香港(9月・10月の予定)

来年早々出版予定の新著の原稿が、仮完成した。
結局、8万字ちょっととなり、予想よりも少なめ。
ただ、この段階では、まだ粗くて使えないので、半月くらいかけて推敲していく予定。


9月13日(水)に日本で講演会を開くので、2泊3日で帰国する。僕の話す時間は短いですが、無料のようなので是非。
あと、10月5日(水)は、早稲田大学のビジネスコースで講義をする事になったので、1泊2日の短い帰国(有給休暇)。
大学の頃、全く勉強をしない大学生で、この点、反省と劣等感を持っているので、卒業から約20年経って、母校で講義する機会ができたというのは、個人的には大変嬉しい。
何しろ、大学の頃は、大半の授業で、教授の顔も知らなかったくらいで、今でもたまに大学の試験絡みの悪夢にうなされる。
これがきっかけで、悪夢から開放されればよいのであるが。


ともあれ、1AMまで執筆し、それからダヴィンチ・コードを読み終えて寝たので、眠りに付いたのは3AMくらい・・・
ダビンチ・コードは、見え見えの展開だったけど、なかなかテンポが良くて面白かった。

香港⇔南沙(南沙平謙工業団地視察)

朝8:15発のフェリーで南沙出張。
南沙平謙工業団地を視察した。
平謙工業団地は、2003年(SARS明け直後)に東坑鎮・長安鎮で展開している工業団地を視察してからの付き合いである。
付き合いとは言っても、特に、ちゃんとした提携を行っているわけでなく、お互いに(必要が生じた時に)たまに思い出したら連絡する。連絡されたら協力する。という、比較的わが道を行きつつ協力する関係。
2年間の付き合いでだんだん分かってきたのは、ここはなかなか真面目な会社で、日本人の扱いにも慣れている。更に、トップが香港人であるので、中国政府との関係をうまく使って、展開を図っているということ。
第一号の東莞長安鎮の工業団地でビジネスモデルを構築し、その後、東莞東坑鎮、南沙と事業規模を拡大している実績はたいしたもの。
南沙工業団地も、その実績が認められて、南沙政府より、誘致・開発に関する協力要請があったらしい。


南沙という地域も、3年前に初めて行ったときには、道路を鶏が走っているような地域であった。
これが、短い間に、トヨタ・JFE進出で、すっかり様変わりしてしまった。
ただ、あまりに短期間に、外資企業がなだれ込んできたので、南沙政府の誘致部門の対応が付いていかず、進出に対する対応があまりよくなかった。
平謙投入は、その一つの解決策、という意味合いであろう(勿論、平謙が担当する開発区は、南沙全体のごく一部であるが)。
平謙自動車産業団地は、計画総面積が175万?(第一期が57万?)。
ここに入居する際には、土地を購入する場合でも、2元/月/?の管理費を平謙に支払う必要がある。これは、土地は南沙政府が直接売却し、管理運営を平謙に委託する形式を取っているため、変則的な対応となるらしい。
よって、コストはかかるが、ここを使えば(南沙政府の対応が、マンパワー等の関係でいまひとつなため)、比較的順調な進出・運営が期待できる(進出時のサポート+進出後の警備・清掃・その他サービス)。
ここをどう判断するか、というところであろう。


視察は午後1時に終わったが、3時までフェリーがないので、亀一と昼食を取る。
南沙にも、20件くらい日本料理屋ができたというので、後学の為に行ってみる事にしたもの。
メニューがすごく豊富で安い(22元で味噌汁・飲み物付のセットがたくさん)。
僕はラーメン+チャーハン(サラダ・飲み物付で33元なので、店の中では割高なほう)。
亀一は、鳥から揚げカレーを、美味しいと喜んで食べていた。
彼は、毎晩、即席麺にクリームパンという粗末な夕食らしいので(人の事は言えないが、体壊すぞ!)、感激もひとしおと言ったところか。
店には、「ジェニーはご機嫌斜め(ジューシー・フルーツ)」とか、「ユーメイドリーム(シーナ&ロケット)」とか、僕が高校時代にはやった歌がずっと流れていた。
初めて聞いた亀一は、「不思議な歌ですねぇ」ときょとんとしている。
「こんなもんで驚いちゃいかん。テクノポップ(亀一はこの言葉すら知らない)全盛の頃は、すごい曲がたくさんあったんだよ」と言って、当時の状況をとくとくと語って聞かせる。

香港(フードコートと人の性格)

昨夜は10時間寝たおかげで(さすがに1AMに目が覚めてしまったが)、体調は随分快復。
野菜とビタミンも取っとこう!と思い、オフィスの下のジューススタンドで、「にんじん・セロリ・りんご」のジュースを作ってもらって飲む。HK$ 10(140円)。
午前中は、頭の中に微風が吹いているような状況(疲れがたまっている時の状況)ながら、体はまずまず。黙々と業務をこなす。
昼にはフードコートの韓国料理コーナーで、鶏肉ご飯をテイクアウト。HK$45(630円)。
見本と全く違うものが出てきてがっくりきたが、味はまあまあ。


フードコートはいつも満員。
香港の人は、フードコートの席取りになれている。待っている人は、食べている人のテーブルの横で、「早く終われよ」という顔をしてプレッシャーをかけながら待っているし、食べている人は、誰がいようが平然と食事をし、食後に談笑をしている。
待つ方も待たれる方も、たいしたもんである。
8年半香港にいても、僕はこの境地には到達できていない。
こういう場所(込んでいて席の保証がない+テイクアウトもできる)という場所で昼食を取ると、人の性格が出て面白い。
僕が赴任したての頃(8年前)に、審査のTさん、財務のIさんという人が駐在していた。
僕は、上記のようなフードコートでは、比較的慎重な対応をする(席が取れない事を先ず心配する)ので、必ずテイクアウトにする。
審査のTさんは、農業と剣道で鍛えた体力(下半身はプロレスラー並み)で、食べている人に圧倒的なプレッシャーをかけて、席を確保するのが常。
財務のIさんは、楽観的で人が良い。ある日、「いやぁ、水野君大変だったよ。ラーメン頼んだんだけど、席が取れなかったから、立って食べたんだぁ!」と言っていた。
満員のフードコート(当然、立って食べている人などいない)で、大きなどんぶりを持って、一人立ち食いそばのようにラーメンを食べているIさんを想像したら、思わず笑ってしまった。


このIさんは、実は将棋がたいそう強いらしい。
やはり8年前に、本社から偉いさん(専務だったかな?)が来て、管理部門一同と昼食をとった事が有る。彼はIさんの将棋の実力をしっており、「君ぐらいだと、何手先を読むのかな?」と質問し、Iさんは、「30手先位(これはうろ覚え)でしょうかねぇ」と答えていた。
一同、「それはすごい!」と感心し、暫くは将棋の話でもちきり。
昼食終了後、専務は車でオフィスに。
僕たちは、(歩いて10分くらいの距離なので)歩いて帰ることになった。
オフィスへの帰り道、他の人が何を話しかけても、Iさんが答えなくなった。
もう暫くすると、突然、「トイレに行きたい!先に行くね!!」と叫び、ブリキ人形のように、手足を硬直させたまま、早足でシャカシャカ歩いて行ってしまった。
一同、あっけに取られたが、その時のTさんの一言。
「将棋で30手先を読む前に、5分後のトイレ読んどけよなぁ」。

IさんもTさんも今は日本。
元気でやっているのであろうか。

香港(夏バテでふらふら)

朝からやる気がおきない。
ボーっとしたり、やる気を奮い起こしたりの繰り返し。
思わず、「駄目だ!全くやる気が出ない!!」とか言って部下からたしなめられたりする。
自己分析するに、これは、ここ暫く食事量を絞っているからだろう。確かに、日本に行って太ってしまったので、ここ暫く食事を抑えている。
これが原因に違いないと思い、栄養補給のために、昼に大きなカツカレーを食べてみる。
おかげで、午後はやる気が一瞬戻るが、午後5時位には更にひどい状態でふらふら。ここ暫く、夜更かししているわけでもないのにこの状態はひどい。
完全な夏バテだ!と午後6時には仕事を断念。レストランで食事を取るのもしんどいので、近くのスーパーに行き、お惣菜と酒を買う。
すき焼き風鍋+鳥軟骨のから揚げ+かき揚げ(かき揚げは全部残す)。
さっさと食べて、8時半には就寝。
明日には回復してほしい。

香港(中小田さんとビートルズバーで会食)

最近、NNAの中国ビジネス講座が、軽〜くスランプ。
原稿は書けるのであるが、いまひとつネタ的に不満を感じるということ。
ここ1〜2ヶ月、いろいろな規定は出ているのであるが、以下のような感じであまりインパクトがない。
● 国産設備購入に関わる企業所得税控除関連(2000年に出た規定のディーテイルに関する補充通知で、それ程インパクトなし)
● 合作企業の資本金先行回収に関するもの(合作企業法+2003年の外貨管理局の通達の内容の若干の補足で、これもたいしたインパクト無し)
● A型・B型保税物流センターの管理規定(これは、それなりに意義があるが、適用を受けることができる企業は随分制限される)
● 外貨管理関係(経常口座の外貨保有制限の若干の緩和、中国居民の外貨取得制限の若干の緩和(緩和は緩和であるが、マイナーな措置)
● 一回払い賞与に関する個人所得税優遇措置の解釈(前の通知が、言ってる事がさっぱり分からないような内容だったので、簡単な説明がでた)
などなど。
という事で、いまひとつ突っ込んだ内容にならないし、記事的にも銀行や会計士事務所などが出している顧客向けレポートの二番煎じになりそう。
個人的には大変不満ながら、ない袖は振れず。致し方なし。


今日は会計士の中小田さんと会食。
たまに行くビートルズバーに行く。
中小田さん(会計コンサルティング事務所を経営されている)から会食のお誘い頂いたとき、「ビートルズバーなら、一次会・二次回兼用になるので便利です」といって、場所を指定したもの。
ここは、同じビルのすし屋+てんぷら屋さんから出前を取って食べられるので便利。
僕は、寿司は握りより細巻きのほうが好きだし、脂の乗った刺身は嫌い(たこ・いか・マグロの赤身等が好き)。
金にならない客であるが、ここで出前を取ると、細巻きを気兼ねなくどっさりと食べられるので嬉しい。
そんな感じで、すしを食べ、ビール3杯にウィスキーの水割り4杯。
10時半に帰宅。ベッドに直行。
最近バテ気味。

因みに、これが店のマスター。

香港(3回り違う奥さんというのは・・・)

引き続いて、髪を切った事に対する反応が結構あるが、その副産物は、いろいろな人が食事に招待してくれる事である。
やはり、髪を切ってどんな(ひどい?)姿になっているか興味があるようで、それが見たくて食事に誘ってくれるようである。
まさに、風が吹けば桶屋がもうかるという感じ。
ともあれ、自分では随分短い髪に慣れてきたが、道行く人は、僕とは気づかない模様。知り合いの人も、こちらが挨拶しようとすると、ぐんぐん歩き去ってしまう。
ブログに載せた短髪写真も、まだ僕だと信じてくれない人が多いし・・・


ところで、上海エクスプロラ代表のブログを読んでいると、三回り違う奥さんという記事がある。
最初読んだときは、読み飛ばしていたのであるが、考えてみると、これは、うちの会社のOBではないか(元、丸紅香港華南会社の副社長)。
これくらい、年の離れた夫婦も少ないであろうから、ほぼ間違いはなかろう。
しかし、僕の知っている中でも、香港華南会社の副社長は、よく会社を辞めて独立する。
三回り下の奥さん(中国のどこかのエアのスチュアーデスだったはず)をもらって、コンサルティング会社を経営している人、焼き鳥屋(卯佐木)を経営していた木山さん、スタンレーでレストランを経営していた人、その他にもいる。この十数年間でもこんな感じなので、これは一つのジンクスか。
副社長のポストは、独立心を掻き立てるのか!?


最近写真がなくてさびしいので・・・
という事で、窓の外で行われている埋め立ての写真を貼っておいたら、ブログを読んだ谷垣君より、「いくらなんでも、あまりにつまらないですよ。もうちょい、他の写真はないんですか!?」と責められてしまう。

という事で、必死でPCを探して見つけたのが、2年ほど前の、広州現法のアニュアルディナーの時の写真。
いきなりこの写真をはるのも無理があると思うが・・・

香港(雨続き)

今日も昨日も雨続き。
特に、昨日は、前日に引き続いてひどい雨であった。
雨天延期になってしまったが、昨日は、日本人クラブの夏祭りが予定されていたので、出かける予定であった。
金魚すくいがある様で、更に、つれなくても金魚がもらえるらしい。
思い返せば、小学校の時に、2回ほど、金魚すくいでもらった金魚を、小さい水槽に入れておいたら、その日のうちに死んでしまった事がある。
過ちを繰り返してはいけないと、数年前に、沢がにを飼った際に水槽を調達した店に出かけ、エアポンプ、餌、水槽の浄化装置等を買ってきた。
因みに、数年前に飼った沢がには、日本料理屋で貰ってきたものであるが、結構長生きした。
毎週土曜日に、裏山に行って水を汲んできたりとか、一日おきに、水を替えたり、水槽・石を洗ったりとか、たいそうな苦労をして育てたので、それくらい長生きしてくれなくては困るが。
という事で、大雨の中、数年前の記憶をたどり、やっと同じ店を探し出し、何が必要かを聞いてみる。が、英語も北京語も通じない。
仕方が無いので、追い詰められたときにしか使わない、下手な広東語であれやこれやと質問したが、店のお婆さんとおじさんが親切で、何とか必要最低限のものが買えた。
その金魚グッズも、来週までお預けである。が、来週も雨で、夏祭りが中止になってしまったら、これはどうしたらよいのであろうか・・・


今日は、一日中執筆。
いまいち乗らない。
現在、6万字(6〜7割の進捗)であるが、これくらいの時が一番苦しい。
これを超えれば、ラストスパートの弾みがつくのであるが・・・

香港(同僚、佐野元○)

今日は、朝からひどい雨。
タクシーに乗ったら、窓の外が見えないような豪雨が5分ほど続いた。
こういう集中豪雨が頻繁にあると、香港は南国だなぁという感を深くする。
こんな雨の中を、同期入社の佐野元○(フルネームで出してよいかどうか分からないので、一文字隠す)という、歌手の様な名前の男が、上海経由でやってきた。

彼は、大学時代は体育会・野球部出身で、入社した時には、勉学の雰囲気を全く漂わせない男であった。
入社早々のTOEIC試験では、ヒアリング部分であるにも拘わらず、20問ほど答えをまとめ書きして、早々と終わって寝ていたような人間で、まあ、度胸が据わっているのは確かであろう。
そんな彼も、配属されてからは、極めて真面目に働き始め、残業・休日出勤では、いつも顔を合わせる仲であった。
配属数ヶ月たった頃、彼が担当したアフリカ向け輸出債権(L/C付き)が、輸出国の外貨事情が原因で、アンペイドになった事がある。
その輸出荷為替が、たまたま僕の担当だったが、カントリーリスクなので、僕がする事は何も無く、一応、心配するそぶりを見せていたら、自然に解決してしまった。
という事で、僕は何もしていないのであるが、彼が勝手に、僕のおかげで解決したと、思い込んでくれて、その時以来、彼は僕を大切にしてくれている。
入社から1年が経過して、僕の中国研修が決まったときも、送別会という事で、六本木で中華を食べさせてくれたりしたし(その後、バーに行って、彼の下宿近くのラーメン屋に行き、最後に、彼が大学時代から下宿していたぼろ屋でビールを飲んだ)、8年半前に、僕の香港駐在が決まった時も、吉祥寺で送別会を開いてくれた。
ただ、この時は、「今日は、嫁さんに黙って家の判子を持ち出して、先物取引の契約をしてきたんだよ」とか言われたので、こちらが怖くなって、割り勘にしてしまったが・・・
その時以来の再会であるが、心配していた先物は、無事に切り抜けたようであるし(取引開始の数ヵ月後に、何とか、トントンで手を引いたらしい。「あれだけはやらん方がいいぞ」というのが彼の言)、仕事も家庭も順調な様で何より。

ホテルに迎えに行き、あっさりしたものを食べたかった僕が、「何が食いたい?」と尋ねると、「中華なら何でもいい」という強引な反応が来たのは予想外。
雨がひどくて、タクシーがつかまらなさそうなので、僕の好きな香港火鍋(これは、比較的あっさり)に連れ込む事もできない。
ゲッと思ったが、日本から出張に来たての人間に、日本料理を食べさせるほど我侭な人間ではないので、かろうじて体勢を持ち直し、会社近くの中華料理屋(僕の好きなZENという店)にいく事にする。
ただ、北京ダックは素晴らしく美味しかったし、紹興酒も上品な美味しさだったし、(腹が張った事を除けば)料理には大変満足。
気心知れた人間なので、勝手な話をして、楽しく過ごした。

香港(標準的な一日と書籍のアイデア)

オフィスで黙々と仕事をする一日。
お盆の関係か、ご質問も比較的少なめ。
今日頂いた質問は、「加工貿易(来料・進料・転廠)関係4件」、「個人所得税関係3件」、「国内流通・貿易権関係2件」。あと、髪を切った事に関するE-mailが同じくらい・・・

不思議なもので、頂く質問というのはある程度似通う。
昨日はなぜか加工貿易の質問が集中した(いつもはそれ程多くはない)。
まだまだ、来料加工を検討されている企業、若しくは、来料・進料並存を希望されている企業の方は多い。
よく頂くご質問として、「同じ敷地内に、来料加工廠と現地法人を並存させる事ができるか」というものがある。
(説明すると長くなるのではしょるが)関税・増値税の課税・還付制度を考えれば、来料加工・現地法人を並存させ、来料を輸出専用工場、現法を国内販売製造工場とすると、効率が良くなる為である。
因みに、同一敷地内の並存の可否に対する回答は可能。
但し、来料加工廠が保税工場であるため、保税品管理の方法に関しては、所管の税関の審査を受ける必要があり、どの様な条件が付けられるかは、case by case という事。
僕が知っている中では、来料加工と現地法人で、生産ラインも同一(原材料と仕掛品・製品は、比率に応じて分けている)というケースがあるが、これは極端な例で、この様な柔軟な対応を何処でもしてくれる訳ではない。


ところで、新著(来年早々出版予定)の進捗が、先週末で5万字となった。大体、10万字が目処なのでほぼ半分。
きついかもしれないが、9月末までには書き上げたい。
そこから先は、用語集の改定をしたいと考え出した。
2004年1月に出版した、「中国ビジネス・会計税務用語集」の評判が結構良い。本当は、2006年早々に改訂版を出版しよう。その際に、用語も増やそうと考えていたのであるが、この本の執筆が、あまりに辛い作業だったので、「しばし考えたくない!」という気持ちになっていた。
ただ、「公式集をもう少し充実させて、語彙も増やしてアップデートしようか」という気持ちにやっとなってきた。10月から開始すると、出版できるのは、来年の後半になってしまうだろうが・・・

あと、もう一つ考えているのは、「新・初めての中国ビジネス」(つまり初級編)が出たところで、中級編(「中国ビジネス中級編」とか)を出してみてはどうかと言うこと。
● 三井様(NNA)
直ぐには書けないので急ぎではないですが、よろしくご検討下さい。

そろそろ、短い髪の毛の自分を見慣れてきた・・・

香港(髪を切った顔)

昨日のブログで、頭を丸めると書いたところ、いろいろな方からE-mailを頂いた。
どうなっちゃったの!?という内容であるが・・・
という事で、(あまりお見せしたくはないが)桑畑君に写真を撮ってもらった。
こんな顔で仕事をしています。


コンサルティングHPで、部員たちにリレーエッセイを書かせているが、亀一のハルピン語学留学記の第二回が掲載された。
なかなか面白いので、彼に、
●「なかなか面白いので、書き続けるように。留学時代の思い出を、韓国人の彼女との出会いやカルチャーギャップも含めて、全体で、15回位で書き上げると良いでしょう。」
というE-mailを送ってみたら、
●「水野部長殿 了解致しました」という大変硬い返信が返ってきた。

相変わらず、感情が伝わらない男であるが、ここまで徹底しているとなかなか面白い。
ともあれ、書き続けさせよう。
しかし、僕は、台湾で語学留学、福建省で実務研修、香港で8年半駐在という感じで、南方になじんできた人間なので、彼の様な北方での経験、北方風の巻き舌中国語(南方で語学を憶えると、舌を巻きながら中国語を話す日本人が生意気に思えてしまう)が大変新鮮。
語学が分からないまま、寒いハルピンに送られた亀一が、どうやって、巻き舌北京語をマスターしていくか!?
今後の留学記の展開が期待される。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ