やる事は多い。
来料加工廠の独資転換に関する税関公告(税関総署令[2009]62号)が公布され、2011年6月末までの現物出資申請で、関税・増値税上の優遇措置が受けられる方針が打ち出された事で、独資転換が加速する気配がある。
来料加工廠の独資転換というのは、珠江デルタ、それも、殆ど深圳・東莞に限定されたテーマである(他の地域では、外資企業が来料加工許可を取得できる。珠江デルタですら、広州市等では外商独資企業が来料をやっている実例は少なくない)。
この様な地域限定ネタで、税関総署が公告を出すというのは、非常に興味深い事だ。
やはり、2~3年を目処に、転換を進めてしまおうという姿勢と受け取る事ができる。
では、来料加工制度は今後どうなってしまうのか。
というのを昨日の時事通信(目からうろこ)で解説した。
ここ数年、来料加工規制が実施されてきたと言われているが、実施された政策をよく見ると、「来料加工制度に特化した規制・制限というのは、何も行われていない」事が分かる。
では、ここ数年で行われてきたのはどの様な規制か。
来料加工制度は今後どうなっていくのか。
これについては、明日のブログで簡単に解説しようと思う。
これから、NNAの連載(中国ビジネス講座)を書かなくては・・・