「上海の空港を使うときは、だいたいシャロンでカレーかうどんを食べる」という話を、先日出張者にしたら、彼は早速、帰国時に天麩羅うどんを食べたようだ。
結果、「あそこの天麩羅うどんは、まったくもってお勧めできないですね」というコメントがきたので、「普通のレストランと思って食べてはいけません。高速道路インターの立ち食い蕎麦屋だと思って食べればありがたみを感じます」と返信しておいた。
結果、「あそこの天麩羅うどんは、まったくもってお勧めできないですね」というコメントがきたので、「普通のレストランと思って食べてはいけません。高速道路インターの立ち食い蕎麦屋だと思って食べればありがたみを感じます」と返信しておいた。
やはり、あそこは、「中国の空港で日本風のうどんやカレーライスが食べられる」というのでありがたみを感じる店である。
1990年、まだ上海市内に日本料理屋が少なかった頃、シャロンは既に虹橋空港に有ったので、帰国時にあの提灯(手打ち風うどんという赤い提灯)を見ると、思わず天麩羅うどんを食べてしまったものである。
その頃のありがたみが、意識下に刷り込まれているのであろう。
シャロン、東海道線大船駅の立ち食いそばと鯵の押し寿司弁当(これは、浪人時代の刷り込み)、サッポロ一番味噌ラーメン(小学校の頃自分で作って食べていた)、崎陽軒のシューマイ弁当(高校時代帰宅前に買って家で食べた)、日清焼きそば等、B級グルメ的な好みが僕は意外と多い。
B級グルメは、意外に懐かしい思い出に結びついているものだ。