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洗濯も人に頼む事にした

自分の性格を分析すると、強い部分と弱い部分が両極端であるような気がする。
一度思い立った事を、ともあれ迅速に実現していく精神力と行動力は、自分でも「結構強くてよいな」と思うのであるが、その反面、極端に孤独を恐れるところがあり、これは、自分の非常に弱い部分である。

特に夜は、一人でいると、孤独と不安を強く感じる。
夜に電気を消して寝られないとか、酒を飲まないと寝られないというのは、そんな弱さがゆえである。

でも、子供の頃は、そんな事はなかったし、逆に、一人でいるのが好きだった。
社会人になって、特に、福州での実務研修で、極端な孤独感に苛まれたのがトラウマになっているようだ。
あれから17年。
いまだに治らない(ひどくなっている)のは、いかがなものか。
禅寺にでも行って、精神修行した方がよいのではないかと思ったりもする。

そんな訳で(前置きが長すぎてつながりが悪いが)、上海では基本的に毎晩宴会が入る。
入らなくても強引に入れる。
そうすると、帰宅が遅くなるので、洗濯ができない。
そんな悪循環が続いていたが、とうとう音を上げて、掃除を頼んでいるおばさんに、洗濯も頼む事にした。
実は、前住んでいた部屋で、通いのお手伝いさんに掃除・洗濯を頼んだら、当たり前のように、スーツが洗濯されて、部屋に干してあった。
それ以降、人に洗濯を頼むのは控えていたが、今度の人は、掃除振りを見るにつけ、なかなかしっかりしているようだ。
これで、上海生活が、少しは楽になるか・・・

サラリーマン勝ち組という言葉を聞いた

雨が降ってじとじとしている。
今日の上海は香港と変わらない湿気である。

そんな中、昔、コンサルティング業務開始時に、仕事を手伝ってくれた加藤君がひょっこりオフィスに現れた。
早速、クリスタルジェイド(坦々麺が本当~に美味しい中華レストラン)に言って、雑談交じりで仕事の話をする。
その際に出た会話。

加:
最近、サラリーマン勝ち組という言葉を聞きましたよ。

水:
なんだいそれは。

加:
サラリーマンと言う制度を有効活用(悪用?)している人です。
えらく怠け者で、それでも絶妙に立ち回りが上手いので、のんきに酒のんで、(例えば)ゴルフばっかりして、それでもしぶとく生き残ってる人って感じですかね。
水野さんなんか、あくせく働きまわってますけど、のんきな社員と年収たいして変らないでしょ。費やす労力が10倍で年収が2倍だと、その定義でいくとかえって損ということになりますよね。

水:
そうだね。水野なんか、年収2倍どころか、自ら好んで予決算責任負ってコンサルティング業務を開始したら、経理だけやってる時(純管理部門の時)より収入下がっちゃったもんね。
管理部門で経理だけやってた時は、いい評価もらい続けてたけど、コンサルティング業務を立ち上げたら、(立ち上げ早々で)利益額が少ないという理由で評価下がっちゃったから。
まあ、好きなことやってるし、M&Cを上場させようという夢があるから気にならないけど、そうでなかったら、ばかばかしくてやってられないよね。
今は、講演料とかも全額会社に入れてる訳だし、目先の事だけ考えたら、独立した方が年収上がりそうだもん。

加:
最近、日本も景気良くなってきたので、怠け者の人も、落ち度がなかったらなかなかくびにはならないですからねぇ。

水:
そうだね。
中国ビジネス以外のハウツー本の執筆を依頼されてるんだけど、そんな人たちを例に使って、「会社の中での生き残り法」とか書いてみるのも面白いかもね。
「兼務辞令は受けるな!」とか。収入変わらずリスク増えるし。水野は兼務辞令たくさん受けてたけど。
まあ、これをそのまま使うか、(逆説的に使われて)会社制度の見直しに使うかは読者に一任すると言う事で。
水野の性格で言うと、皮肉一杯で書く事になりそうだけどね。

まあ、何はともあれ、僕の仕事を5年前に無償で手伝ってくれた加藤君も、のん気には生きられない性格なので、お互い様同志の会話であった。

藤田さんと藪そばに行き旦那さん(ロッカー)の情報をもらう

編集者の藤田さんと藪そばで並んでいるところ

明日香出版さんから本を出したのが昨年の2月。
「組織変更・撤退完全マニュアル」という、専門家からの評価はすごく高くて、自分自身でも一番満足している本(でも、ちょっとニッチなので売れない本)がそれである。
そろそろ次の本を書きますか、という相談をする事にしたが、単に打ち合わせるだけでは愛想がないので、定番の神田藪そばに行く事にした。

客は満員。
ただ、回転は速いので、5分ほど並んで入る事ができた。

藤田さんのご主人はロッカー

話の内容の主題は、次の本の話であるが、そこから話がずれて、藤田さんのご亭主の話に。
僕が今まで知っていた情報としては、
● ロッカーで、月に何回もライブハウスで演奏している
● 週に3回コールセンターでバイトをしている
● インドに対する知識がまったくない状態で、藤田さんに言いくるめられて、インドに一人で2週間ほど放り込まれ、涙目になって帰ってきた
という事で、なかなか興味深い方である。
今回初めて写真を入手。
1年半越しの好奇心がやっと満たされた。

ついでに、(僕のブログにどれだけ宣伝効果があるかは分からないけれど)ブログでご亭主のバンドの宣伝をしてあげましょうと約束する。
バンドのHPは、こちらの様です!


因みに、先週の香港旭屋書店ランキングで、僕の本が3冊ランク入り。
加工貿易マニュアル(2位)、中国ビジネス投資Q&A(5位)、中国ビジネス最新ガイド(9位)という事で、トップ10の三分の一を独占だ。

でも、一番売りたい「中国ビジネスコンサルタントができるまで」が入ってない(涙)。
なんか悲しい・・・

ホテルのバスルームでの嫌な会話

宿泊しているホテルのバスルームの排水が悪い。
バスタブのお湯を抜いたら、バスルームの床にお湯があふれる。
これはたまらんと、ホテルの人を呼んだ。

ホテルの人と、職人っぽい人の二人でやってきて、いろいろ話し合いながら作業をしているのが、(狭いスペースなので)部屋まで漏れ聞こえてきた。

職:紙とか布は詰まってないですね。ふたとって見ましょう。
ホ;はい
職:うわ~、これはすごいや。定期的に開けて拭いてないんですか?
ホ:はあ。
職:とりあえず、拭いときますね。これでいいでしょう。

怖くて覗けなかった・・・
どんなすごい事になってたんだろ。

因みに、その後は、排水は問題なし。


話しかわって、先日の外高橋保税区との共同セミナーのDVDがやっと完成。
HPでもサンプル映像が見られます

やっと、HPで映像が流れるようになってちょっと嬉しい。

そば居酒屋で軽く夕食・早めに就寝

偶然見つけたそば居酒屋

明日の朝は、7時にホテルを出なくてはいけないので、6時起きを余儀なくされる。
それがどうしたと言われそうだが、出張先だと、なんとなく辛い。
マッサージをして、さっさと夕食を食べて、早く寝ようと考える。

ホテルの周りを歩いて食事の場所を探すが、日曜日のせいか、休んでいる店ばかりだ。
焼き鳥を軽く食べて日本酒を飲もうと思うが、見つからず。
そば居酒屋があったので、ここに決定。

最後に食べた花巻そば

一人でカウンターに座って、串焼き3本、たこわさび、生春巻きを食べる。
酒は、生ビール2杯と、麦焼酎のお湯割り2杯。
焼酎はめったに飲まない僕ではあるが、どうにも寒くて、暖かいものが飲みたくなった。
日曜日なので、店は2~3割の入り。
それでも、店員さんが(焼き方も含めて)3人しかいないので、結構忙しそうだ。
男性2名に、女性が1名。
女性は淡々と仕事をこなしているが、さりげなく感じが良いので、どうやら店では人気者のようだ。一人だと暇なので、人間観察をしてしまう。

最後に、花巻そばというのを食べる、
かけそばに海苔をかけたのをそういうらしい。
ジャズが流れるそば居酒屋は、なかなかしゃれてて良い。

近くのコンビニでお茶を何本も買い込み、のんびり歩いてホテルに。
早めに就寝。

香港での週間書籍売り上げ1位になったものの・・・

朝起きたらどっぷり疲れていた。
頭がボーっとして、体が鉛のようで起きるのが辛い。
とは言え、コンサル依頼が来ているので、7時~9時にホテルでE-mailチェック。
それから客先に。
日本出張中は、E-mailチェックの時間が極端に限られるので辛い。
今日は極力早く就寝しようと心に誓う。

火曜日から日本なので、香港の情報が入らないが、旭屋書店の週間ランキングはどうなっているだろうと考える。
先々週のランキングで、(旭屋さんから売れないのではと言われた)「中国ビジネスコンサルタントができるまで(以下、半生記)」が、2位に入っていた。
「次の週には1位になるぞ!」と期待していたら、昨年12月に出版した、「中国ビジネス・投資Q&A」がさりげなく1位になっていて、半生記はなんと圏外に落ちていた。
なぜか、2003年に出した「中国ビジネス最新ガイド」が6位になっている。
この結果は、嬉しいような残念なような、きつねにつままれたような感じである。

Q&Aは、出版早々から、一貫して2~7位にとどまっていて、最終的に1位になったのだから、売れ行き自体は良いのだろうけれど(年間ランキングとかは期待できそう)、個人的には今一番売れて欲しいと思っている半生記が、もうちょっと高順位に入るといいなぁと考える事しきり。
半生記は殆ど広告活動していないので、ちょっと考えねば。

戸田光太郎さんと人は何故情緒不安定な異性に惹かれるかを議論

1日中、ばたばたと面談。
御成門⇒渋谷⇒赤坂⇒品川⇒芝公園とあちこち回り、最後は白山。
戸田光太郎氏と会食。

戸田光太郎氏は、亀一がファンで、「会いたい会いたい」と言っていたら、ひょんなことから会食が決まったもの。
今回はじめての対面。
実物の戸田さん(僕より6~7才上かな)は、雑誌の写真よりも若くてびっくり。

お互いに、若い頃は、情緒不安定な女性、性格の悪い女性、薄幸な女性にひかれた事があったな、という思い出話をして、「男は何故、悪女に惹かれるか(逆も真なり)」という事を議論する。
結局、「自分だけが理解者になれると思い込んむ為だろう」と結論付ける。
大きな誤解だ。
ぼろぼろになるだけだからやめといた方が良い。
そんな事が、徐々に分かってくるものだ。

「若い頃は何も分かってなかったなぁ」というのが共通の見解。

ビール、日本酒、テキーラを楽しく飲む。

江口弁護士と意気投合・ビジネスパッケージ作りを企画する

江口さん・日中投促豊田さんと

夕方に成田着。
最近、疲れてくたくたなので、飛行機の中では映画鑑賞に専念。
まったく仕事せず。
見たのは、プレステージ。
日本ではまだ封切られていないのかな。
「この映画自体にトリックが仕掛けられている」と、華々しく宣伝されていたけれど、僕的にはちょっと拍子抜け。
ただ、2時間以上の映画なので、それなりに楽しんで時間をつぶした。

成田到着後はホテルに直行して、それから赤坂へ。
日中投促の豊田さんの引き合わせで、江口弁護士と会食。
江口さんは、共に、コンシェルジュの連載を持っている仲で、前から、日本で会いましょうという話を(人づてで)していたけれど、会うのは初めて。
期待した以上に性格が合いそうな方で、会って30分で意気投合する。
意気投合して、「一緒に企業再編を請け負うパッケージを作ろう」と企画する。
近々、(やはりコンシェルジュに連載を持つ)鈴木さんも仲間に入ってもらって3人で「会計・税務・法務・プランニングを包括的に対応するパッケージを売り出そう。
プロモーション代わりに、ここらのケーススタディと問題点・ソリューションを徹底分析する講演(勉強)会を、年内に日本・上海で開こう」と話し合う。

これは、乞うご期待。
面白そうなアイデアだ。
(元トーマツの)鈴木会計士に関しては、「鈴木さんなら仲間に入ってくれるだろ!」とこちらで勝手に盛り上がった状況なので、まだ確定していないけど。

本件とは関係ないけど、鈴木さん(現在はNERA)とは、7月くらいに、二人で共同講演を上海で開催する予定。
詳細決まったら告知します。

寝て起きて食べて本読んでの繰り返し

眠い。
起きたら10時半だったがまだ眠い。
こんなに眠いのは、風邪気味で体がだるいからだろう。
幸い原稿書き溜めたし、今週末は原稿は書かない。
週末は酒も飲まない。
原稿は暫く書きたくないので、来週は(ブログ以外は)書かない。
その内、自然に書きたくなるだろう。

今週末は、ただただ、寝て、起きて、本読んで、ご飯食べて、また寝て、起きて、本読んで・・・
の繰り返し。
今日は1日の半分以上寝ていた。
シンプルライフだ(って、こういう意味で使うんだろうか!?)

ちょっとした出来事は、ユニー(いまはAPITA)で駅弁フェアをやっていたので、これを買って食べたくらい。
食べたのはいくらご飯。
小さいのがHK$ 60したけど、味は悪くなかった。
香港に来てから10年間、毎年同じ弁当しか来ないので、ちょっと工夫が欲しいものだが・・・

僕が浪人生の頃、大船駅で買って食べるのを楽しみにしていた、あじの押し寿司(大船軒)とかが来ると嬉しいなと思う。

でも、浪人時代は、あじの押し寿司と大船駅の立ち食いそばだけが楽しみだった。
思えば、暗い1年だったなぁ。
もう、あの時には戻りたくないなぁ。

そんな事を考え、ごろごろした一日。

無駄に過ごす1日もなかなかいいや。

風邪をひいたが食欲に火がつきラーメンとカレーを食べる

午後6時半発便で上海から香港に移動。
昨日の宴会のあと、部屋の冷房を強にしたまま倒れ込むようにして寝たので、風邪をひいたらしい。若干微熱があるし、のども痛い。
まあ、軽症なので週末のんびりすれば治るであろう。
体調の悪い中。面談3件こなしたので、ちょっときつかった。

空港では、いつもの癖で、出国審査後、シャロンに直行し食事をする。
いつもは、カツカレーか、てんぷらうどんのどちらかを食べるのであるが、新メニューに眼が留まる。
キムチ焼肉ラーメン(という感じの名前)。
好奇心に勝てずに注文するが大外し。
スープはともあれ、麺がぐだぐだ。
注文してから直ぐに出てきた事を考えると、既に、過分にゆでて(麺がどろどろだった)どんぶりに入れたままになっているのではないか(注文を受けたらスープを注ぐだけ)。
もう少し、試行錯誤を重ねてもらって、品質が向上してから食べた方がよいな。

とは言え、今日はなぜか食欲に火がついてしまっている。
どろどろ麺のキムチラーメンを全部食べて上で、ビーフカレーも頼んでしまう。
たくさん酒を飲んだ翌日は、なぜかおなかが空いて仕方がない。

食べながら、昨夜の飲み会(悪女飲み会第2弾)を、メンバー拡大して、「悪人クラブ」と名をつけ、定期開催してみたらどうだろうと考える。
カモフラージュで善人も入れよう。
上海きまぐれ狂想曲の横路さんは喜んで入会しそうだ。
NNAの三井さんも入れよう。
一般公募もしようかな。
ちょっと検討する価値がありそうだ。


因みに、昨日の悪女トークは、危なくて紹介できない内容が多いのだけど、比較的まとも(!?)なのが、「私は友人の男性を高速道路のサービスエリアに置き去りにして鍛えるのが好き」という逸話である。

彼女は内向的な男性を見ると、無性に腹が立って「鍛えなくては!」と意気に燃えるらしい。
そんな感じで、何人かの友人男性を、高速のサービスエリアに置き去りにしてしまったようである。
(トイレ行ってる間に車出されたら終わりだよなぁ~と怖くなる)。

そのうち一人は、立ち食い蕎麦屋のおばさんに泣き付き、おばさんの仕事終了を3時間待って、(おばさんの車で)一般道まで送ってもらい、そこからバスと電車を乗り継いで、とてつもない時間をかけて家にたどり着いたようである。

悪女いわく、「家に着いたら、嬉々として電話をかけてきました!苦労して家にたどり着いたのを話したくて仕方がなかったみたいです。彼の精神修行にもなったし、私って良い事してますよね!」。

う~ん、悪女と言うかSというか、特殊な嗜好の有る人たちのような気もするが・・・
ともあれ、気の弱い、内向的な人間が悪女に近づく際は要注意だ。