浅草散策

昨日は浅草で講演であった。
2時間程度の講演会なので、ちょっと時間が足りず。

久々の浅草という事で、講演後にぶらりと街中を歩く。
観光客でいっぱいで(西洋人、中国人も多い)、どこも賑わっている。
平和な雰囲気だ。

こちらもスカイツリーの写真を撮り(行く時間はなかった)。
蕎麦屋で食事。
置いてあるのはアサヒビール(のスカイツリーバージョン)。
さすがに本社ビルに近いだけの事はある。

座敷でそばを食べていたら、西洋人の人から写真を撮って良いかと聞かれる。
座敷で橋を使ってそばを食べている姿が、So intrestingとの事だ。
文化が違うと面白い。

リラックマのペットボトルカバー

昨日は横浜オフィスで仕事。
面談1件、ウェブラジオの収録。

コンビニで、玄米茶かほうじ茶を買おうとすると、伊藤園のおーいお茶のおまけに、リラックマのペットボトルカバーが付いているのが目に付いた。
少し迷ったがこれを購入。
どうも、リラックマに弱い。

日経新聞社主催講演会(8月21日)

2013年8月21日(水)に日経新聞社主催で講演会を開催します。

日時 2013年8月21日(水)13:30~16:40
会場 日本経済新聞社 日経ビル6階 日経カンファレンスルーム
東京都千代田区大手町1-3-7 TEL 03-3270-0251(代表)

当社の松本健三高級顧問との共同講演になりますが、僕のパートのポイントは以下の通りです。
・ 如何に資本投下、リスクを小さくして、中国から利益を回収するか。
  工場ではなく、販売会社設立、インターネット活用、直接取引、ロイヤルティ等各種利益の回収方法を検証する。
・ 中国とASEANの自由貿易協定(関税免除措置)をどの様に活用して、アセアンとの取引を拡大していくか(中国に拠点を作らず日本、香港でインボイススウィッチして利益確保する方法などを含めて解説)。
  
詳細、お申し込みはこちらから

僕のパートは以下の通り。
1.日本企業と中国企業の直接取引
(1)中国に対する輸出の各形態
(2)技術指導料・ロイヤルティ・設計費等の回収
(3)日本企業は中国国内で商品売買できるか
2.中国の販売現地法人を経由する方法
(1)中国での販売会社の設立
(2)販売会社の応用編
インターネット販売、危険品、小売、検品・技術指導等
(3)販売会社運営のコストと撤退時のリスク
3.中国・アセアン商流の構築と投資拠点としての香港
(1)FTA(関税免除)の有効活用と中国・アセアン商流の構築
(2)中国子会社を設立しない中国・アセアンFTAの活用方法(日本法人の直接商流関与)
(3)小さな資金投下で設立できる香港を活用した中国・アセアンビジネスの開拓

松本高級顧問は、中国市場にどう向き合うか、市場をいかに作り出すか、拠点配置・開発・物流の組み立てでコストは変わる、中国で需要を作りだすためにという内容の講演となります。
是非、ご参加ください。

なぜこの時期に非貿易項目規制緩和?

一昨日は、夜7時半に香港到着。
直接帰宅したかったが、今回の香港滞在が1日半(金曜夜着、日曜昼発)しかなく、税務申告期限も近づいている。
このタイミングで署名しないと、税務申告に間に合わないので、水嶋さんに会計監査報告書、税務申告書、支払小切手などを準備して、僕の到着を待ってもらっていた。
夕食を取りながら、50か所くらいに署名。
家に着いたら11時で、そのまま眠ってしまう。

昨日は、朝10時からクライアント様の質問に回答し、NNAの連載原稿を書く。
土曜日で休みたかったが、7~8時間働きづめ。
この1年で、貨物代金決済改革、直接投資(資本項目)規制緩和、保税区外貨管理規則の変更、増値税制度の改定等、ともかく制度変更が多く(影響の大きい制度変更が矢継ぎ早に行われている)、その把握に追われる日々が続いている。
連絡原稿執筆のネタに事欠かないのでよい、という面があるのは確かだが、僕の本や講演会のレジュメの内容を、絶えず変更しなくてはならないので、(当然、クライアント様からの質問も続くし)絶えず追われている様な息苦しさを感じるのは確か。

今回の非貿易項目外貨管理の改定(匯発[2013]30号、国家税務総局・国家外貨管理局公告2013年第40号)は、思った以上に、影響が大きそうだ。
基本的には規制緩和で、US$5万以内の非貿易項目に関しては、税務局の事前審査が不要になるというもの。
ロイヤルティの送金根拠となる匯発[2002]29号、US$3万超の送金に関する税務局名取得義務を定めた匯発[2008]64号など、影響の大きい法規が廃止となる。
法律をそのまま読むと、ロイヤルティの商務主管部門での登記が、制限分類以外は免除される、グループ間の立替金決済制限が緩和される等の規制緩和があるように思えるが、これは、その他の法律も合わせた縫合的な判断や、実務運用状況を確認しないと断言できない。
また、US$5万という単位も、現在のUS$3万のとらえ方と、若干違う様な気もするが、この点も取り急ぎ検証しないといけない(実務面の問題が考えられる)。

ともあれ、税収確保のための税務調査が続いている現状で、非貿易項目の規制緩和(日本企業など、外国企業への対外送金が容易になる)を実施する事に付いては、僕自身としては少々違和感がある。
ただ、これは、貨物代金(経常項目)⇒直接投資(資本項目)⇒非貿易項目(経常項目)という、外貨管理の全体的な規制緩和の流れととらえると、腑に落ちる部分もある。
あとは、法律と実務の関係に注意が必要であろう(法律緩和、実態規制強化という様な運用がないか、という点のウォッチ)。

飛行機で2時間待たされる

昨日、15時発便で上海から香港に移動。
東方空港格安便での移動は、3行程(香港⇒上海、上海⇒東京、東京⇒上海)が非常に順調に終了し、「遅れも無く、お得感一杯であった」と満足していたが、最後は、機内で2時間待機となった。
まあ、どの飛行機も同じ状況であろうから、航空会社を責めるわけにはいくまい。
定刻に搭乗し、on timeかと期待したら、機内で1時間待機。
1時間経過後に、更に1時間、とアナウンスがあり、機内には悲痛な声が漏れていた。
ただ、再度の1時間延長を告げる機長のアナウンスでは、「管制塔に、9回も10回も聞いているのに、流量管理だと返ってくるだけで、まともな回答を返す気が無い」と苦り切った声での説明が有ったので、乗客も、仕方ないな、という雰囲気に収まった。
状況の分かりやすい解説は、大変有効だ。

結果、飛行時間も含めて機内に4時間半いたので、ひたすら仕事。
9月1日施行の非貿易項目送金の規制緩和に付いても根拠法規が確認できた。

余談ながら、一昨日の夜は、上海の大戸屋で会食。
主食は抜いたが、カツとじ、串焼きなどを楽しむ。
大学時代の大戸屋は、江戸紫のボトルキープができて、金のない学生のたまり場(高田馬場の大戸屋は、汚い恰好をした学生が溜まっていた)だった。
最近では、随分お洒落な店になったものだ。
時の流れを感じる。

サービス貿易規制緩和

一昨日上海到着し、なにげなくTVを付けたら、9月1日よりサービス貿易改革を実施、というニュースが目に入った。
どういう内容かな?と興味を惹かれ、真剣に見ようとしたら、タイトルが流れただけで終わってしまったので、致し方なく外貨管理局のHPで確認する事にした。
ただ、HPを確認する前に、NNAの電話インタビューを受けたので、HPの内容を、NNAの記者の方に教えてもらいながらその意義を解説。

外貨管理局の発表は、現段階では簡単なものであるが、基本的には非貿易項目の規制緩和を、2013年9月1日に実施するという事の様だ。
重要なポイントは、US$5万以内の非貿易項目の手続を簡素化し、税務局の審査不要(備案のみ)とする事で、現在の基準であるUS$3万(匯発[2008]64号)がUS$5万に引き上げられる。
この記載を見て腑に落ちたのが、先行して公布された「税関特殊監督管理区域における経常項目外貨管理改善に係る問題についての通知(匯発[2013]22 号)」の、保税区域の企業は、US$5万の非貿易項目であれば、審査不要という内容。
保税区域の企業の外貨管理をより自由化する、という趣旨は分かるが、保税区域の企業だからという理由で、匯発[2008]64号の規定が無視される(US$3万ではなくUS$5万)という事が、本当にあるのだろうかと疑問に思っていた。
ただ、この内容は、9月1日の規制緩和の内容を先取りしていた、と理解すれば整合性が取れる。

ただ、US$5万以内の備案手続が、どの様な方法か。
更には、実質的な審査は本当に実施されないのか、という点がポイント。
これが分かって初めて、実質的な規制緩和かどうかが明確になる。
この点、もうしばらく状況をウォッチする必要があるであろう。

焼酎あれこれ

昨日の東方航空で上海に移動。
38度で暑い。
飛行機自体は、機体もきれいで、CAのサービスも良く、まったく問題ないのだが(随分、東方航空国際便の乗り心地が良くなった気がする)、格安便だけあって、旅慣れていないのか、マナーの悪い西洋人(が比較的多い)や東洋人がいて嫌な気分になる事がままあるのが難点だ。
これは、格安便に共通した事であろうが。
思い返せば、僕自身も大学時代に飛行機に乗った時は、(めったに飛行機に乗る機会が無かったので)やたらとハイになっていたり、ワインを繰り返し頼んで鬱陶しがられた事もあったので、あまり人の事も言えないかもしれない。

話変わって。
数か月前までは、完全な焼酎否定派で、「一度もおいしいと思った事がない」と言い切っていたが、今では一転して焼酎派だ。
横浜オフィスの近くに、100種類以上の焼酎がある店があるので、数日前に食事をした。
魔王、千年の眠り等、数種類のプレミア焼酎を飲む。
氷もきれいで、美味しさも増す感じ。
幸せであった。

百年の孤独を購入

22(月)・23(火)は、講演会、勉強会、面談と、ともかく忙しかったので、ブログを更新できなかった。
その間の特記事項といえば、東京駅のリカーショップで、百年の孤独を購入した事か。
8,980円。
購入当日に飲んだ時は、(蘇州で初めて飲んだ時のインパクトが強すぎたためか)思っていた味と違うな、と拍子抜けしたが、昨日、日本での出張日程を終えて、ほっと一息ついて飲んだ時はおいしかった。
やはり、酒の味も、メンタルが大きく左右する。
蘇州で、この酒を初めて飲んだ時も、契約獲得直後だったし。

話変わるが、大学1年生の時、法学の授業で、アル中の人間が、確たる理由もなく店員を刺殺した事案を取り上げ、責任能力が問えるかどうかの講義があった。
その際、教授が、(若干、脱線した時に)「昼間は飲まないのが酒飲みのマナーです」と話した言葉が、妙に印象に残り、20代の頃は、昼間に酒を飲むことに強い抵抗感を持っていた。
今も基本的には飲まない。
休暇のリゾート地とか、ハードワーク続きで、今日は徹底的に怠ける!と決めた時など、極めて例外的な場合は飲むことがあるが。
若い時の年長者の言葉は、時として、大きな影響を持つことがある。

週末のレジュメ作成

金曜日は、クライアントの方との会食で、程よく酒が入ったので、帰宅後すぐに熟睡。
土曜日は9時頃まで寝て、起きるとすぐ、8月5日の日中投資促進機構講演会のレジュメ作成に取り掛かった。
僕の担当は「貿易」だけれど、主催者より「単純な貿易実務や外貨決済ではなく、ビジネスモデルをベースとした、総合的な内容にしてほしい」というご希望があり、それに基づき内容を組み立てる。
作業が完了したのは夜の0時。
最近、講演会でPPTを使用しているのだが、これに時間がかかる。
実は、僕はまだ1からこれを作成する事ができないので、日本の杉山さん、前田さんに作成をお願いしているのだが、一度作られたものを編集するくらいはできる様になってきた。
できる事は極力自分でやろうと思い、あーでないこーでないと修正を繰り返し、やっと体裁が整った時には、そんな時間になっていた。
勿論、文章を作成していた時間の方がはるかに長いが。
ただ、NNA連載原稿の締め切りが日曜の午前なので、このまま眠る訳にはいかない。
午前1時過ぎまで、NNAの原稿書き。
最初書こうと思っていた、8月1日からの役務増値税の改定は、概要は分かっているのだが、全文をもう一度分析して書こうとすると、2~3時間は最低必要であるとの判断で断念(疲れて眠くて、集中力が続かないため)。
中国への輸出(単純輸出、ユーザンス、機器販売+SV、保税区オペレーション)に関する税務上の注意点を書く事とした。

今週後半から、8月21日の日経新聞主催講演会のレジュメを作成しなければならない。
こちらも、中国に売る(中国から利益を回収する)というテーマだが、主催者の方より、「日中投資促進機構の講演会と差別化を図ってください(違う内容としてください)」との希望あり。
よって、「リスクを最大限回避しながら、資本投下を抑えながら、如何に中国から利益を回収するか」という内容にする予定。
具体的には、
①中国に対する投下資本を抑えて、販売するモデルの提案
②中国から、ロイヤルティ、フィーなどのを回収するモデルの提案
③中国とアセアンのFTA活用のポイント(中国に拠点を作らずに、日本、香港等の会社が取引当事者となり、FTAを活用する方法、その他)
というのが僕の内容。
当社の松本顧問との共同講演なので、中国で売るためのマーケット戦略も内容に織り込みます。
この告知は、また後日。

2日連続講演会無事終了

2日連続のグラントソントン太陽ASG主催講演会(18日大阪・19日東京)は無事終了。
18日の大阪講演会は、グラントソントンのクライアントを20名様招待した小規模の講演・懇親会。
19日の東京講演会は、通常の講演会で、約120名様に集まって頂き満員。
無料講演会とはいえ、一時、中国関係講演会の集客が難しかった事を思えば、よく集まって頂いた、という感想。

グラント太陽ASGのクライアントの中国デスクは、一様に感じが良い方々なので、楽しく講演する事ができた。
特に、大阪の20人の小規模な集まりは楽しかった。
過去には、有名ホテルで200~300人規模の講演会をする事に満足感を覚えていたが(今から思うと自己満足に近い)、今は、20~30人規模で、参加者の方と会話ができる講演会が楽しい。
その後、酒を片手の懇親会があると、反応、評価がすぐに返ってくるので、更に面白い。
大阪では、講演後の懇親会で、参加者の方から、「水野さんのブログの記事(保税物流園区)で、事前に問題確認ができました。お礼を言わなくてはと思ってたんです」と言って頂く。
律儀なご挨拶に恐縮すると共に、たまにビジネスネタを書くのも良いのかな、と思う。
友人関係にある読者の方に、よく「ビジネスネタはつまらないので書かないように」と言われるので、書くのをためらう事がある。

話変わって、講演会の後は、クライアントの方に築地の寿司屋にご招待いただく。
食事が終わって、帰宅する際に見た、警察の交通安全看板のインパクトがすごく、思わず写真を撮ってしまう。

ともあれ、来週月曜日はクライアント様向け講習会と面談3件。
火曜日は、企業研究会の講演会(4時間)。
もうひと頑張り。