リベンジの寧記火鍋(女激辛評論家あらわる?)

NNA香港さんと寧記で火鍋の会を開いた。
実は、2005年に、何かの記念講演会の打ち上げ(ビジネス講座の150回記念くらいだったかな?)で、
NNAさんと寧記で会食
をしたのだが、その時、胃腸を壊して絶不調。
それもあって、(メンバーは、僕以外総入れ替えだけど)同じ寧記でリベンジを果たそうという事になったもの。
先ずは、会食前の記念写真。
なにやら、火鍋屋とは思えないほどさわやかな雰囲気だ。

寧記に来たら、十中八九、頼むのは豆腐清湯と台湾麻辣湯のハーフ。
四川風も有るが、台湾風の方が、味が深いような気がするので僕的には好みだ。
とは言え、辛いスープで煮込むと食べる時つらいので、基本的には豆腐スープで茹でて、食べる時にちょっと辛いスープに付けるのがポイント。

僕は生根(油揚げボール)が大好きで、何回もお代わりをするのだが、一度、台湾麻辣湯に30分以上忘れられていた状態の物を、うっかり食べたら、あまりの辛さにパニックを起こし、何をして良いのか分からず、トイレに飛び込んだことがある(とは言え、トイレの中で何をするわけでもなく、中で立ち尽くして、冷静になって席に戻った)。
だいたい、こんな感じのもので、如何にも辛そうだ。

そんな逸話を紹介していたら、近山さんが、「私なら大丈夫な気がします」と挑発的な発言をする。
皆な引くに引けなくなり、「じゃあ、人数分辛いのに入れましょう」という事に。
一人一個がノルマとなった。

激辛生根の味に付いて解説を加える様子

最初に食べる近山さん。
「なんという事はないですね。この味は、深みがどうで、うまみがどうで・・・」という様な評論を始めるが、その姿は、先日柚子で、カレーうどんの評論をする滝沢さんの様だった。
激辛評論家出現か!?
激辛コラムをNNAで持ったらどうだろう。
なんてネタで盛り上がった。

ともあれ、そんな感じで言われると全員食べない訳には行かなくなり、恐る恐る食べてみる。
ただ、用心したためか、ゆで時間が短かったからか、全員、大事には至らずにすんだ。

すっかり辛くなった麺に戸惑いながらも食べる僕

その後は麺。
これも、勢いで辛いスープに入れる事になったので、「うわー、いつもと違うぞ~」と思いながら食べる。

そんな感じで、図らずしも辛さに走った火鍋会であったが、楽しく和やかに時間は過ぎたのだった。

最後は、福建省の話で盛り上がる。
もうすぐ迎える中国ビジネス解説300回記念の打ち上げ(企画をやってから打ち上げ)で、福建省(福州・廈門)に行き、実務研修生時代の水野の食生活を体験しよう!といって一騒ぎ。

では、実務研修生時代(1989年)、僕が福州で食べたものの再現とは・・・
● 市場で買った生卵で卵ご飯(1989年当時の僕は、路上で売られている卵だったが)
● ホテルのバス・トイレの洗面器から出てくる水で冷やしたざるそば
● 水牛の肉で強引に作ったすき焼き
という感じ。

これは、サバイバルゲームの様だ。
さすがに、一般公募をしても、希望者は集まるまい。

当時の僕は、よくそんなものを毎日食べていて体を壊さなかったものだ。


海南島、ばかにしていて悪かった(その2)

窓からの景色

海南島到着より一夜明けて。
朝起きたら9時だった。

寝るのが好きな僕としては、遅い時間ではない。
シャワーを浴びて食堂に。
このホテルは、11時まで朝食が食べられるので、客は皆なのんびりだ。
9時半に食堂に行ったら行列。
食べ終わった10時半も行列だった。
まあ、回転は速いので、待ったのは5分だけ。

特にストレスはなし。


ビーチサッカーの様子(野人の様だと言われた)

プールに出ると暑い。
これで本当に香港から飛行機で1時間の距離かと思うくらいの日差しだ。
泳げるかどうか危惧していたのはなんだったんだ!という感じ。

プールも広いので、泳いでは寝て泳いでは寝て。
そして酒飲んで。

たまにはビーチサッカーをしたり(酒を飲んでいたので、10分で息が上がった)。


夕方過ごしやすくなった時間

夜の6時半まで泳いだら夕暮れ。
全身、極端に真っ赤っか。

この日差しは強い。
香港11年で日焼け慣れしたのでよかったが、なれてなかったら全身水ぶくれになりそうだ。

この意味でも、甘く見ていた海南島。

夕食はシーフード。
値段は結構高い。
これも甘く見ていた。

そんな感じで、海南島を甘く見ていたことを反省する事しきりながら、香港からこんなに近い距離で、良いリゾートが有るのを今更ながらに知った。
週末にも来れるな。

食事レヴェル等を考えるとプーケットの方が良いと思うが、香港・中国本土居住者を前提とすると、この近さは捨てがたい。

是非、また来よう。

五上様、いろいろアドヴァイス有難うございました。

海南島、ばかにしていて悪かった(その1)

4月3日(木)の夜から6日(日)の朝まで、携帯も切ってPCも繋がず、ひたすら海南島に潜伏(?)していました。
ストレスが高じたので、リラックス目的。

効果てきめん。
いろんな事を見つめなおす事ができたし、自分にとって何が大切なのかも良く判った気がします。
あと、ちょっと肩の力が抜けました。

シチュエーションが良かったのかも知れないけれど、ここしばらくで、一番幸せな時間が過ごせた気がします。
海南島良かったです。

と言うわけで、2回(くらい)に分けて報告を。

三亜空港

海南島の三亜(リゾート地)に初めて旅行に行った。
香港に赴任して11年。
島の反対側の海口には出張した事があるのだが、三亜は初めてだ。

香港は色んなリゾート地へのアクセスが良いので、この11年で、プーケット、セブ、コタキナバル、バンコク、マカオ、台湾等、色んな場所に旅行に行った。
が、海南島(三亜)は、いったん頭には浮かぶのだが、毎回、対象から外してきた。

その理由として、
● 中国本土でのリゾートで、本当にくつろげるのか疑問であった。
● 香港から飛行機で1時間の場所なので、旧正月(1~2月)、イースター(3月)休みの頃、外で泳げるのか、疑問があった。
というものである。

とは言え、今回は清明節の(土・日を入れて)3連休と短い。
一番飛行機に乗る時間が短いセブは、便の発着時間が悪く、くつろげる時間が極端に短くなる。
という事で、遂に海南島リゾートを決断したもの。
今年は、旧正月もイースターもろくに休めなかったので、今回は是が非でものんびりしたい。

海南島到着は夜の8時半。
夜7時香港発便に乗ればよいので、会社帰りに行ける時間だ。
三亜空港は、中国の飛行場とは思えないほど南国の作りで、新しいし、くつろいだ感じが良い。
入国審査前に、(トイレだけでなく)更衣室が有るのが気が利いている。
出発地との温度差で、汗まみれになる人が多いので配慮と言う事だろう。

ベッドからバスを見る

ヒルトンホテルまでは、車で30~40分。
交通マナーが思ったより良く、かなり安全運転。
他の地域並みに飛ばせば、もっと早く着くのではなかろうか。

ともあれヒルトン到着。
ホテルは綺麗だ。

部屋に置かれたバス(バスルームとベッドルームが一体化している)が、かなり感じが良い。
お湯を張るのに時間がかかるが、そんなことは気にするまい。

昔、ジョンローンの映画でこんなバスタブが出てきて、20代の僕は、いつかこんなバスタブに浸かりたいとあこがれた事を思い出す。
(翌日から実際に使う時には、日焼けで苦しみながらの入浴だったので、そんな優雅な気分には浸れなかったのが残念だ)。

夕食を食べていないので(機内食はクッキー1個配られただけ)、レストランで食事をして就寝。
順調な三亜到着。
3泊4日の滞在予定。

田野で日本酒とうどんを楽しみ喜びに浸る

ナスの味噌炒め

「水野さんのブログは、ネタがなくなると食べ物に逃げますね」と言われる事がままあるが、はっきり言ってその通りだ。
食べ物の事を書いて何が悪い!(と開き直る)。
という訳で、今日もネタが無いので食べ物ネタだ。
なにやら、「コンサルティング日常記」というタイトルが空回りしているような最近のブログであるが、まあ、気にしない事にしよう。

先日から、「うどんが食べたい、うどんが食べたい」と言っていたら、親切な宗澤さんが、「うどんならここがお勧めです」と教えてくれたのが、遠東国際広場にある「田野」である。
香川赴任経験の方が言うからには確かだろうと、早速行ってみた。

ともあれ、うどんを食べるのが至上課題なので、最初から飛ばしすぎない(食べ過ぎない)様にしなければならない。
これは結構難しい。

牛タンと天麩羅

最初は、軽いものを食べてみたのだが、途中で食べたタコの天麩羅が美味しかったので、歯止めが利かなくなってきた。
牛タンを食べて、ナスの味噌炒めを食べて、田野風天麩羅(さつま揚げつき)を食べて、なにやら調子が出てきてしまう。

相手の人も酒好きで、僕と同じペースで飲むので、八海山、真澄、司牡丹、天狗舞と、いろんな種類の日本酒をどんどん空けていった。
こうなるともう止まらない。

目的だったぶっかけうどん

かなりお腹が膨れたが、それでも、執念でぶっかけうどんを食べる。
太いうどん好きな僕には、細めの麺がちょっと物足りないが、腰もあるし、普通の店のうどんより美味しいのは確かだ。
あっさりしているし、満腹状態でも、するりと食べられた。

今度は、「河むら」の太い麺を冷やしで頼んでみよう。
引き続きの麺三昧。

終わったら、花木蘭に。
ウィスキーをやはり二人でぐいぐい飲んで終わり。

美味しい酒と食事を楽しめた一夜であった。
宗澤さん。ご紹介有難うございます。

金さんと楽太郎で辛さに震える

昨日は、上海到着後、浦東で打ち合わせを一件こなしてからオフィスに。
急遽、金さんと会食決定。

ただ、金さんの仕事の都合もあり、夜9時過ぎからのスタート。
8時に仕事が終わったので、1時間ジムで過ごす(7Km走る)。

オフィスの近くが良いだろうという事で、場所は楽太郎に決定。
金さんがよく使う店だそうな。
僕は、たまに昼食で使う程度。

場所は竹村そばの跡地で、いまだに竹村そばの看板が残っている。
最初に行った時は、悪い予感がよぎったが、味は別物なので大丈夫だ。

たこぶつ、刺身をつまんで(基本的には寿司屋)、日本酒(天狗舞)を飲む。
金さんは、記録するだけダイエットをしているらしく、おとなしく焼酎を飲んでいる。

辛くした麻婆豆腐

楽太郎は(書いた通り)すし屋なのだが、メニューに、麻婆豆腐がある。
(鍋物とかもあるが)。

日本料理屋でこんな感じの中華っぽい料理があると、ついつい嬉しくなって頼んでしまいがちだ。
広州の小山もそう。
日本料理を食べに行った筈が、頼むものが(和風)中華ばかりになってしまいがち。

隣のテーブルの人も頼んでいたので、こちらも頼む事にする。
ただ、「日本料理屋の麻婆豆腐だから、おそらく全く辛くないんだろう」と推測し、「辛くしてくださいねー」とお願いしたら、注文を取る人が不敵な顔でにやりと笑い「分かりました」とつぶやいた。

出てきたものは確かに辛い。
深みは欠けるが、想像以上の辛さだ。
金さんも、「これは辛いですわ!」と驚いている。
注文をとった人が、「ご飯もう一杯サービスしますよ」とにやりと笑って語りかける。

なにやら、一昨日見た激辛選手権の様な展開になってしまったが、一応、そういう訳ではない(はずだ)。
「辛さの調整お願いした以上、さすがに全部食べないといけないでしょうねぇ」と金さんと語り合い、ひーひー言いながら全部食べる。

ざるそばは意外に美味しい

因みに、これがざるそば。
僕が昼に食べるのは、大体これ。
意外に美味しい。

寿司・刺身以外の写真になって、お店の人に怒られそうだが、ともあれこんな感じの一夜であった。
刺身も美味しかった(とフォローを入れておこう)。

渋滞と空腹を乗り越え上海に

いつもの通り、朝便で上海に移動。

なぜか今日は、道もひどい渋滞(太古から中環にタクシーで行くまで40分)。
空港も大混みで、荷物検査が終わった時には既にボーディング時間を過ぎていた。
手荷物が無かったので、チェックインが早くてよかった。
危ないところだった。

よって、ラウンジにも行けず、いつもの味千拉麺にも行けず。
致し方が無いので、久々に機内食を食べる。

選択肢は、豚肉ご飯とチキンパスタ。
僕の好みから言えば、ドラゴンエアのチキンは外れが多いので、豚肉ご飯を選択。
空腹だったからかも知れないが、まあ、食べられる味であった。

その後は熟睡。
正午には浦東空港到着。

上海はまだ肌寒い・・・


第一四半期も終わって配当もして

昨今、色々思い悩んでいるのだけれど、経営者が思い悩んでいると、業績が悪いのではないかと誤解されそうなので、一応説明しておくと・・・

M&C South China,上海共に、2007年のAudit(CPA監査)は基本的に終了。
2006年の設立以降、South China, 上海共に、2年連続黒字。

2007年は前年度比、2社合計のコンサルティング収入(粗利益)が1.5倍。
純利益が1.7倍となって、South Chinaは設立第二年で、初めての配当実施。
以上の結果と相成った。
あと、現段階ではまだいえないのだけれど、上海で嬉しい事が、来月有る予定。

という事で、ビジネスは順調に推移しています。


先週金曜日は、香港華南地域の送別会。
沖縄料理を食べた後、久々の大騒ぎ。
30代前半の赴任したての時期を思い出して、何となく楽になった。
やはり、歳と共にプレッシャーで気が張ってるんだろうなと思う。

二日酔いで、土曜日寝ていると、両親が録画して送ってくれた激辛選手権の録画を見ろと、嫁さんに叩き起こされる。
「ともあれ、ここに出てくる会計士が秀逸だ!」と嫁さんが息巻いている。

うなりながら寝床から出るが、さっそくこれに見入ってしまう。
僕自身は、ここ数年喉の調子が完全でないので、辛いものは徐々に食べなくなってきたが、一応、四川料理の辛さは大丈夫だ。
唐辛子まみれの辛子鶏も、麻婆豆腐も口水鶏も当然大丈夫だ。
以前、横浜中華街の小さな店(カウンターのみ)に連れて行って貰った時、刀削麺と一緒に、辛子鶏を頼み、「思いっきり辛くしてください(日本語)」と言ったら、注文の人が、「中辛(中国語)」と厨房に叫んでいたので、「なめられたもんだぜ」とか心の中でつぶやいたものである。
それでも、この番組に出てきた料理は、全く食べる気にならない。
あまりにも危険だ。

ただ、「優勝者のブログを早速チェックだ!」と嫁さんが言うので、読んだらはまってしまい、さっそくお気に入りに入れてしまった。

これほど辛いものを食べる気にはならないが、文章がなかなか気が利いている。
キャラも立っている。
42歳公認会計士。
なかなかやるな。

走ったあとはざるうどん

運動するとメンタルが良くなるとは言っても、あまりにげっそりすると、運動もできない。
と言うわけで、1週間運動できていなかったが、昨日寝るとき、大胸筋と腹筋が、重い負荷を求めているのを感じ、昼休みにジムに飛び出した。

昼で時間が限られているので、30分走って軽い筋トレ。
回復してきたぞー。

オフィスに戻る途中で、四季でざるうどんをテイクアウトしてオフィスで食べる。
デスクには、備え付けのチューブ式おろし生姜があるので、これを活用して味を引き出す。
やはり、冷やしうどんには生姜だ。
オフィスに生姜を備え付けている人間は珍しかろう。
(本当は、うどん用ではなくて、生姜紅茶用に買ったんだけど、暑くなってきたので、生姜紅茶は飲む気がしなくなってきた)。

とりあえず、今日の業務は終わり。
今日の夜は送別会。
沖縄料理だ!

暫くは麺三昧だ

一昨日にSEEDで思い悩んで、若干、睡眠不足&二日酔いなので、昨日は残業を終わらせるとラーメン屋に直行(移転した函館が太古坊に有るのを偶然見つけた)。
ラーメンを食べて、軽くビールを飲んで帰宅。

もうぐったりなので、ベッドに直行して推理小説を一冊読んで就寝。

それにしても、最近、毎日麺を食べている。
昨日は昼がカレーうどんに、夜はラーメンだし。
元から麺は好きだけど。

時事通信さんが、上海の美味しいうどん屋を教えてくれたので、来週早速行かねばならない。
しばらくは麺尽くしだ。


悩む時はSEED

空いてたのでマスターに撮ってもらう(フラッシュたいたので、店の雰囲気がちょっと違う)

精神的にどっぷりつかれているので、残業を終わらせ、一人でSEEDへ。
店に入ったのは夜9時過ぎだったので、込んでるだろうなぁと思っていたら、幸いな事に一人目の客だった。
悩んでいる時の定位置の、左端のカウンターに腰掛ける。
悩んでいる時は、壁に寄りかかって、一人ぼんやりしながら酒を飲む。
そんな感じで、精神を落ち着ける。

バーに行く人も色々で、積極的に他の客に話しかける人もいるが、僕は、一人でぼんやりしながら酒を飲むのが好き(店の人から、他のお客さんを紹介されたりするのは苦手)。
たま~に会話があるくらいが丁度いい。
SEEDは適度に放っておいてくれる(が、孤独にさせない)ところがよい。

急な高血圧になるまで悩んだ2005年の春も、頻繁にSEEDの定位置で物思いに耽りながら酒を飲み、将来の事を考えたものだ。
あの時は、結果、上手く事が運んだし、今回、同じ席にすんなり座れたのはげんが良いな、とか思う。
縁起担ぎだけど。

精神疲れきっているので目が虚ろ

精神的にはどっぷり疲れている最近だけど、徐々に開き直ってきており、覚悟ができてきている。
妥協しないで、納得がいくまで、とことん主張しよう。
人生、後悔しないように。

しかし、香港で行く店は、
悩む時はSEED
年末のお祝いをする時は宇津木
と行く店が決まってきている。

両方の共通点は、カウンター。
カウンター好きなのかな?

いや、雰囲気と間合いが合ってるんだろう。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ