香港(同僚、佐野元○)

今日は、朝からひどい雨。
タクシーに乗ったら、窓の外が見えないような豪雨が5分ほど続いた。
こういう集中豪雨が頻繁にあると、香港は南国だなぁという感を深くする。
こんな雨の中を、同期入社の佐野元○(フルネームで出してよいかどうか分からないので、一文字隠す)という、歌手の様な名前の男が、上海経由でやってきた。

彼は、大学時代は体育会・野球部出身で、入社した時には、勉学の雰囲気を全く漂わせない男であった。
入社早々のTOEIC試験では、ヒアリング部分であるにも拘わらず、20問ほど答えをまとめ書きして、早々と終わって寝ていたような人間で、まあ、度胸が据わっているのは確かであろう。
そんな彼も、配属されてからは、極めて真面目に働き始め、残業・休日出勤では、いつも顔を合わせる仲であった。
配属数ヶ月たった頃、彼が担当したアフリカ向け輸出債権(L/C付き)が、輸出国の外貨事情が原因で、アンペイドになった事がある。
その輸出荷為替が、たまたま僕の担当だったが、カントリーリスクなので、僕がする事は何も無く、一応、心配するそぶりを見せていたら、自然に解決してしまった。
という事で、僕は何もしていないのであるが、彼が勝手に、僕のおかげで解決したと、思い込んでくれて、その時以来、彼は僕を大切にしてくれている。
入社から1年が経過して、僕の中国研修が決まったときも、送別会という事で、六本木で中華を食べさせてくれたりしたし(その後、バーに行って、彼の下宿近くのラーメン屋に行き、最後に、彼が大学時代から下宿していたぼろ屋でビールを飲んだ)、8年半前に、僕の香港駐在が決まった時も、吉祥寺で送別会を開いてくれた。
ただ、この時は、「今日は、嫁さんに黙って家の判子を持ち出して、先物取引の契約をしてきたんだよ」とか言われたので、こちらが怖くなって、割り勘にしてしまったが・・・
その時以来の再会であるが、心配していた先物は、無事に切り抜けたようであるし(取引開始の数ヵ月後に、何とか、トントンで手を引いたらしい。「あれだけはやらん方がいいぞ」というのが彼の言)、仕事も家庭も順調な様で何より。

ホテルに迎えに行き、あっさりしたものを食べたかった僕が、「何が食いたい?」と尋ねると、「中華なら何でもいい」という強引な反応が来たのは予想外。
雨がひどくて、タクシーがつかまらなさそうなので、僕の好きな香港火鍋(これは、比較的あっさり)に連れ込む事もできない。
ゲッと思ったが、日本から出張に来たての人間に、日本料理を食べさせるほど我侭な人間ではないので、かろうじて体勢を持ち直し、会社近くの中華料理屋(僕の好きなZENという店)にいく事にする。
ただ、北京ダックは素晴らしく美味しかったし、紹興酒も上品な美味しさだったし、(腹が張った事を除けば)料理には大変満足。
気心知れた人間なので、勝手な話をして、楽しく過ごした。

香港(標準的な一日と書籍のアイデア)

オフィスで黙々と仕事をする一日。
お盆の関係か、ご質問も比較的少なめ。
今日頂いた質問は、「加工貿易(来料・進料・転廠)関係4件」、「個人所得税関係3件」、「国内流通・貿易権関係2件」。あと、髪を切った事に関するE-mailが同じくらい・・・

不思議なもので、頂く質問というのはある程度似通う。
昨日はなぜか加工貿易の質問が集中した(いつもはそれ程多くはない)。
まだまだ、来料加工を検討されている企業、若しくは、来料・進料並存を希望されている企業の方は多い。
よく頂くご質問として、「同じ敷地内に、来料加工廠と現地法人を並存させる事ができるか」というものがある。
(説明すると長くなるのではしょるが)関税・増値税の課税・還付制度を考えれば、来料加工・現地法人を並存させ、来料を輸出専用工場、現法を国内販売製造工場とすると、効率が良くなる為である。
因みに、同一敷地内の並存の可否に対する回答は可能。
但し、来料加工廠が保税工場であるため、保税品管理の方法に関しては、所管の税関の審査を受ける必要があり、どの様な条件が付けられるかは、case by case という事。
僕が知っている中では、来料加工と現地法人で、生産ラインも同一(原材料と仕掛品・製品は、比率に応じて分けている)というケースがあるが、これは極端な例で、この様な柔軟な対応を何処でもしてくれる訳ではない。


ところで、新著(来年早々出版予定)の進捗が、先週末で5万字となった。大体、10万字が目処なのでほぼ半分。
きついかもしれないが、9月末までには書き上げたい。
そこから先は、用語集の改定をしたいと考え出した。
2004年1月に出版した、「中国ビジネス・会計税務用語集」の評判が結構良い。本当は、2006年早々に改訂版を出版しよう。その際に、用語も増やそうと考えていたのであるが、この本の執筆が、あまりに辛い作業だったので、「しばし考えたくない!」という気持ちになっていた。
ただ、「公式集をもう少し充実させて、語彙も増やしてアップデートしようか」という気持ちにやっとなってきた。10月から開始すると、出版できるのは、来年の後半になってしまうだろうが・・・

あと、もう一つ考えているのは、「新・初めての中国ビジネス」(つまり初級編)が出たところで、中級編(「中国ビジネス中級編」とか)を出してみてはどうかと言うこと。
● 三井様(NNA)
直ぐには書けないので急ぎではないですが、よろしくご検討下さい。

そろそろ、短い髪の毛の自分を見慣れてきた・・・

香港(髪を切った顔)

昨日のブログで、頭を丸めると書いたところ、いろいろな方からE-mailを頂いた。
どうなっちゃったの!?という内容であるが・・・
という事で、(あまりお見せしたくはないが)桑畑君に写真を撮ってもらった。
こんな顔で仕事をしています。


コンサルティングHPで、部員たちにリレーエッセイを書かせているが、亀一のハルピン語学留学記の第二回が掲載された。
なかなか面白いので、彼に、
●「なかなか面白いので、書き続けるように。留学時代の思い出を、韓国人の彼女との出会いやカルチャーギャップも含めて、全体で、15回位で書き上げると良いでしょう。」
というE-mailを送ってみたら、
●「水野部長殿 了解致しました」という大変硬い返信が返ってきた。

相変わらず、感情が伝わらない男であるが、ここまで徹底しているとなかなか面白い。
ともあれ、書き続けさせよう。
しかし、僕は、台湾で語学留学、福建省で実務研修、香港で8年半駐在という感じで、南方になじんできた人間なので、彼の様な北方での経験、北方風の巻き舌中国語(南方で語学を憶えると、舌を巻きながら中国語を話す日本人が生意気に思えてしまう)が大変新鮮。
語学が分からないまま、寒いハルピンに送られた亀一が、どうやって、巻き舌北京語をマスターしていくか!?
今後の留学記の展開が期待される。

香港(頭を丸める)

頭を丸めると言うのは大げさながら、短いスポーツ刈りにした。
物心付いてから、自分が短い髪にすることに徹底的な拒否反応を示してきたので、こんなに短くするのは生まれて初めて。
新入社員の頃に仕事で失敗して、強制的に切らされた時よりも短い。
極端から極端に行ったので(トレードマークの長い茶髪から坊主に近い頭になったので)、会う人がさすがにびっくりして理由を聞く。
「初心に戻るためです」といっているが、まさにそんな感じ。
つまり、この2〜3年で自分なりに悩んだり、頑張ったり、懸命にやったりしてきたつもりながら、自分でも知らないうちに慢心していたのではないか。謙虚さや思いやりや優しさやひた向きさを失ってこなかったか。
そんな事を反省して、初心に戻る意味で、頭を刈ってみたもの。
もう一度、気持ちを引き締めなおしてみよう。

という訳で、似合うと思ってやったわけではない(見てくれはどうでもいい、というか、変に似合わないほうが良い)と思って切ったのであるが、我ながら本当に似合っていない。
朝の洗髪があっさり終わってしまうのはよいが・・・

香港(現実に引き戻される)

昨日の午後に香港到着。一気に現実に引き戻される。
家に帰ると、荷物の整理とE−mailのチェック。E−mailは返信しだすときりが無いので、週末は対応しない事にして斜め読みしただだけ。
ブログ更新した後は、黙々と新しい本の執筆。夏休みで体力を使ったので、書きたい気持はあるものの、体力がついて来なくてはかどらない。書いては寝て、寝ては書いての繰り返し。
本調子に戻るにはちょっと時間がかかりそう。


因みに、上海会社の人間が、8月5日に開かれた「保税区企業に対する外商投資商業領域管理弁法適用に関するセミナー」に参加した。
そこで、商務部外資司長より以下の発言があった模様。
? 保税区企業・物流園区企業が、外商投資商業領域管理弁法に基づいて貿易権・国内流通権を申請できる事は、先日公布された規定通り。
? 貿易権を申請する場合は、関税分類の内、2〜3分類以内に限定しなくてはならない。但し、国内流通権に付いては制限が無い。
? 日本の総合商社の場合は、1グループに付き1社だけ商業企業を認可する。
商務部の発言も、こと商業企業に関しては、短期間で揺れ動いているが、何れにしても?の発言に付いてはロジックとしてちょっとおかしい。つまり、昨年の対外貿易の改定に伴い、貿易権(より正確に言えば、外貿流通経営権)は届出制になった筈で、国内流通権を有している企業であれば、制限品目を除いて、一定の手続さえすれば輸出入が認められる筈。よって、取扱品目を制限するというのであればまだ分かるが、「国内流通権は制限なし、貿易行為は品目制限」というのは、制度改定の流れを無視している気がする。
更に、数量制限の撤廃はWTOの公約であった筈で、?の様な制限を行うの本来問題である。
丸紅は、上海百紅(外資としては第一号の卸売企業)と紙の取扱に関する卸売企業(最近認可取得)を持っている。百紅はマイナー出資(49%)、紙の卸売会社は独資ではないがメジャー出資。総合商社の中で、2社の商業企業を持っている例は無い筈であるが、この先どうなるのであろうか。商業企業の認可事例は確実に増加しているが、この先の展開については、はっきりした観測が効かない。なんとも困った状況である。

名古屋⇒香港(愛・地球博を見に行く)

今年の夏休みの目玉は、愛・地球博訪問。
という事で、昨日名古屋に移動し、昨夜+今日の日中と2日続けて会場に行った。
込んでいるところと並ぶのが嫌いな僕にとっては、万博の様に、人出が激しいところに行くのは結構覚悟がいる。何しろ、並んで美味しいものを食べるよりは、ちょっと味が落ちるか高くても、空いているところに行きたい人間である。1〜2時間待ちを繰り返すというのは、大変苦痛。
とはいえ、生まれ故郷での万博であるし、小学校2年生の時に行った大阪万博は、未だに印象に残っているので、それを考えれば、ひと頑張りする意義はあろう。

何度も会場に行っている親戚に付き添ってもらって、会場に到着。
混雑しているが、恐れていたほどではない。とは言え、人気のパビリオンは2時間程度待たないといけないので、これはパス。
あれこれ考え、まずマンモスを見に行く。
これは、是非見ておきたいと考えていた展示であるが、30分ほどで入れたのでよかった。とは言え、僕の勘違いで期待が大きかったので(全身が凍ったまま発見されて、そのまま展示されていると思っていた)、頭蓋骨と脚の骨だけの展示で少々がっかり。
次は、三菱未来館へ。1時間待ちで入場できた。
大阪万博でも三菱未来館を見物したので、35年ぶりの三菱未来館となる。
大阪万博の展示は、さすがに良くおぼえていないが、まあ、35年の歳月と科学の進歩を感じる展示ではあった。


あとは、アジア・アフリカ・ヨーロッパ・中近東の、色々な国のパビリオンを回る。
アフリカ共同館の近くの売店では、アフリカフードの出店があり、シシケバブ等が売られている。試しに、鶏ケバブを1本購入。味は悪くないが、香辛料に慣れていないので、ちょっともたれる気がする。


出店では、日本語の上手な黒人のお兄さん達が、煙に巻かれて必死に串を焼いている。横から覗くと、中の煙のすごさにびっくり。香辛料の匂いの煙で狭いスペースは真っ白である。
ここに入ると、一週間は匂いが抜けなさそうな気がする。これは、辛い職場だ!これだけ努力しているなら、串焼き一本5百円でもいいかという気になる(万博会場内では、この値付けでも決して高くない。まさにインフレワールドといった感じ。)。
ともあれ、2日間、たくさん歩いて疲れたけれど、まずまず楽しかった。
これで夏休みは終り。
明日は、初めてのセントレアから香港へ。


上海⇒東京(やっと短い夏休み)

昨日は一日中会議。
北京からの出張者陣(含む中国総代表)が朝9時半に上海到着し、11時から会議となった。前日、夜遅くまで空港で待たされた挙句、朝7時出発便に変更になった様なので、さぞかし疲れている筈であるが、オフィス到着後、一刻も早い会議開始を主張する。その姿は、日本の高度成長を支えたサラリーマンそのものであり、内心「おぉっ!」とうなる。
僕なら、個々の発表時間を短くして、午後の開始にしてしまうところであるが、何はともあれ、寸暇を惜しんで頑張る姿勢は真摯に受け止めるべきであろう。

開始が遅れた為、昼も弁当を食べながら会議となった。
僕は会議が大嫌い。E−mailで詳細を詰めてから、最後に15〜30分程度会議をして決めればよいという考えの持ち主(まあ、case by case であるが)。おまけに、僕の出番は明日なので、今日は聞いているだけで、却ってしんどい。
更に、中国生活(香港・台湾・福州)が合計10年半になる僕は、すっかり昼寝の習慣がついているので、昼の会食を苦手としている。
という訳で、昨日は、「出番の無い長い会議で、おまけに昼休みなし」という、僕にとっては、拷問の様な一日であった。


今日は、朝の8時半から会議開始。僕に関連有るパートが2時間続き、最後に30分ほど総括をしてから会議終了。
僕に関連有るパートは、一応順調に進み、おかげで来週の北京出張は不要になった。
これは朗報。
今週(出張+夏休み)の間に溜まった仕事の処理ができる。
会議終了後、昼食を取り、オフィスで軽い打ち合わせをして空港へ。明日から、日本で夏休み。

関係ないが、上海で久しぶりにビッグ・エコーに行った。設備も良いし、日本の歌も結構入っているので良かった。
結構長い時間歌っていたのであれこれ歌ったが、最後の1時間は大塚愛の歌にほぼ専念。練習がてら3曲の歌を何度も歌う。
最近、気分的に滅入っているときは、「大好きだよ」を何度も聞いてしみじみしながらメンタルの回復をはかっているもので・・・
前に上海でビッグ・エコーに行ったのは2年前(違う場所)。その時は空腹だったのでチャーシュー麺を頼んだら、見かけは美味しそうながら、味が無い(超極度の薄味)ものが出てきて、「やられた!」と思った記憶がある。
今はどうか確認したかったが、満腹なので断念。次回状況を確認しよう。

香港⇒上海(飛行機がなかなか飛ばない)

12時発の飛行機で上海に出張予定であったが、空港に早くついたので時間をもてあまし、足マッサージをしてもらう。
香港空港のマッサージは、5年以上前に一回試したことがあるのであるが、料金が非常に高いので、その後利用することはなかった。
という事で、今回で2回目。
香港も(もう回復したが)数年間不景気が続いたので、値段が安くなっているかな?という期待があったが、まったく下がっていない。
30分マッサージでHK$270。チップも取られるのでHK$300(4200円程度)になる。
それなりに気持ちは良かったが、香港の街中の2倍弱。上海の5−10倍の値段なので、もう暫く利用することはないであろう。
それでも、店は大繁盛で、20分程待たされた。


飛行機のボーディングが遅れ12時半になる。
これで飛ぶかと思いきやまったく飛ばない。
どうやら上海に到着した台風のせいで、前日上海の空港に飛行機が着陸できず、今日は順番待ちで込み合っている模様。上海空港の確認が取れないので、飛べないのが遅れた理由。
結局、飛んだのが午後5時半なので、機内で5時間待ったわけであるが、早くチェックインしたおかげで、席がエコノミーの最前列の通路側で、比較的ゆったりしていたし、本を2冊持ってきたので、時間をつぶすことができた。
あと、ドラゴンエアの対応が非常にしっかりしており、1時の段階で、暫く飛べないことをアナウンスして、機内での携帯電話の使用をOKにしたり、タイムリーに状況をアナウンスしたり、飲み物・食事を配ったりしていた。
そのため、機内の乗客も、特に文句もなく、ある意味では観念して、落ち着いて出発を待っていた。
タイムリーな状況報告と対応の重要さを感じさせ、大変感心。

一方、北京からの出張者はフライトがキャンセルされ、到着できず。
広州からの出張者は、到着が夜中の12時になった模様。
中国国内便は、対応が悪く(搭乗できないまま、空港に長時間待たされた挙句、航空関係者が居なくなってしまったので、状況がさっぱりわからなかったらしい)、特に広州では乗客が暴れだす寸前だったらしい。

ともあれ、一応、幸いなことに、夜9時にはホテルにチャックインでき、錦江ホテル内の焼肉屋で食事。
肉も美味しかったし、松茸も食べたし、安くて美味しくて満足した。

香港(長の旅路に出る準備)

長の旅路というのは大げさながら、ともあれ、7日〜17日迄は出張⇒夏休み⇒出張と香港不在となる。という事で、残務はきちっと整理しておかなくてはならない。

そんな状況ではあるが、昔、香港でお世話になった、渡辺さんが出張に来られたので、夕食にジョインする事が急遽決定した。
会議資料作りや残務整理で、1時間半遅れの参加となったのは残念であったが。
同氏は、数年前まで丸紅香港華南会社の副社長であったが、今では規模の大きな事業会社の社長をされている。前に紹介した五十嵐さん(僕の元上司)は、その会社の管理本部長なので、そのまた上司という事。
渡辺さんは、たいそう求心力の有る人物で、その会社も同氏を慕う人間の軍団という感があるが、子供の様な面がある方で、一緒に飲んでいて楽しい方でもある。香港に駐在されている時は、僕も同氏とよく飲みに行った。
1999年頃(まだ僕が36歳だった頃)に、会社でふざけて組み手をやってみた事があるのだが、少林寺拳法三段の同氏は、年齢差があっても僕より強かった。そこらへんも、軍団の統率力を強めている要因か!?失敗すると、目にも止まらぬ手刀が来そうだし。
ともあれ、レストラン(広東料理)は、汚い店であったが、料理は大変美味しく、楽しく歓談した。

尚、僕のブログで、最近、その会社の方々の話題が続いたので、会社で結構話題になった模様。
今まで登場した同社の方々というのは、以下の通り。
五十嵐さん:僕の元上司。5分に一回、古典的なおやじギャグを言う。更に、言われた人が笑うまで、3回でも5回でも同じ事を言うという、天然記念物的昭和の上司。
O川君:剣道の達人らしいが、ちょっと酒が入ると、果てしなく飲みたがる酔っ払いに変身する。帰りたがる加藤君の脚をぽかぽかと蹴りつけ、三次会に引っ張っていった過去があり、同君に警戒されている。
その他は、Felix Barで一緒に、Watch on your stepを飲んだ方々


写真は会食風景。
僕の左隣が渡辺さん。

マカオ⇒香港(資料作りに追われる)

午前中はマカオで商談。
昨夜の会食で一緒だった、ラテン系西洋人の方も打ち合わせに参加し、巻き舌の英語が飛び交った(いまいち理解できず)。
打ち合わせ後、フェリーで香港へ。香港のオフィス到着は午後一時。
昨日、酒を飲みすぎ、フェリーの揺れでめまいがしそうになったので、船の中ではひたすら寝ていた。やはり、ワインを飲んだ後に、ラテン系西洋人の一人から、ウィスキーを盛んに勧められたのがよくなかった。
どうやら、ウィスキーに関するこだわりのある人のようで、「シングルモルト以外は飲めない!」と力説していた。
こういうこだわりがある人は、総じて(国籍問わず)闇雲に飲む場合が多い。今度は注意しよう。
オフィス到着後はひたすら会議資料の作成。
会議資料の作成と言うのは、会社員であれば、特に、経理の仕事をしていれば、好む好まざるに拘らず、頻繁にやらされる。
この15年ほど、「こんなしょうも無い仕事・・・」とぶつぶつ言いながら、会議資料の作成をしてきた訳であるが、不満はあっても、この様な仕事をしていれば、帳簿も見るし、いろいろな作業を伴うので、実務感が落ちない。
半年ほど、この様な実務を人任せにしていたら、帳簿や資料を見たときの、直感的な理解力と判断力が格段に落ちており、驚いた事がある。やはり、何事も無駄な事はないという事か。

ともあれ、週末から10日間ほど香港を離れるので(上海⇒日本⇒北京と移動)、今週中に、手持ちの仕事は全て終わらせねばならない。ちょっと大変。