香港(かなり普通の一日)

2週間出張が無かったおかげで、業務もそれ程忙しくない。
出張に行かなければ、意外にまだ余裕が有るのではないかと考えてしまう。
ともあれ、新しい本の執筆は、気力が充実してくるまでまだ少し待つ必要が有るし(1冊書き上げてから、数ヶ月は書く気にならない)、直近の原稿は書いてしまってあるしで、比較的のんびり過ごした1週間であった。
その分、面白い事が殆ど無く、ブログのネタも無いけれど。

この一週間の出来事としては、「DVDの販売の開始」。
僕の講演DVD(ゼロから始める中国進出成功講座:ライブドア・NS総研)が完成し、販売が開始された。
中華圏に関していえば、肝心の中国はDVDの輸入販売手続が面倒なので後回し。
香港・台湾で、先行販売する事となった。
初めての試みなので、「全然売れなかったらどうしよう」と心配していたが、有り難いことに出だしはなかなか順調。
やはり、本を読むよりDVDの方が楽でよい(頭に入りやすい)のであろうか。
これは発見。
このDVDは、日本ではライブドア・デパートでネット販売。
香港・台湾ではOCS経由の販売のほか、香港の日本語書店で購入できます。

あと、今週書いた唯一の原稿が、読売新聞の原稿。
「中国の領収書」というテーマで、「当たりくじ付き発票と台湾の統一発票との比較」、「飲食娯楽業で、発票を渡すのを嫌がる理由(最近、随分改善されてきたが)」等などを紹介した。

因みに、今週土曜日(19日)に、掲載される内容は、「現金販売は安全か」というテーマ。
僕が出会った偽札の話を引き合いに出して、純粋な現金渡しは、現金の真偽判定が難しいので、安全な方法とは言いがたいという点を解説。
やはり、リスク回避の点では、国内信用状、銀行保証手形等を活用した方がよい。
つまり、「現金販売=与信を与えない取引(本当の現金に限らない)」と理解すべきであろう。
蛇足ながら、僕が昔聞いた話では、「中国では現金販売が重要だ」といわれて、60日の与信を与えて、60日後に現金を回収に行っていた人がいるようであるが、これでは笑い話。
因みに、写真は、次回原稿用の、当たりくじ付き発票の写真。