月別アーカイブ: 2012年1月
もんじゃ焼きを食べる
先日の浅草で。
杉山君に何が食べたいか聞くと、もんじゃ焼きが食べたいという。
お好み焼きに特別な感情を持つ人は少なからずおり、山口県(岩国)出身ながら、広島で学生生活を送った杉山君も、お好み焼き・広島焼きにはそれなりの思い入れがあるようだ。
とは言え、僕はお好み焼きが好きではない。
嫌いではないが、特別食べたいとは思わない(焼きそばは好きだが)。
特にもんじゃ焼きは、学生時代に一度食べて、「もういいや」と思ったので食べていない。
「そんな期待しない方がいいよ」と言ったのであるが、「いや、食べたいです」というので、飛び込みの店に入った。
頼んだもんじゃ焼きは二種類。
餅・チーズ・明太子と、あとは何を食べたか忘れてしまった。
時間をかけて作る。
まあ、美味しいと言えば美味しいのだが、食後に、「他にもっと美味しいものがあったのではないか(他のものを食べた方が満足できたのではないか)」、と思ってしまうのは、昔食べた時の感想と同じ。
杉山君も、「美味しかったですが、一度食べればそれでいいです」との事だ。
ただ、二人で食べていると、若い女性が一人でふらっと店に入って来て、もんじゃを焼いていた。
自然な物腰は、下町っ子だな、という感じで格好良い。
下町っ子は一日にしてならず。
付け焼刃ではまねできない。
初心に戻れた気がする正月
昨年末の講演会の連続があまりに体力的・精神的に苦しかったので、暫く講演会を控えようと思っていたが、4回の講演会で、大勢の方々に熱心に話を聞いて頂き、また、色々な言葉を頂き、講演会と本の執筆が、僕の活動の原点だという事を思い出した。
一層、有益な情報とノウハウを提供できる様に、もっと努力をしていこう。
講演会も休まず開いていく。
また、昨年10月下旬からストップしていたPE課税の本も執筆再開。
2月中には執筆完成させたいと思う。
新しい本の執筆依頼もあるし、今年は3~4冊本を出そう。
初心に戻って。
横浜中華街のチャーシューメン
25日に日本から香港に移動。
2週間ぶりの香港だ。
日本では雪が降り寒い日が続いたが、香港は8度。
ただ、部屋に暖房設備が一切ないので、日本より却って寒さが身に染みる様で辛い。
話変わって、先日横浜での講演会の前に、中華街で食べたチャーシューメン。
中華街風のシンプルな麺を、ふと食べたくなり、11時過ぎに飛び込みでメインストリートの店に入った。
目当ての店が11時半営業開始であったので、やむを得なしという感じ。
ただ、スープも麺も生ぬるい。
チャーシューの味もいまいちどころか、積極的に不味い。
チャーシューメンの850円という値段はよいとして、一緒に野菜炒め(空芯菜かほうれん草の炒め物)を頼もうと思ったら、1,600円もするので断念した。
小籠包も1,200だ。
中国で食べれば、2品合わせて500円という感じだろうに。
やはり中華街のメインストリートの値段は高い。
講演会は成功であったが、その前の昼食は不発であった。
横浜での講演会無事終了
昨日は横浜で講演会。
告知開始が1月上旬となり、2週間ちょっとしかなかったので心配したが、定員100名(一階席)のところ、告知開始ほどなくして140名程度の申込みを頂き締め切ったので、2階席にもお座り頂く形となった。
昨夜の大雪の影響で、朝の気温は0度近くと寒い中、大勢のご来場を頂き、有難うございました。
因みに、横浜市主催の講演会なので、市内企業と市外企業の価格が違ったが、市内・市外半々というご来場で、中部地方からお越し頂いた方もいらしたとの由。
会場の横浜シンポジアが入る産業貿易センタービルは、僕が大学生の頃、生まれて初めてパスポートを作りに来たので懐かしい。
商工会も入っているビルで、横浜市民には馴染みがあるビル。
尚、壇上のホワイトボード(大人の身長くらい)と比較すると、スクリーンの大きさと会場規模が分かる。重厚な造りの会場だ。
ここは講演会後の懇親会の会場。
窓からベイブリッジ、氷川丸、みなとみらいが一望にでき、大変すばらしい景色。
こんな会場で講演会、懇親会ができたのは、贅沢な感じがする。
日本拠点として横浜を選択してよかったと思うひと時であった。
講演会は、第一部は当社の松本顧問が中国の市場戦略を解説。
二部は僕が、人民元の国際化、今後の加工貿易政策、貨物代金決済の改革、上海市で施行されている流通税改革を解説。
聴講者の中国ビジネス経験度が把握できず、中国未経験者も相当数いるのではないかと心配したが、講演会終了後は、非常にレベルの高い質問を頂き、また懇親会では、1時間半、乾杯以降ビール一口も飲む時間がないほど、たくさんの方にご質問、ご挨拶を頂いたので、ほっとすると共にうれしかった。
これで旧正月期間の4回の講演会は無事終了。
特に、最後の3営業日は毎日講演会だったので、講演が終了すると、一気に疲れと安心で力が抜けた。
ともあれ、成果のある日本出張であった。
この一週間で講演会にお越し頂いた、延べ350人の皆様。
そして、講演を主催頂いた、横浜市、日中投資促進機構、皮革連合協会の皆様。
有難うございました。
心より感謝いたします。
雪の日の講演会と懇親会
昨日は、市ヶ谷で日中投資促進機構主催講演会。
日中投促さん主催の講演会は、昨年3月11日の大震災の中、4時間に渡る講演をやって以来。
朝目を覚ますと雪。
東京で今年最初の雪だ。
交通の乱れが怖いので、14時半の出番ではあるが、12時前に会場到着。
途中、上海で買った傘が壊れて若干濡れたが、それ以外は順調。
因みに、壊れた傘は20元で買った安物で、軽さ・デザインは悪くないのだが、ともかくすぐ壊れる。
100元で5本買ったのが、続々と壊れていくのが、何やら清々しいくらいである。
壊れなければよい傘なのだが、というのは、ちょっと苦しい言い方か。
講演は無事に終了。
18時半から新橋の西安刀削麺で懇親会。
久々に会った弁護士の江口さん・華鐘の能瀬さんから、「水野さん年取りました、あっ違う、貫禄付きましたねえ、と言われる」。
長い髪をかき上げながら講演をするのが水野さんのイメージですが、と能瀬さんから言われたが、短い髪が気に入っているので、伸ばすつもりは今のところない。
外貨管理の重鎮桑田良望さん、弁護士の江口さんにチェイス主催の講演会(僕と共同講演)をお願いし、快諾を得たので、年内に実現したいと思う。
桑田さんとは、理論(桑田さん)と実務(僕)に分けた外貨管理セミナーになる予定。
懇親会では白酒も供され、勢いよく乾杯を繰り返して立てなくなる方が数名出るなど、これまた中国風情の宴席だった。
僕は、約10年前に白酒でひどい目にあい、その後、警戒しながら飲む様になったので無事切り抜けた。
2次会が終わって中央線に乗ると大混雑。
0時半なのに乗れない人がいる状況。
日本の通勤はまさに苦行だ。
横浜の夜景も毎日見ると
浅草あれこれ
先日浅草に行った時の事、朝9時前に到着してアサヒビールの本社ビルを眺める。
この眺めも久しぶりだ。
確か僕が新入社員だった頃、アサヒスーパードライが販売されて、アサヒビールの快進撃が始まったのが記憶に残っている。
今はサッポロビールが一番好きだが、あの当時は、スーパードライが非常に鮮烈で、その後、台湾研修に行った時(当時台湾では日本のビールは手に入らなかった)、一年間スーパードライが飲みたいと言い続けていたものだ。
バブルの頃。
懐かしい。
そして神谷バー。
ここはまだ入った事は無いけれど、大学時代に、神谷バー名物のデンキブランを有楽町のガード下で何度か飲んだ。
強い酒で、これを飲んだ人間は、必ず酔いつぶれた。
本場神谷バーで今度飲んでみたいものだ(一杯でよいが)。
そして研修会場付近の浅草寺。
いたるところで北京語が聞こえてきた。
時代を感じる。
こんな感じで、浅草風情を楽しんだひと時であった。
浅草で研修会
大東区民会館で研修会の講師をする事になったので、昨日の朝浅草に行った。
浅草に行くのは久しぶりで、2年ほど前に浅草ビューホテルに泊まって以来。
杉山君と一緒だったので、研修会(12時終了)が終わると、浅草を散歩して昼食を取った。
鰻や天麩羅を売りにしている店が多いが、僕個人は、鰻には特別の思い入れはないし、天麩羅屋はどこも満員だ。
あれこれ考えて入った店は、鰻、天麩羅、刺身など、一通りなんでも食べられる店。
売り物のランチセットを注文した。
容器はかなり大きいので最初はびっくりしたが、ほとんどの部分が空洞なので、食べるとそれほどではない。
一通りのもの(刺身・天麩羅・出し巻・煮物など)が入っているので、その意味では満足したが、食べ終わっても空腹だ。
せめてもう少しご飯がほしかった。
散歩中に、おでんや甘酒を売っている店を見つけたので、そこを試してみる事に。
おでんの店はこんな感じ。
僕たちが外の椅子に座って食べていると、それなりに興味をひかれて店に入っていく人もいる。
久々に訪れる浅草は、風情があってよい街だった。
昼から空いている飲み屋もたくさんあって、みんな楽しそうに飲んでいたのでうらやましくなる。
旧正月中にもう一回講義があるので、次回はそこを試してみるかと杉山君と画策する。
業務効率
これがひどく時間がかかる。
比較的空いていて、15分で時間が回ってきたのは良かったが、手続に1時間15分かかった。
この1時間15分の作業内容が問題だ。
窓口担当の業務効率も良いとは言えないのだが、僕のパスポートのコピーなどを取る(入口付近でぶらぶらしている年配のおじさん)の効率が超人的にひどい。
ひどいというより、やる気のかけらも見られない。
パスポートを受け取ってから15分雑談し、それからおもむろにコピーを取り始め、紙を詰まらせ、また雑談をはじめ、更には。コピーする箇所を間違え取り直し。
たかだか5枚のコピーを取るのに、45分時間をかけた。
2つしかない窓口のうち一つが、僕の手続の1時間半ふさがりっぱなしだ。
何でこんな人間を置いておくのだろうか。
最近、テキパキと業務をこなす若者が、中国の社会にあふれているのを考えると、恐ろしく非常識な事である。中国銀行以外なら、まだ多少は良い、という人が数人いたが、香港なら10分程度で終わる手続が、上海で1時間15分。
上海が国際金融センターを目指すなら、もう少し業務効率を改善すべきであろう。