海鮮料理屋のカツカレー

昼にワンポアジャスコで買い物をしてから客先訪問。
ホンハムに引っ越して以来、ジャスコを愛用しているので、すっかり愛着もわいてきた。
11時40分に近辺にいたので、軽く買い物して、隣の虎太郎で讃岐うどんを食べてから移動するかと思い立ち寄ったが、30分以上時間がかかってしまった。
今回初めて気が付いたのだが、レジと宅配手配の担当が一緒だ。
さほど人は並んでいなかったが、レジを打っている人が、そのまま(若干場所を移動して)宅配の手配をするので、その間、処理が完全に止まってしまう。
「早く戻ってきてくれー」と心の中で叫ぶことしきり。
結局、買い物は5分で終わったが、25分以上待つ事になった。
このシステムは変えてほしい(ユニーの様に、宅配カウンターを別にして欲しい)。
是非、ご検討ください。

そんな事情で、讃岐うどんは断念。
午後一の面談先企業までタクシーで移動。
幸い、早めに到着できたので(チムサッツイの金馬倫道)、偶然目についた錦丼という店に入る。
鮪専門店で、鮪丼、中落ち丼、親子丼、ウニいくら丼などが美味しそうだ。
が、しばし考えカツカレーに。

海鮮屋のカツカレーで大丈夫かと思ったが、出てきたカツカレーは、とんかつもさくっと揚がっているし、カレーもおいしかった。
これは当たりだ。

ジャスコで並んだ結果、思わぬカツカレーに出会った。
ちょっと得をした気分だ(していないが)。

日本酒の品ぞろえは悪そうだが、今度は、鮪を食べに行くかな。

商社機能と独立

商社の伝統的な活用方法は、「調達に関しては資金ニーズ」、「販売に関しては与信リスクのヘッジ」という形である。

調達サイドに関して言えば、原材料調達から製造、販売、回収までに資金ニーズが生じるので、これを商社の与信販売(ユーザンス販売)を利用して解決するという事。
勿論、銀行からも借り入れは行うのであろうが、資金調達の多様化は必要であり、その観点から、商社からの購入が行われる場合は多い。
販売サイドに関しては、特に、中国の場合、メーカーは与信販売をせず、前払い・銀行保証手形等での決済を原則とする場合が多い。
バイヤーがこれに応じない場合は、商社経由で販売して与信リスクを回避する事になる。

商社の活動は、形があってないものなので、時代の流れと共に変容していくが、この伝統的な活動に関して言えば、顧客から期待されている機能は、資金調達と与信リスクの回避である。
実際には、これにバイヤー・調達先の開拓、ビジネススキームの構築、語学対応、貿易実務の対応、投融資等が同時に提供されるのであるが、ユーザーニーズという点では、伝統的な機能(資金と与信)に重きが置かれている場合が今でも多い。

資金調達は会社の信用が必要で、与信面では、営業・審査・経理のノウハウは当然の事として、それ以上に、万一貸倒れた場合に耐えうる体力も必要だ。
商社を辞めて起業した人間が失敗するケースが多いというのは、個人企業になる事で、資金・与信面の対応ができなくなるのが主要因であろう。

これを、噛み砕いて教えてくれたのは元上司で、単純な話ではあるが、目から鱗が落ちる気がしたものだ。
同時に、「という事は、資金ニーズ・与信リスクの無いビジネスモデルが立てられれば、独立して成功する可能性も高くなる訳か」と考えたのは、前にも書いた通りである

ともあれ、事象(上の例では、商社を辞めて独立して失敗する人間が多い)があれば、その理由を知る事で対応策が見えてくる。
会社の信用、という一言で思考を止めず、その中身を分析すると、新しいものが見えてくるものだ。元上司から学んだ事の一つだ。