宇宙人成瀬さんが日本にかえる

宴会の開始(鍋はとんこつスープとトムヤムクン)

とっぴな発言とキッカイなリアクションで、一時期ブログのよいネタになってくれた宇宙人こと成瀬さんが、帰国する事になった。
広州から香港に出てきて一泊するというので、送別会を開く事にした。

例のごとく、亀一と一緒の来港である。
送別会の会場は、予算の関係で香港火鍋(有骨気)。
個室を取ると、最低消費がHK$200という事で、今回はHK$ 1200(6人)。
鍋でHK$1200使えるかなぁ、と思っていたら、あっさりHK$1500を超えてしまった。
やはり香港の物価は高い。

参加者は6人なのであるが、絶対ブログに載りたくない人(浜田さん)、できれば載りたくない人(堀江さん)、まったく気にしない人(領家さん・成瀬さん)、写真を写す人(亀一)という構成なので、特定の人ばかり写る事になってしまったが・・・

ビール売りの女性のように写る成瀬さん

僕の本を買って勉強するという成瀬さんが、宴会前に、僕の本を読んで「ほっほっほっ!」と一人で大笑いしている。

「僕の本を読んで笑う人は珍しいね」と言うと、

「だってぇ~、ぜんぜんわからないんですもん!」との返事。

このピントのぼけたリアクションが、香港・華南で聞けなくなるのはさびしい。
引き続いて、
成:水野さんには、いろいろな言葉を教えてもらいました
水:なんだっけ?
成:船頭が山登りするとか。
水:それは、船頭多くして船山に登るだろ
成:あとは憶えてないけどいろいろ。
水:何にも憶えてないんだ!?
という、これまたピントのぼけた会話が続く。

亀一が撮った自己満足写真

こんな会話を続けていたら、亀一も笑い癖がついてきたようで、写真を撮りながら、
「ほっほっほっ!」と笑っている。

どうしたんだと聞いたら、「水野さんたち3人が鍋で煮られてるような写真を撮りましたよ!」としょうもない事でおお喜び。
こんな事で喜べる奴は幸せである。

かなりレベルの低い会になってきたぞ。

最後の集合写真

そんな感じで、送別会は無事に終了。
成瀬さん、日本での活躍を期待してます。
頑張って!

洗濯も人に頼む事にした

自分の性格を分析すると、強い部分と弱い部分が両極端であるような気がする。
一度思い立った事を、ともあれ迅速に実現していく精神力と行動力は、自分でも「結構強くてよいな」と思うのであるが、その反面、極端に孤独を恐れるところがあり、これは、自分の非常に弱い部分である。

特に夜は、一人でいると、孤独と不安を強く感じる。
夜に電気を消して寝られないとか、酒を飲まないと寝られないというのは、そんな弱さがゆえである。

でも、子供の頃は、そんな事はなかったし、逆に、一人でいるのが好きだった。
社会人になって、特に、福州での実務研修で、極端な孤独感に苛まれたのがトラウマになっているようだ。
あれから17年。
いまだに治らない(ひどくなっている)のは、いかがなものか。
禅寺にでも行って、精神修行した方がよいのではないかと思ったりもする。

そんな訳で(前置きが長すぎてつながりが悪いが)、上海では基本的に毎晩宴会が入る。
入らなくても強引に入れる。
そうすると、帰宅が遅くなるので、洗濯ができない。
そんな悪循環が続いていたが、とうとう音を上げて、掃除を頼んでいるおばさんに、洗濯も頼む事にした。
実は、前住んでいた部屋で、通いのお手伝いさんに掃除・洗濯を頼んだら、当たり前のように、スーツが洗濯されて、部屋に干してあった。
それ以降、人に洗濯を頼むのは控えていたが、今度の人は、掃除振りを見るにつけ、なかなかしっかりしているようだ。
これで、上海生活が、少しは楽になるか・・・

サラリーマン勝ち組という言葉を聞いた

雨が降ってじとじとしている。
今日の上海は香港と変わらない湿気である。

そんな中、昔、コンサルティング業務開始時に、仕事を手伝ってくれた加藤君がひょっこりオフィスに現れた。
早速、クリスタルジェイド(坦々麺が本当~に美味しい中華レストラン)に言って、雑談交じりで仕事の話をする。
その際に出た会話。

加:
最近、サラリーマン勝ち組という言葉を聞きましたよ。

水:
なんだいそれは。

加:
サラリーマンと言う制度を有効活用(悪用?)している人です。
えらく怠け者で、それでも絶妙に立ち回りが上手いので、のんきに酒のんで、(例えば)ゴルフばっかりして、それでもしぶとく生き残ってる人って感じですかね。
水野さんなんか、あくせく働きまわってますけど、のんきな社員と年収たいして変らないでしょ。費やす労力が10倍で年収が2倍だと、その定義でいくとかえって損ということになりますよね。

水:
そうだね。水野なんか、年収2倍どころか、自ら好んで予決算責任負ってコンサルティング業務を開始したら、経理だけやってる時(純管理部門の時)より収入下がっちゃったもんね。
管理部門で経理だけやってた時は、いい評価もらい続けてたけど、コンサルティング業務を立ち上げたら、(立ち上げ早々で)利益額が少ないという理由で評価下がっちゃったから。
まあ、好きなことやってるし、M&Cを上場させようという夢があるから気にならないけど、そうでなかったら、ばかばかしくてやってられないよね。
今は、講演料とかも全額会社に入れてる訳だし、目先の事だけ考えたら、独立した方が年収上がりそうだもん。

加:
最近、日本も景気良くなってきたので、怠け者の人も、落ち度がなかったらなかなかくびにはならないですからねぇ。

水:
そうだね。
中国ビジネス以外のハウツー本の執筆を依頼されてるんだけど、そんな人たちを例に使って、「会社の中での生き残り法」とか書いてみるのも面白いかもね。
「兼務辞令は受けるな!」とか。収入変わらずリスク増えるし。水野は兼務辞令たくさん受けてたけど。
まあ、これをそのまま使うか、(逆説的に使われて)会社制度の見直しに使うかは読者に一任すると言う事で。
水野の性格で言うと、皮肉一杯で書く事になりそうだけどね。

まあ、何はともあれ、僕の仕事を5年前に無償で手伝ってくれた加藤君も、のん気には生きられない性格なので、お互い様同志の会話であった。

藤田さんと藪そばに行き旦那さん(ロッカー)の情報をもらう

編集者の藤田さんと藪そばで並んでいるところ

明日香出版さんから本を出したのが昨年の2月。
「組織変更・撤退完全マニュアル」という、専門家からの評価はすごく高くて、自分自身でも一番満足している本(でも、ちょっとニッチなので売れない本)がそれである。
そろそろ次の本を書きますか、という相談をする事にしたが、単に打ち合わせるだけでは愛想がないので、定番の神田藪そばに行く事にした。

客は満員。
ただ、回転は速いので、5分ほど並んで入る事ができた。

藤田さんのご主人はロッカー

話の内容の主題は、次の本の話であるが、そこから話がずれて、藤田さんのご亭主の話に。
僕が今まで知っていた情報としては、
● ロッカーで、月に何回もライブハウスで演奏している
● 週に3回コールセンターでバイトをしている
● インドに対する知識がまったくない状態で、藤田さんに言いくるめられて、インドに一人で2週間ほど放り込まれ、涙目になって帰ってきた
という事で、なかなか興味深い方である。
今回初めて写真を入手。
1年半越しの好奇心がやっと満たされた。

ついでに、(僕のブログにどれだけ宣伝効果があるかは分からないけれど)ブログでご亭主のバンドの宣伝をしてあげましょうと約束する。
バンドのHPは、こちらの様です!


因みに、先週の香港旭屋書店ランキングで、僕の本が3冊ランク入り。
加工貿易マニュアル(2位)、中国ビジネス投資Q&A(5位)、中国ビジネス最新ガイド(9位)という事で、トップ10の三分の一を独占だ。

でも、一番売りたい「中国ビジネスコンサルタントができるまで」が入ってない(涙)。
なんか悲しい・・・

ホテルのバスルームでの嫌な会話

宿泊しているホテルのバスルームの排水が悪い。
バスタブのお湯を抜いたら、バスルームの床にお湯があふれる。
これはたまらんと、ホテルの人を呼んだ。

ホテルの人と、職人っぽい人の二人でやってきて、いろいろ話し合いながら作業をしているのが、(狭いスペースなので)部屋まで漏れ聞こえてきた。

職:紙とか布は詰まってないですね。ふたとって見ましょう。
ホ;はい
職:うわ~、これはすごいや。定期的に開けて拭いてないんですか?
ホ:はあ。
職:とりあえず、拭いときますね。これでいいでしょう。

怖くて覗けなかった・・・
どんなすごい事になってたんだろ。

因みに、その後は、排水は問題なし。


話しかわって、先日の外高橋保税区との共同セミナーのDVDがやっと完成。
HPでもサンプル映像が見られます

やっと、HPで映像が流れるようになってちょっと嬉しい。

そば居酒屋で軽く夕食・早めに就寝

偶然見つけたそば居酒屋

明日の朝は、7時にホテルを出なくてはいけないので、6時起きを余儀なくされる。
それがどうしたと言われそうだが、出張先だと、なんとなく辛い。
マッサージをして、さっさと夕食を食べて、早く寝ようと考える。

ホテルの周りを歩いて食事の場所を探すが、日曜日のせいか、休んでいる店ばかりだ。
焼き鳥を軽く食べて日本酒を飲もうと思うが、見つからず。
そば居酒屋があったので、ここに決定。

最後に食べた花巻そば

一人でカウンターに座って、串焼き3本、たこわさび、生春巻きを食べる。
酒は、生ビール2杯と、麦焼酎のお湯割り2杯。
焼酎はめったに飲まない僕ではあるが、どうにも寒くて、暖かいものが飲みたくなった。
日曜日なので、店は2~3割の入り。
それでも、店員さんが(焼き方も含めて)3人しかいないので、結構忙しそうだ。
男性2名に、女性が1名。
女性は淡々と仕事をこなしているが、さりげなく感じが良いので、どうやら店では人気者のようだ。一人だと暇なので、人間観察をしてしまう。

最後に、花巻そばというのを食べる、
かけそばに海苔をかけたのをそういうらしい。
ジャズが流れるそば居酒屋は、なかなかしゃれてて良い。

近くのコンビニでお茶を何本も買い込み、のんびり歩いてホテルに。
早めに就寝。

香港での週間書籍売り上げ1位になったものの・・・

朝起きたらどっぷり疲れていた。
頭がボーっとして、体が鉛のようで起きるのが辛い。
とは言え、コンサル依頼が来ているので、7時~9時にホテルでE-mailチェック。
それから客先に。
日本出張中は、E-mailチェックの時間が極端に限られるので辛い。
今日は極力早く就寝しようと心に誓う。

火曜日から日本なので、香港の情報が入らないが、旭屋書店の週間ランキングはどうなっているだろうと考える。
先々週のランキングで、(旭屋さんから売れないのではと言われた)「中国ビジネスコンサルタントができるまで(以下、半生記)」が、2位に入っていた。
「次の週には1位になるぞ!」と期待していたら、昨年12月に出版した、「中国ビジネス・投資Q&A」がさりげなく1位になっていて、半生記はなんと圏外に落ちていた。
なぜか、2003年に出した「中国ビジネス最新ガイド」が6位になっている。
この結果は、嬉しいような残念なような、きつねにつままれたような感じである。

Q&Aは、出版早々から、一貫して2~7位にとどまっていて、最終的に1位になったのだから、売れ行き自体は良いのだろうけれど(年間ランキングとかは期待できそう)、個人的には今一番売れて欲しいと思っている半生記が、もうちょっと高順位に入るといいなぁと考える事しきり。
半生記は殆ど広告活動していないので、ちょっと考えねば。

戸田光太郎さんと人は何故情緒不安定な異性に惹かれるかを議論

1日中、ばたばたと面談。
御成門⇒渋谷⇒赤坂⇒品川⇒芝公園とあちこち回り、最後は白山。
戸田光太郎氏と会食。

戸田光太郎氏は、亀一がファンで、「会いたい会いたい」と言っていたら、ひょんなことから会食が決まったもの。
今回はじめての対面。
実物の戸田さん(僕より6~7才上かな)は、雑誌の写真よりも若くてびっくり。

お互いに、若い頃は、情緒不安定な女性、性格の悪い女性、薄幸な女性にひかれた事があったな、という思い出話をして、「男は何故、悪女に惹かれるか(逆も真なり)」という事を議論する。
結局、「自分だけが理解者になれると思い込んむ為だろう」と結論付ける。
大きな誤解だ。
ぼろぼろになるだけだからやめといた方が良い。
そんな事が、徐々に分かってくるものだ。

「若い頃は何も分かってなかったなぁ」というのが共通の見解。

ビール、日本酒、テキーラを楽しく飲む。

江口弁護士と意気投合・ビジネスパッケージ作りを企画する

江口さん・日中投促豊田さんと

夕方に成田着。
最近、疲れてくたくたなので、飛行機の中では映画鑑賞に専念。
まったく仕事せず。
見たのは、プレステージ。
日本ではまだ封切られていないのかな。
「この映画自体にトリックが仕掛けられている」と、華々しく宣伝されていたけれど、僕的にはちょっと拍子抜け。
ただ、2時間以上の映画なので、それなりに楽しんで時間をつぶした。

成田到着後はホテルに直行して、それから赤坂へ。
日中投促の豊田さんの引き合わせで、江口弁護士と会食。
江口さんは、共に、コンシェルジュの連載を持っている仲で、前から、日本で会いましょうという話を(人づてで)していたけれど、会うのは初めて。
期待した以上に性格が合いそうな方で、会って30分で意気投合する。
意気投合して、「一緒に企業再編を請け負うパッケージを作ろう」と企画する。
近々、(やはりコンシェルジュに連載を持つ)鈴木さんも仲間に入ってもらって3人で「会計・税務・法務・プランニングを包括的に対応するパッケージを売り出そう。
プロモーション代わりに、ここらのケーススタディと問題点・ソリューションを徹底分析する講演(勉強)会を、年内に日本・上海で開こう」と話し合う。

これは、乞うご期待。
面白そうなアイデアだ。
(元トーマツの)鈴木会計士に関しては、「鈴木さんなら仲間に入ってくれるだろ!」とこちらで勝手に盛り上がった状況なので、まだ確定していないけど。

本件とは関係ないけど、鈴木さん(現在はNERA)とは、7月くらいに、二人で共同講演を上海で開催する予定。
詳細決まったら告知します。

寝て起きて食べて本読んでの繰り返し

眠い。
起きたら10時半だったがまだ眠い。
こんなに眠いのは、風邪気味で体がだるいからだろう。
幸い原稿書き溜めたし、今週末は原稿は書かない。
週末は酒も飲まない。
原稿は暫く書きたくないので、来週は(ブログ以外は)書かない。
その内、自然に書きたくなるだろう。

今週末は、ただただ、寝て、起きて、本読んで、ご飯食べて、また寝て、起きて、本読んで・・・
の繰り返し。
今日は1日の半分以上寝ていた。
シンプルライフだ(って、こういう意味で使うんだろうか!?)

ちょっとした出来事は、ユニー(いまはAPITA)で駅弁フェアをやっていたので、これを買って食べたくらい。
食べたのはいくらご飯。
小さいのがHK$ 60したけど、味は悪くなかった。
香港に来てから10年間、毎年同じ弁当しか来ないので、ちょっと工夫が欲しいものだが・・・

僕が浪人生の頃、大船駅で買って食べるのを楽しみにしていた、あじの押し寿司(大船軒)とかが来ると嬉しいなと思う。

でも、浪人時代は、あじの押し寿司と大船駅の立ち食いそばだけが楽しみだった。
思えば、暗い1年だったなぁ。
もう、あの時には戻りたくないなぁ。

そんな事を考え、ごろごろした一日。

無駄に過ごす1日もなかなかいいや。