香港(失敬な谷垣君)

先週は上海張り付き状態で、重要な会議もこなしたので、極度の疲労で週末はダウン。
顔が引きつるほど押し寄せた、クライアントの方々からのご質問を必死でこなしていると、谷垣君が雑談に来る。
その時の会話。
(谷垣)そういえば、先週の宴会の時に、社長が「水野君は唯我独尊タイプだから」と言ってましたよ」。
(水野)それはひどいね。
これでもかなり気を遣ってつもりなんだけどな。
まあ、気の遣い方が人とは違うかもしれないけど、裏表は無いし、そこを理解して欲しいもんだよね。
(谷)水野さん、早速こんな感じで明日のブログに書くでしょう。
   ⇒ 昨日、谷垣君が僕にこんな事を言った。彼がこの様な話を僕にした理由を推測すると、彼は能天気な様でいて、結構社内で気配りをする方なので、好きに振舞っているような僕を内心面白くないと思っているに違いない。
今度から気をつけよう。

(引き続き・谷)毎日水野さんのブログ読んでるから、水野さんの書きそうな事も文体も分かっちゃいましたね。
今日からゴーストライターになれるくらいですよ。
ほっほっほっ(と去って行く)。

相変わらず人を先輩とも思わぬ失敬な男である。
どうも、物書きの弟なので、自分も文才があると思っている節が有る。

因みに、最近、彼のお兄さん(以前、ブログでも書いた谷垣吉彦氏)の作品が読めるサイトを発見したので読んでみた。
ラストアーチというのが、オール読物の大阪ミレニアムミステリー大賞を取ったもので、贖罪の日々というのは、同紙推理小説新人賞の最終選考に残って、森村誠一氏に絶賛されたものらしい。
前に、谷垣君に、「君の兄さんは中国で数ヶ月生活したら、色々発想がわいて良い作品書くんじゃないかな。旅費くらい出してあげなよ」と言った事が有るが、「何故僕が!?」とつれない反応であった。
そろそろ、考え直して実現させて欲しいものである。

<余談>早速、ブログを読んだ谷垣君より、「記事の内容はともあれ、この写真(上)では、僕の能天気さが表現できてませんので、これを使ってください」というコメントと共に添付の写真が届いた。
なにやら、湾仔のバーらしきところで、見知らぬ人と踊っている写真の様である。