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ローソンのおでんが夕食だった

講演会終了後、高熱を発して倒れてしまい、診療所に行ったらインフルエンザの診断。
予防接種打ったはずなのに・・・
まあ、この1ヶ月の状況(食べられない、眠れないで体も衰弱してた)からすると、繋ってもやむをえなしか、という気もする。
ただ、まじめに薬を飲んでいた(当然、酒も控えた⇒1日だけ飲んだけど)甲斐があってやっと回復。
引越し先の部屋では、洗濯をする余裕もあった。
(前の部屋の洗濯機は高性能すぎて使えなかった。今回のはベーシックなのでOK)。

因みに、夕食はローソンのおでん(全部で5元弱)。
夜ヒマなので亀一に、何をしているかとSMSをすると、
「硫黄島のDVD見ています」という答え。
「今日の夕食は、5元のローソンおでんだ」と打ち返すと、
「映画の兵隊のほうがよいもの食べてます」
という回答であった。
くそー

講演会後にダウン

最初の挨拶をしているところ

講演会は、満員のお客様(210名)にお集まり頂きました。
有難うございます。
受付・会の進行などにもたつきもあり、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

とは言え、盛況な中セミナーを終了できた事感謝いたします。

(以上、ご参加頂いた方々へのお礼の言葉)


講演会は、4時間(内、休憩30分)ばたばた続き。
何とか無事終了してほっとしたら、会の終了直後に体調を崩してしまう。
翌日は38.5度の熱を出してダウン。

まあ、ここ暫く、夜も寝てなかったし、食事もろくに取っていなかったので、抵抗力が弱っていたのはたしかなのだろうが・・・

ともあれ、ほっと一安心の反動であった。

上海できりたんぽを食べた

とりあえず鍋奉行ぶりを発揮してきりたんぽ鍋をつくる

講演会の前日なので夜8時まで準備をしていたが、「明日まわし」と切り上げて、食事に行く事とした。
先日、他のブログ(上海deデート)に「きりたんぽ鍋」の紹介があったので、「これだ!」と叫んで食べにいく。

日本酒の種類が少ないのが難点ではあるが、鍋以外の料理もなかなか気が利いていて美味しい。
食事を開始して40分くらいで、「では、きりたんぽ鍋だ!」と意気込んで2人前注文する。
2人前でも凄い量だ。十分に4人前の量は有る。

亀一は、きりたんぽと五平餅を間違えていたり、テーブルに出されたきりたんぽをいきなり生(?)で食べようとしたりと空振り続きであったが、「これはたいそう美味しい食べ物ですねぇ」と感じ入って食べていた。

いつも苦しそうな顔をしている水本君が楽しそうだ

会食では、「M&Cサウスチャイナの人間は、香港では辛そうに仕事をしるけど、出張先だと顔が変わる(楽しそうな顔になる)」という事が話題になった。
確かに、皆ないっぱいいっぱい(限界点)で仕事をしているような状況なので、会話が全くないし、雑談をしようものならにらまれそうな雰囲気だ。
それが、出張先だとちょっと和むのであろう。
僕自身もそうだという事だ。
そういう水本君が一番楽しそうだ。
香港にいる時は、笑顔が見られない男なのだが・・・

きりたんぽで幸せになったのか、すっかり亀一と同化している。

亀一連載を持つ

連載に使われる亀一の写真はおにぎりのようだ

明日(6日)の講演会に備えて、香港から水本君、広州から麦さん亀一がやってきた。
外高橋保税区関係者も6名会社に詰めて、朝から晩まで打ち合わせ。
総出でおおわらわ。

M&C主催セミナーは、今回で2回目である。
セミナーの主催者となると、その手間は大変なものであるが、今回は、政府系との共同主催なので、お互いのすり合せが大変。
ただ、1年間一緒に業務をこなしてきたパートナーで、既に親しい間柄なので、大変な中にも打ち解けた雰囲気である。

一方、ヒマな人間もいる。
亀一は、当日のビデオ撮影係なので、今日のところはヒマそうだ。
所在なさげにぶらぶらしている。
ただ、その代わりという事で、ごちごちになっていた僕の肩を揉んでくれたので、よしとしよう。

因みに、亀一の連載が、ZA SHANGHAIで始まった。
上海の方々に、分かりやすく華南ビジネスを紹介するというコーナー。
当人も、「ブログとは違って、自分の役に立つ事なので頑張ります」と、失礼な発言をしながらも張り切っている。
そこで使われる著者近影がこの写真。
なんでこんなおにぎりみたいな顔になるのだろう。

ちょっと改善が見られるここ数日

何とか精神状況が良くなってきている。
2週間お休みしたNNAの連載も、昨日(土曜日)3回分を書いて送付した。
今持っている7個の連載の中で、一番精神的に大変なのがこれなので、これが書ければ何とかなるであろう。

一時期は、あまりにすさんだ状況をかもし出しているので、香港に来た亀一が、僕に声をかけられなかったくらいである。
あのずうずうしい亀一、どれだけずうずうしいかと言うと、かなりきつくブログの更新を指示したにも拘わらず、3ヶ月で辞めて、その後は、どれだけ叱責されても、「もうブログの話はやめてくださいよ」と平然と言ってのける亀一が、話しかけられなかったと言うのは、よほどすごい状態だったと言うのが分かっていただけるであろう。

という事で、今日は新天地でシャンパンでも飲むか、という感じ。
では、行って来ます。


翻訳規定販売サービスを開始

夜8時15分発の飛行機で、上海から香港に移動した。
香港到着は夜11時。
幸いな事に、便ががらがらだったので、離陸前に席を移動して、後ろの席(かなり空きが目立つ席)に。
4人がけの席をまるまる独占できたので、枕と毛布を貰って横になる。
やはりこんな感じで移動できると、疲れ方が違う。
香港到着時も、それほど体に負担は無し。


全然話が違うが、3月より、NNAさんと共同で、規定の翻訳販売を開始する。
1月と2月にプロモーション版を配布するが、初回(1月)の配布で、既に良いペースでご契約を頂いている。
ありがたいと感謝すると同時に、「狙いが当たったぞ」とほくそ笑む。

これは、外貨管理、通関、会計税務、会社設立・廃止、労務など、分野を問わず、読んでおいた方が良い規定は、徹底的に翻訳して、隔週で(印刷物として)お届けしようというもの。
毎月数十本翻訳しているので、かなりの分量になる。
これは、十数年前から、僕が実務をするに当たり、矢継ぎ早に公布される中国の規定のフォローアップに頭を痛め、「こんなもんがあったらよいのにな」と思っていたのを実現させたもの。

M&Cのコンサルティング会員の方には、E-mail&HPのデータという形で提供していたが、今回、印刷物の形で配布することにした(邦訳・中文の見開きというレイアウトも僕のこだわり)。



他社でも、注目度の高い規定を、月に数件選んで翻訳し、無料で提供しているようなケースが多いが、僕のサービスの売りは網羅性。
「訳すべきものは全部訳す」というのを、ポリシーにしている。

分社前に、社内の関係者(現地法人主管者など)から、「銀行や弁護士事務所が、無料でレポートを配信しているのに、規定を有料で買う人がいるのか」とか、いろいろ言われたけれど、僕から言わせれば、全く分かってない。
(分社の時に、社内の人間からあれやこれや言われて、結構悔しかったので、改めて反論すると)必要なものを全部訳すのと、部分的に訳すのでは価値が全然違う。
これは、僕の実務者としての感性。

そんな感じで、思い入れが有るサービスなので、大当たりするといいな。
という事で、ご興味の有る方はこちらに!

上海(若者二人と酒を飲み悩みを語る)

20代の男の子二人と酒を飲む

ホームページの改定に当たり、手伝ってもらっている若者二人と春夏秋冬で酒を飲んだ。
二人は26歳という事でずいぶん若い。
自分の26歳の頃というのは、福州で実務研修をしていた頃だ。
悩み多き年頃だろう。
と思ったのであるが、比較的健やかなトークの二人。
悩みを幾つか語ってくれるのであるが、年相応に苦労を重ねた僕からすると、それ程の悩みでもない様な気がしてしまう。
どうやら僕の方が悩んでいそうだぞ。

「水野さんはブログを見るだに悩んでいる(落ち込んでいる)様ですね」という若者1(松島君)の意見。
「たいへんっすね、水野さん。僕よく効く薬を持ってます。50元の精力剤ですが、これ凄く良いですから差し上げますよ!」。
う~ん、気遣いはうれしいんだけど、そんな50元で解決するような浅い悩みじゃないんだけどなぁ・・・
という事で、悩みを言い合う会は、かみ合わないまま終わったのであった。

最後は、精算を終わった僕と若者2(宮野君)がトイレに行っているうちに、僕の分のかばんも持って、タクシーを捉まえてくれた松島君。
営業マンだけあって、なかなか気が利くようだ。

タクシー乗り場で、「僕のかばんは?」と松島君に問いかける宮野君に対して、「甘えるな。自分のかばんくらい自分で持てよ。お前の座席においてあるに決まってるだろ」と冷たく答える松島君。
「ひどいよ~」と3階に走る宮野君であった。

悩み交換会はかみ合わなかったが、最後は体で笑わせてくれた。
天然の気遣いには感謝しよう。

人生相談には向かないけど、コントには向いてるかもしれない。

因みに、これは、レストランで出てきたコロッケ。
中に丸ごと一個のゆで卵が入ったアイデア賞。

コンタクトレンズの点検ですったもんだ

ここ数ヶ月、コンタクトレンズをしていなかった。
理由は、装着感が非常に悪いのと、特に左目の見え方が非常に悪い(書類が読みにくい)という問題があったため。
ともあれ、左の度数があっていないのではないかと考え、検査をしてもらう事にした。
何故、コンタクトにこだわったかというと、僕は眼鏡をかけた姿の写真写りが大変悪い。
誰に撮ってもらっても、写りが悪くなり何度か取材で失敗した(好感度ゼロの姿になってしまう)。
その為、講演会・取材の時は、コンタクトをしていた方がよいだろうと考えたものである。

週末だった事もあり、家の近所のスーパーに入っている眼鏡屋を訪問。
店長(日本人の方)不在の為、香港人の従業員に見てもらうが・・・

僕 :コンタクトレンズの事で相談があるのですが。
店員:弱い度数は在庫があるのですが、強いのは無いので取り寄せになってしまいます。
僕 :良いですよ。(その後、状況説明)
店員:(30秒ほど、申し訳程度に機械でチェックした後)ところで、見えにくいというのは、遠くがですか?近くがですか?
僕 :近くですね。左目です。
店員:近くが見えないのは老眼ですから、コンタクトを変えても駄目です。
僕 :でも、眼鏡の時は問題ないんですよ。コンタクトだけ見えないのもおかしいんじゃないですか?
店員:コンタクトは目に近い分、影響が強くなるんです。だから老眼の影響もでるんです。
僕 :いま、視力をチェックしましたが、両方の度は合ってたという事ですか?
店員:ちゃんと合っていますので、度数を変える必要はありません。



という事で、全くやる気が見られない。

「何も対応できません」という事なので、致し方なく帰ったものの、あまりに適当な検査なので、納得できず。
相手を変えようと、翌日、日本人の店長のアポを取って同じ店に行った。
結果として・・・
左目の度が合ってなかった(強すぎた)事がわかり、度数を変えて一件落着。
装着感の悪さも、タイプを変えて解消。
おまけに、在庫もしっかり有った(嘘つくな!従業員)。

一安心はしたものの、昨日の店員に大変腹を立てる。
「分からないなら、知ったかぶりして対応するなぁ!」と(心の中で)叫ぶ事しきり。
言葉の問題(英語で会話していた)というよりは、やる気の問題だな、と思う。
やはり、何事も、相談する人を選ばないと、ろくな事にならないというよい例。

ともあれ、再びコンタクトレンズが使えるようになって、一件落着であった。

そこで一言。
真剣に仕事やれよ~

2月6日はただの保税区・物流園区セミナーではありません

会場となる花園飯店

2月6日に開催する外高橋保税区・物流園区セミナーは、告知が遅れたものの、告知10日程度で160名の方の申し込みを頂きました。
有難うございます。
ただ、M&C上海主催の講演会と言えば、会場は花園飯店(オークラ・ガーデン)のメインボールルーム。
キャパは210名ですので、まだまだ大丈夫です。
お申し込みはこちら

今回の講演会は、僕として、「こんな事が知りたいな」と思うような内容を徹底的に解明する事を目的にコーディネートしました。
そんな訳で、政策発表だけには終わらず、皆様からの事前質問(Q&A)に1時間半を割いて、保税区関係者が回答(その後、水野が解説)を行います。

例えば、保税区・物流園区がらみのオペレーションで、こんな事はご存知でしたか?


①従来、保税区貿易企業には増値税の輸出還付請求権が認められていなかったが、昨年7月の国家税務総局通達により、貿易権(外貿流通経営資格)を取得した保税区貿易会社に対しては、増値税の輸出還付が開始された。
但し、「一般区の港から貨物が直接輸出される取引に(貿易権を取得した)保税区貿易会社が関与する場合は、輸出還付が実施されているが、保税区経由となる場合は、実務運用上の理由により、依然として輸出還付が実施されていない。

②加工貿易貨物を物流園区経由で中国内に戻す場合(物流園区の香港代替活用)、物流園区で貨物を引き取る企業(例えば、進料加工の契約相手先)としては、「物流園区企業」、「保税区企業」、「外国企業」等が考えられる。
但し、保税区企業が(物流園区で)引取る場合は、加工貿易企業側で輸出とは認められない(加工貿易の輸出義務が果たせなくなる)。よって、引取り企業は、物流園区企業、若しくは、外国企業としてければならない。
(その上で、物流園区内で保税区企業に所有権を移転して、中国内に再搬入する事は可能。

これらは、規定を読んでも分からない、実務運用上の問題です。
また、フォーメーションの組み立てを変えれば、損失が回避できる内容です。
まさに、知らなければ損をするという実例です。

そんなノウハウを、今回のセミナーでご紹介します。

現在、寄せられているご質問は以下の通りです(会場でご回答します)。
他のご質問が有る方は、是非、お申し込み(&ご質問)下さい!


<現時点で頂いている質問>
● 保税区の貿易会社は、外商投資商業領域管理弁法に基づく国内流通権を取得しなくてはいけないのか。未取得のまま、今後も、国内販売を継続する事はできるのか。
● 国内流通権を取得していない保税区企業は、区外に非営業性分公司を作らなくてはならないのか。開設が要請される場合、時期的な制限はあるか。
● 国内流通権を取得した保税区貿易会社が、区外に営業性分公司を開設した場合、ここは増値税の一般納税義務者登録ができるか。
● 国内流通権を取得した保税区貿易会社が、区外に営業性分公司を開設した場合、企業所得税の納税方法はどうなるのか。
本支店で税率が違う場合は、どう税金計算・納税を行うのか。
● 保税区貿易会社が区外分公司を開いた場合、個人所得税の納税地はどこになるか。
営業性分公司、非営業性分公司という形態によって、納税方法は異なるのか。
営業税はどうか。
● 保税区貿易会社でも、国内流通権を取得した場合は、増値税の輸出還付が適用されるという通達が国家税務総局より出ている(2006年7月。青島税務局宛て)が、これは機能しているか。実務運用を教えて欲しい。
● 2002年に改定された、「保税区外貨管理弁法」では、保税区企業は、(配当などの一部の例を除いて)外貨の取得が出来ないと規定されている。
但し、「国内流通権・貿易権を取得した保税区企業」は、銀行で外貨の取得が出来る(輸入代金の支払いの場合など)ようになったという話を聞いたが本当か。
法的根拠はあるか。

● 保税区の生産型企業が、国内流通権を取っても、他社商品取り扱いに関する増値税還付は受けられないと聞いたが本当か。
これでは、生産型企業が国内流通権を取得する事に困難が生じる事となる。
● 保税区内の生産型企業に付いては、増値税課税政策上、「免税・控除・還付」方式が適用されると理解している。国内部材を使用した場合、この増値税は還付の対象となるのか。
● 企業所得税の統合(内外資)が検討されている。この制度変更が、保税区企業に与える影響はどうか。
● 物流園区の香港代替(一日遊)の活用状況はどうか。
税関は、この様な活用を必ずしも支持していないとも聞くが、実際にはどうか。
● 物流園区の活用の場合、「国内⇒物流園区⇒国内」という形で戻す場合、価格差をつけてもよいか。
● 営業許可の期限が切れた保税区企業の区外出張所(弁事処)は、抹消登記が必要か。
そのままにしてはいけないのか。
● 保税区外生産型企業が保税区内企業(貿易会社も含む)に対して販売した場合、増値税は課税されるか?(地方の一部では販売金額の13%課税されたという話を聞いた)。
● 保税区企業が他の保税区に保税在庫をもてるのか。
● 生産型企業が国内販売権を取得した場合、企業所得税の税率はどうなりますか(30%基準と50%基準の何れが採用されるか)。
● 昨年11月末の香港の新聞に、プラスチック原料の加工貿易について、禁止になる方向であると記載されていた。加工貿易の禁止品目について、具体的な情報があれば伺いたい。

香港(見切り発車)

たいへんな2週間でした。
ただ、何とか前向きな気持ちが戻ってきた気がします。
このまま、ブログ再開⇒継続といけるかどうかは微妙なところですが、見切り発車で再開します。

また、色々な方から、E-mailでの励ましを頂きました。
心の余裕が無かったので、十分なお返事もできずすみませんでした。

ただ、こんな経験をすると、インターネットの発達は、功罪あれど、優しさに繋がる部分もあるんだな、というのを実感しました。

有難うございます。