上海到着・ビジネス動向

無事上海到着。
出発前に、成田空港で雪が降りだし、若干出発が遅れたが、まあ問題なし。
日本滞在中は、東横線で2回連続、僕の乗った電車が若干遅れた(後続車の窓ガラス破損、踏切の安全点検)。
一本見送った電車は定刻出発なので、見送った事で若干のダイヤ混乱に巻き込まれた訳であるが、こんな感じで、細かい運が悪い時は、ここ一番の(大事な)運気が充実している時。
良い傾向だ。

成田エクスプレス内、空港のラウンジ内、機内で、みずほ総研のレジュメ作成に没頭したので、7割方完成した。
機内放送で、エクスペンダブルズ2があったので、見たくて仕方がなかったが、仕事優先で、泣く泣く見送る。
レジュメは100ページ以上になってしまうので、レジュメというより本だ。
辞書代わりに使える様に、1問1答にコンパクトにまとめ、ビジネスパターンごとの課税、外貨管理、通関のポイントを、すぐに理解できる様に説明。会社設立・組織再編・撤退手続等は、参考資料として位置付け、分りにくい部分のみを、当日補足する形にしようと思う。先日、レジュメで紹介した構成とは若干変わるので、完成したら、最終版(講演内容)をブログにアップしようと思う。
ともあれ、特に、財経担当者に喜んでもらえるような説明になると思う。

上海に到着すると、NNAの連載原稿を書く。
直接投資(資本金の払い込み、換金、対外融資、臨時口座等)の規制緩和に関する、「直接投資に係る外貨管理政策のさらなる改善及び調整に関する通知(匯発[2012]59号)」を解説しようと思ったが、これは、現段階では、どの程度の規制緩和になるか、という点にいくつかの疑問がある。
外貨管理局や銀行に確認する点を纏める必要があるので、今回は見送り。
役務増値税の一般納税義務者に付いて解説する。
役務増値税の一般納税人資格取得基準は、フィー総額が500万元であり、物品売買の場合(製造業50万元・その他80万元の売上高)と比べて、何故、そんなに高いのか?
役務増値税の一般納税義務者は、小規模納税義務者より得なのか?
という点を解説した。

ともあれ、匯発[2012]59号は、次の講演会の内容にもかかわってくるので、今日レジュメをかき上げたら、取り急ぎ、状況確認(何が、どの程度規制緩和されるのか)をしなければならない。