独立してからの感覚の変化

2年前に起業した時、銀行融資は受けられなかったので、自分の手持ち資金と共同経営者の方に出して頂いた資金で2千万円準備して会社を始めた。
退職金が280万円で、会社からの住宅ローン返済資金にも満たなかったので、準備できる資金はこれが限界だった。
それを大雑把に言うと、香港に500万円、上海、広州、チェイスに500万円づつ配分して(子会社の社長に管理を任せて)会社運営を始めた。

各々、500万円の資金が尽きたらゲームオーバー。
誰も助けてくれない。
個人経営会社なら誰もがやっている事だが、シビアな世界だ。

その為、交際費を使うのも、ホテルのランクを上げるのも、会社員だった頃とは感覚が違う。
5千円のホテルではなく2万円のホテルにするというのは、とりも直さず稼ぐノルマが1.5万円上がるという事で、それができる確信があって初めてできる。
交際費を使うのも、良いホテルに泊まるのも、身銭を切るのと感覚は全く同じで、会社の経費だから楽だという気持はまったくない。
心地よい生活は、与えられるものではなく勝ち取るものだ。

そんな感覚があるから、前と同じ水準のホテルに泊まれる様になったのが、一層嬉しく感じるわけだ。
今から思うと、2ヶ月間スターバックスのコーヒーも飲めず、夕食HK$ 28で食べた吉野家の牛丼が高いと感じたあの頃が懐かしい。
二度と経験したくはないが・・・