亀一は戸田光太郎氏のファンらしい

昨夜書いたブログが、「どうも文章が長ったらしくて面白くないなぁ・・・」と思い、何度も修正していたら、操作を間違えてしまい、20日の記事が延々とならんでしまって驚いた。
朝の7時半に出社していたらしい谷垣君が、「ブログが変ですが、サイバーテロですか?頭がおかしくなったのですか(失礼な!)?」というE-mailを送ってきたので発見した次第。
いやぁ、機械の操作は難しい!?

話変わって・・・
木曜日に行なわれた社内会議。
いま僕は、次の企画を立てている。
● 今年中に何冊か、M&Cとして本を出版する。
● M&Cのホームページの大改定に当たり、「ライター発掘」的なコーナーをもうける。
その上で、掲載して反応がよい方々の原稿を本にする。
(どういう流通に流すかによって、発行元は変える⇒日本の書籍流通に流すとすると、M&Cの出版では駄目なので)。

その企画にあたり、亀一が勧誘を担当したいと言う。
勿論、自薦も進んで受ける予定であるが、最初はこちらが有る程度主体的に動く必要があるので、亀一が担当したいというのであれば、それは特に支障ない。
そこでの会話。


水:勧誘の目処はあるのかい?
亀:中国のビジネス物でなければいけないですかねぇ。
水:必ずしも、ビジネスじゃなくてもいいよ。
亀:僕は、コンシェルジュに連載を持っていた(正しくは、「持っている」)、戸田光太郎という人のファンなんですよ。あの人の本を出したいです。
水:しかし、あの人はもう出版社から本を出しているから、わざわざうちから本を出そうと思わないだろう。
亀:大丈夫です!(⇒明らかに根拠なし)
  しかし、最大のネックは、彼は今失踪中なんです。
水:え~。ウソ。
亀:本当ですよ。数ヶ月前からブログが止まってるんです。
水:ばか言うなよ。ブログの更新がなかったら失踪じゃあ、君なんか去年の7月からず~っと失踪中じゃないか。
亀:いや。戸田さんのブログに皆な心配して書き込みしてるんですよ!
  アメリカにいるとも、カナダにいるとも推測されてます。
  大騒ぎです。僕は毎日ブログチェックしてますから。

水⇒さっそくコンシェルジュに電話をかけて確認。結果として、東京で仕事をされていると   の回答

水:全く失踪してなかったぞ!忙しくて更新ができないだけみたいだ!
亀:(目を丸くして)水野さん情報通ですねぇ。
水:情報通じゃないよ。今電話したの見てただろ!
  ともあれ、君が会いたいので、東京行くときは紹介宜しくとコンシェルジュに頼んどい   た。日本に行く予定が決まったらコンシェルジュ経由アポ依頼しろ。
  まあ、会ってくれるかどうか分からないけど。
亀:いやぁ、緊張するなぁ。会いたかったんですよぉ。
水:水野と会うより緊張するのか?
亀:はあ。

という会話があった。
さて、亀一は憧れの(水野に会うよりも会いたいという)戸田光太郎氏と面談叶うか!?

やっとできた半生記。流通が期待しないなら売ってやる!

「中国ビジネスコンサルタントができるまで」が香港に到着。
日本の書店にはそろそろ出回っているところ。
香港の書店に出回るのは来週くらいというところかな。
という訳で、堀江さんと亀一を連れて、(これを連載してくれた)香港ポストとコンシェルジュ、更には旭屋書店に挨拶に行く。
本ができて、自分から挨拶に行くというのは、(過去に10冊以上の本を出したが)初めての事だ。今回は気合が入っている。

実はこの本は、原稿を書いてから本になるまで3年以上かかった。
書いてから本になるまでこれだけかかったのは初めてのこと。
やはり僕はビジネス物というイメージが有るので、出版社も扱い難いようだ。

やっと本になった「中国ビジネスコンサルタントができるまで」であるが、なじみの深いキョーハンブックスも、初版の印刷部数はいつもより少なかった。
今まで僕の本をたくさん売ってくれた香港の旭屋書店も、「水野さんのビジネスものは確実に売れますが、これは苦しいと思います」と言われる。

そうかぁ。誰も期待してないんだ。
じゃあ、売ってやる!
この本は、僕個人の思い入れが有る本だけに、意地でも売ってやるぞと言う気になった。

そんなことを考えて、香港到着第一便の本を置きにSEEDに行った。
前から、コンサルタントができるまでが本になったら、カウンターにおいてくれると約束してくれたので、現品数冊持って飲みにいったもの。

僕がSEEDにいる短いうちに、(開店早々見せに滑り込んだ僕以外の客さん第一号の方が)お会いできて感激です!と言ってくれて、記念すべき香港販売第一冊目を購入頂いた。
感謝。

僕を今まで支えていたのは、反骨心と感謝の気持ち。
意地になって売ってやろう。

ただ、どう売るかを考えなくてはいけないなぁ。
それが一番頭が痛い・・・