船上飯と日本酒を楽しみ増値税解説を書く

今日は朝から、役務増値税改定(財税[2013]37号)に関する解説を書き始めた。
現在、物流業界で大騒ぎになっているのは、同法・付属文書2・第1条の営業額の部分で、差額課税方式(下請け代金を控除した残額を課税対象額とする)が廃止された事に起因するもの。
ただ、廃止された文書だけを読んでも、以下の点が理解できない。
これを理解するには、実務運用や税法以外の法規の理解が必要になる。
・なぜ、増値税が免除される筈の国際物流業で増値税が課税されるのか。
・なぜ、物流業に対する増値税率は11%の筈なのに、6%で課税されるのか。
・国際物流業の増値税免除対象となるのは、どの様な企業か。
・営業税の頃、試行措置の頃、8月1日以降で、具体的に税額と課税関係はどう変わるのか。
・顧客が増値税を負担した場合、どの様な影響があるのか。

この点を、NNA原稿3回分でまとめたのだが、如何せん、3週間を必要とするので、文書をアレンジした上で、クライアント企業様には、来週早々配信しようと思う(月一回の無料勉強会でも解説)。

さて、これは今日の仕事の状況であるが、昨日は、NNAの三井さんと会食した。
お礼をしなければいけない事項があり、前から気になっていた「いろり屋」にご招待したもの。
最近は、すっかり焼酎派に転向しているが、三井さんが日本酒派であることや、名物である「船上飯(いくらごはん)に合うのは日本酒であろう」と思い、久々に日本酒を飲む気満々で、会食に出かけたのであった。
最初は、松茸の炭火焼き。
大きな松茸が95元と安かったが、思った以上においしかった。
そして、日本酒を3杯づつ。

牛タンもおいしいし、いかの刺身の鮮度もよいし、日本酒が進む。
三井さんともども、「今まで来なかったのは間違いでしたな」と後悔する。

最後は、船上飯で、小を二人で分ける。
最初はご飯が出てきて、これに掛け声をかけながらいくらをよそっていくのが面白い。
2人合計で1,500元で、価格は日本並み。
(因みに、写真には写っていないが、ビール2杯x2人、サザエのつぼ焼きx2、干物の炭火焼き、セロリを頼んだ)。
ただ、満足度が高く、幸せな気分の会食であった。