月別アーカイブ: 2006年6月
香港⇔マカオ(マカオにきたらマカオビール!)
というのは、以前、華南シフト(コンシェルジュ)のこぼれ話企画の時に、「どこか紹介して欲しい開発区、企業があったら、是非、ご連絡下さい!」と書いたのに、1年以上何処からも依頼が無く、悲しい思いをしていたら、やっと間接的に依頼が舞い込んだ次第(取次ぎをしてくれた人の希望かも知れないけれど)。
それも、ビール工場!
昼間から仕事で出来立てのビールが飲めるとは、夢の様な企画である。
早速、工場に繰り出した。
マカオビールは、キリンビール100%出資の会社(珠海現法からの間接出資)で、大部分を占める普及版は珠海工場で生産している(珠海工場の規模は圧倒的に大きい)。
生産量の一部である、プレミア版(ブロンド・エール)を、手作りに近い形で、マカオにて生産している。
このプレミア版は、「マカオでしか飲めない」というのがポイント。
早速、醸造工程中のものを飲ませてもらう。
泡にしっかりした味があって大変美味しい。
瓶詰めしたてのものも飲ませてもらう。
僕は、昔、ベルギービールに凝った事があるし、黒ビールも好きなので、しっかりした味のあるビールが(ビールも、だな正確には)好きであるが、そんな感じの味のあるビール。
ポルトガル料理にあう感じかなぁ。
その後、マカオ貿易投資促進局で打合せをし、数ヶ月前にできたフィッシャーマンズワーフに移動。ここも前から行ってみたかったし、あと、ここで写真を撮った方が、(工場の中でとるよりも)感じが良いだろうと思った為。
海に面した店(オープンテラス)で、マカオビールを注文。
次から次へと人が集まってきて(レストラン関係者の模様)、テーブルにマカオビールがずらりと並ぶ。軽いパーティーの様な風情に。
飲んでいると、いろいろな人が、一人二人と集まって、人数がどんどん増えていく。
集まった人たちは、日本人、マカオ人、英国人、フランス人といろいろ。
今の時期は、夜の7時前でも明るいし、海辺で気楽に飲むのは楽しかった。
ポルトガル料理と一緒に飲めたらよかったな。
ともあれ、楽しい一日であった。
また来よう。
上海で開業記念の講演会+パーティ開きます!7月26日です!
場所はガーデンオークラ。
無料ですので、是非、お越し下さい。
講義内容は以下の通りです。
●僕
最近のビジネス動向とそれに合わせた組織変更のポイント
●江上志郎氏:NNA経済情報部長
2010年迄の中国経済中期予想
●劉新宇弁護士:金杜(King&Wood)弁護士事務所パートナー
会社法改正による外商投資企業への影響
●金鋭氏:上海創価諮詢公司副董事長
中国における人事労務のポイント(新労働契約法など)
という事で、会社法、新労働契約法、中国経済の中期予想、あとは僕の組織変更(分公司開設、持分変更、撤退、etc.の組織変更のポイント)という事で、最近、話題になりそうなテーマを集めました。
集まっていただいた方々は、事業パートナーの(仲の良い)方ばかりですが、なかなか良い顔ぶれです。是非お越し下さい!
申し込みフォームは後日アップしますが、先ずは、スケジュールを押さえておいてください。
(100人程度の会場を押さえたはずが、200人入れる会場の様で少々焦ってます。告知期間短いし・・・)。
講演会とは別に、「音(老錦江ホテルの敷地内)」を貸しきってパーティーを開きます。
公式には18時からですが、17時45分からお酒が飲めるようにしています(当然食事もでます)。
これも無料です!
パーティーは僕の希望でかなりカジュアルになる予定です。
会社設立の祝辞とかいう様な、面白くない企画は一切なし。
講師の面々+チャイナコンシェルジュの大西社長のトークショートか、何でも質問受付とか、そんな感じで、軽く楽しんで頂けるようにしたいなと。
「イメージは結婚式の二次会風」なので、このパーティーで知合って、結婚する方がでるとか、そんな雰囲気にするのが目標です。
立食形式で、随時、参加・退席ができますので、ご友人・ご家族お誘い合わせの上、参加下さい!
講演会⇒パーティーとご参加いただくのが一番嬉しいですが、当然、パーティーだけでもOKです。
上海⇒香港(良く食べた上海滞在であった)
火〜水曜が浙江省回り。
昼+夜+昼と中華料理の宴会で、夜は上海に戻り宴席。
浙江省の料理の特徴か、たまたま選んでくれた料理が良かったのか分からないが、野菜メニューが相対的に多くて、体にやさしそうで良かったけれど、やはり、宴会は疲れる。
2日間、ほぼ中国語だけの生活だったし。
木曜は、大薗さんと上海で会食。
僕の原稿(文章)を最初に掲載してくれたのが上海エクスプローラーなので、大薗さんは、僕の活動の基礎を作ってくれた恩人の一人という事になるのであるが、その割には、顔を合わす機会が少ない。
思えば、大薗さんと知り合ってから既に5年経つが、上海で酒を飲むのは初めてである。
とは言え、同い年の気安さで、気楽に会食。
津軽屋⇒花木蘭と回っていろいろ2人で話をするが、大薗さんは、相変わらずマイペースに見受けられる。
僕も、社内ではマイペースと言われる事があるが、大薗さんに比べると、横綱と序の口だ。
そんな常日頃からの感想がついつい正直に出て、「大薗さんはマイペースなんですよね〜」と攻撃していたら、あとで、「水野さんのブログは時として暗いんですよね〜」と、反撃を受けてしまった。
そんな感じで、夜11時まで飲んでいたら、浙江省周りの(宴会)疲れがきいているようで、悪酔いして気持が悪くなり、僕の口数が少なくなってしまった。
少々残念。
また、体調のよい時に一緒に飲みたいものだ。
金曜日は、3年前から仲良く付き合っている、EH(深センに本社を持つ、総合通関・物流グループ)の総裁が上海出張に来たので、一緒に宴会。
彼はまだ30代であるが、1999年に開業して既に社員600人。
開業7年で中国全土に拠点を持つ組織に育て、日立グループとの合弁会社も作っているのはたいしたもの。
EH側4人、M&C側2人の合計6人で、ギャルソンシノワのスペイン料理⇒キャッシュボックスと回って、0時過ぎまで大騒ぎする。
若くて元気の良い企業なので、楽しく会食が出来た。
今日は11時半浦東発の飛行機で香港に。
来週は1週間香港。
杭州⇒寧波⇒上海(寧波の黒ビールに感激した)
朝8時半に杭州のホテルを出発。
西湖の周りをぐるりと車で回ってから、寧波に向かった。
西湖の周りをまわるのに小一時間掛かってしまったので、寧波に到着したのは12時前。
ちょっと時間をかけすぎた。
時間が時間なので、先ずは食事と言う事となり、開発区の方々と老板娘大酒店(4星ホテル)のレストランで落ち合った。
寧波料理は海鮮が美味しいと評判。
初めて食べたが、確かに美味しい。味付けも大変よい。
どちらかと言うと、中華料理が苦手な僕であるが、こんな中華料理なら大歓迎だ。
特に、感激したのが、このレストラン自家製黒ビール(生ビール)。
冷え具合も良く、今まで飲んだどのビールよりも美味しい。
昼の宴会で、これから開発区の説明を聞かないといけないので、普通であれば、なるべく乾杯を避けるように立ち回るのであるが、あまりの美味しさに自発的に何倍も乾杯をしてしまった。
開発区の方々と、EKさんは友人なので、最初から盛り上がり、ともあれ良い雰囲気で会食をする。
1時間程度で食事を終わらせると、寧波経済技術開発区の管理委員会が入っているビルに到着。
開発区の説明を40分程度かけて聞く。
その後、経済技術開発区の視察。
更に、管轄が違うので、ちょっと申し訳なかったのであるが、港と一緒に保税区・輸出加工区を見せてもらう。
今まで寧波を訪問した事がなかったので、イメージがつかめなかったのであるが、広々とした開発区、条件の良い港(貨物取扱量は全国で2位。コンテナ取扱量で全国5位以内)、区内に備えた発電施設等、思った以上に整備されたインフラが印象に残る。
理由もなく、勝手に暗い感じの場所を想像していたのであるが、実際は全く違っていた。
天気が良かった事もあり、広々+明るいイメージの場所である。
現時点では、上海など、他地域との陸路のアクセスがいまひとつなので、孤立した感が否めないが、杭州湾大橋の開通により、上海まで車で2時間半程度の移動が可能となれば、位置付けも自ずと変わってくるであろう。
次回、もう少しじっくり時間を取って見に来よう。
如何せん、今回は時間が短すぎた。
あの黒ビールを飲むだけでも、また来る価値はありそうだ。
3時半に視察を終えると、4時間ちょっとかけて上海に移動。
EKさんは、寧波に残り、翌日の便で直接香港に帰ることとなったので、帰りは僕一人だけ。
ちょっと暇だ。
ともあれ、2日間、殆ど北京語だけで生活して、中華料理だけを食べつづけた出張であった。
そんな事で、2日間、全工程960Kmの車の旅は終り。
上海⇒嘉興⇒杭州(男2人浙江省の旅・杭州編)
嘉興の視察+昼食を終えると、1時間半弱かけて杭州経済技術開発区・輸出加工区に。
杭州は21年振りの訪問になる。
21年前の杭州訪問は、前にブログに写真を載せたこともある洞窟ホテル(旅社)に泊まらされて、散々な目にあった辛い思い出が残るものであった。
しかし、そんな悲しい経験も、20年以上の時間が経てばよい思い出だ。
さすがに洞窟ホテルはもうなくなっているだろうが、残骸だけでもないかな、とちょっと期待しながら到着した。
が、杭州に到着すると、21年前の面影は全く無い。
同じ場所とは思えない状況で、これは、洞窟ホテルも跡形もない、というか、整地されて、丘すら残っていない状況であろう。
何しろ、杭州駅から歩いていける場所だったので。
因みに、西湖も久しぶり。湖の周りにバー、レストランが並び、道路が整備されているけれど、これだけぎっしり建物が並ぶと風情がなくなってしまう。
西湖だけは、昔の方が良かったな。
杭州経済技術開発区・輸出加工区等には、約80社の日系企業が進出していると言う。
なかなかたいした規模である。
以前より、杭州の開発区関係者はおっとりしている、という発言をよく聞くが、本当におっとりしている。そこが良さかもしれないが。
それでも、これだけ誘致が進むと言うのは、街の魅力であろうか。
規模の大きな立派な開発区だ。
因みに、土地使用権(工場用地)も250元/平米とちょっと他より高めの設定(嘉興・寧波で180元程度の標準)。
開発区関係者も、人は良さそうで、丁寧に案内してくれたり、洞窟ホテルの場所を知らないか、お母さんに電話を掛けて聞いたりしてくれた。
ともあれ、立派な開発区を見て、会食をして、街の変わり方に驚いて、短い杭州滞在は終わったのであった。
明日は寧波。
上海⇒嘉興⇒杭州(男2人浙江省の旅・嘉興編)
今まで浙江省の開発区を訪問した事が無いので、上海でビジネスを開始するにあたり、何はともあれ、早く見ておくべきだと考えた訳である。
訪問をするのも、嘉興、寧波は初めて。
杭州は21年ぶりという状況で、基本的にはどこも初めてと変わらない。
一緒に回ってくれるのは、丸紅香港華南会社開発部長のEK Woo氏で、彼とは既に、いろいろ開発区案件を手がけた間柄。
彼は26年前から香港に居住しているのであるが、ご両親が、寧波人+蘇州人という事で、浙江省・江蘇省は得意エリア。
今回のアレンジもあっさりとこなしてくれた。
先ずは朝の8時に待ち合わせ。
車を借りて、嘉興経済技術開発区に。市街地から90Km弱の距離なので、2時間弱で到着した。
ここは誘致の作戦をしっかり練っており、どこに強みがあるかをしっかりプレゼン。
日本語が分かるスタッフ5人の内、4人を動員して対応してくれた。
ここが強調しているのは、上海・蘇州との関係。
つまり、浙江省の他の都市(杭州等)ではなく、上海・蘇州とアクセスの良さを強調していた(蘇州との距離は70Km)。
また、洋山港に上海港の機能が移管されてくれば、嘉興のアクセスの良さが更に注目されるという点。
更には、寧波と嘉興をつなぐ大橋(杭州湾海上大橋)が2008年に開通すれば、(現在は、寧波⇔上海は、杭州経由でぐるりと回らなければいけないが、完成後は杭州はスキップされて、寧波から嘉興に直接到着する事になるので)ここでも嘉興のポジションが向上するという話。
つまり、大橋の完成と、洋山港の正式稼動によって、嘉興は、浙江省の交通の要として位置付けられる事になり、相対的に杭州のポジションが相対的に低下するという説明。
そのまま鵜呑みにする訳にはいかないが、嘉興の立地の良さは確かであるし、特に、今後のインフラ変化を考慮に入れた場合、嘉興が今まで以上に交通の要所として位置付けられるのは確かであろう。
独立した街の規模、生活環境だけを取り上げると、杭州には劣る感があるが、上海・蘇州に近い事を考えれば、カバーできる水準である(嘉興の生活環境自体も単身を前提にすれば決して悪くはない)。
また、開発区のインフラも悪くはない。
総合的に考えれば、今後数年間の発展が期待できる開発区と言えそうである。
香港⇒上海(外高橋保税区訪問と区外分公司の動き)
外高橋保税区に直行する。
思えば、外高橋保税区訪問は久しぶり(1年以上行っていない)。
保税区全体を案内してもらったが、改めて見ると(他の保税区と比べると)規模の大きい保税区である。
第二交易市場を参観し、更には、向かいのビルの1Fにあるスターバックスでコーヒーを飲む。
保税区内にスターバックスがあるとは、さすが上海だ。
更に、保税区関係者に、区外出張所の分公司化の動きをヒアリングする。
これは、上海で5月15日に公布された「外高橋保税区企業の工商管理における若干の問題に関する通知(上海市外高橋保税区管理委員会経貿処・浦東新区工商局外高橋保税区分局)」の対応状況。
つまり、この通知(浦東で出された通知)をもとに、本当に区外分公司の開設が認められるのか、浦西に分公司を開設する事は可能か、税金の対応はどうなるのか、という点。
保税区関係者の発言は以下の通り。
●当該通知の趣旨は、「保税区企業(国内流通権を持たない企業)が区外で開設するコンサルティング性の分公司とは、非営業性の分公司を指している。よってこの形態だと、税務関連状況は、出張所(弁事処)の場合と変わらない。」
●浦西でも分公司は全く問題なく開設できている。
つまり、国内流通権を取得した保税区企業が、区外で営業性の分公司を開設する場合は別だが、それ以外であれば、出張所⇒非営業性分公司という類似形態への移行であって、実質は全く変わらないという意見。
保税区関係者の見解ゆえ、そのまま信じていいものかどうかと思ったが、幾つかの企業にヒアリングしてみると、その通りに話が進んでいるという事であった。
ただ、他の地域では、この様な通知が出されていないので、対応が統一されていない。
例えば、広州では、非営業性分公司という概念はあるものの、実際にはこの形態での登記は認められないという工商行政管理局の回答。
よって、何らか登記がしたいということであれば、営業性分公司を作らざるを得ず、税務局との協議、調整が必要となる模様。
今後、各地の状況をヒアリングしてみたい。
香港(今日は大忙しだった)
外で食事をする気力もなく、スーパーで、ビール1缶と、納豆、サラダ、コロッケを買って帰宅。すぐ寝る予定だったけど、Q&Aの改訂が気になって、結局、0時迄書いて就寝。
Q&Aは、現在、第一章の改定を行っているけれど、いざやり始めてみたら、数日前にブログに書いた状況より、はるかに修正が多くなった。
第一章Q29個の内、修正箇所は27箇所。全文書き換えも半分程度になりそうで、かなり内容が変わりそう。
これを機会に、2002年版の文章を読み直して見るけれど、随分、口語っぽくて恥ずかしい。
残せるところは残しながらも、バサバサ文章を修正している。
ただ、読者の方がどう思うかは不安。
自分では、本も(改訂版を含めれば)10冊出したので、随分、文章が上手くなったし、内容もレベルアップしたと思っているのだけれど、読者の方の中には、初期のものの方が、読みやすいといわれる方もいる。何事も試行錯誤。
寝る前に、来月・再来月の予定をボーっと考える(考えたら寝付きが悪くなった)。
講演会を年に何回やっているのか、数えた事はないのだけれど、結構コンスタントにやっている。
最近は、大部分が日本での講演会になってきたので、回数はそれなりに落ち着いてきたのだけれど、3年位前には、香港・広東省が主体だったので、講演回数がすごく多かった。
一番多い時(確か、2003年の9月)は、1ヶ月に7回やって、最後に熱を出してダウンした事がある。
確かに、その時の講演は、香港⇒東京⇒山形⇒仙台⇒香港⇒台湾⇒香港、という感じだったので(全部連続でやった訳ではないが)移動もたいへんだった。
山形・仙台で、地酒を飲んだり、刺身を食べたりするのは楽しかったが、旅先ではどうしても食べ過ぎ飲みすぎがたたって、体調を壊してしまう。
もう少し、大人にならなければ。
今年の夏は、以下のスケジュールで講演会が入っている。
7月12日は、日中投資促進機構さん主催のビジネスセミナー(東京)。
7月20・21日は、大阪と名古屋で、仏山市の誘致セミナーに招かれ20分ほどの講演。
7月26日は、上海で、M&C開業記念講演会(これは、詳細決まり次第ブログで内容ご紹介します)。
8月24日は、日中東海さん主催(名古屋)。この際にもう一つくらいやるかもしれない。
8月初旬には夏休みで日本に帰るつもりなので、日本行きが多くなる。
今回、仏山市の誘致セミナーに参加するが、この様な誘致セミナー参加は久しぶり。
政府機関に担がれて話をするのは、過去に、香港貿易発展局主催のCEPAお披露目(8回くらいやったかな?)、香港貿易発展局・恵州市の共同誘致セミナー、香港投資局・広州市の共同誘致セミナーに参加したが、それ以来。
誘致セミナーの講演を引き受ける際には、自分が「良い場所だ」と言える場所ではないと難しい。
つまり、自分が何度も足を運んだ事があって、投資環境を理解していて、その上で、人に推薦できると思える場所でないと。
そんな訳で、暫く誘致セミナーは引き受けていないのであるが、今回の仏山市は、僕個人として、投資環境が良い場所だと思っているし、それなりに自信を持って推薦できる場所。
という事で、2年ぶりの誘致セミナー参加。
香港(犯人夏栗)
曰く、「やっと水野さんのブログに出してもらえましたね!犯人だろうが泥棒だろうがなんでもいいんです。目立てば。亀一に続く著名人にして下さい」と明るく語っている。
赤ワインを僕にぶちまけた事は、既に忘れている模様。
谷垣君といい、その後任といい、どうも似たようなキャラクターを財務は派遣してくるようだ。
ともあれ、犯人夏栗は、明日一人で深センに行くようだ。
「大丈夫かい。一人で?」というと、
「もう一回行ったから大丈夫ですよ!」と明るい答えが返ってきた。
治安の悪い深センで、ああいった感じの人間(のほほんとしている人間)が、一番狙われやすいのであるが・・・
犯人夏栗のニックネームで有名になる前に、被害者夏栗にならなければいいのであるが。