昼に坦坦麺を食べたら吐きそうになった。
こんな日は早く帰って寝るに限る。
夜8時に仕事を終わらせると、軽く食事をして、9時半には部屋に戻ってベッドに入った。
うとうとしたら携帯電話が鳴る。
誰かと思えばNNAの三井さん。
電話を取ると、かなりざわざわしていて聞き取れない。
しばらくして。
「水野さん!僕は非常に酔っ払ってます!」
その後、電話が切れ、ツーツーという音。
しばらくしたらまた電話。
「何をしてますか!同僚も話したいようです!」
またもや切れる。
通信もおかしい模様。
電話が鳴らないので再度就寝。
30分後に知らない番号から電話が来る。
「水野さん!同僚の携帯からかけています!水野さんに会いたい人がたくさんいます。是非、花木蘭に来て下さい!」
というようなやり取りがあって、(ちょっと顔を出して挨拶するだけ、という約束で)花木蘭行きを了解。
寝巻き代わりに来ていたジャージにセーターをはおり、ズボンをはいて外出。
その間5分。
タクシーがすぐに捉まったので、電話から15分後には花木蘭到着。
(花木蘭のオーナー大内さん)「おひとりですか?」
(僕) 「いえ。三井さんとNNAの方はどちらでしょう」
(大内さん) 「もう帰られましたよ」
(僕) 「げっ! 嘘!!」
漫画に出てくる「ぎゃふんという人」の様に呆然と立ちすくむ僕。
「嘘! もう人間が信じられないよぉ~!」とへなへなとなるが、体勢を立て直すために、まずは一杯飲むことにする。
その後、NNAの女性が2名戻って来られ、平身低頭に謝られる。
NNAの方いわく、
「ご迷惑をおかけした張本人の三井は携帯を切って寝ています!明日きっと締め上げますのでご容赦ください!」
「彼は、酒を飲んだ翌朝は、必ず会社できつねどん兵衛を食べるんですが、まずは、それを取り上げて説教します!!どん兵衛無事に食べられると思うなよぉ~!!!」
そんな感じで、明日への誓いを立てるNNAの方。
二日酔いの中、お気に入りのどん兵衛を取り上げられ、部下から説教される三井さんの運命や如何に!
その場で見られないのが大変残念。
とは言え、久々に若手社員の頃に戻ったような顛末に、ちょっと楽しかった僕であった。
酒を飲んでいる時の、花木蘭の方との会話。
花: 水野さん、最近変わった事とか面白いこととかありました?
僕: 今日の事です!
という感じ。