組織の成長を感じる

昨日上海到着。
香港(気温15度程度)から移動すると、寒さが特に身に染みる。
年度末でもあり、中国・香港では賞与査定や来年の待遇などの検討をしなければならないのだが、社員みんなよく働いてくれており、変な意味で悩まなくてよいのがありがたい。

コンサルティングを始めて12年。
独立起業して4年半だが、最近1年間の大きな変化は、総経理クラスが、ちゃんと新規の契約(顧問契約、スポット契約)を決めてくれるようになった事。
以前は、僕が取った仕事を、こなす事は問題なかったが、新規の契約を取る部分は、僕しかできなかった。
これが最近では、総経理クラスであれば、僕無しでも仕事をしっかり取ってくれ、自己完結できる様になってきた。
社員一人一人の成長を感じる。
僕の会社は、僕個人の印象が強すぎる事もあり、部下の顔が外に出にくい面があったが、僕が教えてきた事、僕の考え方が、個々人にしっかりと根付いている。
その意味では、僕がいなくても水野コンサルティングだ、と言える日は、意外に近いのかもしれない。
勿論、僕自身は、全く引退するつもりはなく、コンサルタントとして、あと20年以上頑張るつもりだが。

話変わって、今日は昼食を食べるために、古北の日本料理屋を探し回る。
日本風ラーメンが食べたかったが、良い店が見つからず。
何より、日本料理店は、どこもかしこも満員だ。
客層から見ると、中国人が過半数で、これが、繁盛に繋がっている模様。
イタリアンはガラガラだったが、さすがにその気分ではない。
店で食べるのを断念して、松屋でチキンカツカレーをテイクアウトして食べる。
松屋もカウンター席までぎっしりだ。
チキンカツカレーは28元。
まったく期待していなかったが、食べてみると、思った以上に美味しかったので、なんとなく得をした気分だ。
上海の松屋。なかなか使える。