最近のビジネス動向

今日の上海は、37~38度ある様で、すさまじく暑い。
スーツを着ての外出が苦行の様だ。
今回の上海滞在は4日間で、数件の面談をこなしたが、昨年の日中関係の冷え込みによる減収減益の反動で、今年に入り、昨年比の売り上げが急増しており、その対応(拠点拡大、資金手当て等)が必要になった、というご相談が多い。
あとは、ここ数か月、税務・税関調査が各地で行われているので、それに伴うご相談。
調査の元となっている税収減は、昨年実施された流通税改革による部分が大きいはずで、国家税務総局はその効果を高らかに宣言していた訳だから、そのままにしておいてくれればよさそうなものだが、現実はそううまくはいかない様だ。

最近多いご質問は、それに加えて、ロイヤルティやコンサルティング費をどの様な形で日本に還元するか、という外貨管理関係。
更には、中国・アセアンFTAの関税免除措置の適用に付いてのご相談。
FTAが貨物の流れに確実に影響を与えているのを実感する。

ここ数か月のご質問の傾向はこの様な感じか。
これから上海で2時間程度の面談をして、夜便で香港に移動。
厳しい気候の中での移動続き。
体力勝負だ。

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