無事香港到着。

今年最後の飛行機は、周りの人たちが皆な親切だったので、ほのぼのした気分での移動だった。
初めての中国旅行で乗った飛行機(1985年)の事を思い出して、「別世界だなぁ」と考える。
こんな感じの、自発的な気遣いは、20数年前には期待できなかったものだ。

ともあれ慌ただしい年末もあと数日。

今年は12月31日まで仕事。
明日・明後日は広東省だ!

笑顔で年が越せそうだ

9月1日の起業独立から全力疾走を続けて、ふと気付くとクリスマスイブ。
会社を辞める前は、無事に年が越せるかなぁ、と不安でいっぱいだったが、どうやら笑顔で年が越せそうだ。

9月の起業以降、フジサンケイビジネスアイには、かなり大きくインタビューを載せて頂き、日経産業新聞でも会社設立が記事に。
コンシェルジュでは友情支援で、2ページ見開きで起業インタビューが載った。
12月17日には、マーケットリサーチのSDIとの提携が、フジサンケイビジネスアイで記事になった。

メディアの方に好意的に扱って頂いているのは嬉しく感謝するし、この先も、発信を続けていきたいと思う。
これからもっと面白く、大きな仕組みを作っていく様に頑張ります。



SDIは、真面目な若い青年が頑張っている会社、という印象。

2年前に一度ご挨拶に来てもらい、酒を飲んだ事が1回。
そして、9月第一週に、深センで終電を乗り過ごし(羅湖のボーダーが閉まってしまい)、24時間開いている皇崗からバスで帰ったら、同じバスに偶然にも社長の森辺さんが乗り合わせ、また、ご挨拶を頂いたもの。

そんな感じで、ちょっと縁を感じたのと、最初に会った時の真面目な印象に好感を持っていたので業務提携をする事と相成った。

やはり若いというのは力を感じる。
彼らにも言ったんだけど、真面目さとやる気と、いい意味での思いこみ。
(ここは敢えて、思い入れと言わずに思いこみという言葉を使ってみる)。

ともあれ、自分は何かができると信じて、突っ走っていく勢いがないと、物事変わっていかない。
僕が最初に本を書いたときなどは、ずい分世間知らずだったと恥ずかしくなるけど、それでも思いこんで走っていく勢いがあった。


今でも、(年の割には)やんちゃなイメージが強い僕だけど、まだまだペースダウンしたくないし、ここまで来たからには、これ以上に爆発したい。

そんな事を感じていたので、彼らの良い意味での思い込みが気持ち良かったのであろう。

ある意味で、僕の方も若い力をもらいながら頑張っていこうか。

最近顔色が良い

金曜日の夜は、20時半まで残業してから、kazuさんと「もつ匠」でもつ鍋を食べた。
3ヶ月以上会っていないので、「久しぶりですねぇ~」という挨拶から始まったのであるが、「えらい顔色良いじゃないですか。自信たっぷりって感じで」と言われる。

確かに、今の自分は、なんかやる気と自信にあふれている気がする。

それは良いのであるが、「会社辞める直前は、なんかぐったりしてて、鍋の中の煮すぎて食べれない白菜みたいな感じでしたけど、今は最初に会った時(1年半前)より元気じゃないですか」との発言。

相変わらず口が悪い。
煮すぎた白菜はあんまりだ。
まあ、言わんとしている意味はわかるけれど。

そんな感じで、会う人会う人から、「元気そうですね」と言われるのは良い事だ。

因みに、先日(11月26日の講演会の時)TV東京の「ガイアの夜明け」の取材を受けた(そろそろ放映かな)。
その時は、風邪ひいて熱があるさ中だったので、あのまま放映されると(どの程度使用されるかよくわからず)、元気なさそうに映っていると思うけど、本当は元気一杯なのでご安心を。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ