イースターに親が来た

香港は昨日からイースター休み。
両親がやってきたので、アテンドをする事に。
とは言え、日本・本土が開いており、E-mailはたくさん来るので、昨日・今日は、夜の食事の付き添いだけであるが・・・

会うなり母親より、「そろそろ髪を切りなさい」と言われる。
長いのは確かであるが、2週間前に髪を切ったばかりなので、「切りたてだよ」とおお威張りして、親にあきれられる。

簡易パッケージツアー(現地は自由行動)を利用したので、旅行会社の人から説明がある。
チップの説明で、「カバンは一個に付き5香港ドル渡してください。ベッドメークは、一人5ドル。二人の部屋だと10ドルです」と言っていた。
香港に10年住んでいるが、それは知らなかった。
数年前まで、最低紙幣が20ドルだったので、これを渡さないといけないと思っていた。
専門家(?)の説明を聞くと、いろいろ学ぶ事があるもんだと感心。
しかし、添乗員さんというのは大変そうだ。
マイペースな僕には絶対務まらない仕事だなと思う。

関係ないけど、先週の名古屋講演会の写真。
最近、写真が少ないもので・・・

講演会の記憶より、TVで見た植木等の映画と、山本屋の味噌煮込みの記憶ばかりがよみがえってくるのであるが・・・

忙中閑あり空港でビール

毎回こんな事を書いていると、読者の方にあきれられてしまいそうであるが忙しい。
今年早々悩まされていた精神的な問題は既に回復したのだが、仕事が本当に忙しい。
ともあれ、コーヒーを買う、トイレに行く、という数分の事ができない(急ぎの業務を般若の相でこなしている)という追い詰められ方は、過去20年(入社以来)なかったことだ。

とは言え会社を見回すと、香港では、水本君は「体調が悪い中飛行機で移動したら、耳が聞こえなくなりました」と言って病院に行ってしまうし、領家さんは体調崩したし、それ以外の人間も「私は忙しいです」というオーラを全快にして悲壮な顔で仕事をしているので、仕事を押し付ける事もできない。
というか、もともと押し付けるものは全部押し付けて、まわせないものを自分でやってこの状況なのであるが。

唯一、香港の堀江さんが、「私は元気です!」とにこやかに仕事をしているが、これは、純粋に体と精神が丈夫なのであろう。
たいしたものだ。



そんな中、香港での業務を終えて、夜便で上海に移動した。
時間が少し余ったので、空港で生ビールを飲む事にした。
飛行機のゲートの近くに、カウンターバーっぽいコーナーがあり、カールスバーグドラフトが飲める。一杯35香港ドル(550円くらい)。
狭い区画だけれども、西洋人がたまっている。
西洋人は、パブの雰囲気を察知する嗅覚に優れているようだ。
無駄口はきかないが、意外に悪くない雰囲気のおじさんがカウンターにいて、悪くない店だ。
フレンチフライを食べて、生ビールを2杯飲む。
感じが良かったので、チップをおきたかったが、カウンターで精算の明朗会計。
合計90香港ドル(1500円弱)。

飛行機に乗る前に、ボウモア17年を買う。
当然、機内で飲む為である。
水と氷だけ機内でもらい、早速ボトルを開けて、オンザロックで飲む。
大変美味しい。

隣の座席には、背中を丸めてちびちびとコーラを飲んでいる、真面目そうな西洋人がすわっている。
彼がおもむろにボトルの栓を開ける僕を、怖いものを見るような眼で見ていたのが印象的だ。

ともあれ、浦東空港到着し、家に着いたら0時近く。
そのまま寝る。