香港⇒上海(打ち合わせと会食とバー)

12時半に出発の飛行機で上海へ。
2時間前にチェックインしたのに、既に通路側の席が空いていないほどの混みよう。
荷物棚も空いていないので、窓側で荷物を抱えて窮屈な思いで座りながら、連載原稿を1本書き上げる。体調が戻ってきたので、創作意欲が湧いてきた。
上海到着は、ちょっと遅れて3時半。入国審査は大混雑で、結局、ホテルに到着したのは、5時半近く。

7時前から、NNAの方と食事をしながら打ち合わせ。美味しいうどんが食べられた。
その後、NNAの方、彼の大変親しい友人、僕の後輩と4人で、新華路にあるバーに連れて行っていただく。たいへん素敵な店で気に入る。経営されているのが、日本人女性の方という事で、たいしたものだと感心。
写真を撮りたかったが、デジカメを忘れてきてしまう。一応、携帯で撮ったので、うまく写真を取り出すことができれば、ここに載せる予定だが、技術音痴の僕にできるかどうか・・・
他愛も無い話で、大変盛り上がる(しょうもない話をしたのは、だいたい僕で、僕が一人で盛り上がっていた、という言い方もできる)。
高校2年生の頃に、岸田智史(もう誰にも分かってもらえない)の武道館コンサートの後に、初恋の子に振られてやけ酒を飲もうと思った話とか、大学2年の頃に、「入賞したら2万円上げる」とデビュー前のデーモン小暮に言われて、聖飢魔?のバックコーラスをやったら(日本青年館)、入賞しないままスカウトされてしまったので、1円も貰えなかった話とか・・・

ホテルに戻って、ブログをアップ。他のブログをみたら、上海エクスプロラの代表の方が上海に居るらしい事を発見。
寝る前にE−mailを打つが、気が向かないとE−mailを見ない方なので、僕の上海滞在中につかまる事やら。

香港(新・初めての中国ビジネスのゲラに目を通す)

NNAから頂いた「新・初めての中国ビジネス」のゲラに目を通した。それ程問題は無く、細かい修正のみをお願いしてGoサイン。出版も秒読み段階。

あとは、依頼されたオピニオンを1本書く。オピニオンは、手間がかかるので、あまりコスト・パフォーマンスが良くない。その上、一番の難点は、僕しか書けないという事で、結果として、デイリー業務が終わった残業時間や、休日に書くこととなってしまう。この点、層が厚い、大手CPA・弁護士事務所や、シンクタンクが羨ましい。

パソコンを開けると、原稿依頼が2本(フジ・サンケイ、日中経協)入っているが、これは、明日の上海出張の道中で書くことにして、12時前に寝る。

ここ数ヶ月、いろいろ今後の方針について悩んだり、迷ったりしていたが、やっと吹っ切れた感じがする。先月、近藤義雄さんにお会いした際に、「人間、一回やり始めたことは最後までやらないといけないんです。水野さんは、この仕事(コンサルティング)を始めたんだから、このまま続けていくべきなんです」という話を頂いたが、まさにその通りだと思う。
つまるところ、自分で始めた事が、これだけ大きくなっている訳で、もう既に、この仕事を(自分から)止めるという選択肢は無くなっているという事。だから、今より、この事業を発展させる事だけが、僕に与えられている選択肢。
あとは、明るさと自信。これが無いと、人も運命もひきつける事はできないので、ともあれ、アクティブに行く事にしよう。体調と共に、精神も蘇ってきたこの数日・・・

香港(体調がよい)

昨日、外資企業に対する借入規制の経緯と現状に付いて、5千字程度のレポートを書き上げ、会員企業の方々に配信した。今日は、それに対する質問の電話が3本かかってくる。そうでなくても、最近、本件に対するご質問が多く、企業の方々が如何に困っているかがわかる。規制がそのまま厳格に運用されると、大混乱になる事が容易に想像できるので。ともあれ、まともな(現実を重んじたという意味)対応を期待したいが如何なものか・・・

それはさておき、一昨日(15日)の昼より、シャンパンが飲みたくなったが、その日の夜に行ったバーでは飲む事ができず、飲みたいモードが翌日に持ち越してしまった。昨夜は、出張者と会食予定であったので、イタリアンをオファーしたら、あっさり却下。そこで、「少なくとも、シャンパンは飲みたい」と主張し、妥協案で僕が良く行く沖縄料理屋に決定。沖縄料理を食べながら、シャンパンを飲む事となった。
メニューを見ると、ドンぺりがHK$1380(19000円)で、モエシャンドンが HK$680(9500円)なので、香港での小売価格を考えれば、まずまず良心的な値付け。ドンぺりは当然却下で、モエシャンドンを2人で飲む。
出張者が疲労困憊といった感じだったので、1時間ちょっとで会食終了。8時半に一人になった。そのまま家に帰るかどうかちょっと考えて、何度か行った事がある足マッサージ屋にいく事にした。全身マッサージ120分でHK$420(6千円)と、シャンパンより安いのはお得。おかげで夜も熟睡でき、今日は体調万全。

新・初めての中国ビジネスのゲラと表紙案が、今日の午前中に上がってきた。これに目を通して、最終修正点を連絡すれば作業完了。7月初旬には出版できる。半年振りの本なので、それなりに楽しみ。

香港(マイペースという人がいる)

やっとの事で疲れが抜ける。体調万全とまではいかないが、悪くない感じ。仕事もかなり片付き気分も徐々に盛り上がってきた。思えば長いトンネルであった
話し変わって・・・
1ヶ月ほど前に、日中投資促進機構さんより依頼があり、7月末に東京で講演を行う事となっていた。元々のスケジュールは26日の分担なので、他の会社主催の講演会と合わせて、25・26日と続けて講演をやる予定としていた。が、いきなり本社から7月26日締め切りの仕事依頼があり、このスケジュールでの出張が難しくなった。
本社に腹を立てながら、あせりつつ、日中投資促進機構の担当の方に日程変更をお願いし、何とか、28日担当の方と交代して頂ける事で一件落着。
講演会の案内E-mailを直前でとめて対応頂いた、ご担当の方、担当を交代して頂いたトーマツの高橋様、有難うございました!
もう一件の講演会の日程は、現在主催者と再調整中。28日の午後か29日を候補としている。こちらの講演会は、DVDにして販売する予定らしいので。ちょっと楽しみ。

夜の8時頃まで仕事をして、外に出ると大雨。
若干たじろいだが、ちょっと酒が飲みたい気分だったので、サンドウィッチを買って、行きつけのバーへ。時間が早いので客は一人。カウンターでチーズとサンドウィッチをかじりながら、ウィスキーを飲む。1時間半ほどで、雨も上がったので帰宅。
最近、僕をマイペースという人が少なからずおり、(少なくとも仕事では)たくさん気を遣っているつもりの僕としては、少々不本意。ただ、オフィスに残っていた単身赴任の(夕食が無い)人々を無視して、そそくさとオフィスを出、一人で酒を飲むのを選ぶというのは、マイペースのなせる業か!?

余談ながら、写真がないとさびしいので・・・
香港は真夏。毎日スコールのような雨が降り、暑くて湿度が高くて不快。
写真は、昨年のクリスマスの頃に、HK$ 99(約1400円)で買ったスヌーピーのぬいぐるみ。部に空き机がなくなり、置き場所がないのと季節外れなので、机の脇に置いてある。
小学校の頃からのスヌーピー(というよりピーナツコミック)のファンとしては、少々心苦しいが・・・

広州⇒香港(同期と商談)

この週末(11・12日)は、原稿は3本書いたものの(合計5千字程度)、それ以外はひたすら寝た。土曜日は、夕方の5時まで寝て、夜は11時に就寝。日曜日も昼まで寝て、夜の11時には就寝。
おかげで、徐々に体調は戻ってくる。昨日は、昼の便で広州出張。4月22日のブログで書いた、「会員になってくれた良い同期(但し、大酒のみ)」が出張で広州に来たので、一緒に客先に行き商談。夜は、彼の部下を含めて3人で酒を飲む。3人でビール+日本酒4合+焼酎4合+ウィスキー2/3本。
一応、同期と一緒の写真を撮り、ブログに載せる事にしたのであるが、改めて見直してみると、酒を飲んでから撮ったこともあり、お互い顔がむくんでおり、あまりに見苦しい。よって、今回の写真掲載は見送り。


今日は、昼の電車で香港帰任。電車の中で、またもや熟睡する。ともあれ、先週の土曜日からの睡眠が功を奏し、やっと体調が完全に戻った感じ。
夜は、良く行く焼き鳥屋(卯佐木)に行き、食事だけして帰宅。この店も、今月末で閉店との事。一人で食事をするには大変重宝していたのであるが、残念な限りである。

香港(今週は出張できず)

ここ暫くのてんてこ舞いで、体力も弱っており、出張すると事態の悪化を招くことが明らかなため、今週は出張断念。
月〜水は、7時間の睡眠を確保したので、何とか体力も回復基調、業務も片付いてきた。やれやれ。
昨日は、日航ホテルで、小規模な講演。最新とトピックスを、という事で、「商業企業」、「貿易権という概念は今はどうなっているか」、「外資企業に対する借入制限」、「物流園区」、「香港・マカオの状況」という5点を解説した。質問も頂いたので、全体で90分程度。楽しい講演会であった。

香港(なんとか仕事が片付いてくる)

昨日(月曜日)は、夜10時迄残業。
近くのスーパーで夕食を買ったが、お腹が空いていたので、海老天・とんかつ・コロッケ・いなり寿司という、揚げ物ばかり買ってしまった。
半分食べて寝たが、朝起きると激しい胸焼け。胃薬を飲んで出社。
同じものが続くのもなんではあるが、半分残っていて、残すのはもったいないので、今日の昼食も昨日の残り。
野菜が欲しいところであるが、これは我慢して、これだけで夕食を済ませる。
そのまま、夜の9時まで仕事して、行きつけの焼き鳥屋で夕飯を食べた。肉は食べずに、豆腐ものとサラダだけ。ささっと食べて、そのまま帰宅。
おかげで、なんとか仕事が片付いてきた。

ところで、最近、外資企業の借入規制が厳しい。
これは、外資企業の借入可能額(短期借入金残高+中長期借入金累積額)を、定款に記載されている、「総投資」から「登録資本金」を控除した差額に制限しようと言うもの。
もとから、この概念(総投資−資本金=借入金)はあったが、以前は、殆ど借入制限は行われておらず、設備の免税輸入用の規制(総投資の範囲内で免税輸入する設備金額の制限)として、機能してきた面がある。
これが、2003年より外貨借入制限に使われだし、今年に入って、海外よりの保証つき人民元借入にも適用範囲が広がったもの。
最近公布された細則では、保証だけでなく、コンフォート・レター等も規制対象になる事が規定されており、なかなか厳しい内容である。
どこの国にも、過小資本金規制の様な制度はあるものであるが、借入を強制的に押さえ込んでしまうと言うのは、ちょっとやりすぎの感がある。
更に、最低資本金比率は、総投資金額によっても変わってくるが、中国では、総投資がUS$ 3百万以下の場合は、70%以上の資本金比率が要請されており、これは常識的に見ても、Too Muchな比率。
困ったことには、以前は、この様な借入制限が行われていなかったため、少なからぬ外資企業(設立当初、借入予定がない企業)が、定款に総投資=資本金という同額を書き込んでおり、これが厳格に運用されると、大騒ぎになってしまうという点。
少なくとも、最低資本金比率の見直しや、総投資と資本金の差額が極端に小さい場合は、定款の書き換えに応じるなど、適切な措置をとった上で、この様な規制をすべきであると思うのであるが。
いつもながら、極端から極端に行く対応であり、困ったもの。

香港(休憩しながら原稿書き)

昨日は、ラッキーな事に昼頃から雨になり、少年サッカーの練習が流れた。昨日中に、6日(月)掲載のNNA中国ビジネス講座の原稿を提出しなくてはいけなかったので、まさに恵みの雨。とは言え、体が疲れているので、一度おきてから、夕方6時まで倒れこむように昼寝。その後、近所の麺屋に行き、坦坦麺と小籠包を食べる。
夜の8時からようやく原稿書き始める。うなりながら、2時間で1200字の原稿を書き上げる。内容は、「輸出加工区企業に対する区外転廠(深加工結転)の許可に関連する通達」。前からテーマを決めていたわりに2時間もかかるとは、どうも、ペースが遅い。
その後、E−mailで会員の方からの質問に数本回答し、1AMに就寝。

本日は起きたら朝の11時。
まだ疲れている。とは言え、シャワーを浴び、昨日買ったパンを食べ、直ぐに執筆開始。
NNA用の原稿を2本、フジサンケイ・ビジネスアイの原稿を1本書き上げる。この段階で夜の7時。編集の方に提出しようとE−mailを開けると、金曜の夜以降来たE−mailがかなり溜まっている。今日・明日中に回答しなくてはならないものを分類したら約30本。とは言え、今日中に、コンシェルジュ香港版の華南シフトの原稿を書かなくてはならない。
あ〜、もう駄目。
ちょっと、今日は精神的に追われているなぁ、とか考え、20分で夕食を食べ、夜の8時に執筆を開始する。夜になると、なんとなく調子が出てくる。夜の11時にはかなりハイ。何やら意味も無く精神が高揚してきて、受験勉強の頃を思い出してきた。
昔から夜型だったし。
しかし、こんなだから、毎週日曜日は夜寝れないのかな。

中山⇒マカオ⇒香港(ちょっとおかしい)

朝、政府の車で中山を出発。珠海の渡暇村酒店のコーヒーショップで、以前、仕事で関係した方と面談。それからマカオに出発するが、そこで鞄・Yれそうになる。この2週間、財布・携帯・鞄と明らかにおかしい。
一緒にいた総代表(以前、香港会社社長で、直接の上司であった)に、「いつもの水野と違う。明らかに疲れすぎ。ちょっと休んだ方が良いぞ」と言われる。
確かに、昨日も、数日前も、歩いていてふらつく事があったし、どうも、疲労が蓄積しているようだ。運勢の悪さというより、どうやら、疲労が溜まっているのが原因という気がする。ちょっと、宴席を控えて、睡眠時間をなるべく長く取るようにしよう。

マカオでは、新しいカジノ・コンベンションセンター等の開発現場を視察。その後、マカオ政府の方々と会食。2時に宴会が終わると、そのままフェリーで香港に帰任。夜の8時頃迄業務に追われる。
8時から、コンシェルジュの社長・新聞社の方と会食。3人とも、同年齢(1963年生まれ)なので、気楽に盛り上がる。1963年生まれの会(単なる飲み会)というのを作ろうか、という雲行きになってきたが、誰か参加する人いるかな。
宴席で、新聞社の方より、香港ポスト連載中の「中国コンサルタントができるまで」は、いつも読んでいますと言われ喜ぶ。このエッセイの評判がなかなか良い。とはいっても、本人に向かってつまらないと言う人間はあまりいないであろうから、話半分以下に聞かなくてはならないが、「このエッセイで始めて水野さんの文章を読みました」、とか、「これだけは読んでいます」という声も意外に聞く。
まあ、本業がビジネス文章なので、これらは仕事で関係ある方にしか読んでもらえない。このエッセイも、このブログも、このへんを変えるのが目的。そういった意味では、目的が適って、ちょっと嬉しいといったところ。

その後、3人で僕が良く行くバーに。新聞社の方の得意な手品を見せてもらう。酔っているのに、手元も狂わず手品ができるというのはさすが。2〜3種類披露してもらったが、トリックがさっぱり分からない。こういうのを見ると、「手品ができると人気者になれるだろうなぁ」と思い、ちょっと羨ましい。

尚、バーに偶然、僕の弟子の様な駐在員(財務課長)が、出張者(女性)を連れて飲んでいたのでJoinし、全員で記念撮影。財務課長の谷垣君は、すっかり酔って、顔にしまりがない。勿論、いつも顔がしまっていない人間ではあるが・・・。

そういえば、彼は、3年程前に、チムサッツイにあるロシア料理の取材でコンシェルジュに載った事がある。この店は、店内に、−18℃になるガラス張りのスペースがあり、ここに店が用意した毛皮のコートと帽子を被って入り、ウォッカを飲むという場所。ロシアの屋外で飲んでいる気分が味わえるというのが売り。
彼が載った直後に、面白いので早速宴会に使った事がある。本当に寒くて、ウォッカをぐいぐい飲めてしまう。それ以来行っていないが、久しぶりに行きたくなってきた。あの店はまだ有るのかな?

香港⇒中山(中国総代表に同行・副市長と面談)

北京の中国総代表が華南出張に来るため、僕も中山に出張。
昨年オープンした、シャングリラホテルで落ち合うこととし、僕はフェリーで中山に向かう。
久しぶりに中山のフェリー乗り場を使ったが、改装されて綺麗になっている。心なしか、税関の対応も丁寧になったような気がする。前は、非常に融通が利かないイメージがあっただけに、進歩があってよかったなぁと思っていると、タクシーが不便。不便と言うか、正規の(白タクでない)タクシーの運転手が群がってきて、シャングリラなら行かないとか、50元なら行くとか行ってくる。こういうところはまだまだ田舎。

チェックインすると直ぐに人民政府に。副市長と面談。
中山は、1994年に代物弁済を受けた大きな土地を、転売しようと躍起になり、1999年にやっとのことで転売したことがある。その過程で、中山政府にいろいろとお願いし、次第に良好な関係も出来てきたもの。
災い転じて福となるという感じで、定期的な交流を持っており、今回もその一環。

その後、ハイテク産業開発区の方々と会食し、夜の9時には終了。酒は殆ど飲まない宴会であった。
帰りに中山の商店街を歩く。以前、所長をやっていた廈門の街に良く似た風景で、なんとなく懐かしくなる。
10時頃にはホテルに戻る。TVでトップガンをやっていたので、懐かしく見る。確か新入社員の頃の映画であるが、それでも18年程度前の映画である。そんなことを考えると、ちょっとげっそり。
TVが終わると、そのまま就寝。